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E VS 3 00 W/ 6 00 W - TDKEVS300W/ 600W TDK Lamb da < Pa g e > 1. 型名呼称方法 EVS 1 8 –1 6R7...

Date post: 29-Jun-2020
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EVS300W/600W TDKLambda ご使用前に取扱説明書を必ずお読みください。 注意事項を十分に留意の上、製品をご使用ください。ご使用方法を誤ると感電、損傷、発火などの恐れがあります。 ・引火性のあるガスや発火性の物質がある場所で使用しないでください。 ・設置作業は、取扱説明書に従い確実に行ってください。設置に不備があると、感電、火災の恐れがあります。 ・設置作業は、適切な技術訓練並びに経験を積んでいる方が行ってください。感電、火災の恐れがあります。 ・製品を布や紙などで覆ったりしないでください。周囲に燃えやすいものを置かないでください。故障・感電・火災の 発生原因となる事があります。 ・通電中や電源遮断直後は、製品に触れないでください。触れると火傷の恐れがあります。 ・通電中は、顔や手を近づけないでください。不測の事態により、けがをする恐れがあります。 ・カバーのない電源にも高圧及び高温の部分があります。触らないでください。触ると感電や火傷の恐れがあります。 ・製品には、内部に電圧を保持している場合があります。製品内部には非通電状態であっても高圧及び高温の部分があり ますので触らないでください。感電・火傷の恐れがあります。 ・製品の改造・分解・カバーの取り外しは、行わないでください。感電や故障の恐れがあります。なお、加工・改造・分解後の 責任は負いません。 ・出力の異常時や、煙が出たり、異臭や異音がするなどの状態のまま使用しないでください。直ちに電源を遮断して使用を 中止してください。感電・火災の発生原因となる事があります。このような場合、弊社にご相談ください。お客様が修理 することは、危険ですから絶対に行わないでください。 ・水分や湿気による結露の生じる環境での使用及び保管はしないでください。感電、火災の発生原因となる事があります。 ・製品を落としたり、衝撃を与えた場合は故障の発生原因となりますので、絶対に使用しないでください。 ・入出力端子及び各信号端子への結線が、取扱説明書に示されるように、正しく行われていることをお確かめください。 ・入力電圧、出力電流、出力電力及び周囲温度・湿度は、仕様規格内でご使用ください。仕様規格外でのご使用は、製品 の破損または不安定動作を招きます。 ・入力線はできるだけ短く、太い電線をご使用ください。 ・直射日光の当たる場所、結露もしくは水が掛かったり雨にさらされる場所、強電磁界・腐食性ガス(硫化水素、二酸化硫黄 など)等の特殊な環境ではご使用しないでください。 ・製品の設置方向、通風状態について、取扱説明書をご確認の上、正しく設置願います。 ・製品の入力及び出力の結線時は、入力を遮断して行ってください。 ・導電性異物、塵埃、液体が入るような環境に設置した場合、故障もしくは誤動作に至る場合があります。フィルターを設置 いただくなど導電性異物、塵埃、液体が電源内部に侵入しないようにご配慮ください。 ・取扱説明書に製品個別の注意事項を示しております。ここに記載された共通注意事項と差異がある場合は、個別の注意 事項が優先されます。 ・製品の使用前には、カタログ・取扱説明書を必ずお読みください。ご使用方法を誤ると感電、製品の損傷、発火などの 恐れがあります。 ・入力電圧・出力電流・出力電力及び周囲温度・湿度は、仕様規格内でご使用ください。仕様規格外でのご使用は故障・ 感電・火災の発生原因となる事があります。 1/20 A2690411E EVS300W/600W
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Page 1: E VS 3 00 W/ 6 00 W - TDKEVS300W/ 600W TDK Lamb da < Pa g e > 1. 型名呼称方法 EVS 1 8 –1 6R7 / ( * 1) E V S 30 0 W, E V S 60 0 W共通オプション オプション(

EVS300W/600WTDK­Lambda

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ご使用前に取扱説明書を必ずお読みください。

注意事項を十分に留意の上、製品をご使用ください。ご使用方法を誤ると感電、損傷、発火などの恐れがあります。

・引火性のあるガスや発火性の物質がある場所で使用しないでください。

・設置作業は、取扱説明書に従い確実に行ってください。設置に不備があると、感電、火災の恐れがあります。

・設置作業は、適切な技術訓練並びに経験を積んでいる方が行ってください。感電、火災の恐れがあります。

・製品を布や紙などで覆ったりしないでください。周囲に燃えやすいものを置かないでください。故障・感電・火災の

発生原因となる事があります。

・通電中や電源遮断直後は、製品に触れないでください。触れると火傷の恐れがあります。

・通電中は、顔や手を近づけないでください。不測の事態により、けがをする恐れがあります。

・カバーのない電源にも高圧及び高温の部分があります。触らないでください。触ると感電や火傷の恐れがあります。

・製品には、内部に電圧を保持している場合があります。製品内部には非通電状態であっても高圧及び高温の部分があり

ますので触らないでください。感電・火傷の恐れがあります。

・製品の改造・分解・カバーの取り外しは、行わないでください。感電や故障の恐れがあります。なお、加工・改造・分解後の

責任は負いません。

・出力の異常時や、煙が出たり、異臭や異音がするなどの状態のまま使用しないでください。直ちに電源を遮断して使用を

中止してください。感電・火災の発生原因となる事があります。このような場合、弊社にご相談ください。お客様が修理

することは、危険ですから絶対に行わないでください。

・水分や湿気による結露の生じる環境での使用及び保管はしないでください。感電、火災の発生原因となる事があります。

・製品を落としたり、衝撃を与えた場合は故障の発生原因となりますので、絶対に使用しないでください。

・入出力端子及び各信号端子への結線が、取扱説明書に示されるように、正しく行われていることをお確かめください。

・入力電圧、出力電流、出力電力及び周囲温度・湿度は、仕様規格内でご使用ください。仕様規格外でのご使用は、製品

の破損または不安定動作を招きます。

・入力線はできるだけ短く、太い電線をご使用ください。

・直射日光の当たる場所、結露もしくは水が掛かったり雨にさらされる場所、強電磁界・腐食性ガス(硫化水素、二酸化硫黄

など)等の特殊な環境ではご使用しないでください。

・製品の設置方向、通風状態について、取扱説明書をご確認の上、正しく設置願います。

・製品の入力及び出力の結線時は、入力を遮断して行ってください。

・導電性異物、塵埃、液体が入るような環境に設置した場合、故障もしくは誤動作に至る場合があります。フィルターを設置

いただくなど導電性異物、塵埃、液体が電源内部に侵入しないようにご配慮ください。

・取扱説明書に製品個別の注意事項を示しております。ここに記載された共通注意事項と差異がある場合は、個別の注意

事項が優先されます。

・製品の使用前には、カタログ・取扱説明書を必ずお読みください。ご使用方法を誤ると感電、製品の損傷、発火などの

恐れがあります。

・入力電圧・出力電流・出力電力及び周囲温度・湿度は、仕様規格内でご使用ください。仕様規格外でのご使用は故障・

感電・火災の発生原因となる事があります。

1/20 A269­04­11E

EVS300W/600W

Page 2: E VS 3 00 W/ 6 00 W - TDKEVS300W/ 600W TDK Lamb da < Pa g e > 1. 型名呼称方法 EVS 1 8 –1 6R7 / ( * 1) E V S 30 0 W, E V S 60 0 W共通オプション オプション(

EVS300W/600WTDK­Lambda

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・内蔵ヒューズが溶断した場合は、そのままヒューズを交換して使用しないでください。内部に異常が発生している恐れがあ

ります。必ず弊社に修理依頼をしてください。

・保護回路(素子、ヒューズ等)を内蔵していない製品については、異常動作時の発煙、発火防止のため、入力段へヒュー

ズを挿入してください。また、保護回路を内蔵している製品についても、使用条件によっては内蔵保護回路が動作しない

場合も考えられますので、個別に適正な保護回路のご使用をお勧めします。入力の配線や入力ラインの状況により、内蔵

ヒューズが動作しない場合がございますのでご注意ください。

・外部取付ヒューズには、弊社指定または推奨のヒューズ以外は使用しないでください。

・弊社製品は、一般電子機器等に使用される目的で製造された標準的産業用途の製品であり、ハイセイフティ用途

(極めて高い信頼性及び安全性が必要とされ、仮に信頼性及び安全性が確保されていない場合、直接生命・身体に

対する重大な危険性を伴う用途)への使用を想定して設計されたものではありません。フェールセーフ設計(保護回路・

保護装置を設けたシステム、冗長回路を設けて単一故障では不安定とならないシステム)の配慮を十分に行って

ください。

・強電磁界の環境でご使用された場合、誤動作による故障に繋がる可能性があります。

・腐食性ガス(硫化水素、二酸化硫黄など)の環境下でご使用になる場合、電源が侵され故障に至る場合があります。

・導電性異物、塵埃、液体が入るような環境の場合、故障もしくは誤動作に至る場合があります。

・落雷等のサージ電圧防止対策を実施してください。異常電圧による破損等の恐れがあります。

・電源のフレームグランド端子は、安全及びノイズ低減のため、装置の接地端子に接続してください。

接地を行わない場合、感電の恐れがあります。

・寿命部品(内蔵ファン・電解コンデンサ)は定期的に交換が必要です。ご使用環境に応じたオーバーホール期間を設定

し、メンテナンスを行ってください。また、部品の生産中止等の理由によっては、オーバーホールができない場合もありま

す。

・出力には、外部からの異常電圧が加わらない様にご注意ください。特に出力間に逆電圧または定格電圧以上の過電圧を

印加すると、故障・感電・火災の発生原因となる事があります。

・直射日光の当たる場所、結露もしくは水が掛かったり雨にさらされる場所、強電磁界・腐食性ガス(硫化水素、二酸化硫黄

など)等の特殊な環境ではご使用しないでください。

・本製品は、プリント基板の半田面に表面実装部品を搭載した基板型電源(300W)とユニット型電源(600W)です。プリント

基板へのねじれ、たわみ、衝撃などのストレスは故障の原因となることがありますので、お取扱いには十分ご注意ください。

・300Wモデルは基板型電源のため、お取扱いの際は、基板端を持ち、部品には触れないようご注意ください。また、機器・

装置には導電性のある間座等をご使用頂き、各電源で規定されている寸法以上の空間をお取りください。・本製品は、故障状態において出力電圧がSELVを越えてしまう可能性があります。SELVを維持するには、貴社製品内に組込まれる際、2次側部へ保護機能を施して下さい。

・本製品は、突入電流防止回路を内蔵しています。300Wモデルはパワーサーミスタ方式の為、頻繁に入力のON/OFFを

繰り返した場合、突入防止回路が動作せず過大な突入電流が流れ、破損する恐れがあります。・本製品の出力電力は危険なエネルギーレベル(電圧が2V以上で電力が240VA以上)と見なされますので、使用者が接触することのないようにして下さい。本製品を組み込んだ装置は、誤ってサービス技術者自身や修理時に落下した工具等が、本製品の出力端子に接触する事がないように保護されていなければなりません。修理時には必ず入力側電源を遮断し本製品の入出力端子電圧が安全な電圧まで低下していることを確認して下さい。

・600Wモデルは、空冷用ファンを内蔵しています。電源の吸入および排気口をふさがないようにして下さい。

・製品の保管は、温湿度変化の少ない直射日光をさけた室内の常温・常湿環境での保管をご検討ください。高温多湿や温

度変化の激しい場所での保管は、製品に結露が生じたり劣化の原因になります。

・製品を廃棄する場合は、各自治体の廃棄方法に従って処理をしてください。

・雑音端子電圧・雑音電界強度・イミュニティについては、弊社標準測定条件における結果であり、装置の実装・配線状態

によっては規格を満足しない場合があります。実機にて十分ご評価の上、ご使用ください。

・製品を輸出する場合は、外国為替及び外国貿易管理法の規定により、日本国政府の輸出許可申請等必要な手続きをお

取りください。

・カタログ、取扱説明書の内容は、予告なしに変更される場合があります。ご使用の際は、 新のカタログ、取扱説明書をご

参照ください。

・取扱説明書の一部または全体を弊社の許可なく複製または転載することを禁じます。

CE本取扱説明書に記載されている製品に表示されているCEマーキングは欧州の低電圧指令従っているものです。

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Page 3: E VS 3 00 W/ 6 00 W - TDKEVS300W/ 600W TDK Lamb da < Pa g e > 1. 型名呼称方法 EVS 1 8 –1 6R7 / ( * 1) E V S 30 0 W, E V S 60 0 W共通オプション オプション(

EVS300W/600WTDK­Lambda

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1. 型名呼称方法

EVS 18 – 16R7 /□ (*1)EVS300W,EVS600W共通オプション

オプション(*1) 無 : 標準

/R : リモートON/OFFコントロール仕様

定格出力電流

EVS300Wのみ

定格出力電圧 /A : カバー付タイプ

/RA : リモートON/OFFコントロール仕様

シリーズ名 カバー付タイプ

2. 端子説明

EVS300W

L : 入力端子 (ライブライン) (M4ネジ) (ヒューズが内蔵されています。)

N : 入力端子 (ニュートラルライン) (M4ネジ): 接地用端子 (M4ネジ)

取付穴、穴径 : φ3.5mmTB1の 端子と接続されています。導電性のある材質の間座等で、機器・装置の保護接地と導通させて

ご使用ください。尚、金属スペーサ(間座)の取付面がφ8mm以下になるようにご選定ください。

取付穴、穴径 : φ3.5mm端子と導通しておりません。取付用としてご使用ください。

+ : +出力端子 (M4ネジ)- : -出力端子 (M4ネジ)V.ADJ : 出力電圧可変ボリューム (時計回りで出力が上昇します。)リモートON/OFFコントロール用コネクタ (オプション“/R”,“/RA”)I.ADJ : 出力定電流設定用ロータリースイッチ

(使用方法については、4­7.出力定電流設定方法を参照ください。)弊社工場出荷時の調整用ボリューム (触らないでください。)

EVS300W /R , /RA*リモートON/OFFコントロール用コネクタ:オプション“/R”,“/RA”

適合圧着器:YC­110R(JST製)または、YRS­110(JST製)

ピン圧着の際は、メーカー推奨の圧着器をご使用ください。

ハウジングとターミナルピンは製品に添付されていません。

3/20

1

2

3

9876

5

4

10

11

番地 コネクタ ハウジング ターミナルピン メーカー

JSTB2B­XH­AM XHP­2BXH­001T­P0.6

またはSXH­001T­P0.6

CN52

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EVS300W/600WTDK­Lambda

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EVS600W

N : 入力端子 (ニュートラルライン) (M3.5ネジ)L : 入力端子 (ライブライン) (M3.5ネジ)

(ヒューズが内蔵されています): 接地用端子 (M3.5ネジ)

-V : - 出力端子 (M5ネジ)+V : + 出力端子 (M5ネジ)V.ADJ : 出力電圧可変ボリューム (時計回りで出力が上昇します。)出力表示用LED (電源出力時に緑色LED点灯)リモートON/OFFコントロール用コネクタ (オプション“/R”)I.ADJ : 出力定電流設定可変ボリューム

(使用方法については、4­7.出力定電流設定方法を参照ください。)

EVS600W /R*リモートON/OFFコントロール用コネクタ:オプション“/R”

適合圧着器:YRS­620(SPHD­002T­P0.5)(JST製)または、YC­610R(SPHD­001T­P0.5)(JST製)

ピン圧着の際は、メーカー推奨の圧着器をご使用ください。

ハウジングとターミナルピンは製品に添付されていません。

4/20

+V+V

­V­V

LN

8

4

123

5

76

I.ADJH

12

3

7654

89

番地 コネクタ ハウジング ターミナルピン メーカー

JSTS10B­PHDSS PHDR­10VSSPHD­002T­P0.5

またはSPHD­001T­P0.5

CN81

No. ピン配置 機能

1 NC  未接続端子

2 NC  未接続端子

3 +R  リモートON/OFFコントロール端子

4 -R  リモートON/OFFコントロール端子

5 NC  未接続端子

6 NC  未接続端子

7 NC  未接続端子

8 NC  未接続端子

9 NC  未接続端子

10 NC  未接続端子

13579

246810

CN81

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EVS300W/600WTDK­Lambda

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3.

間違った接続をしますと、電源が故障することがあります。十分ご注意ください。

• 各端子への結線は、入力が遮断されている状態で行ってください。

• 接地用端子は、安全及びノイズ低減の為、アース(装置・機器の筐体等)に太い線で接続してください。

• 入力線と出力線は、分離して配線してください。耐ノイズ性が向上します。

• 端子接続時は、基板にストレスがかからないようにご注意ください。

EVS300W EVS300W /R , /RA

EVS600W EVS600W /R

推奨締付トルク値 : M3.5ネジ 1.0N·m(10.2kgf·cm)~ 1.6N·m(16.3kgf·cm)

M4ネジ 1.2N·m(12.3kgf·cm)~ 1.6N·m(16.3kgf·cm)

M5ネジ 2.2N·m(22.4kgf·cm)~ 2.8N·m(28.6kgf·cm)

5/20

+V+V

­V­V

V.ADJ

LN

H

    +

負荷

    -

+V+V

­V­V

LN

    +

負荷

    -

•リモートON/OFF用コネクタCN52の

+R端子(ピンNo.1) ~ ­R端子(ピンNo.2)間に

外部電源を接続してください。

(ON/OFF コントロール線はツイストしてください。)

•リモートON/OFF用コネクタCN81の

+R端子(ピンNo.3) ~ ­R端子(ピンNo.4)間に

外部電源を接続してください。

(ON/OFF コントロール線はツイストしてください。)

13579

246810

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EVS300W/600WTDK­Lambda

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4.

4­1.入力電圧範囲は単相交流 85~265VAC(47~63Hz)または、直流120~370VDC(EVS300W)、

120~330VDC(EVS600W)です。

規定範囲外の入力印加は、電源の破損を招く恐れがありますのでご注意ください。

安全規格申請時の入力電圧範囲は100~240VAC(50~60Hz)です。

EVS300W:入力電圧が90VAC未満の場合、出力ディレーティングが必要となります。

EVS600W:入力電圧が110VAC未満の場合、出力ディレーティングが必要となります。

4­2.工場出荷時は、定格出力電圧値に設定されています。出力電圧可変ボリュームにより、出力電圧の可変が

できます。出力電圧可変範囲の仕様範囲内でご使用ください。ボリュームを時計方向に回転させると、出力電圧は上昇します。出力電圧を上げ過ぎますと、過電圧保護機

能が動作し、出力が遮断することがありますのでご注意ください。

尚、出力電圧を高く設定した場合は、電源の出力電力は規定の 大出力電力値以下でご使用ください。負荷電流が流れていない状態で、ボリュームを素早く回転させると、出力電圧が安定しない場合があります。この場合、負荷電流を流す、または入力を一時遮断し、出力電圧遮断後に再投入することで出力電圧は安定

します。調整の際は、ボリュームをゆっくり回転させてください。

4­3.EVS300Wの入力サージ電流防止回路はパワーサーミスタ方式の為、周囲温度が高い場合や通電後の

入力再投入時は入力サージ電流が増加します。

仕様規格に記した値は、周囲温度 : 25℃、コールドスタート時の値です。

入力スイッチ、外付けヒューズ等の選定の際はご注意ください。

EVS600Wの入力サージ電流防止回路はサイリスタ方式の為、入力再投入時間が短い場合、入力サージ電

流防止が解除されて入力サージ電流が増加する事があります。また、1次突入電流と2次突入電流が流れます。

仕様規格に記した値は、1次突入電流の値です。

入力スイッチ、外付けヒューズ等の選定の際はご注意ください。

4­4. OVP出力遮断方式手動リセット型です。定格出力電圧の110%~130%の範囲内で動作し、出力を遮断します。

OVP動作時は、入力を一時遮断し、数分後の再投入により出力は復帰します。OVP設定値は固定の為、設定値の変更はできません。出力端子に外部より出力電圧範囲を超える電圧が印

加されると、電源の故障を招く恐れがありますのでご注意ください。

誘導性負荷をご使用の際は、保護用ダイオードを出力ラインに接続してください。

4­5.電源の定電流値を設定しバッテリ等の充電アプリケーションに使用することが可能です。

バッテリとの接続の際は、電源出力側に弊社製の逆流防止モジュール「RP­60­20」、または逆流防止用ダイオードを接続してください。電源側に何らかの故障が発生した場合、バッテリから電源側へ大電流が流れる恐れがありますので必ずヒューズまたはブレーカー等による保護回路をご使用ください。また、逆流防止用ダイオ

ードをご使用の場合は順方向電圧Vfと出力電流Ioによる損失Pd=Vf×Ioにより発熱いたしますので、ダイオー

ドの冷却にご注意ください。尚、電源の出力電圧及び出力電力は、仕様規格値内でご使用ください。

6/20

Model : RP­60­20 (TDK­Lambda)

入力電圧範囲:7 – 60 [VDC]大入力電流: 20 [A]電圧ドロップ: 200 [mV]

逆電流: 50 [uA]サイズ:50×26×77.5 [mm]

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EVS300W/600WTDK­Lambda

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4­6.EVS300Wは定電流設定用ロータリースイッチにより、あらかじめ設定された定電流設定値に可変することが

できます。出力電流定格に対して±10%の精度で定電流垂下します。

EVS600Wは出力定電流可変ボリュームにより定電流設定値を可変することができます。

出力電流定格に対して±10%の精度で定電流垂下します。

4­7.EVS300W

出力定電流値をロータリースイッチS1により設定することができます。

出力定電流設定用ロータリースイッチの切換え作業は電源停止状態で行ってください。

ロータリースイッチの隣にあるボリューム抵抗VR1は回転部が固定されているため、触らないでください。

出力定電流設定用ロータリースイッチは1次側部品です。

本製品を装置に組み込む際は、安全規格教育を受けていて調整作業経験のある人が

作業を行ってください。

◇設定手順

(1)電源を停止した状態でロータリースイッチを調整し、希望する定電流値に設定します。

ロータリースイッチの位置は「■EVS300W出力定電流設定箇所」を参照してください。

ロータリースイッチのポジションと定電流設定値の関係については「■EVS300W出力定電流設定表」を

参照してください。

希望する定電流値に合わせて、ロータリースイッチのポジション番号を切り換えて設定してください。

ポジションを切り換える際は回転部に表示されている矢印マークを確認の上、設定してください。

(2)出力定電流設定値以上に負荷電流を増加させ、出力電流が設定値と同等になっていることを確認

します。尚、定電流動作に入ると出力電圧は低下します。

■EVS300W出力定電流設定箇所

S1 : 定電流設定用ロータリースイッチ

小ポジション“No.2”

大ポジション“No.9”

上図の例では、ポジションNo.9に設定されています。

VR1 : 弊社工場出荷時の調整用ボリューム

ボリュームを可変しますと電源の破損を招く恐れがある為、絶対に触らないでください。

(回転防止剤で固定してあります。)

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EVS300W/600WTDK­Lambda

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■EVS300W出力定電流設定表

下記の出力定電流設定表の値は参考値です。

希望される定電流値に近い値を選定し、ロータリースイッチのポジションを調整してご使用ください。

ロータリースイッチのポジションはNo.2~No.9の範囲内でご使用ください。

工場出荷時のロータリースイッチのポジションはNo.9に設定されています。

EVS18­16R7

EVS36­8R4

EVS57­5R3

※1 製品仕様範囲外であり電源動作が不安定となる場合が有ります。

※2 出力電圧を下限に設定した状態で、ロータリースイッチポジションを 大値のNo.9に設定すると、出力

電流が製品仕様範囲を超えることがあります。

定電流動作により出力電圧が定格出力電圧値の50%以下になると、製品仕様範囲外となります。また、15%以下になると、出力電流が増加し電源が破損する恐れがあり、電源から異音が発生する場合があります。

製品仕様範囲外でご使用される場合は安全規格適用外となります。

製品仕様範囲外でご使用される場合は詳細条件をご提示頂き、弊社営業までご連絡ください。

8/20

No.2No.3No.4No.5No.6No.7No.8No.9

111213141516171819

0 2 4 6 8 10 12 14 16 18

出力

電圧

(V)

出力電流(A)

No.2 No.9No.5

No. 0 No. 1 No. 2 No. 3 No. 4 No. 5 No. 6 No. 7 No. 8 No. 99.0 10.1 11.2 12.4 13.5 14.7 15.6 16.79.3 10.4 11.5 12.7 13.8 15.0 15.9 ※2

出力定電流 (A)

出力電圧 18V※1

出力電圧 12V

ロータリースイッチポジション

No. 0 No. 1 No. 2 No. 3 No. 4 No. 5 No. 6 No. 7 No. 8 No. 94.4 5.0 5.5 6.1 6.7 7.3 7.8 8.44.6 5.2 5.7 6.3 6.9 7.5 8.0 ※2

ロータリースイッチポジション

出力定電流 (A)

出力電圧 36V※1

出力電圧 24V

No.2No.3No.4No.5No.6No.7No.8No.9

222426283032343638

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

出力

電圧

(V)

出力電流(A)

No.2 No.9No.5

No. 0 No. 1 No. 2 No. 3 No. 4 No. 5 No. 6 No. 7 No. 8 No. 92.9 3.2 3.6 3.9 4.2 4.6 4.9 5.33.0 3.3 3.7 4.0 4.3 4.7 5.0 ※2

出力定電流 (A)

出力電圧 57V※1

出力電圧 48V

ロータリースイッチポジション

No.2No.3No.4No.5No.6No.7No.8No.9

47

49

51

53

55

57

59

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5 5.5 6

出力

電圧

(V)

出力電流(A)

No.2 No.9No.5

出力定電流範囲:8.35~16.7A

出力定電流範囲:2.65~5.3A

出力定電流範囲:4.2~8.4A

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

EVS600W出力定電流値を出力定電流可変ボリュームにより調整することができます。

出力定電流値を 大出力電流以上に設定しないでください。電源の破損を招く恐れがあります。

出力定電流可変ボリュームは1次側部品です。

本製品を装置に組み込む際は、安全規格教育を受けていて調整作業経験のある人が

作業を行ってください。

◇設定手順

(1)電源を起動し電圧、電流が正常に出力されていることを確認してください。

設定したい電流値( 大出力電流定格の50~100%)に負荷電流を設定します。

(2)出力定電流可変ボリュームを徐々に反時計方向に回し、出力電圧が下がり始める点まで出力定電流可

変ボリュームI.ADJを回します。

出力定電流可変ボリュームの位置は、「■EVS600W出力定電流設定箇所」を参照してください。

定電流設定値については、「■EVS600W出力定電流設定表」を参照してください。

(3)出力定電流設定値以上に負荷電流を増加させ、出力定電流値が設定値と同じになっていることを確認し

ます。尚、定電流動作に入ると出力電圧は低下します。

■EVS600W出力定電流設定箇所

電流値を小さくする 電流値を大きくする

■EVS600W出力定電流設定表

下記範囲内で定電流値を設定してください。

9/20

I.ADJH

I.ADJH

I.ADJH

EVS36­16R7 EVS57­10R6 入力電圧条件

工場出荷時設定 15.8~16.7A 10.0~10.6A 200VAC8.35~15.3A 5.3~9.7A 100VAC8.35~16.7A 5.3~10.6A 200VAC設定可能範囲

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

4­8.仕様規格の 大リップル・ノイズ電圧値は、規定の測定回路において測定した値(JEITA : RC­9131B に準

じる規定)です。負荷線が長くなる場合は、負荷端に電解コンデンサ、フィルムコンデンサ等を接続する事によ

り負荷端でのリップル・ノイズを抑えられます。尚、測定時オシロスコープのプローブグランドが長いと、 正確

な測定はできませんのでご注意ください。

4­9.下記(A)及び(B)の直列運転が可能です。

直列接続でご使用の場合は各電源の出力 ­ 間の耐圧(500VAC)以下でご使用ください。

また、総合出力電圧が60V以上となる場合は、安全規格におけるSELVの適用外となりますので

ご注意ください。

直列運転時は、立上がり波形に段差が出ることがあります。

バッテリと接続の際は電源出力に逆流防止ダイオードを入れて使用してください。

(A) (B)

*バイパスダイオード無しでの直列運転が可能です。

但し、1台の電源を停止した状態でのご使用はお避け下さい。電源の故障を招く恐れがあります。

10/20

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

4­10. 並列運転

下記(A)及び(B)の並列運転が可能です。

(A) 出力電流を増加させるための並列運転

(1)出力電圧を一致させてください。(各電源の出力電圧差分は±5%以下を目安としてください。)出力電圧差が大きい場合、出力電流が偏り、電源の破損を招く恐れがあります。

(2)負荷線は同一サイズ、長さにしてください。

(3)並列運転の 大台数は5台です。

(4)並列運転は静的な 大出力電流の増加を目的としています。急激な負荷急変時は出力が低下する

場合があります。

(5)並列運転時は出力電圧の立ち上がり波形に段差が生じる場合があります。

(B) バックアップ電源としての接続

(1)出力電圧を一致させてください。(各電源の出力電圧差分は±5%以下を目安としてください。)(2)電源出力電圧は、RP­60­20の電圧ドロップ分(90mV typ.)または逆流防止用ダイオードの順方向電圧

(Vf)分を高く設定してください。

(3)電源の出力電圧及び出力電力は、仕様規格内でご使用ください。

(4)RP­60­20をご使用される際は、負荷電流はRP­60­20の仕様規格内でご使用ください。

逆流防止用ダイオードをご使用される際は、ダイオードの順方向電流定格は負荷電流に対して同等

以上のものをご使用ください。

(A) (B)

4­11. 絶縁抵抗試験

出力­ 端子間の絶縁抵抗値は、500VDCにて100MΩ以上です。尚、安全のためにDC絶縁計の電圧設定

は絶縁抵抗試験前に行い、試験後は抵抗等で十分放電してください。

■ 出力­ 端子間: 500VDC 100MΩ以上

11/20

逆流防止モジュール「RP­60­20」についての詳細

は、「4­5. バッテリとの接続」または「RP­60­20取扱説明書」をご覧ください。

逆流防止モジュール「RP­60­20」は逆流防止用ダイオードに置き換えることができます。この場合、逆流防止用ダイオードの温度にご注意ください。

電源出力

電源出力

負荷

RP

RP

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

4­12.入力­出力間3.0kVAC、入力­ 端子間2.0kVAC、出力­ 端子間500VAC各1分間耐える仕様です。

耐圧試験器のリミット値を10mAに設定後(出力­ 端子間:20mA)、試験を行ってください。試験電圧印加は、ゼロから徐々に上げ、遮断時も徐々に下げてください。試験時間をタイマーで行う場合、電

圧印加・遮断時にインパルス性の高電圧が発生し、電源が破損する恐れがあります。試験時は下図のように入力側・出力側各々を接続してください。出力側解放状態での試験では、出力電圧が

瞬時発生することがあります。

■ 入力­出力(破線):3.0kVAC 1分間(10mA) ■ 出力­ 端子:500VAC 1分間(20mA)

入力­ 端子(実線):2.0kVAC 1分間(10mA)

注1) EVS600Wは出力­ 端子間に積層セラミックコンデンサが接続されています。

耐圧試験器の種類によっては印加電圧が歪み、高電圧が発生して電源破損を招く恐れがあります。

耐圧試験実施時には印加電圧波形の確認をしてください。

注2) ノイズフィルタ等のご使用により、入力­ 端子間のコンデンサ容量が増加する場合があります。

この状態で入力­出力間の耐圧試験を実施した場合、出力­ 端子間に電源単体時と異なる電圧が発

生し、耐電圧(500VAC)を超える恐れがあります。出力­ 端子間に発生する電圧をご確認ください。

発生電圧が耐電圧を超える場合は、出力­ 端子間にコンデンサ容量を追加することにより発生電圧を

低減できます。尚、出力­ 端子間を短絡してのご使用であれば、出力­ 端子間に電圧は発生しな

い為、電圧のご確認は不要です。

入力­ 間のコンデンサ容量が増加する 出力­ 間へのコンデンサ容量追加箇所

ノイズフィルタの例。 または短絡箇所。

(破線部のコンデンサ容量分が増加) 尚、+V­ 間でも同じ効果を得られます。

12/20

+V

­V

AC(L)

AC(N)

AC(L)

AC(N)

ノイズフィルタ 電源

耐圧試験器

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

4­13. ON/OFF /R , RAオプション仕様品“/R”,“/RA”タイプには、リモートON/OFFコントロール機能が内蔵されています。入力印加

状態で、出力をON/OFF制御できます。リモートON/OFF用コネクタの+R端子、­R端子間への外部電圧印加に

よる制御方法です。尚、+R及び ­R端子は、電源の2次側回路です。電源の1次側回路では使用できません。

また、コントロール回路は出力回路から絶縁されています。

5.

5­1.取付方向は、下図に従ってください。標準取付方法は(A)です。

EVS300W:(A)~(E)以外の取付は行わないでください。

EVS600W:(A)~(D)以外の取付は行わないでください。

取付方向および電源周辺温度から、電源の出力ディレーティングは仕様範囲内でご使用ください。

詳細は「5­2.出力ディレーティング」をご覧ください。

EVS300W(A)標準取付   (B) (C) (D) (E) (F)取付不可

EVS600W(A)標準取付  (B) (C) (D) (E)取付不可 (F)取付不可

13/20

出力電圧 内蔵ファン(EVS600W)

ON 回転

OFF 停止

不要

1.5kΩ

+R & ­R間

SW ON(4.5V以上)SW OFF(0.5V以下)

外部電源:E4.5 ~ 12.5VDC

12.5 ~ 24.5VDC

制限抵抗:R

TB1(入力端子)

TB1

TB1

TB1

FIN TB1

FINTB1

入力端子

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

5­2.

下記出力ディレーティング値は、定格出力電圧値における 大出力電流値を100%としています。

(1)自然空冷

EVS300W(オプション“ /R”含む)

■EVS300W/A (カバー付タイプ)(オプション“/RA”含む)

14/20

0

20

40

60

80

100

120

­20 ­10 0 10 20 30 40 50 60 70 80

負荷

(%)

周囲温度(℃)

0

20

40

60

80

100

120

­20 ­10 0 10 20 30 40 50 60 70 80

負荷

(%)

周囲温度(℃)

◆ 取付け方法 (A)■ 取付け方法 (B)▲ 取付け方法 (C)● 取付け方法 (D),(E)

周囲温度

(°C)

­20 ­ +2530405060

周囲温度

(°C)

­20 ­ +102030405060

負荷 (%)

取付け方法 (A) 取付け方法 (B) 取付け方法 (C)

100100 91 9080 74 7060 57 5040 40 30

負荷 (%)

取付け方法 (D),(E)

1008468523620

◆ 取付け方法 (A),(B)■ 取付け方法 (C)▲ 取付け方法 (D)● 取付け方法 (E)

周囲温度

(°C)

­20 ­ +4045506070

周囲温度

(°C)

­20 ­ +203040506070

負荷 (%)

取付け方法 (A),(B) 取付け方法 (C)

100100 8688 7364 4640 10

負荷 (%)

取付け方法 (D) 取付け方法 (E)

10084 8268 6452 4636 2820 10

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

(2)強制空冷

■EVS300W(オプション“/R”含む)

■EVS300W/A (カバー付タイプ)(オプション“/RA”含む)

強制空冷でご使用になる場合は、部品全体が冷却されるようにしてください。尚、電解コンデンサC6、C52が

上表の“電解コンデンサ上限温度”以下になるようにお使いください。

目安として、電源部品面に風速1.4m/sの風を当ててご確認ください。

15/20

◆ 取付け方法 (A) ­ (E)

強制空冷条件 : 風速 1.4m/s周囲温度

(°C)­20 ­ +60

70

電解コンデンサ上限温度

C6C52

負荷 (%)取付け方法 (A) ­ (E)

10070

上限温度 (℃)

7575

◆ 取付け方法 (A) ­ (E)

強制空冷条件 : 風速 1.4m/s周囲温度

(°C)­20 ­ +50

60

電解コンデンサ上限温度

C6C52

上限温度 (℃)

7575

負荷 (%)取付け方法 (A) ­ (E)

10070

0

20

40

60

80

100

120

­20 ­10 0 10 20 30 40 50 60 70 80

負荷

(%)

周囲温度(℃)

0

20

40

60

80

100

120

­20 ­10 0 10 20 30 40 50 60 70 80

負荷

(%)

周囲温度(℃)

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

EVS600W600W

5­3.

100%

EVS300W

EVS600W

16/20

◆ 取付け方法 (A) ­ (D)

周囲温度

(°C)­20 ­ +50

6070 20

負荷 (%)取付け方法 (A) ­ (D)

10060

0

20

40

60

80

100

120

­20 ­10 0 10 20 30 40 50 60 70 80

負荷

(%)

周囲温度(℃)

■ 取付方法 (A) ­ (E)

入力電圧

(VAC)85

90­265 100

負荷 (%)取付方法 (A) ­ (E)

80

■ 取付方法 (A) ­ (D)

入力電圧

(VAC)85100

110­265

負荷 (%)

100

取付方法 (A) ­ (D)8092

Page 17: E VS 3 00 W/ 6 00 W - TDKEVS300W/ 600W TDK Lamb da < Pa g e > 1. 型名呼称方法 EVS 1 8 –1 6R7 / ( * 1) E V S 30 0 W, E V S 60 0 W共通オプション オプション(

EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

5­4.EVS300W

本体(基板)上の取付穴を使用し、スペーサ(間座:MAXφ8)にて8mm以上浮かせ、取付けてください。

また、取付穴Aは全て使用してください。尚、仕様規格の耐振動性については、取付穴Aを全て

8mm間座にて固定した仕様です。取付穴Bは、必要に応じてご使用ください。耐振動性が向上します。

(1)取付用穴サイズ

φ3.5mmの穴が5ヶ所あります。

また、基板取付用金属部(半田面側)の許容範囲は、下記の図のように9mm四方になっております。

この範囲内にて取付けてください。

本体(基板)取付時は、絶縁・耐圧規格を満足させるために空間をお取りください。尚、自然対流が

十分起こせるように、部品上面部、電源周囲に空間をお取りください。

(2)絶縁・耐圧規格を満足する条件

部品面上部(電源高さ寸法)から4mm以上

基板半田面(裏面)から8mm以上

基板端から4mm以上

17/20

9mm

9mm

9mm

9mm

9mm

4mm

以上

8mm

以上

4mm

以上

4mm以上

4mm

以上

4mm以上

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

(3)接地用端子

は、必ず機器・装置の保護接地端子に接続ください。また、電源内部で と接続された取付穴の位置は下図の がついた箇所を参照してください。この取付穴は、導電性のある材質の間座等で、機器・装置の保護接地と導通させてご使用ください。接続しない場合は、入力帰還ノイズ・輻射ノイズ・出力ノイズが大きくな

る場合があります。

EVS600W(1)ファン内蔵の強制空冷方式の電源です。

冷却用の吸入・排気口をふさがないよう、50mm以上の空間をお取りください。

また、電源の取付面以外には、吸気口が設けられていますので、5mm以上の空間をお取りください。

尚、ほこりの多い環境では、吸入・排気口の目詰まりなどにより、通風が悪くなりますのでご注意ください。

(2)電源取付ネジの電源内部への挿入長は6mm以下です。

(3)電源取付ネジの推奨締め付けトルク(M4ネジ): 1.27N·m(13.0kgf·cm)

18/20

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

6.

(1)入力、出力線は分離し、インピーダンスを低くする為に、できるだけ太く、短くしてください。

また、入力・出力線はシールド線やツイスト線を使用することにより、耐ノイズ性が向上します。

(2)リモートON/OFFコントロール機能を使用の際、ON/OFFコントロール線を必ずツイストし、

出力線と分離してください。

(3)負荷端に小容量コンデンサを取付けると、ノイズ除去に効果があります。

(4)推奨線径、トルク、圧着端子については下表を参照してください。

(5) 端子は安全及びノイズ除去の為、必ず電源実装機器・装置の接地端子に太い線で接続してください。

注 1 : 負荷分散にてご使用の際は、0.8mm厚の圧着端子2枚でご使用される

ことを推奨致します。

注 2 : 推奨線径については、電線メーカーの推奨許容電流・電圧降下などを

参照ください。また、使用条件によって、推奨線径、推奨圧着端子が大きく

異なります。電線メーカーの推奨許容電流・電圧降下などを参照の上、

適切な線径、圧着端子を選択してください。

(6) 雑音電界強度について

EVS600WはEN55011/EN5502­B、FCC­ClassB、VCCI­B規格を満足するために、下記クランプフィルタのご使用を推奨します。但し、装置への実装、配線状態(別途入力フィルタ部品をご使用の場合、軽負荷にてご使用の場合等)によっては、クランプフィルタを使用しなくとも規格を満足する場合があります。実機にて十分評

価の上ご使用ください。

注1 : クランプフィルタは ZCAT3035­1330(TDK)を推奨します。クランプフィルタに入力線を2ターン程度

巻きつけてください。ノイズ低減に効果があります。

19/20

寸法 d 寸法 t 実装枚数

(MAX) (MAX)

M4ネジ入力端子

1.2N/m(12.2kgf/cm)~1.6N/m(16.3kgf/cm)

M4ネジ出力端子

1.2N/m(12.2kgf/cm)~1.6N/m(16.3kgf/cm)

M3.5ネジ入力端子

1.0N/m(10.2kgf/cm)~1.6N/m(16.3kgf/cm)

M5ネジ出力端子

2.2N/m(22.4kgf/cm)~2.8N/m(28.6kgf/cm)

AWG12 ­ 22

8.1mm1.0mm 1枚

0.8mm 2枚

EVS600W

EVS300W

­

­

推奨圧着端子

8.1mm1.0mm

0.8mm

1枚

AWG12 ­ 222枚

推奨締め付けトルク推奨線径機種

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EVS300W/600WTDK­Lambda

<Page>

7.

電源の寿命は、使用しているアルミ電解コンデンサの寿命や、内蔵ファン搭載品はファンの寿命に依存

します。各々の寿命データは信頼性データに記載しています。

アルミ電解コンデンサの寿命は電源の取付け方法、負荷電流、周囲温度により異なります。

「電解コンデンサ推定寿命計算値」をご参照下さい。

ファンの寿命はファンの吸気または排気温度により異なります。「FAN期待寿命」をご参照ください。

また、期待寿命を過ぎた製品を継続して使用されますと、予期せぬ出力遮断や、電源仕様を満足しない

恐れがあります。期待寿命を過ぎた製品は、メンテナンスを依頼されるか交換をご検討下さい。

8.

電源の入力ラインに外付けヒューズを取付ける場合は、下記ヒューズ容量をご使用ください。

入力電圧投入時にサージ電流が流れるため、耐サージ性の高いタイムラグヒューズ等をご使用ください。速断ヒューズは使用できません。尚、ヒューズ容量は、入力投入時の突入電流(入力サージ電流)を考慮した

値です。実負荷状態における入力電流値(RMS)から、ヒューズ容量は選定できません。

EVS300W : 6.3AEVS600W : 15A

9.

(1)規定の入力電圧が印加されていますか。

(2)入出力端子への配線は、正しく接続されていますか。

(3)配線の線材は、細すぎていませんか。

(4)出力電圧可変ボリュームは、廻し過ぎていませんか。

過電圧保護機能が動作し、出力を遮断することがあります。

(5)出力電流および出力電力は、規格値以上で使用していませんか。

(6)入力電圧波形は正弦波交流になっていますか。

UPS等を接続され、入力電圧波形が正弦波でなくなると、電源から音が発生することがあります。

(7)負荷が変動する周波数によっては電源から音が発生することがあります。

(8)内蔵のファンは、軽負荷時(定格出力電流の約5%以下)では回転数が低下、または停止します。

また、リモートON/OFFコントロール機能による出力電圧OFF時やOVP動作時など、出力電圧がOFF時で

は内蔵ファンは停止します。(600Wのみ)

10.

無償保証期間は、納入後5年です。

この期間内の正常なご使用状態における故障につきましては、無償で修理致します。

弊社製品をご使用前に弊社webサイトの「ご使用上の注意事項および製品保証と保守サービス」について

必ずお読み下さい。

20/20


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