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JFC 中小企業だより 2011.8 17 18 中小企業事業 -70 （DI） 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 30 20 10 0 -10 -20 -30 -40 -50 -60 景気後退期 全産業 製造業 非製造業 2011 見通し DATA ●調査時点：2011年 6 月中・下旬 ●調査対象：当公庫中小企業事業取引先 15,270社 ●有効回答企業数：6,936 社（回答率 45.4％） 今回調査のポイント データで見る中小企業の動き -60 -70 -50 -40 -20 -10 0 10 20 30 40 （DI） 全産業製造業飲食料品繊維・繊維製品木材・木製品紙・紙加工品印刷・同関連化学工業プラスチック製品窯業・土石非鉄金属金属製品はん用機械生産用機械業務用機械電子部品・デバイス電気機械輸送用機械（自動車部品）その他製造業-30 鉄鋼2011年1-3月期実績 2011年4-6月期実績 2011年7-9月期見通し 2011年10-12月期見通し -80 -60 -40 -20 0 20 （DI） 非製造業サービス業小売業卸売業飲食宿泊業不動産業情報通信業倉庫業水運業運送業建設業2011年1-3月期実績 2011年4-6月期実績 2011年7-9月期見通し 2011年10-12月期見通し -40 0 10 （DI） 北海道 九州 四国 中国 近畿 東海 北陸 関東 東北 -10 -20 -30 2011年1-3月期実績 2011年4-6月期実績 2011年7-9月期見通し 2011年10-12月期見通し データで見る中小企業の動き 2011年4-6月期実績、 7-9月期および10-12月期見通し 業況判断 DI （前年同期比、「好転 」ー「悪化 」 企業割合）は、▲ 24.8 とマイナス幅が拡大した。 先行きについては、マイナス幅が縮小する見通 しとなっている。 当調査のDIは、回答結果の分散程度を指数化したものです。質問に対し「プラス」「中立」「マ イナス」の３つの選択肢を用意し、「プラス」の選択肢に回答した企業の割合から「マイナス」 の選択肢に回答した企業の割合を差し引いた値で、基本的に「変化の方向」を表します。 来期はマイナス幅が やや縮小。来々期に は▲ 14.3 まで改善 する見通しです。 ●製造業 製造業は、はん用機械、生産用機械を除く全て の業種でマイナス水準となった。特に、自動車部 品を含む輸送用機械でマイナス幅が拡大したもの の、先行きについては改善の見通しとなっている。 ●非製造業 非製造業は、全ての業種でマイナス水準となっ た。なかでも飲食宿泊業や運送業などでマイナス 幅が拡大している。先行きについても、厳しい見 通しの業種が多い。 業況判断 DI を地域別にみると、全 ての地域でマイナス水準となった。な かでも東海や関東などでマイナス幅が 拡大している。先行きについては東海、 関東などでマイナス幅は縮小する見通 しとなっている。 ●現状 ●見通し 業況判断 DI の推移〈季節調整値〉 マイナス幅が拡大した。先行きについては改善の見通し。 業況判断 DI 4 期ぶりにマイナスに転じた。 売上げ DI 販売価格 DI はマイナス幅が縮小し、仕入価格 DI は引き続き上昇。 価格 DI 3 期連続でマイナス幅が拡大した。 純益率 DI 3 期ぶりにマイナスに転じた。 従業員 DI 設備投資実施企業割合 7 期ぶりに低下した。 マイナス幅が拡大 ▷ ▲ 4.8 ▲ 24.8 ※前年同期比、 ｢好転｣—｢悪化｣企業割合 業況判断 ①-1 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 全ての地域で マイナス水準に 製 造 業：ほとんどの業種でマイナス水準 非 製 造 業：飲食宿泊業などでマイナス幅が拡大 地域別業況判断 DI の推移〈季節調整値〉 製造業 業種別業況判断 DI の推移〈季節調整値〉 非製造業 業種別業況判断DIの推移〈季節調整値〉 ※前年同期比、 ｢好転｣—｢悪化｣企業割合 ※前年同期比、 ｢好転｣—｢悪化｣企業割合 ※前年同期比、 ｢好転｣—｢悪化｣企業割合 地域別業況判断 ①-3 業種別業況判断 ①-2 D I（ディフュージョン・インデックス） 全国中小企業動向調査（中小企業編）の結果概要 『中小企業の景況は、東日本大震災の 影響により悪化しているが、 先行きには持ち直しの兆しもみられる』 日本政策金融公庫総合研究所は 7月21日、 「全国中小企業動向調査結果（2011年4-6 月期実績、 7-9月期以降見通し）」を発表した。
