Nissan - 2004年度決算報告...

２００４年度決算報告日産バリューアップ 2005年 4月 25日

２００４年度決算報告

日産バリューアップ

日産自動車株式会社取締役兼CEO

カルロス・ゴーン

2005年4月25日


アジェンダ

2004年度　販売状況

2004年度　財務実績

2005年度　見通し

日産180進捗報告



2004年度

2,200

2,800

3,000

2,600

99年度 00年度 01年度 02年度 03年度 04年度

3,200

3,400

2,400

2,597

3,057

2,633

2,530

2,771

3,388+10.8%最高記録

1990年：3,107

グローバル販売台数千

台


2,469

3,064

2,614

2,402

2,737

3,378+10.2%

過去最高記録：3,085

2,200

2,800

3,000

2,600

3,200

3,400

2,400

グローバル生産台数2004年度

千台



983

848+1.4%

837

月間販売ランキング上位10に4車種が入る

03年度 04年度

0

600

800

400

1,000

200

全需: 580万台 (-1.2%)

日産市場占有率: 14.6% (+0.4ポイント

日本2004年度　販売状況

千台

フーガ“RJC カー・オブ・ザ・イヤー”受賞

マーチキューブ

ディーダノート


859

1,013+18.4%

0

600

800

400

1,000

200

米国千

台2004年度　販売状況

03年度 04年度

全需: 1､690万台 (+0.4%)

日産市場占有率: 6.0% (+0.9ポイント)

パスファンダー

タイタン

フロンティア

アルティマ


0

80

100

60

120

140

40

124

78 71

96

76

132+6.5%


販売状況：インフィニティチャンネル千

台


544+0.3%

542

全需: 1､980万台 (+4.2%)

日産市場占有率: 2.7% (-0.2ポイント)

0

600

800

400

1,000

200

欧州2004年度　販売状況

千台

03年度 04年度

ピックアップ

エクストレイル


983+19.5%

822

中国販売台数: 194,000 (+92.7%)　東風汽車小型商用車含む

*メキシコ及びカナダを含む

ティアナ“2005年カー・オブ・ザ・イヤー”受賞

0

600

800

400

1,000

200

一般海外市場*千

台2004年度　販売状況

03年度 04年度


アジェンダ







03年度 04年度(億円)


￥107.6/$1￥134.4/€1

差異

連結売上高 74,292 85,763 +15.4%

連結営業利益 8,249 8,612 +4.4%

連結売上高営業利益率 11.1% 10.0% -1.1ポイント

04年度為替前提


04年度O.P.

8,612

03年度O.P.8,249

為替影響-780

9,000

8,000

10,000

連結対象変更+310

販売台数増車種構成+2,840

販売費-1,140

営業利益増減要因分析億

円2004年度　財務実績


米国のインセンティブ状況：Auto data

1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005

台当

たり

（ドル

）

ToyotaToyotaHondaHonda

NISSAN

ChryslerChryslerFordFord

GMGM

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000


米国のインセンティブ状況：ＣＮＷ data

1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005

FordFord

台当

たり

（ドル

）

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

ToyotaToyota

HondaHonda

ChryslerChrysler

GMGM

NISSAN


インセンティブ動向比較

0

1000

2000

3000

4000

5000


ChryslerChryslerGMGM

NISSANNISSAN

5000

CNW

1999 2000 2001 2002 2003 2004 20050

1000

2000

3000

4000


NISSANNISSAN

ChryslerChryslerFordFord

GMGMAutodata

FordFord

台当

たり

（ドル

）


生産・物流コスト-150

サービス保証費-410

研究開発費-440

購買コスト

+1,310

商品性向上規制対応コスト

-920

一般管理費他

-257

連結対象変更+310

04年度O.P.

8,612

03年度O.P.8,249

為替影響-780

販売費-1,140

販売台数増車種構成+2,840

9,000

8,000

10,000

営業利益増減要因分析億

円2004年度　財務実績


内部消去: 03年度 +54, 04年度: +4

2004年度　財務実績地域別営業利益

04年度03年度0

492 560

4,000

2,000

欧州

04年度03年度

3,7973,518

米国 (カナダ含む)億円

03年度 04年度

0

3,4113,525

日本4,000

2,000

04年度03年度

660848

一般海外市場 (メキシコ含む)


04年度為替前提￥107.6/$1, ￥134.4/€1

営業外損益（－は損失） -152 -55 +97

金融コスト -157 -104 +53

経常利益 8,097 8,557 +5.7%

特別損益（－は損失） -732 -625 +107

当期純利益 5,037 5,123 +1.7%

税金等調整前当期純利益 7,365 7,932 +7.7%

法人税等調整額 -2,190 -2,580 -390

少数株主利益 -138 -229 -91


03年度 04年度(億円) 差異


-1,000

億円

03年度末実質有利子

負債

04年度末実質キャッシュ

-136

+8,792

営業活動

-4,507

投資活動

2,058

-2,091

財務活動

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

0

キャ

ッシ

ュ・ポ

ジテ

ィブ

負債

フリーキャッシュフロー

実質キャッシュフロー（自動車事業）


21,000

13,497

9,527

136

4,317

-2,159-86

新会計基準ベース

98年度 00年度 01年度 02年度 03年度 04年度99年度

1,0000

15,000

5,000

2,0000

25,000

0

-4,535-2,058

2004年度　財務実績自動車事業実質有利子負債

億円


連結営業利益

　固定資産+運転資金+手許資金

ROIC(自動車事業)

=

1.3%

7.5%

19.8%21.3%

12.7%

20.1%*

0

10%

15%

5%


20%

25%

2004年度　財務実績投下資本利益率（自動車事業）

*2004年3月末時点より増加したキャッシュを除外し、損益報告書と同様の連結対象範囲を適用


40

1914

24

34

29

7

0

8

99年度 00年度 01年度 02年度 03年度 07年度*

20

10

40

0

30

04年度 05年度*06年度*

2004年度　財務実績1株

当り

年間

配当

/ 円

配当政策

*予想数値


アジェンダ







0

1,500

2,000

1,000

3,000

3,500

500

2,5972,771

3,0573,388

2,500

3,618+6.8%

全需予想: 6,100万台 (+0.7%)

千台

2005年度見通し

*予想数値

01年度 02年度 03年度 04年度 05年度*


セレナオッティ

コンパクトワゴンＭクラスセダン

軽自動車

クエストインフィニティＭラフェスタパスファンダーティーダハッチバックインタースターナバーラティーダセダンエクステラ

350Z ロードスタームラーノ

パスファインダーナバーラ

マイクラＣＣ

日本欧州

米国

一般海外地域*

2005年度新型モデル

*メキシコ及びカナダを含む


2,5972,771

3,0573,388

3,618+6.8%

全需予想: 6,100万台　　　(+0.7%)+3.3%　米国1,047

+ 10%　日本933

+1.1%　欧州550

+10.7%一般海外地域(メキシコ、カナダ含む)

1,088

千台

*予想数値

01年度 02年度 03年度 04年度 05年度*

2005年度見通し

0

1,500

2,000

1,000

3,000

3,500

500

2,500


リスク

為替レートの変動

金利の上昇

原材料価格の高騰

エネルギー費の増加

インセンティブの上昇

米国及び日本経済の

成長不確実性

好機


2005年度見通し


連結売上高 85,763 90,000 +4.9%連結営業利益 8,612 8,700 +1.0%経常利益 8,557 8,600 +0.5%当期純利益 5,123 5,170 +0.9%

+13.1%設備投資 5,4004,775

投下資本利益率（ROIC） 20.1% ----20% 以上

05年度為替レート前提

￥105/$1￥130/€1

+13.0%研究開発費 4,5003,981

04年度 05年度(予想）(億円) 差異

2005年度見通し


アジェンダ







1

8

0

% 売上高営業利益率達成

自動車事業実質有利子負債ゼロ

日産180　コミットメント

00万台グローバル増販


0

2,000

1,000

4,000

3,000

千台

849553

274

1,1201,403

1,809

3,597

日産180販売進捗状況

10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月７月 8月 9月


フルサイズＳUV &トラックアルマーダタイタン

クロス・オーバームラーノ FX35/45

フェアレディZ

軽自動車

モコクリッパー

新コンパクト・カーノートティーダ

ティアナ

小型商用車

キュビスター

プリマスターインタースター

マーケットカバレッジ拡大日産180販売進捗状況


アジェンダ







日産リバイバルプラン日産180 日産バリューアップ

“会社の再生 ”“再建を完了し、利益ある成長へ

軸足を移動”“更なる発展と価値創造”

コミットメント• 00年度の黒字化

• 02年度までに

　売上高営業利益率>4.5%

• 02年度までに　　　　　　　　自動車事業実質有利子負債50%削減

• 05年9月末までグローバルで　　100万台増販

• 売上高営業利益率8%達成

• 自動車事業実質有利子　　　　負債ゼロ

• 08年度に420万台

• 業界トップレベルの　　　　　　　売上高営業利益率を維持

• 投下資本利益率（ＲＯＩＣ）　　　期間平均20%

卓越した企業への軌跡


進化を伴った計画日産180の中核となった要素

売上増大品質と

スピードの向上

コスト削減ルノーとの

アライアンス効果最大化


2005-2007年度間グローバル自動車業界トップレベルの売上高営業利益率

利益に対するコミットメント

日産バリューアップ・コミットメント

業績の持続


0

2

4

6

8

10

12

-3 -2 -1 0 1 2

1999年度基点　グローバルマーケットシェア変化率 (%)

連結

売上

高営

業利

益率

(%

)

GM

RENAULT

PSADCX

ホンダ

トヨタ

BMW HYUNDAI

FORD

VW◆◆ 日産 ◆◆ 04年度同業他社

1999

2000

2001

20022003 2004 2007


日産リバイバルプラン

日産180

日産バリューアップ・コミットメント業界トップレベルの売上高営業利益率




08年度に420万台

台数に対するコミットメント



+812

+791

2,597

3,388

0

2,000

1,000

01年度 04年度 08年度*

4,000

3,000

4,200 コミットメント

千台

*予想数値

日産バリューアップ・コミットメントグローバル販売台数


投下資本利益率3年間平均20%以上



08年度に420万台

台数に対するコミットメント

投下資本利益率



資料出許: Moody’s Rating Methodology: Global Auto Industry ( 2004年9月) Analysis: NISSAN IR

*Retained cash flow: Cash flow from operation – change in working capital - dividend**Adjusted cash: Cash + marketable securities + VEBA (Voluntary employee’s beneficiary association)

競争力のあるキャッシュフロー

弱い流動性

ROA

ROE

Asse

t Tu r

nove

r

RCF*

/Tot

al D

ebt

RCF*

/Net

Deb

tFi

xed

Char

ge C

over

age

Adj.

Cash

**/

Tota

l Ass

et

Cash

/Deb

t (B/

S)

Adj.

Cash

**/T

otal

Debt

Mat

uri ty

R&D/

Reve

nue

Depr

ecia

tion/

CAPE

X

EBIT

A M

argi

n

0

1

2

3

4

5

6

平均格付け: A

BMW ホンダ PSA

DCX VW

日産

トヨタ

FCF/

Tota

l Deb

t

財務指標比較分析

トップレベルの利益率

平均レベル投資額





弱い流動性

ROA

ROE

Asse

t Tu r

nove

r

RCF*

/Tot

al D

ebt

RCF*

/Net

Deb

tFi

xed

Char

ge C

over

age

Adj.

Cash

**/

Tota

l Ass

et

Cash

/Deb

t (B/

S)

Adj.

Cash

**/T

otal

Debt

Mat

uri ty

R&D/

Reve

nue

Depr

ecia

tion/

CAPE

X

EBIT

A M

argi

n

0

1

2

3

4

5

6

平均格付け: A

BMW ホンダ PSA

DCX VW

日産

トヨタ

FCF/

Tota

l Deb

t








弱い流動性

ROA

ROE

Asse

t Tu r

nove

r

RCF*

/Tot

al D

ebt

RCF*

/Net

Deb

tFi

xed

Char

ge C

over

age

Adj.

Cash

**/

Tota

l Ass

et

Cash

/Deb

t (B/

S)

Adj.

Cash

**/T

otal

Debt

Mat

uri ty

R&D/

Reve

nue

Depr

ecia

tion/

CAPE

X

EBIT

A M

argi

n

0

1

2

3

4

5

6

平均格付け: A

BMW ホンダ PSA

DCX VW

日産

トヨタ

FCF/

Tota

l Deb

t








弱い流動性

ROA

ROE

Asse

t Tu r

nove

r

RCF*

/Tot

al D

ebt

RCF*

/Net

Deb

tFi

xed

Char

ge C

over

age

Adj.

Cash

**/

Tota

l Ass

et

Cash

/Deb

t (B/

S)

Adj.

Cash

**/T

otal

Debt

Mat

uri ty

R&D/

Reve

nue

Depr

ecia

tion/

CAPE

X

EBIT

A M

argi

n

0

1

2

3

4

5

6

平均格付け: A

BMW ホンダ PSA

DCX VW

日産

トヨタ

FCF/

Tota

l Deb

t





自動車事業から販金金融会社へグ

ルー

プ内

貸付

金比

率（％

）

02年度 03年度 04年度0

1,500

3,000

4,500

6,000

7,500

9,000

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

億円

10,50035.7%

33.0%

23.1%

グループ内貸付金比率（％）= グループ内貸付金/自己資本を除いた投資額

グループ内貸付金


0

10％

15％

5％

20％

25％

日産180 日産バリューアップ日産リバイバルプラン

7.5%

19.8%21.3%

12.7%

ＲＯＩＣ平均20%

00年度 02年度 03年度 04年度 05年度 06年度 07年度01年度99年度

連結営業利益

固定資産+ 運転資金

ROIC(自動車事業)

=

20.1%*

1.3%

*2004年3月末時点より増加したキャッシュを除外し、損益報告書と同様の連結対象範囲を適用

日産バリューアップ　コミットメント投下資本利益率（自動車事業）


主要前提条件

　2007年度グローバル全体需要

6,300万想定

　為替レート前提

　05年度 105円/$ 130円/€

　06年度, 07年度 100円/$ 120円/€


31

44

28

70

新型車

日産バリューアップ日産180

グローバル新型車投入

SOP


28車種新規投入日産バリューアップ　

282810車種

新規投入

18車種

モデルチェンジ


インフィニティを一流のグローバル・ラグジュアリー・ブランドへ

台湾

中近東

ロシア

韓国

中国

米国

日本*

* 日本へのインフィニティ導入は日産バリューアップ以降を予定

ブレークスルー


ADバンアトラス

シビリアン

キャラバン

キャブスター

22の日産バッジモデル

ブレークスルー小型商用車


0

450

00年度 03年度 07年度*

600

300

150

0

6%

4%

8%

2% 売上

高営

業利

益率

312

187203

182

234

3.3%3.6%

-0.5%1.4%

4.0%

8.0%

01年度 02年度 04年度

434

ブレークスルー小型商用車

千台

*会社予想数値


タイ

中国

エジプト

機会の最大限活用、総コストの最小化

ルーマニアハンガリー

ベトナムメキシコインド

メルコスール

ブレークスルーリーディング・コンペティティブ・カントリー（ＬＣＣｓ）


インドパキスタン

ロシア

エジプトタイ

湾岸諸国中国

東ヨーロッパ

地理的拡大ブレークスルー


= HEV

ULEVULEV

SU-LEV

EV

=CVT

CO2削減NOx & HC削減

環境技術新たな機会　

80％　極超発低排出ガス車

（SU-LEV）06年3月まで

40％電気自動車

（EV）

100万台CVT

20万台ハイブリッド


新しい安全技術への取り組み

セーフティー・シールド

10の新しい安全技術をこの３年間に導入予定

新たな機会　


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