Newsletter Aobana あおばな便り

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N e w s l e t t e r A o b a n a

あおばな便り2016.07.11 発 ⾏ 元 : 草 津 総 合 病 院 発 ⾏ 責 任 者 : 地 域 医 療 連 携 促 進 運 営 委 員 会

2Vol. 2016.

ステントグラフトセンター開設のご案内!

企業製のステントグラフトが認可された2006年以来、大動脈瘤治療におけるステントグラフト挿入術の利点が広く認識されるに至っています。全国調査によると、2014年には腹部大動脈瘤症例の55%がステントグラフトで治療されました。当院でも施設認定を得た2009年からステントグラフト治療に取り組んでいます。今般、最新の血管造影装置の導入を機に、

低侵襲治療に精通した放射線科医・心臓血管外科医・看護師(インターベーション エキスパート ナース)・放射線技師を中心としたチームを組み、ステントグラフトセンターを開設しました。日進月歩のこの分野で、地域の動脈瘤治療をより良いものとするため精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

センター長奥村 悟

(心臓血管外科部長)

- 資格 -・心臓血管外科専門医・脈管専門医・外科専門医 等

副センター長前田 清澄(放射線科部長)

‐資格‐・日本IVR学会専門医・胸部大動脈瘤ステントグラフト指導医

・腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医 等

滋賀をはじめ京都、大阪の病院を含め、昨年だけでも約120例の治療(破裂に対する緊急治療を含む)を術者あるいは指導医として経験しています。CT画像上SG治療が可能かどうかの相談のみでも気軽にお声かけください。

手術治療の長所・短所を知り尽くした心臓血管外科専門医・脈管専門医が、ステントグラフト治療の利点を生かした治療を提案しますので、何なりとご相談ください。

N e w s l e t t e r A o b a n a

※ お問い合わせ先 : 草津総合病院 地域連携担当 TEL077-516-2511 (直)

最新鋭 X線骨密度測定装置を導入しました!

HOLOGIC製 HORIZON Wi

・腰椎、大腿骨を各30秒で検査可能です。・全身測定することにより脂肪と筋肉量がグラム単位でわかります。・被ばくは胸部X線撮影の約10分の1の安全性を実現しています。・最新の原発性骨粗鬆症診断基準(2012年版)を採用しています。

広く普及しているビスホスホネート製剤や最近登場したPTH製剤等の治療効果は、末梢骨ではわからず腰椎や大腿骨のDXA検査が有用といわれています。最新のDXA装置で測定させていただきます。

最新! 血管造影装置導入 ! Artis Zee TA(シーメンス社製)

38cm×30cm(対角 48cm)の大画面フラットパネルを搭載したマルチユースの血管造影装置です。これまでよりも低線量(少ない被曝)で、鮮明な画像が得られるため、安全で高度な治療を行うことができます。また、サブモニターをつけることで、両側の上肢、下肢といった複数の場所からのアプローチが必要となる複雑な手技でも、各位置にいる術者や助手が無理のない体勢で画像を確認できるように工夫されています。【主に行う手技】・胸部・腹部ステントグラフト内挿術・外傷等に対する緊急止血術・透析シャント拡張術・各種ガンに対する塞栓術や抗ガン剤動注・閉塞性動脈硬化症に対する血管拡張術やステント留置術・エコノミークラス症候群(肺動脈血栓塞栓症)に対する下大静脈フィルター留置術 等

新任医師の紹介

救急医療センター

医長 澁谷 志保子

開業医の先生へ

緊急を要するときは勿

論、紹介診療科を迷わ

れた時など迅速に対応

できるようにお手伝い

が出来ればと思います。

専門:救急外科、内科、集中治療、一般放射線・IVR、オートプシーイメージング、法医学

脳卒中外科

部長 大脇 久敬

専門:脳/脊髄・血管[卒中]外科、機能的外科、頭頸部・血管内治療、神経外傷など

開業医の先生へ

脳卒中・超急性期への

血管内手術を含め、可

及的に速やかな対応と、

予防治療を極力、低侵

襲的に行います。

大型モニター

手術台

サブモニター

外来診療のご案内【午前診】 火曜日 木曜日 金曜日

心臓血管外科

(ステントグラフトセンター)奥村 悟 林田 恭子 奥村 悟