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Oracle Application Express 4.0 を
使用した、グラフ、ガント・チャート、
マップの構築
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Oracle Application Express 4.0を使用した、グラフ、ガント・
チャート、マップの構築
目的
このチュートリアルでは、Oracle Application Express 4.0 でグラフ、ガント・チャート、マップを構築する
方法を説明します。
所要時間 :約 60分
概要
Oracle Application Express 4.0にはAnyChart 5.1の統合が含まれているため、パフォーマンスが向上
し、レンダリング時間および更新時間が短縮されます。 マップとガント・チャートのサポートに加え、このリ
リースには、スクロール機能のサポート、インタラクティブ・ラベル、凡例マーカー、複数データ・マーカー、
コンテンツ・メニューのローカリゼーションが含まれています。
前提条件
このチュートリアルを始める前に次のことを確認してください。
Oracle Database 11g がインストールされていること
Oracle Application Express Release 4.0 がインストールされていること
apexcharts.zipファイルがダウンロードされ、作業ディレクトリに解凍されていること
このチュートリアルを実行するための作業領域とユーザーが作成されていること
簡単なグラフ構築アプリケーションの作成
簡単なグラフを作成するには、以下の手順を実行します。
1 . ブラウザに以下の URLを入力し、Oracle Application Express にログインします。
http://<ホスト名>:8080/apex
2 . Oracle Application Express にログインするには、次の詳細情報を入力して、「ログイン」をクリックします。
ワークスペース: <作業領域名>
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ユーザー名: <ユーザー名>
パスワード: <パスワード>
3 . Oracle Application Expressのホーム・ページで、アプリケーション・ビルダータブの横にある下矢印をクリック
し、「アプリケーション」→「データベース・アプリケーション」を選択します。
4 . 「作成 >」をクリックします。
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5 . 「データベース」を選択し、「次へ >」をクリックします。
6 . 「最初から」を選択し、「次へ >」をクリックします。
7 . 名前に Charting Application と入力し、「次へ >」をクリックします。
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8 . ページ・タイプの選択として空白ページが選択されていることを確認し、ページ名にHomeと入力し、「ページの
追加」をクリックします。
9 . ページ・タイプとして「チャート」を選択し、以下内容を指定し、「ページの追加」をクリックします。
フィールド 値
Subordinate to
Page Home (1)
Page Name Sales Report
Chart Type 3D Bar Chart
Chart Title Sales Report
X Axis Title Sales
Y Axis Title Day
問合せ:
select null link,
to_char(o.order_timestamp, 'DY') label,
sum (decode(p.category,'Accessories',oi.quantity * oi.unit_price))
"Accessories",
sum (decode(p.category,'Mens',oi.quantity *
oi.unit_price,0)) "Mens",
sum (decode(p.category,'Womens',oi.quantity *
oi.unit_price,0)) "Womens"
from demo_product_info p, demo_order_items oi, demo_orders o
where oi.product_id = p.product_id
and o.order_id = oi.order_id
and (oi.quantity * oi.unit_price) <> 1999
group by to_char(o.order_timestamp, 'DY'),
to_char(o.order_timestamp, 'D')
order by to_char(o.order_timestamp, 'D')
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10 . 「次へ >」をクリックします。
11 . デフォルト値のまま「次へ >」をクリックします。
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12 . デフォルト値のまま「次へ >」をクリックします。
13 . リストからアプリケーションの日付書式を選択し、「次へ >」をクリックします。
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14 . テーマ1が選択されていることを確認し、「次へ >」をクリックします。
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15 . 「作成」をクリックし、アプリケーションを作成します。
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16 . 「アプリケーションの実行」をクリックします。
17 . ユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。
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18 . ホーム・ページが表示されます。 「Sales Report」リンクをクリックします。
19 . 初期レポートが表示され、 曜日別の売上げ値を確認できます。 続いて、次のトピックではグラフを改善しま
す。
開発者ツールバーの「ページの編集 2」リンクをクリックします。
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グラフの改善
作成したグラフにいくつかの変更を加えます。 以下の手順を実行します。
1 . 「リージョン」→「ボディ(3)」を展開し、「Sales Report」リージョンを右クリックして、「チャートの編集」を選択しま
す。
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2 . 以下の変更を加え、「表示設定」サブタブをクリックします。
フィールド 値
Top Margin 10
Bottom Margin 10
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3 . 以下の変更を加え、「軸の設定」サブタブをクリックします。
フィールド 値
Animation Side From Bottom Center
Include on Chart Group By series
Values Rotation 45
4 . X軸のタイトルを Categoryに変更し、「凡例設定」サブタブをクリックします。
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5 . 凡例の表示に「右」を選択し、凡例タイトルに Categoryを入力して、「変更の適用」をクリックします。
6 . 「実行」をクリックします。
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7 . グラフが大幅に変更されたことに注目してください。
改善前は曜日でグループ分けされ、カテゴリ毎の売上が表示されていましたが、各カテゴリが曜日でグループ
分けされたので、
カテゴリ別に各曜日の売上が分かるようになりました。また、売上の数値が 45度回転していることも確認して
ください。
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8 . 図に多くの値がある場合は、スクロールバー機能を有効化できます。 開発者ツールバーの「ページの編集
2」リンクをクリックします。
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9 . 「Sales Report」リージョンを右クリックし、「チャートの編集」を選択します。
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10 . 「表示設定」サブタブを選択します。
11 . スクロールバーを表示に「X軸」を選択し、「変更の適用」をクリックします。
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12 . 再度ページを実行します。 「ページ 2の実行」アイコンをクリックします。
13 . X軸上にスクロールバーがあることを確認します。 スクロールバーを下に動かします。
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14 . 下方向へスクロールするとグラフが動くことを確認します。続いて次のトピックでは、リソース・ガント・チャート
を作成できるようにリソース・データを追加します。 開発者ツールバーにある「ホーム」リンクを選択します。
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リソース情報の追加
リソース・ガント・チャートを作成するためには、関連するリソース情報をロードする必要があります。 以
下の手順を実行します。
1 . SQLワークショップの横にある下矢印をクリックし、ユーティリティの下の「データ・ワークショップ」を選択しま
す。
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2 . データ・ロードの下の「スプレッドシート・データ」を選択します。
3 . ロード元の下の「ファイルをアップロード(カンマ区切りまたはタブ区切り)」を選択し、「次へ >」をクリックしま
す。
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4 . 「参照...」をクリックします。
5 . このチュートリアルで使用するファイルの置かれたディレクトリから「gantt_info.txt」ファイルを選択し、「開く」
をクリックします。 「1行目のデータに列名が含まれる」のチェック・ボックスが選択されていることを確認し、
「次へ >」をクリックします。
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6 . 表名に GANTT_INFO と入力し、「次へ >」をクリックします。
7 . 主キーの移入元として「既存の列を使用」、主キーの移入として「生成しない」を選択し、「データのロード」をク
リックします。
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8 . GANTT_INFO 表が作成され、データが正しくロードされました。 次のトピックでは、このデータを基にしてリ
ソース・ガント・チャートを作成します。 「アプリケーション・ビルダー」タブをクリックします。
リソース・ガント・チャートの作成
次に、ロードしたデータを基にしてリソース・ガント・チャートを作成します。 以下の手順を実行します。
1 . 「Charting Application」を選択します。
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2 . 次に、リソース・ガント・チャートのための新規ページを作成します。 「ページの作成 >」をクリックします。
3 . 「チャート」を選択し、「次へ >」をクリックします。
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4 . 「Flashチャート」を選択して、「次へ >」をクリックします。
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5 . 「ガント」を選択し、「次へ >」をクリックします。
6 . 「リソース・ガント」を選択し、「次へ >」をクリックします。
7 . ページ名とリージョン名の両方にProgress of Tasks Assigned to Employeesと入力し、「次へ >」をクリックしま
す。
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8 . デフォルト値のまま「次へ >」をクリックします。
9 . チャート・タイトルに Progress of Tasks Assigned to Employees と入力し、バックグラウンド・タイプとして「ソリッ
ド・カラー」を選択します。
次に、バックグラウンド・カラー1の色をカラー・パレットから選択します(または、スクリーンショットで指定され
た色の#99CCFFを使用します)。
カラー・スキームに「Look 1」を選択し、「次へ >」をクリックします。
10 . 以下の SQLを入力して、「次へ >」をクリックします。
select null link,
emp_id,
(select ename from emp where empno = a.emp_id) name,
parent_id parent_id,
START_DATE,
END_DATE
from gantt_info a
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11 . 「終了」をクリックし、ページを作成します。
12 . 「ページの実行」をクリックします。
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13 . リソース・ガント・チャートが表示されます。 各従業員が特定のタスクに取り組む日程を確認できます。
次の項では、地図グラフを作成できるように地図データをロードします。
人口データのロード
地図を作成する前に、データベースに人口データをロードする必要があります。 以下の手順を実行しま
す。
1 . SQLワークショップの横にある下矢印をクリックし、ユーティリティの下の「データ・ワークショップ」を選
択します。
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2 . データ・ロードの下の「スプレッドシート・データ」を選択します。
3 . ロード元の下の「ファイルをアップロード(カンマ区切りまたはタブ区切り)」を選択し、「次へ >」をクリック
します。
4 . 「参照...」をクリックします。
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5 . ファイル・ディレクトリで「population_info.txt」ファイルを選択し、「開く」をクリックします。 「次へ >」を
クリックします。
6 . 表名に POPULATION_INFO と入力し、「次へ >」をクリックします。
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7 . 主キーの移入元として「既存の列を使用」、主キーの移入に「生成しない」を選択し、「データのロード」
を
クリックします。
8 . POPULATION_INFO 表が作成され、データが正しくロードされたことを確認します。
「アプリケーション・ビルダー」タブをクリックします。
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地図グラフの作成
これで、以下の手順を実行して、地図グラフを作成できます。
1 . 「Charting Application」を選択します。
2 . 「作成 >」をクリックします。 尚、既存のページでも地図グラフ・リージョンを作成できます。
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3 . 「マップ」を選択し、「次へ >」をクリックします。
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4 . アメリカ合衆国が選択されていることを確認し、「次へ >」をクリックします。
5 . 「Country Maps」を展開し、「States」を選択します。
6 . ページ名とリージョン名の両方に US State Populations と入力し、「次へ >」をクリックします。
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7 . 「次へ >」をクリックします。
8 . マップ・タイトルに US State Populations と入力し、「次へ >」をクリックします。
9 . 以下の SQLを入力して、「次へ >」をクリックします。
select null link,
STATE_NAME label,
POPULATION value
from POPULATION_INFO
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10 . 「終了」をクリックします。
11 . 「ページの実行」をクリックします。
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12 . グラフが表示されます。 州の 1つにカーソルを合わせ、州の人口を表示します。
13 . 「+」アイコンをクリックし、地図を拡大します。
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14 . 地図が拡大されると、地図上に人口値が表示されることを確認します。 また、表示設定を変更することで、地
図の見た目を変更できます。
開発者ツールバーの「ページの編集 4」リンクを選択します。
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15 . 「US State Populations」リージョンを右クリックし、「チャートの編集」を選択します。
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16 . 「表示設定」サブタブをクリックします。
17 . グリッドの表示に「線なし」、地図投影法に「エケルト第 3図法」を選択し、「変更の適用」をクリックします。
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18 . 「ページの実行 4」アイコンをクリックします。
19 . 地図に緯線が表示されていない点など、投影図がわずかに異なっている事を確認します。
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まとめ
このチュートリアルで学習した内容は、次のとおりです。
簡単なグラフの作成と変更
リソース・ガント・チャートの作成
マップの作成
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