アニマルセラピー
NPO法人セラピードッグすまいるわん
代表理事 時田真緒CPDT-KA
すまいるわんの活動
人と犬双方の生活の質の向上を目指し、アニマルセラピーを通じて地域福祉の
増進に資することを目的とし、学校・福祉施設・病院などを対象に、自宅で飼
っている愛犬と一緒に訪問し、ふれあい活動をおこなっています。
1. セラピー犬を使ったアニマルセラピー
2. 月2回の愛犬しつけ方教室・セラピー犬育成教室
3. セラピー犬認定試験実施
4. すまいるわん認定資格(ドッグライフパートナー1級、2級養成)
5. 一般公開講座やセミナー、勉強会の開催
6. クリーンアップイベント(街からの排泄物ゼロ運動) 7. 地域イベントへの参加
8. 外部講習会への参加促進
すまいるわんの
運営スタッフ 1. 家庭犬しつけインストラクター 4名(内CPDT-KA 国際資格取得
ドッグトレーナー 1名)
2. NPO法人日本ヒューマン・アニマルボンド認定、HANB教育インストラクター資格保有者(学校補助プログラムの為のアニマルセラピー教育のインストラクター資格)
・マスターインストラクター 5名
・1級インストラクター 9名
・2級インストラクター 1名
3. 彩の国動物愛護推進員 9名
4. 愛玩動物飼養管理士 2名
5. 全員 3年〜11年のアニマルセラピーボランティア経験者
(個々には、福祉施設の職員やヘルパー、看護士、教員と全てのアニマルセラピーを行う上で、必要な専門知識を持ってます。)
3種類のアニマルセラピー
人と動物のふれあい(相互作用)
から生まれる効果を
人の健康と福祉と教育に生かす。
動物介在療法 動物介在活動 動物介在教育
(Animal Assisted Therapy)= AAT
病院での患者の症状の回復や軽減 身体的・社会的機能精神面の向上・回復等を目的に
人の医療に動物を活用する補助治療
病院
動物介在療法
(Animal Assisted Activity)= AAA
福祉施設でのレクリエーション等の提供 正しいしつけと健康管理をされた動物たちと ふれあうことによって,生活の質を高め,
ポジティブな生活への動機づけ,きっかけづくりとなる
福祉施設
動物介在活動
(Animal Assisted Education)= AAE
学校での子供達の情緒の安定や・命を慈しむ心の促進・
未来へのマナーの啓発や咬傷事故の低減 を目的とした学校教育補助授業
学校
動物介在教育
NPOとしての役割
・人の為にでなく自分や愛犬のための自発性
・無償の仕事であり、責任をもつ
常に愛犬に対しての責任を持つ
約束通り、時間厳守で行く事
・守秘義務
・相手を尊重し、同情ではなく共感をもつ
愛犬の
しつけ方
教室
セラピー犬
養成教室
セラピー犬
認定試験
衛生検査
アニマル
セラピー
実施
絶対に問題を起こしてはならない、安心・安全の提供
ボランティア
動物による効果(1)
〈高齢者への効果〉 • アルツハイマー型認知症患者へのアニマルセラピー活動
は不安、攻撃性を低減する効果が見られた。
(Fritz et al,1995)
心の安定ややる気の引き出し
生活の質の向上や情緒の安定
症状の回復や軽減
日常動作の向上
動物による効果(2)
精神的効果・・・緊張がほぐれる
生理的効果・・・能動的になる
社会的効果・・・周囲との接点
必ず科学的に基づいた視点を持つ事が重要!!
動物とのふれあいにより
アニマルセラピーの現状
• アニマルセラピーの認知度が高まって来た
• 実施を望む施設(小学校・老人施設) が増えて来た
• セラピー犬が少ない
• アニマルセラピーの専門家が少ない
1986年アメリカから日本へアニマルセラピーが導入されてから26年。
埼玉県は、他よりいち早くアニマルセラピー事業を開始し12年。
少しずつですが、アニマルセラピーと言う名は広まってきました。