准組合員向け広報誌面事例集
別冊
別冊
准組合員向け広報誌面事例集
2018 AUTUMN
発行/全国新聞情報農業協同組合連合会(JA新聞連)平成30年(2018年)8月31日発行
編集/広報制作部 〒102│
8409 東京都千代田区一番町23│
3/電話03│
6281│
5816 編集協力/全国農業協同組合中央会
JA広報通信別冊
准組合員向け広報誌面事例集
2018 AUTUMN秋号
秋号
2
猛暑の夏も過ぎ、収穫の秋、食欲の
秋です。米、果実、野菜の収穫時期です。
農家組合員ばかりでなく、田植えなど農
業体験をした子どもたちにとってもうれし
い笑顔いっぱいの実りの秋となります。
各JAでは、JA祭りや収穫祭など多彩
なイベント開催の時期でもあります。管内
の農業やJAを地域住民、准組合員に
理解してもらう格好の機会です。広報誌
やコミュニティー誌で積極的にPRし、JA
ファンを増やしていきましょう。
本誌は、四半期ごとに全国のJA広報
誌・コミュニティー誌の中から、准組合
員や地域住民向けの誌面作りの参考に
なる事例を紹介しています。
はじめに
JAをよく知ってもらい、准組合員とは何かを理解してもらう…… P.3
地域の農業を理解してもらう…………………………………… P.4
農業体験やJA祭りなどのさまざまなイベントに参加してもらう… P.6
直売所などを通して、地元の農畜産物を購入してもらう… …… P.8
目…
次
准組合員向け
広報誌面事例集別 冊
2018年秋号
全国新聞情報農業協同組合連合会(JA新聞連)TEL●03-6281-5816 FAX●03-6281-5856 E-mail●[email protected]
問い合わせ先 ▼
3
准組合員に「農業振興の応援団」になってもらうためには、誌面を通じて以下の5つのことを強調し、呼び掛けていくことが大切です。①JAをよく知ってもらい、准組合員とは何かを理解してもらう②地域の農業を理解してもらう③農業体験やJA祭りなどのさまざまなイベントに参加しても
らう④直売所などを通して、地元の農畜産物を購入してもらう⑤農業や農家組合員を応援する活動に参加する 准組合員の理解度や参画度合いに合わせて、准組合員に広報していくことが必要です。秋号は①~④のパターンを紹介します。
准組合員に「農業振興の応援団」になってもらうために
1 JAをよく知ってもらい、准組合員とは何かを理解してもらうパターン
『JA広報通信』33ページに掲載している、共通コンテンツ「いつでもどこでも、みんなのJA」は自由に転載できます。今年度のタイトルは「変わるJA広がる地域のきずな」です。8月号、9月号で正組合員と准組合員の違い、准組
合員が担っている役割を解説しています。JA広報誌はもちろん、准組合員や地域住民向けのコミュニティー紙などにご活用ください。
共通コンテンツ 2018年8月号
共通コンテンツ 2018年9月号
4
2 地域の農業を理解してもらうパターン
准組合員や地域住民に農業を知ってもらうために、地元農業の情報を発信しましょう。内容は、生産者や生産部会、特産品、旬の農産物紹介などです。多くのJAの広報誌などには、地元の旬の農産物の情報や生産している農
家の思いも載っています。こうした情報を通して、普段食べている野菜や果実が地元で作られていることや、住んでいる地域の特産物、旬を理解してもらうなど、地元の農業に興味を持ってもらい、購入にもつなげていきましょう。
JA香川県……『きらり』2017年9月号
「さぬきっず記者が行く!」の子どもたちが、100年の歴史があるブドウ産地を訪ねた報告記です。子どもたちの体験や目線をから、特産を紹介するアイデアが光ります。
5
JA鶴岡(山形県)『ぱさらん』2017年11月発行
「コミュニティ広報誌」の第23号。こちらも特産の洋梨「ラ・フランス」を生産者に登場してもらい紹介しています。農業に励む27歳の姿を通して洋梨ばかりでなく、サクランボ、ブドウ、和梨、柿などもアピールしています。
JAさっぽろ(北海道)『虹のしずく』2017年秋号
「コミュニティ情報誌」の第4号。特産のタマネギ「札幌黄」を生産者の声を交え、特徴などを伝えています。直売所やギフトの紹介で消費拡大も呼び掛けています。
6
3 農業体験やJA祭りなどのさまざまなイベントに参加してもらうパターン
秋を迎え、各JAでは実りの秋を共に祝う収穫感謝祭などが開かれます。地域住民が交流を深める絶好の機会となります。子どもたちのこれまでの農業体験を報告することも忘れずに掲載していきましょう。
JA北河内(大阪府)『JAきたかわち』2017年10月号
裏表紙を使った「農業祭り」の案内誌面です。広域JAほど管内ではさまざまな「まつり」が開かれます。多くの人に参加してもらうよう告知に努めましょう。
JAみちのく村山(山形県)『ふれあい』2017年9月号
夏に開いたイベントをクイズ形式で紹介し、編集者のアイデアが光る構成です。参加した地域住民は「これあの催しだ!」と家族で話題になる誌面です。
7
JA上伊那(長野県)『Rural(るーらる)』2017年9月号
8月に開いた「あぐりスクール体験記」です。ほぼ写真だけで、子どもたちの夏を紹介しています。掲載された子どもたちや保護者にとってはいい記念になるでしょう。
JA越後ながおか(新潟県)『e-na』2017年9月号
1泊2日の「夏休みアグリスクール」の特集です。1ページに2日間のトピックスを掲載していますが、写真の大きさ・トリミングですっきりした誌面になっており、読者をひきつけます。
8
4 直売所などを通して、地元の農畜産物を購入してもらうパターン
JA直売所は、旬の安全・安心な農畜産物を求めて多くの来店者でにぎわいます。出来秋で新米も出回る時期で
す。地場の新米を味わってもらえるようにアピールしていきましょう。
JA兵庫六甲(兵庫県)……『wave…Rokko(ウェーブ六甲)』2017年9号
4ページの「実りの秋食欲の秋お米を食べよう!」の特集です。管内で生産している品種を地域ごとに紹介しています。お米の栄養価や精米度合いの違い、支店、出張所ごとに販売開始日、各直売所のお米フェアの案内など、地場消費を意識した誌面になっています。
9
JAながの(長野県)…『Vivid(ビビッド)』2017年10月号
直売所のオススメ商品紹介の特集です。管内の直売所10カ所をすっきりしたレイアウトにまとめ、「オススメ!」「隠れ逸品」を写真でPRしています。見開きの誌面で多数の直売所を取り上げているため、直売所の地図はQRコードにしているのも特徴といえます。
JAあいち豊田(愛知県)…准組合員広報誌……『グリーンボイス』2017年10月号
隔月発行の准組合員向けの広報誌です。特集はズバリ「『コメ米ショップ』でお米を注文しよう」。主な商品と取扱店舗を掲載し、買い方を説明しています。
准組合員向け広報誌面事例集
別冊
別冊
准組合員向け広報誌面事例集
2018 AUTUMN
発行/全国新聞情報農業協同組合連合会(JA新聞連)平成30年(2018年)8月31日発行
編集/広報制作部 〒102│
8409 東京都千代田区一番町23│
3/電話03│
6281│
5816 編集協力/全国農業協同組合中央会
JA広報通信別冊
准組合員向け広報誌面事例集
2018 AUTUMN秋号
秋号