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HHT HHH} - Tohoku University Official English Website

Date post: 18-Dec-2021
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コインを 3回投げるという実験 S={TTTTTHTHTTHHHTTHTHHHTHHH} 表となる事象を H, 裏となる事象を Tと表すことにすると , コイン投げに対応して ,標本空間は,
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コインを3回投げるという実験

S={TTT、TTH、THT、THH、HTT、HTH、HHT、HHH}

表となる事象をH,裏となる事象をTと表すことにすると,コイン投げに対応して,標本空間は,

離散(discrete)確率変数

=>

一般に,コインを回投げて表の出る回数Xの確率分布は、二項分布(binomial distribution〉である。

=>確率分布関数(probability distribution function)あるいは確率分布

確率変数Xが連続的に値を取ることが出来るとき、連続(contlnuous)確率変数という。

このようなf(x)を確率変数Xの確率密度関数(probability density function) あるいは単に密度関数(density function)

の計算:

連続確率変数Xがaとb(a<b)の間の値をとる確率

例題2.3

X:3枚の公正なコインを投げるとき表の出る枚数Xの期待値(平均値) :

x=0、確率=>P(0)=1/8x=1、確率=> P(1)=3/8x=2、確率=> P(2)=3/8x=3、確率=> P(3)=1/8

図2.6は,例題2.3の確率分布と期待値を図示したものです。

期待値は確率変数の中心に位置していることがわかる。この代表値=>Xの期待値(expected valueまたはexpectation)あるいは平均値

(mean value)

確率変数の期待値μからのばらつきを測ろうとしているので,確率変数の値からμを引いた偏差Xi一μを考える。

偏差が正であっても負であっても,μから離れていることには変わりはないので,これを2乗して,プラスとする。

このμからの偏差の2乗が,期待値からのばらつきの大きさとなるので,それらが実現する可能性を示す確率を掛けて合計する。

u標準偏差(standard deviation)=>分散σˆ2の平方根をσと表す

公正なサイコロを1回目に投げたとき,x=1=>偶数が出るx=0=>奇数が出る

例題2.6表2.2の確率変数XとYの平均値(期待値)と分散を計算する。

例題2.7この節の初めに取り上げたサイコロ投げを再び考えてみる。今回は,Xの値にかかわらず, Yの値は2回目のサイコロの出た目の数が{1,2}ならば=>y=1,

それ以外=>y=0 ,こうすると,xとyの同時確率は表2.3となる。P(x,y) =P(x) P(y)となっていることを確かめてください。


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