+ All Categories
Home > Documents > CHAPTER 01 SECTION 03 シンプルで柔軟性の高い 6 7 8 4カラム … · 2009-09-17 · 026...

CHAPTER 01 SECTION 03 シンプルで柔軟性の高い 6 7 8 4カラム … · 2009-09-17 · 026...

Date post: 03-Jun-2020
Category:
Upload: others
View: 2 times
Download: 0 times
Share this document with a friend
1
026 CHAPTER 01 CHAPTER 02 CHAPTER 03 027 SECTION 03 シンプルで柔軟性の高い 4 カラムレイアウト CHAPTER 01 CHAPTER 02 CHAPTER 03 制作・文:境 祐司 C S S の段組み表現には、様々な手法がありま すが、なかでもfloatプロパティを使うもの は最もメジャーといえるでしょう。浮かせて 寄せる感覚でシンプルかつ柔軟な表現が可能 となります。4カラムレイアウトも簡単に指 定できます。 制作のポイント ・フロートを考慮した段組みのマークアップ ・floatプロパティによるボックスの浮動化 ・clearプロパティによるフロートの解除 使用するおもなコードプロパティ float:left; clear:left; width: 270px; padding: 16px 10px 0 10px; 視覚表現のためにXHTMLの文書構造を操作していないので、 C S S が適用されていない状態(ブラウザのデフォルト表示)で も、閲覧者が混乱することはありません。また、音声読み上げ ソフトでも問題なく情報を伝えられます。 4カラムレイアウトの各ボックス幅 は、widthプロパティで指定され ていますが、f l o a t プロパティによ る左寄せだけで構築しているため、 幅の数値を変更するだけで自由に ボックスの幅を調整できます。 マルチカラムレイアウトの構造がシンプルにつくられているた め、ボックス間のマージンの調整やコンテンツ(テキストなど) の増減に対応した作業も容易に実行できます。このサンプルは p a d d i n g で間隔を指定しています。 シンプルで柔軟性の高い 4カラムレイアウト 03 6 7 8 1 1 文書構造を優先したマークアップ TECHNIC 1 シンプルなレイアウト構造 TECHNIC 2 ボックス幅は width プロパティで指定 TECHNIC 3 XHTML と CSS を作成し下準備を行う ページのコンテンツ領域を4カラ ムレイアウト(4段組み)で作成 します。文書は見出しと記事本文をセッ トにし、4段分記述されています。この 段階ではすべて p 要素でマークアップし ましょう 1-1 01 1-1 html, body, div, span, h1, h2, h3, h4, h5, h6 { margin:0; padding:0; border:0; outline:0; } CSSを記述します 3-1 。この工 程では必要最低限の要素だけリ セットします。リセットとは、マージン (margin)、パディング(padding)、ボ ーダー(border)などを0に指定する ことです。ここでは h t m l、b o d y、d i v、 s p a n、h 1 ~ 6をリセットしました。 03 3-1 CSS 記事の見出しは h3要素でマーク アップしています 2-1 。すべて のカラムに d i v 要素を追加し、i d 名を付 け ま す。i d 名 は 上 か ら「l o c a l - n a v i」、 「main-contents」、 「sub-contents」、 「a d v e r t i s e m e n t」としています。実 際のレイアウトでは左から順番に並びま 2-2 02 2-1 XHTML 2-2 <div id="local-navi"> <h3>見出し</h3> <p>本文</p> </div> <div id="main-contents"> <h3>見出し</h3> <p>本文</p> </div> <div id="sub-contents"> <h3>見出し</h3> <p>本文</p> </div> <div id="advertisement"> <h3>見出し</h3> <p>本文</p> </div> CHAPTER 01 レイアウト
Transcript
Page 1: CHAPTER 01 SECTION 03 シンプルで柔軟性の高い 6 7 8 4カラム … · 2009-09-17 · 026 chapter 01 chapter 02 chapter 03 027 section 03 シンプルで柔軟性の高い4カラムレイアウト

026

CH

AP

TER

01

CH

AP

TER

02

CH

AP

TER

03

027

SECTION 03 シンプルで柔軟性の高い 4 カラムレイアウト

CH

AP

TER

01

CH

AP

TER

02

CH

AP

TER

03

制作・文:境 祐司

CSSの段組み表現には、様々な手法がありますが、なかでもfloatプロパティを使うものは最もメジャーといえるでしょう。浮かせて寄せる感覚でシンプルかつ柔軟な表現が可能となります。4カラムレイアウトも簡単に指定できます。

制作のポイント

・フロートを考慮した段組みのマークアップ

・floatプロパティによるボックスの浮動化

・clearプロパティによるフロートの解除

使用するおもなコード/プロパティ

float:left;

clear:left;

width: 270px;

padding: 16px 10px 0 10px;

視覚表現のためにXHTMLの文書構造を操作していないので、CSSが適用されていない状態(ブラウザのデフォルト表示)でも、閲覧者が混乱することはありません。また、音声読み上げソフトでも問題なく情報を伝えられます。

4カラムレイアウトの各ボックス幅は、widthプロパティで指定されていますが、floatプロパティによる左寄せだけで構築しているため、幅の数値を変更するだけで自由にボックスの幅を調整できます。

マルチカラムレイアウトの構造がシンプルにつくられているため、ボックス間のマージンの調整やコンテンツ(テキストなど)の増減に対応した作業も容易に実行できます。このサンプルはpaddingで間隔を指定しています。

シンプルで柔軟性の高い4カラムレイアウト

03 6 7 8

1 1

文書構造を優先したマークアップTECHNIC 1 シンプルなレイアウト構造TECHNIC 2

ボックス幅はwidthプロパティで指定TECHNIC 3

XHTMLとCSSを作成し下準備を行う

ページのコンテンツ領域を4カラムレイアウト(4段組み)で作成

します。文書は見出しと記事本文をセットにし、4段分記述されています。この段階ではすべてp要素でマークアップしましょう 1-1 。

011-1

html, body, div, span, h1, h2, h3, h4, h5, h6 {

margin:0;

padding:0;

border:0;

outline:0;

}

CSSを記述します 3-1 。この工程では必要最低限の要素だけリ

セットします。リセットとは、マージン(margin)、パディング(padding)、ボ ーダー(border)などを0に指定することです。ここではhtml、body、div、span、h1 ~ 6をリセットしました。

033-1 CSS

記事の見出しはh3要素でマークアップしています 2-1 。すべて

のカラムにdiv要素を追加し、id名を付けます。id名は上から「local -nav i」、

「main-contents」、「sub-contents」、「advert isement」としています。実際のレイアウトでは左から順番に並びます 2-2 。

022-1 XHTML

2-2

<div id="local-navi">

<h3>見出し</h3>

<p>本文</p>

</div>

<div id="main-contents">

<h3>見出し</h3>

<p>本文</p>

</div>

<div id="sub-contents">

<h3>見出し</h3>

<p>本文</p>

</div>

<div id="advertisement">

<h3>見出し</h3>

<p>本文</p>

</div>

CHAPTER 01 レイアウト

Recommended