Post on 13-Jun-2020
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2017年6月JBCCホールディングス株式会社
JBグループ中期経営計画
Transform2020
ITのチカラで、未来を変えよう。
Transform - ITは社会インフラに・・・
ITが企業経営への役立ちのみならず、 ”水や空気”のように、生活や社会に無くてはならないものになってきている今、あらゆる分野でデジタル技術による変革が求められビジネスもデジタル化する時代となってきました。JBグループは「事業」そのものが社会への貢献であり、社会への責務であることを念頭に、新しいサービス、新しい仕組み、新しいビジネスの創出を推進していきます。
変化に適応しニーズに応えるための絶え間ない変革
人を尊重し能力を活かす
課題の解決に積極的に取り組む
【JBグループ】
デジタル・トランスフォーメーション
2
目 次
1.Innovate2016 総 括
2.Transform2020 目 標
3.Transform2020 成長戦略
参考
3
前・中期経営計画
3
新・中期経営計画
新・中期経営計画
1.Innovate2016 総括(2013年度~2016年度)
4
前・中期経営計画
前・中期経営計画
Innovate2016 ポイント
5
収益の向上
ディストリビューション(VAD&サプライ)
情報ソリューション製品開発製造
人材育成/生産性向上
独自性と高付加価値による高利益率の実現
売上高の拡大(企業成長)と絶対利益の確保
ビジネス構造を変える:プロダクトmix,高収益SOLUTION
新時代ソリューションを推進:Smart App
新規分野への取組み:医療・環境・公共・・
■成長基盤の確立
■強い体質への改革
前・中期経営計画
Innovate2016 振り返り①
クラウド、SI、サービスビジネスの推進⇒収益の改善
15年/3月 16年/3月 17年/3月
売 上 高 91,966 86,129 83,272
18,211 18,244 17,938
19.8% 21.2% 21.5%
1,631 1,729 1,855
1.8% 2.0% 2.2%
324 436 1,269
0.4% 0.5% 1.5%
ROE 2.5 3.4 9.6
配当性向 131.2 97.5 35.9
営業利益
売上総利益
親会社株主に帰属する
当期純利益
- 営業利益率■ 製品開発製造 ■ ディストリビューション ■ 情報ソリューション
15年3月 16年3月 17年3月
(単位:百万円)
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クラウドシフトを加速→累計実績 20,000ユーザー
API連携した最適なサービス情報と人をつなぎ大きく成長!
7
SIビジネスの改革→総利益31.4%
目標⇒総利益28%→2017年3月度末までに35%
開発自動化ツール/業種特化/共通部品化
GeneXusアジャイル高速開発ツールの利用開発手法を変革
XupperⅡ上流工程ツールの利用
実績拡大でGeneXus社より表彰
2016年9月
(JBCC単独:35.7%)
8
総利益の推移・・>情報ソリューション分野の利益向上、SIビジネスの貢献
事業分野 情報ソリューション
前・中期経営計画
Innovate2016 振り返り②
18 20 21 22
20 21 24 25
12 12 12 11
51
63
51 46
0
20
40
60
0 1 2 3 4 5
グループ 粗利率 情報SOL 粗利率
ディストリビューション 粗利率 製品開発製造 粗利率
20
21 24 25
17
16
20 18
24 23
25 26
17
25 28
31
0
10
20
30
40
0 1 2 3 4 5
情報SOL 粗利率 システム 粗利率 サービス 粗利率 SI 粗利率
14/3月期 15/3月期 16/3月期 17/3月期 14/3月期 15/3月期 16/3月期 17/3月期
● ●
● ●
● ● ● ●
% %
9
継続的に事業再編
情報ソリューション 再編・エンタープライズ対応→JBES
2012/4日本ビジネスコンピューターJBES,JBS,JBTS
情報ソリューション 再編・総合型→JBCC
2014/4JBCC,KSC
SI強化・JBCCでXupper
2015/4JBAT,Reed Rex,JBCC
今後も継続検討
2011年 ・KSC、AAC 加入2009/4日本ビジネスコンピューター,NSISS,JBS
2009年 ・Reed Rex加入
製品開発製造事業の強化:JBAT・ソリューション開発力の集約~向上
2015/10AAC株式譲渡
情報ソリューション 構造改革・事業戦略の再考
2017/4GBS 100%子会社
前・中期経営計画
Innovate2016 振り返り③
2016/3i-Learning ホールディングス直下
の子会社(所有95.6%)
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事業環境の変化と対処すべき課題
世の中の変化Transform2020
中計(2017-2020)の総称
事業構造を変える
注力分野の明確化
新たな取り組み事業戦略スタッフ会議
+
Innovate
2016
11
12
2. Transform2020 目標(2017年度~2020年度)
新・中期経営計画
13
Transform- ITのチカラで、未来を変えよう。
テーマ
クラウド市場予測
(出典)IHS Technology
2019年までに世界のデータセンターに係るトラフィックのうち83%がクラウド上を流通し、またデータセンターにおける処理量の約80% がクラウド上で処理されると予想されている。
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データ収集モニタリング
データ解析解明/発見/洞察
データ活用業務処理/機器制御
クラウド
現実世界/Physical World
サイバー世界/Cyber World
Cyber Physical System/現実世界とサイバー世界が緊密に結合されたシステム
ビッグ・データ
アナリティクス
IoT
AI(人工知能)
IoT ロボット
SNS
AI
ウエアラブルスマホ
ドローン
自動運転
時代はデジタルトランスフォーメーション
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16
JBグループ分野別ビジネスライフサイクル
優位性 差別化
連携・攻撃マーケティング戦略利益の最大化 (高付加価値の提供)
As Is
Can BeTo Be
To Be
New S Iアジャイル超高速開発クラウドネイティブ
ITS LCC
IT系MA
SI ストック
Power-i/p
IAx86/PCSI 常駐
ストレージHCI/SDS
ISV SW
モダナイゼーション
IBM SWITS-SPOT
BPSS
SI オーダーメイド
仮想化統合
ITSE技術支援
既存SVC(MA除く)
Security
クラウドサービス
JBソフトウェア
ATプリンタ
ヘルスケア医療HIS・部門システム
3 D 事業プリンタ・MA・造形サービス
人財育成サービス
創 造 イノベーション
創造マーケティング戦略お客様視点の新たなソリューション
成 長 事業確立
攻撃マーケティング戦略市場でのシェア最大化
効 率 オペレーション
防衛マーケティング戦略コア事業の深刻な危機状態
新規分野
2017-2020 中期経営計画
2015年クラウドファースト促進
真の変革(中計の最終年度)
成長戦略WILD71.クラウドサービス2. New S I(新システム開発)
3.セキュリティサービス4. JBソフトウェア5.ヘルスケア(医療)
6.3 D 事業7.人財育成サービス(研修)
Innovate2016
2017年クラウドノーマル浸透
2020年クラウドデフォルト化
「強化」「改善」「継続」 事項明確化
未来に向けての
新たな取り組み
さらなる事業の選択と集中
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グループ経営の最適化
グループの枠にとらわれない、独自の立場での品ぞろえ柔軟な各種アライアンス
ビジネスポートフォリオのサービス化を推進経営資源の集中、収益の向上・・etc
イグアスの株式譲渡(5/9発表)
構想・企画
設計・開発・構築
運用・保守・管理
コンサルティングサービス
インテグレーションサービス
マネジメントサービス
他企業
他企業
他企業
情報ソリューション
ディストリビューション
製品開発製造
製品サービス
オリジナル
製品
お客様
提携・アライアンス
独立型ディストリビュータ
パートナー様
2017.7.1
18
業績予想(事業譲渡後)
※18年3月期の予想値には、イグアスの第1四半期のみ含まれている。
17年3月期(実績)
18年3月期(予想)
19年3月期(予想)
20年3月期(予想)
21年3月期(予想)
売 上 高 83,272 63,000 57,300 58,500 60,000
営 業 利 益 1,855 1,900 2,100 2,400 2,700
% 2.2% 3.0% 3.7% 4.1% 4.5%
経 常 利 益 1,932 1,950 2,150 2,450 2,750
% 2.3% 3.1% 3.8% 4.2% 4.6%
親会社株主に帰属する
当 期 純 利 益 1,269 1,250 1,380 1,580 1,800
% 1.5% 2.0% 2.4% 2.7% 3.0%
(単位:百万円)
19
事業分野別の予想(事業譲渡後)
17年3月期(実績)
18年3月期(予想)
19年3月期(予想)
20年3月期(予想)
21年3月期(予想)
売 上 55,183 54,000 54,700 55,700 57,000
総 利 益 13,899 14,260 14,800 15,400 16,100% 25.2% 26.4% 27.1% 27.6% 28.2%
売 上 25,679 6,500
総 利 益 2,928 750% 11.4% 11.5%
売 上 2,409 2,500 2,600 2,800 3,000
総 利 益 1,110 1,390 1,400 1,500 1,600% 46.1% 55.6% 53.8% 53.6% 53.3%
売 上 83,272 63,000 57,300 58,500 60,000
総 利 益 17,938 16,400 16,200 16,900 17,700% 21.5% 26.0% 28.3% 28.9% 29.5%
(単位:百万円)
情報ソリューション
ディストリビューション
製品開発製造
合計
※18年3月期の予想値には、イグアスの第1四半期のみ含まれている。
※
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経営指標(事業譲渡後)
2016年度 2017年度 2020年度17年/3月期(実績)
18年/3月期(予想)
21年/3月期(予想)
売上総利益率 21.5% 26.0% 29.5%
売上高営業利益率 2.2% 3.0% 4.5%
売上高経常利益率 2.3% 3.1% 4.6%
株主資本純利益率(ROE) 9.6% 9.0% 12.2%
純資産配当率(DOE) 3.4% 3.4% 4.4%
1株当たり当期純利益[円] 75.1 74.2 106.9
1株当たり純資産[円] 817.5 840.0 878.1
21
22
3.Transform2020 成長戦略前・中期経営計画
注力分野[WILD7] 目標
New S I 60億
セキュリティ40億
3 D 事 業30億
クラウドサービス40億
ヘルスケア30億
JBソフトウェア20億
人財育成30億
250億(総利益90億)
New S I 25億
セキュリティ 12億
3 D 事 業 15億
クラウドサービス 6億
ヘルスケア 20億
JBソフトウェア 10億
人財育成 20億
100億(総利益30億)
2016年度実績
2020年度目標
売上2.5倍
総利益3倍
(単位:円)
23
24
ビジネスの構造改革
外円:総利益 内円:売上
売 上 833億総利益 179億
売 上 600億総利益 177億
2016年度 実績 2020年度 計画
WILD7
システム
レガシーSI
ITサービス
WILD7 システム
レガシーSI
ITサービス
クラウドサービス 売上6億→40億へ
シリーズ
EcoOne シリーズ
企業の競争力を高めるフロントソリューション
業務・業種に特化したビジネスソリューション
シリーズN X
トータルセキュリティ(デバイス・ゲートウェイ+データセキュリティ)
相互シナジーGoogle Cloud Platform拡充
AI・Analytics
幅広い仮想化製品群とハイブリッド・クラウドで次世代仮想化を実現!
Ecoシステムの拡大
クラウドだから実現できる未来のカタチ
1.セキュリティが強化された運用付クラウドサービスを提供2.俺のクラウド倶楽部を中心にPrivateBrand化と品揃え拡充3.AI・Analyticsなど新技術を活用したサービスの開発
Ecoシステムの新しいカタチ
*次世代仮想化=IT基盤全体をソフトウェアで定義する
販 売 戦 略
25
New SI 売上25億→60億へ
新しいテクノロジー
最適な開発モデル
共創
IoT、AI、ウェアラブル等
日々進化するテクノロジーを活用し新たな体験を提供
クラウドネイティブ開発超高速開発
システムに応じた最適な開発手法でお客様の要望を素早くカタチに
お客様と共に考え創る
ビジネスの成長に効果ある施策をお客様と共に考えやるべきことを具現化
“やりたいこと”を素早くカタチに~新しい開発スタイル~
アジャイル開発の更なる推進
デザイン思考で潜在ニーズの発掘
推進ポイントお客様へプラスワンの
新たな提案
26
セキュリティ 売上12億→40億へ
ウイルス対策物理セキュリティ
ハイブリッドクラウド等、複雑な環境に対応できる
最適な組み合わせのセキュリティをサービスで提供
お客様のサーバー環境やネットワーク環境を理解(ITS/CEの現場力)
防御構築・監視
検知
対応SOC
回復/復旧+かけつけサービス
サイバー攻撃対策マルウェア対策無害化(サニタイズ)
データセキュリティデータ暗号化多要素認証特権ID
監視サービス
監視+運用サービス
+解析サービスSIEM
販売・構築 ⇒ 運用サービスへの変革(Stockビジネス)
ITS/CEの機動力 +
SMACサービスを中心とした監視・運用サービス
27
JBソフトウェア 売上10億→20億へ
クラウドサービス化を前提にした
ツールからアナリティクスソリューションへ
アプリケーション連携プラットフォーム(APIサービス) 印刷ソリューションから五感(入出力)ソリューションへ
お客様のビジネスにとって
「なくてはならない仕組み」を提供し続ける!
■クラウドシフトクラウド・ネイティブな製品・サービスの開発と提供
■ Ecoシステムの確立俺のクラウド/New SI と共に拡大クラウド・サービス・ベンダーとの協業
お客様の業務課題を解決するJBグループ自社開発ソリューション
28
介護(施設)
予防・健康診断
「 病院業務の効率化支援 」から
「“予防・医療・介護”各領域でのIT活用による健康維持を支援」するヘルスケア事業へ
医療(一般科・精神科病院)
ヘルスケア事業 売上20億→30億へ
地域包括ケアシステムに必須・セキュリティ機能・他システム連携機能を装備
業務資本提携
29
3D事業 売上15億→30億に
ワンストップでの問題解決
利用シーン
プリンタ販売・保守→製造・運用支援
樹脂→セラミックスや金属
試作・金型製作→最終製品の生産(金型レス)
材 料 サービス
ITと連動した3D活用
代理造形サービス 装置監視/ログ解析サービス ノウハウ提供 技術者育成・研修
シンプル構造
多品種少量生産従来の生産設備
複雑構造
大量生産
3Dプリンター
メーカーと提携
30
人財育成 売上20億→30億へ
人事/人財育成・・総合サービスへシフト
スキル育成計画支援
個別(社員・個人)育成支援
人財マッチング
採用支援、転職支援
企業の人財育成は急務
研修提供( IT/新人/製品 )
とりまく環境の変化
NEW
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認知の向上
TV CM
交通広告浜松町[年間]
羽田空港[年間]
新幹線[4/1~2週間]
社会・鎮守の森プロジェクト・車椅子バスケット・富士山森づくり活動・ITジュニア育成協会・日経「星新一賞」
Web/SNS
メディア・ミックスしての活動
東(6/2)名(5/31)阪(5/23)
3か所で開催→ 約2,500名が来場32
ポスター
33
参考:用語集 IT用語辞典等より
概要
CE Customer Engineer コンピュータ・システムのトラブルに対応するために、ユーザーを訪問または常駐し、コンピュータの保守・点検、修理を行うスタッフのこと。主にハードウエアの技術者。
ITS IT Service システムの運用管理
IoT/IoE Internet of Things /Internet of Everything
モノのインターネットと、人やデータ、情報、ソフトウェアなどが中心の従来からあるインターネットが統合された姿を指す。
LCC Life cycle Care ITの活用過程(ライフサイクル)を支援
LOB Line of business 人事総務、マーケティング、経営企画等、実際に業務処理を行っている人たち
MA Maintenance ハードウェア等の保守
SI System Integration システム開発
SIEM Security Information and Event Management
セキュリティソフトの一つで、様々な機器やソフトウェアの動作状況の記録(ログ)を一元的に蓄積・管理し、保安上の脅威となる事象をいち早く検知・分析するもの。
Smart App Smart Application software スマートフォンやタブレット端末など、様々な用途に使用可能な多機能端末を活用したアプリケーションソフトウェア
SOC Security Operation Center 企業などにおいて情報システムへの脅威の監視や分析などを行う、役割や専門組織を意味する
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JBCCホールディングス株式会社TEL 0120-887-652 (土日・祝日を除く、9:00~17:00)
e-mail ir@web.jbcc.co.jp
本資料に記載されている将来の動向や業績等に関する見通しは、将来の予測であって、リスクや不確定要素を含んでおります。したがいまして、実際の業績は様々な要因により見通しとは異なる結果となる可能性があることをご了承ください。
資料についてのご注意
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