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Sustainability 2011-05

設計段階から環境要件を考慮して検 討 す る SolidWorks Sustainability

2011では、新たにいくつかの機能が追加されています。

材料調達、製造、使用、廃棄における各プロセスについて、評価地域に「インド」、「南アフリカ」、「オーストラリア」が加わり、グローバルなものづくりのための検証機能が強化されています。

また、より短時間で環境影響の傾向を掴むために、ユーザ定義材料へ

標準のライブラリ情報をグループ化できるようになりました。この機能を活用することで、ユーザー定義材料を含めて深く使いこなしている SolidWorksのユーザも、現行の設計案をすばやく検証することができます。

ものづくりの初期段階からより多くの課題に取り組むことが求められるなか、SolidWorks

Sustainabilityは使いやすさを最優先に開発された現実的なツールとして、活用できるように仕上げられています。

アセンブリ可視化機能にも対応しており、どの部品が最も大きく環境へ影響するかを一覧表示することも可能です。

■ 対象： 全ユーザ共通

■ 用途： 環境要件を考慮した設計

■ 製品の種類：SolidWorks Sustaiability

■ バージョン： SolidWorks 2011以降

■ メリット： 既にSolidWorksを深く使いこなしているユーザーも、すぐに環境要件を考慮した検討を行うことができます。

SolidWorks Sustainability 2011

共通 さらに使い込む新機能 設計検証応用編

使い方

❷ 環境影響の評価を効率的にする為に、ユーザ定義材料などを性質の近い材料をグループ化できます。

（材料ダイアログ > プロパティタブ > Sustainabilityの選択 をクリック）

❸ Sustainabilityの材料設定には、上記②で設定された材料のみが表示されます。

Sustainabilityの検証は、主にモデルの材料と重量を基準として計算します。いわゆる相対評価の用途に向けて操作手順を高度に圧縮した製品となっており、どの設計案が最適かを比較検討する際に効率的なツールです。

SolidWorks豆知識

❶ 環境影響の評価地域として、「インド」、「オーストラリア」「南アフリカ」が加わりました。