BODY MENTALISM

BODY MENTALISM

BY

JUAN PABLO IBANEZ

＜日本語版＞

有)フェザータッチ MAGIC WWW.FTMAGIC.JP 090-3942-0320 [email protected]

「ボディ・メンタリズム」

道具不要、ギミック不要の実用的手順！

BODY MENTALISM

by

JUAN PABLO IBANEZ

Copyright @2019 Vernet Magic, Juan Pablo Ibanez

Exclusive Japanese Edition

THIS LIMITED EDITION PRINTED BY

FEATHER TOUCH MAGIC

日本語版 Copyright @ 2019 (有)フェザータッチ MAGIC


＜目次＞

【プロローグ】 ---------------------------------------------- ４

第 1章始めに【THE BEGINNING】 ------------------------ ５

【現象】 -------------------------------------- ５

【原点：ORIGINS】 --------------------------------------- 6

【基本原理】 ------------------------------------- 8

第 2章スリーステップ（THE THREE STEPS） ---------------- 11

【エニーカード・アット・エニーナンバー（ACAAN）】 ---------- 11

【ブックテスト（BOOK TEST）】 ----------------------------- １２

【ウソ発見器（LIE DETECTOR）】 ----------------------------- １３

【丸めた紙（A CRUMPLED PAPER BALL）】 ---------------- １４

第 3章最初のステップ（THE FIRST STEP） -------------- １６

【エキボク（EQUIVOQUE）】 ------------------------------- １６

【たった一つの質問（ONLY ONE QUESTION）】 --------------- 17

【ダブル・テキーラ（DOUBLE TEQUILA）】 ------------------- 18

【思ったカード（THOUGHT OF CARD）】 -------------------- 21

【二人の合計数（DOUBLE CARD TO NUMBER）】 -------------- 22

第 4章トリプル・テキーラ（TRIPLE TEQUILA）------------- 23

第 5章二人がウソ、二人が本当

（TWO LIE、TWO TELL THE TRUTH）

【さらに複雑に（EVEN MORE IMBALANCED）】 ------------- 26

【「思ったカード」をさらに複雑に

（EVEN MORE IMBALANCED WITH A THOUGHT OF CARD）】--- 28

第 6章 MISCELLANY（いろいろなアイデア集）

【5つの飲み物（FIVE DRINKS）】 --------------------- 29

【ダイス（DIE）】 --------------------- 31

【腕時計（WRISTWATCH）】 --------------------- 31


【プロローグ】

この本のプロローグを書くのは、私にとってとても嬉しいことです。私は JUAN

PABLO IBANEZと 40年以上の親交がありますが、間違いなく彼は私が知る中で

は、最も芸術的にも職業的にも成功したマジシャンであると思います。我々のマジ

ックというジャンルの中で彼よりも効果を上げられる者を私は知りません。彼に出

演を依頼するということは成功を約束されることです。

マジシャンに禁物なことが１つあります：客を退屈させることです。JUAN PABLO

はこの点を完全にクリヤーしています。彼といると、絶え間ない笑いと娯楽性、そ

して驚きが同時に保証されます。

私は、彼がプライベートなパーティーやコーポレイトショー、劇場、テレビで活躍

し南アフリカで最も成功しているプロフェッショナルだからというだけでなく、世

界で最もクリエーティブで生産的なマジシャンであるという点でも、彼を高く評価

しています。

私の言葉を大げさだと思わないでください。JUAN PABLOは汲んでも尽きない泉

であり、彼の創作したものはすべて素晴らしいものです。私は何回も彼の信じがた

いマジックトリックやルーティンが作り出され、発展してゆく様を見てきました。

彼の集中心はすごいです。その例を挙げれば、例えば私に彼があるトリックのアイ

デアのことで電話をしてきたとします。それについて検討して電話を置くと、5 分

後にはまた電話がきて、もうその改良版について話し出すのです。それはいつも前

よりも優れたもので、そうした新しいアイデアを知ることはまた楽しいことです。

しかし何よりも、彼は人間として素晴らしい人であることを言っておきましょう。

あなたは驚くべきメンタリズムのルーティンを集めた素晴らしい作品を手にしてい

ます。それらは強力で、実用的かつ応用範囲の広いもので、道具もほとんど使わず、

お客さんさえいれば演じられるものです。それらはまた何度も実戦で試され、一般

客にもマジシャンに対してもとても効果的であることが確かめられています。

「BODY MENTALISM」は、本物の宝石です！

2019年 6月 MICHEL


第 1章始めに（THE BEGINNING）

「BODY MENTALISM」は人々に大きなインパクトを与える、実用的な応用範囲

の広いメンタリズムルーティンです。どこでも何時でも演じられます。準備も必要

なく、クロースアップやパーラー、ステージどこでも大丈夫です。ほとんど道具は

使わずに、2～7人の客を相手に出来ます。使われている原理は応用範囲が広く、1

つのエフェクトはもちろん、またいくつかのエフェクトを続けて次第にインパクト

が盛り上がって行くような長いルーティンとすることも出来ます。「BODY

MENTALISM」はとても実用的であり且ついろいろ使えるので、アマチュアとプロ

マジシャンどちらにとっても理想的なものと言えます。

【現象】

5人の客にステージに上がってもらい、メンタリストは 1人に品物を渡します。メ

ンタリストが後ろを向いている間に、品物を客の間で移動させて、最終的に誰かの

ポケットに入れて隠してもらいます。メンタリストは精神を集中し、誰が品物を隠

しているのかを探ろうとします。メンタリストは客を 1人、また 1人とステージか

ら下ろして客席に帰ってもらいます。そして客がステージ上に 1人残るまで続けま

すが、その客が正しくメンタリストが渡した品物を持っているのです。

以上が基本の現象であり、そのやり方は応用無限です。

（いくつかの例）

・客を減らしながら、残っている客の間で品物をさらに移動してもらうことが出来

ます。

・これは「LIE DETECTOR（ウソ発見器）」の手順としても演じられます。客は本

当でもウソでも言えますし、途中で役割（正直者あるいはウソつき）を変えること

も出来ます。しかしメンタリストは常に品物がどこにあるのか、そしてそれぞれの

客が選んだ「役割」が何かを当てて見せます。

・品物が何回在り場所を変えられたか、そしてどの客が隠したかをメンタリストに

は判らないようでも、結局最後には必ず品物がどこにあるかを当ててしまうのです。


・もし品物として 1組のデックが使われると、信じられない予言、客の思ったカー

ドの名前の開示、「ANY CARD AT ANY NUMBER」などのルーティンが行えま

す。

・品物として本を使えば、「BOOK TEST」も出来ます。

・腕時計も使えます。クライマックスでは客が選んだ時間を当ててしまいます。

・他のやり方としては、種類の違った飲み物を入れたグラスを使ったり、5 つの種

類の違ったチェスの駒の有り場所を当ててしまいます。

・使う品物は丸めた紙玉でも良く、その場合は最後にステージに残った紙玉を隠し

ていた客の「容姿」が中に書かれているのです。

以上のように、可能性は無限です！

【原点：ORIGINS】

―以下省略―

【基本的原理】

STEP１：5 人の客にステージに来てもらい、そのうちの 1 人に品物を渡します。

マジシャンが合図をしたら、品物を持っている客はそれを隣に立っている客に渡す

ように、と説明されます。

―以下省略―


マジシャンは後ろに並んでいる 5人の客と共に観客の方を向きます。

そして観客に、5人の客が正しく行動するように注意していて欲しいと頼みます。

客に一度品物を移動させます。客がそれをするのに十分な間を取ります。そしても

う 1回移動させます。さらに 3回、4回と移動させて、最後の客に品物をポケット

に入れて隠してもらいます。

―以下省略―

なお、このやり方は 4人、6人、7人の客をステージに上げて行うことが出来ます。

第 2章スリーステップ（THE THREE STEPS）

以下のルーティンはすべて「基本原理」の 3段階にわたるやり方を行います。

―以下省略―

【エニーカード・アット・エニーナンバー（ACAAN）】

―以下省略―

「基本原理」の 3段階の手順を行います。するとデックは最終的に―以下省略―

図２


他の 4人の客に年齢を聞きます。それから中央の客に年齢を聞いてからデックをカ

ードケースから取り出して、自分の歳の数だけデックのトップから 1枚ずつカード

を数えてもらい、年齢にあたる枚数目にあるカードを抜き出して観客に見せてもら

います。すると、それが始めに選ばれた客のカードというわけです！

これは年齢に代えて、その客の名前を使っても良いでしょう。客の名前の文字数に

相当する枚数目に選ばれたカードをコントロールするのです。例えば、客の名前が

PHILIP であれば、客のカードをトップから 6 枚目にコントロールすることになり

ます。

【ブックテスト（BOOK TEST）】

―省略―

「基本原理」を使って、・・・・・・―以下省略―

本を持たせます。他の 4人に年齢を聞きます。次に本を持った客に、彼の年齢に相

当する頁を開いてもらいます。その時に彼の年齢＝ページ数は声に出して言わない

ようにしてもらいます。そしてその頁の 1行目を声に出さずに読んでもらいます。

マジシャンはその文章を読み取ってみせることが出来ます。あるいは、その文章を

予言として書いておいても良いでしょう。

またこんなセリフも使えるでしょう：「誰かに本を貸したら、さらにまた貸しされて、

とうとう本が帰って来なかったという経験はありませんか？相手は、そんな本は知

らないととぼけるのです。そんな時に誰が本を持っているかを知る、そして本を取

り返す方法があるのです。では今日はそれを試してみましょう。ひょっとすると、

もっと面白いこともあるかもしれません」等々です。

・ヴァリエーション（BY MICHEL）

まず客に自分の年齢に相当する頁を開けさせます。次に自分の名前の文字数に等し

い数の行を見て読んでもらうのです。例えば、客が 22歳で、名前が PHILIPであれ


ば、彼は本の 22頁の 6行目を見ることになります。―以下省略―

【ウソ発見器（LIE DETECTOR）】

―省略―

「原理」のおかげで、いろいろなケースで誰が品物を「持っていないか」を知ること

が出来ます。例えば、「基本原理」の STEP１では、―以下省略―

ここで客に質問をするのですが、少し面白くするために品物を持っている客には常

にウソを言ってもらい、品物を持っていない客には常に本当のことを言ってもらい

ます。

そしてあたかも「ウソ発見器」を使っているかのように、5 人の客それぞれに品物

を持っているかと質問して行きます。

―以下省略―

次に STEP2を続けますが、さらに観客を混乱させるために、残った客に「嘘つき」

と「正直者」の役割を変えても良いと言います。

―以下省略―

そして最後に STEP3 に進んで、いくつか質問した後に、誰が品物を持っているか

を開示して見せます。

このヴァリエーションは、「基本原理」、「BOOK TEST」、「ANY CARD AT ANY

NUMBER」いずれのプレゼンテーションにも応用可能です。

【丸めた紙（A CRUMPLED PAPER BALL）】(BY GERMAN DABAT）

ショーの始まる前に 1枚の紙に、「この丸めた紙を最後に持つのは・・・」と書きま

すが、「・・・」にはある客の容姿を書いておきます。その人の容姿が他の人と少し

違う人、例えば頭がはげているとか、眼鏡をかけているといった人を選ぶと良いで

しょう。その紙を丸めて、品物として使います。


―以下省略―

（補足）

―省略―

第 3 章最初のステップ（THE FIRST STEP）

以下の全てのルーティンは「基本原理」の

STEP１だけを使っています。

―以下省略―

図６


【エキボク（EQUIVOQUE）】

このアイデアは、MAX MAVENの「KOROTSUKE」をベースにしています。こ

こで使う品物は、図 7のように客が手に握って隠せるような小さな物とします。

「基本原理」の STEP1を行ったら、―以下省略―

なお、タイトルの「EQUIVOQUE：エキボク」とは「マジシャンズチョイス」のこ

とです）

【たった一つの質問（ONLY ONE QUESTION）】

「基本原理」の STEP１を行ったら、品物を持っている客には本当のことを、持っ

ていない客にはウソを言ってもらうように指示します。いろいろな質問を客にしま

す。それに対する客の答えは

―以下省略―

さらにいくつかの質問をします。マジシャンにはもう誰が品物を持っているか判っ

ているので、それらしい質問を適当にしておきます。

なお、品物を持っている客の「役割」は「正直者」となります。

図７


・「LIE DETECTOR」ルーティンでは、マジシャンが誰が品物を持っているかを知

った後は、客達に「正直者」と「ウソつき」の役割を変えても良いと言うことも出来

ます。―以下省略―

・ヴァリエーション

「基本原理」の STEP１を行ったら、客達に好きな「役割」を選ばせる。それぞれ

の客に品物を持っているか聞く。この時、―以下省略―

【ダブル・テキーラ（DOUBLE TEQUILA）】

このアイデアは MARK ELDSON の「TEQUILA HUSTLER」をベースにしてい

ます。この本にはこのテクニックが詳しく説明されており、またとても面白いルー

ティンがあるので読まれることを強くお薦めします。


まず客に「正直者」か「ウソつき」か、「自分の役割」を選んでもらいます。選んだ

「役割」は最後まで変えません。

「ウソつき」を選んだ客は全ての質問にウソで答えてもらい、「正直者」を選んだ客

は全ての質問に本当のことを答えてもらいます。「基本原理」の STEP1を行った後、

客達に立っている場所を入れ替えさせます。―以下省略―

それぞれの客に、品物を持っているかどうか聞きます。

―以下省略―


【思ったカード（THOUGHT OF CARD）】

1人の客に 1枚のプレイングカードの数字とスート（印）を 1枚の紙に書いてもら

い、それを観客にも見せてもらいます。済んだら紙を丸めてもらい、「品物」として

使います。

まず「基本原理」の STEP１を行います。「LIE DETECTOR」のやり方を使って、

誰が紙玉を持っているかを知ります―以下省略―

そしてメンタリストは最後に誰が紙玉を持っているのか、そして書いてあるカード

は何かを開示してみせます。

その他のオプションとしては、客にカードを選ばせてデックの中にひっくり返して

入れておくとか、自由に選ばれたカードを 4つ折りにするとか、宝くじの番号を書

かせるなどのやり方も考えられるでしょう。


―以下省略―

【二人の合計数（DOUBLE CARD TO NUMBER）】

―以下省略―


第 4章トリプル・テキーラ（TRIPLE TEQUILA）

このアイデアは「ダブル・テキーラ」をベースにしています。ここで面白いのは、

「基本原理」の STEP１を行う必要がないということです。どの客が始めに品物を

持っても良いのです

―以下省略―

こうしてメンタリストは、それぞれの客によって選ばれた「役割」と、誰が品物を持

っているかが判ります。

（補足）

・このルーティンは３人に代えて５人の客を使っても出来ます。その場合にはまず

「基本原理」の STEP１を行い、「トリプル・テキーラ」を行えば良いです。

―以下省略―

・品物は自由に選ばれたプレイングカードであってもかまいません。それぞれの客

の「役割」を知る事で、いくつかの質問をすれば、選ばれたカードが何かを知ること

が出来るでしょう（14頁の「ウソ発見器」を参照）。

第 5章二人がウソ、二人が本当（TWO LIE、TWO TELL THE TRUTH）

【さらに複雑に（EVEN MORE IMBALANCED）】

これは ATLAS BROOKINGS の「THE INTREPID ROGUE’S MANNAL OF

DECEPTION」にある「IMBALANCED」をベースにしたものです。


4人の客にステージに上がってもらい、その誰か 1人に品物を隠してもらいます。

次に 2人に「ウソつき」の役を、残りの 2人に「正直者」の役を演じるように指示

します。どの役を演じるかは 4人の間の協議で決めてもらいますが、メンタリスト

にはそれぞれの「役割」が判らないようにしてもらいます。例えば、声を出さずに親

指を出して、上に向けた 2人が「正直者」で、下に向けた 2人が「ウソつき」とす

る等です（図 11）。

ここでメンタリストがそれぞれの客に、品物を持っているかと聞いて行くと、2 つ

の可能性があります。

―以下省略―

・このルーティンを 5人の客で行うことも出来ます。3人が同じ「役割」を選び、

後の 2人が逆の「役割」を選びます。メンタリストがそれぞれの客に「品物を持っ

ているか？」と聞いて行くと、2つのケースが出て来ます。

―以下省略―

図11


【「思ったカード」をさらに複雑に

（EVEN MORE IMBALANCED WITH A THOUGHT OF CARD）】

4人の客にステージに上がってもらい、2人には「ウソつき」の役を、あとの 2人

には「正直者」の役をやってもらいたいと指示します。メンタリストに判らないよ

うに、4人で相談して決めてもらいます。

デックから 1枚のカードを自由に選んでもらい、皆で覚えたら 4人の誰かのポケッ

トに隠してもらいます。

メンタリストはそれぞれの客に、カードを持っているかを聞いて行きます。

―以下省略―

前のエフェクトで説明したやり方でキークエスチョンをして、それぞれの客の「役

割」と、誰がカードを持っているかを知る事になります。

次にメンタリストは、カードのスートと数字を 3人の客に尋ねますが、2人が同じ

「役割」で 1人が逆の役割なので、違う答えの中から「正直者」の答えを覚えるよ

うにします。

最後に、誰がカードを隠しているか、それぞれの客の「役割」そしてカードが何かを

開示して見せます。


第 6章 MISCELLANY（いろいろなアイデア集）

【5つの飲み物（FIVE DRINKS）】

1 列に並んだ客達の場所を入れ替える代わりに、5 つの異なるドリンクの位置を客

に入れ替えさせることも出来ます。5つのドリンクを横 1列に並べ、その順番を記

憶します。ここでは、図 12のように、左からレモネード、ワイン、コカ・コーラ、

ビール、マティーニとします。

客に、これからメンタリストが後ろ向きになるので、合図をしたらワインをその隣

にあるドリンクと入れ替えるように指示します。そしてメンタリストはワイン以外

のドリンクをどけて、最後にワインを残してみせると宣言します。

―以下省略―


他のプレゼンテーションとして、コールドドリンクの中に 1つだけホットドリンク

を混ぜておくとか、ステージ上には酒を飲まない客を上げる手もあります。後者の

場合、ワイン以外のノンアルコール飲料をすべてその客に飲ませて、最後にメンタ

リストがワインを味わうという流れです。

・ヴァリエーション（BY GERMAN DABAT）

図12


5つの異なるチェスの駒を使います。4つは黒（ルーク、ビショップ、ポーン、キン

グとします）、1つは白（ナイトとします）です（図 13）。

「基本原理」を使って、白い駒の位置を移動させて、最後にどこにあるかを当てて

みせます。さらに「5 つの飲み物」と同じやり方で、それぞれの駒の位置を当てる

ことも出来ます。

―以下省略―

【ダイス（DIE）】

いくつかのゴブレットやダイスカップを用意し、1 個のダイスの行方を当てるとい

うプレゼンテーションも出来ます。

―以下省略―

【腕時計（WRISTWATCH）】

品物はメンタリストの時

計、あるいは借りた時計に

しますが、ネジを巻くクラ

ウン（龍頭）のあるアナロ

グ時計が良いです。時間を

合わせられるようにクラ

ウンを引き出します。クラ

ウンを回して時計の針を

図13

図14


動かして、いろいろな時間に合わせるところを観客に見せます（図 14）。

次に客の 1人に文字盤

を見ないでクラウンを

回してもらい、好きな

ところでストップして

もらいます。

―以下省略―

「基本原理」を行います。そして時計を誰が持っているかを当てて見せた後に、時

計が何時にセットされているかをも当てて見せます。

―以上―

図15


「ボディ・メンタリズム」

BODY MENTALISM

BY JUAN PABLO IBANEZ

Exclusive Japanese Edition

This Japanese Translation is authorized by JUAN PABLO

IBANEZ.

この日本語版は、JUAN PABLO より日本語版としての権利を購入して

（有）フェザータッチ MAGIC にて発行するものです。

(2019/11/10)

翻訳：平賀義達

編集・発行： (有) フェザータッチ MAGIC

THIS LIMITED EDITION PRINTED BY

FEATHER TOUCH MAGIC

日本語版 Copyright @ 2019 (有)フェザータッチ MAGIC

★ 本書は、JUAN PABLOの「BODY MENTALISM」（2019年発行）の日

本語版です。本人との契約により特別に日本語版の権利を受け発行するもので

す。

★ この解説書の全てのコンテンツ(情報・資料・画像等)の著作権は、フェザータ

ッチＭＡＧＩＣが所有します。一部、全部を問わず、無断でのコピーはもちろ

ん、いかなる手段での転記、転載（電子メールを含む）販売等の二次使用は一切

禁止します。

ボディ・メンタリズムⓒ2018 FTM: Feather Touch Magic Inc.

Date post:	14-Nov-2021
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