ドローン社会共創コンソーシアム Research Consortium for Co-Creation of
Drone Collaborative Society
慶應義塾大学 SFC研究所 KEIO Research Institute at Shonan Fujisawa Campus
産学連携によるドローン社会の創造
目標:ドローン前提社会の実現
• ドローンに象徴される「物体の移動」の可能性を広げる技術開発とそのコモディティ化
• 新たな物体移動手段による恩恵を誰もが受けられるような社会制度の設計
• 誰もが自由にドローンを活用できる社会を実現するための課題解決
視座:統合技術✕社会応用✕制度再設計 個別研究と実証実験、そして包括的な議論
インターネット/IoT
統合技術 Integrated technology 人工知能(AI)
データサイエンス 自動運転/ロボティクス/ドローン/ファブ
国土交通
環境
観光・文化
スポ|ツ
医療・健康
防災
社会保障
社会応用(政策群) Social applications
安全保障
防衛
宇宙
制度再設計 Institutional re-design
労働
金融
成長戦略 経済再生・規制改革
省庁再編・国と地方の役割分担
… 教育
cyber
physical
統合技術、社会応用、制度再設計の各研究領域で取り組む課題をコンソーシアム全体で共有し、新たな社会形成を前提とした実証実験や包括的な議論を通じてドローン前提社会の実現に貢献
Actions: 研究実践、啓蒙・教育、社会応用
社会応用
啓蒙・教育 研究・実践
常に社会応用を見据えた研究実践と啓蒙・教育活動を実施 3つの「活動軸」を設定し、三位一体の産学連携研究活動を推進する
: ドローン技術研究だけではなく、自動運転、データ解析、法や安全保障と連携した応用研究を実施
• ドローンを使った応用研究 – 環境、防災・減災、観光、スポーツ、建築、都市工学、土木計画 – 陸海空を対象としたシームレスな環境計測
• SFCが強みを持つ関連研究分野との連携 – デジタルファブリケーション、自動運転、データサイエンス、IoT、およびこれらを組みあわせたIntegrated Technology研究
– ロボット法、国際安全保障。ドローン社会のための制度設計研究。 • ドローンの基礎技術
– FPV技術の向上、ドローンレース – 自動運転車両・船舶とドローンとの連携
: SFCにおける関連研究事例
Structure from Motion (SfM)
3Dプリンタとの連携 デリバリーサービス実験
放射線測定 ドローン+⾃自動運転
⾃自動運転
: キャンパス全体を無人航空機飛行の 対象地区として包括申請
(1) 目視外飛行・夜間飛行・人又は物件から30m以上の距離が確保できない飛行・催し場所上空の飛行・物件投下
(2) 教職員・学生が自ら運営ルール(内規)を作成
(3) 会議室を予約する感覚で、ドローン飛行場所と時間を予約できるシステム
(4) キャンパス全体で約100機程度の中・上級機ドローンを利用(研究室・個人含む)
(5) 講義や研究、サークルなどで活用 (6) 3月16日から19日に実施予定の春季集中科目「ドローン研究」には60名超の履修予定者
:ドローンを活用する人材の育成 PC・スマホ・自動車と同じレベルでドローンを使いこなす
• SFCにおける大学院・学部教育の充実 – 大学院と学部におけるドローン関連授業・演習・安全講習の充実 – ドローン技術の基礎・応用だけでなく、法制度や安全保障に関連したドローン科目の設立
• ドローン専門人材認証の発行 – ドローン・ロボティクス関連科目に「DRマーク」を付与 – これらの科目群から一定の単位を習得することで、ドローン・スペシャリストと認証
• 一般向け教育プログラム – ドローンに関心を持つ社会人や大学・高校生向けの講習の実施 – 自治体、企業向けのドローン研修プログラムの開発 → 平常時と非常時のいずれの場面でのドローンを活用できる人材
: 2015/12/9 ドローン体験会の様子
http://japan.cnet.com/sp/drone_market/35075348/ ⽇日経新聞電⼦子版2016/1/1 CNET Japan 2015/12/28
テレビ東京「アンサー」2015/12/9
NHK「シブ5時」2015/12/9
: 春休み特別研究プロジェクト
• 2016年3月16~19日 – 学部生向け授業 – ドローンの概要と事例紹介 – 安全講習・操縦講習 – データ解析・映像撮影・ビジネスプラン提案などのグループワーク
• ドローンフェスの開催 – 履修者が主催者となってドローンの啓蒙・教育活動を実践 – 体験会、レース、シンポジウムなどを運営
: 実験キャンパスからの 社会実験と機会創出、情報発信
• 社会実験 – SFCは3つの特区指定を受けている「実験キャンパス」 – キャンパスをフィールドとする様々な社会実験の実施 – 必要な社会制度の探求ならびに提言 – 医療と健康、観光と防災など、自治体と連携した社会実験の実施
• ドローンビジネス – ドローン前提社会のビジネス創造を競う「ドローンビジネスコンテスト」の実施
– シンポジウムや勉強会を通じた市場環境の理解と整備 • ドローンレース
– World Drone Prix 日本選考会など、世界的なドローンレースの日本予選・本戦の開催
– 先端技術の実証的な評価
: 構想中の実証実験 ドローン・⾃自動運転・遠隔医療療・在宅宅医療療等の統合型社会実験
過疎地の在宅治療患者 (在宅医療)
湘南藤沢記念病院 (H29開設予定)
ドローンによる医療資材・薬剤運搬
自動運転車両による搬送・送迎
テレビ遠隔医療
ナース プラクティショナー
服薬管理 医療・健康 データ分析
エコ・健康ハウス ファブ
: ドローンレース開催
World Drone Prix (3/14, Dubai)の日本選考会 http://www.worlddroneprix.com 日時:2月14日(日)場所:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス 主催:World Drone Prix、共催:SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアム
コンソーシアム入会募集のご案内
ドローン社会共創コンソーシアムにご関心をお持ちの方へ
目 的 ドローン社会を共創することを目的とした応用研究コンソーシアム
教育 大学院・学部での総合ドローン教育
ドローン専門認証の発行 一般向け教育プログラム
研究 データ科学やロボティクス等と連携
統合的な技術開発 ドローン社会の制度設計
社会展開 ドローンビジネス 地域との連携 ドローンレース
組織概要(2015.12.25 創設時)
代 表: 古谷知之(総合政策学部教授) 共同代表:清木康 (大学院政策・メディア研究科委員長・教授) 事務局長:南政樹(大学院政策・メディア研究科特任助教) 研究者 :専任教員 23名、研究員 4名 環境、防災、建築・都市、安全保障、ロボット法、自動運転、データ、ファブ、IoT等の専門家
コンソ概要:多様な研究者による実施体制
古⾕谷知之(代表)応⽤用統計学都市⼯工学
神保 謙国際安全保障
⽥田中浩也デザインファブリケーション
新保史⽣生情報法ロボット法
清⽊木康(共同代表)マルチメディア・データベース
村井純インターネット
IoT
⼤大前学機械⼯工学⾃自動運転
南政樹(事務局⻑⾧長)インターネット医療療・健康情報
千葉葉功太郎郎㈱コロプラ取締役Co-‐‑‒Founder
ドローンビジネス
井上⼠士郎郎アヴィエイター・ジャパン㈱代表取締役社⻑⾧長
ドローンレース
コンソメンバー:多様な専門分野の教授陣と ドローン業界を牽引する研究所員
古⾕谷知之 総合政策学部・教授 コンソーシアム代表清⽊木 康 政策・メディア研究科委員⻑⾧長・教授 コンソーシアム共同代表、GESLとの連携村井 純 環境情報学部⻑⾧長・教授 インターネットとドローン梅垣理理郎郎 総合政策学部・教授 ドローンと安全保障徳⽥田英幸 環境情報学部・教授 ドローンの社会サービス応⽤用武藤佳恭 環境情報学部・教授 ドローンの社会サービス応⽤用厳 網林林 環境情報学部・教授 環境・防災・⼟土⽊木分野でのドローン応⽤用、国際連携新保史⽣生 総合政策学部・教授 情報法、ロボット法⼀一ノ瀬友博 環境情報学部・教授 環境・防災分野でのドローン応⽤用、EDGEとの連携⼤大前 学 政策・メディア研究科・教授兼環境情報学部・教授 ⾃自動運転技術とドローンとの融合池⽥田靖史 政策・メディア研究科・教授兼環境情報学部・教授 建築分野でのドローン応⽤用植原啓介 環境情報学部・准教授 ドローンと環境計測⾼高汐⼀一紀 環境情報学部・准教授 ドローンとロボティクスの融合神保 謙 総合政策学部・准教授 ドローンと国際安全保障⽥田中浩也 環境情報学部・准教授 ドローンとファブの融合中澤 仁 環境情報学部・准教授 ドローンと環境計測松川昌平 環境情報学部・准教授 建築分野でのドローン応⽤用南 政樹 政策・メディア研究科・特任助教 コンソーシアム事務局⻑⾧長、医療療・健康分野でのドローン応⽤用⽥田代光輝 政策・メディア研究科・特任准教授 ドローンのメディア活⽤用板川 暢 政策・メディア研究科・特任助教 環境・防災分野でのドローン応⽤用佐々⽊木史織 政策・メディア研究科・特任准教授 ドローンと環境データベース浦⽊木⿇麻⼦子 政策・メディア研究科・特任専任講師 ドローンと環境データベース林林 康弘 政策・メディア研究科・特任専任講師 ドローンと画像データベース千葉葉功太郎郎 SFC研究所・上席所員 ㈱コロプラ取締役Co-‐‑‒Founder ドローンビジネス井上⼠士郎郎 SFC研究所・上席所員 アヴィエーター・ジャパン㈱代表取締役社⻑⾧長 ドローンレース⾼高橋伸太郎郎 SFC研究所・上席所員 デジタルハリウッド⼤大学⼤大学院 ドローン教育カリキュラム開発坂本義親 SFC研究所・所員 ドローンのメディア活⽤用
ドローン社会共創コンソーシアム 研究メンバー(2016/1/31)
コンソ概要:年間スケジュール
• シンポジウム・イベント(年3回) – 3月 ドローン・フェス
• 体験会、レース、ディスカッションイベントなどを企画 – 7月 ドローン・ビジネス・シンポジウム(仮)
• ドローン前提社会のビジネス創造を対象にしたコンテストと、ドローンを活用したビジネスや活動を紹介するイベント
– 11月 SFC Open Research Forum • 毎年恒例の研究成果報告会での展示・セッション
• 勉強会(年3~5回、偶数月 4, 6, 8, 10 ,12月) – ドローン分野の第一人者やSFC研究者を講師に招いた勉強会を実施 – 誰でも参加可(会費制)
• その他 – コンソーシアム総会(3月) – プロジェクトミーティング(随時)
コンソーシアム参加のご案内
会員区分 コンソ運営 幹事会 総会 プロジェクト 勉強会 会費(1⼝口)幹事会員(法⼈人) 可能 参加可 参加可 提案・実施可 参加可 300万円⼀一般会員(法⼈人) ☓ ☓ 参加可 ⼀一部参加可 参加可 50万円個⼈人会員 ☓ ☓ 参加可 ⼀一部参加可 参加可 1万円
※自治体や非営利団体などは会費の支払いなく任意にご参加いただけます。 ※上記区分以外で、例えば大学に所属する学生や研究者などのご参加については、 別途ご相談に応じますので、お気軽にお申し出ください。
第1回幹事会・総会を3月19日(土)にSFCに於いて開催予定
ドローン社会共創コンソーシアムでは、コンソーシアムの主旨にご賛同頂き、 教育・研究・社会展開におけるさまざまな活動を推進するための活動予算を ご支援いただけるコンソーシアム会員を募集しています。 活動内容に応じて、「幹事会員」「一般会員」「個人会員」の区分を設けています。 その他、起業まもないスタートアップ支援会員などは特別会員として個別に
コンソーシアムご入会、活動内容全般、メディア・報道からのお問い合わせ: ドローン社会共創コンソーシアム 事務局 事務局長 南 政樹 E-mail: [email protected] SFC研究所ならびに研究者に関するお問い合わせ: 慶應義塾大学 湘南藤沢事務室 学術研究支援担当 電話: 0466-49-3436 / FAX: 0466-49-3594 E-mail: [email protected]
慶應義塾大学SFC研究所について 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、大学院健康マネジメント研究科、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の附属研究所である SFC 研究所は、21 世紀の先端研究をリードする研究拠点として、SFC における教育・研究活動と、産官学および国内外のあらゆる関連活動との双方向の協調関係を育みながら 諸科学協調の立場から先端的研究を行い、社会の発展に寄与することを目的としています。
本件に関するお問い合わせ
KEIO University, Research Consortium for
Drone Collaborative Society