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SQL Server 2017 ライセンス購入ガイド...Copyright 2017-2018 FUJITSULIMITED...

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Microsoft® SQL Server 2017®ライセンス購入ガイド2018年1月第1.1版富士通株式会社

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更新履歴版数 更新⽇ 更新内容

1.0 2017/12 初版

1.1 2018/1 「1. SQL Server 2017のエディションとライセンスモデル」、「3. ソフトウェアアシュアランス」の記事を修正

P.2

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はじめに本資料は、⽇本マイクロソフト社のデータベース製品 SQL Server 2017を購入する際の、必要なライセンス数の計算方法について説明したものです。

[留意事項]本資料は、2017年12月現在のSQL Server 2017に関するライセンスポリシー(日本マイクロソフト社)に基づいています。

[略称について]本資料では以下の略称を使⽤しています。製品名: SQL Server 2017→ SQL2017製品名: SQL Server 2016 → SQL2016エディション名: Enterprise → Entエディション名: Standard → Std

[免責事項]本資料について、当社は、その正確性、商品性、御利⽤⽬的への適合性等に関して保証するものではなく、その御利⽤により⽣じた損害について、当社は法律上のいかなる責任も負いかねます。本書は、予告なく変更・廃⽌されることがあります。

[登録商標]Microsoft、Windows、SQL Serverは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。

P.3

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1. SQL Server 2017のエディションとライセンスモデル1.1. SQL Server 2017のエディション1.2. SQL Server 2017のライセンスモデル1.3.コアベースモデルの詳細1.3.1. コアベースモデル(物理OS環境)1.3.2.コアベースモデルのライセンス購⼊例(物理OS環境)1.3.3.コアベースモデル(仮想OS環境)1.3.4. コアベースモデルのライセンス購⼊例(仮想OS環境)1.3.5. コアベースモデルのライセンス購⼊例(物理/仮想OS混在)1.3.6. Enterprise エディションの場合の特例

1.4. サーバー/CALモデルの詳細1.4.1. サーバー/CALモデルのライセンス購⼊例(物理OS環境)1.4.2. サーバー/CALモデルのライセンス購⼊例(仮想OS環境)1.4.3. サーバー/CALモデルのライセンス購⼊例(物理/仮想OS混在環境)

1.5. SQL Server 2017製品別購入数のまとめ1.6. エディションの詳細

2. 販売形態 (パッケージ製品、ボリュームライセンス、PRIMERGYバンドルオプション製品)

3. ソフトウェアアシュアランス

目次

P.4

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エディション ※詳細は1.6.章を参照SQL Server 2017のエディションには、サポートする機能やハードウェアによって下記の3種類のエディションがある。

Enterpriseエディション Standardエディション Webエディション

・Webエディションについてはこのドキュメントでは説明しません。Webエディションはサービスプロバイダーライセンスアグリーメント(SPLA)のみの販売に限られています。ご購入の際は、弊社営業またはSEにお問い合わせください。

・上記の3種類以外に無償の Developer, Express エディションがあります。しかし、これらは弊社で取り扱っていません。

1.1. SQL Server 2017のエディション

P.5

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ライセンスモデル ※詳細は1.3.、 1.4.章を参照

SQL Server 2017のライセンスモデルには、ライセンスを割り当てる対象によって「コアベースモデル」と「サーバー/CALモデル」の2つがある コアベースモデル

物理OS環境の場合:物理サーバーが搭載する全物理コアに対してコアライセンスを割り当てる1物理CPUに対し、最小4コアライセンスを割り当てる

仮想OS環境の場合:仮想OSが認識する全仮想コアに対してコアライセンスを割り当てる1仮想OS環境に対し、最小4コアライセンスを割り当てる

サーバー/CALモデル 物理OS環境の場合:

物理サーバー1台に対しサーバーライセンス1個を割り当てるクライアント端末/ユーザーに対してCAL(クライアントアクセスライセンス)を割り当てる

仮想OS環境の場合:仮想サーバー1台に対しサーバーライセンス1個を割り当てるクライアント端末/ユーザーに対してCAL(クライアントアクセスライセンス)を割り当てる

1.2. SQL Server 2017のライセンスモデル

P.6

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コアベースモデル 稼動サーバーのコア数に基づくライセンスモデル 同一のOS環境内で複数のSQL Serverサービスまたはインスタンスを稼働する場合追加ライセンスは不要

クライアント側にCALは不要 (無制限アクセスが許可される)

コアライセンスは4コアまたは2コア単位のパックとして提供される パッケージ製品は「4コアパック」 ボリュームライセンスは「2コアパック」 PRIMERGYバンドルオプションでは、1つ手配必須の「4コアパック」と必要に応じて追加手配する「2コアパック」を提供

1.3. コアベースモデルの詳細

CAL不要

SQL2016 コアライセンスSQL2016 コアライセンスSQL2017コアライセンス

SQL2016 コアライセンスSQL2016 コアライセンスSQL2017コアライセンス

CAL

CAL

CAL

P.7

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コアベースモデル(物理OS環境)の必要数 物理OS環境で稼働する場合はサーバーの全物理コア数分のコアライセンスが必要

ただし1物理CPU(「1サーバー」ではない)あたり最少4コアライセンスを割り当て

物理CPU 必要ライセンス数

4コアライセンス

4コアライセンス

6コアライセンス

8コアライセンス

8コアライセンス(4コア×2CPU)

8コアライセンス(4コア×2CPU)

2コア

4コア

6コア

8コア

1.3.1. コアベースモデル(物理OS環境)

2コア×2CPU

4コア×2CPU

P.8

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ホストOS

SQL2017 (Ent/Std)

クライアント数制限なし

・全物理コア数分のコアライセンスが必要・1物理CPU毎に最少4コアライセンスが必要

4コアライセンス×2=8コアライセンス

2コア×2CPU

ホストOS

SQL2017 (Ent/Std)

・全物理コア数分のコアライセンスが必要

12コアライセンス

6コア×2CPU

クライアント数制限なし

旧世代サーバー

1.3.2. コアベースモデルのライセンス購⼊例(物理OS環境)

例1) 6コアのCPUを2個搭載する場合

例2) 2コアのCPUを2個搭載する場合

P.9

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コアベースモデル(仮想OS環境)の必要数 仮想OS環境で稼働する場合は仮想マシンに割り当てた仮想プロセッサコア数分のコアライセンスが必要 ただし1仮想OS環境あたり最少4コアライセンスを割り当てることが必要

1.3.3. コアベースモデル(仮想OS環境)

※ 仮想OS環境で必要なライセンス数は、その環境に割り当てられた仮想コア数である点に注意してください。ハイパースレッディングが有効な場合、その物理サーバー上の仮想OS環境へ割り当て可能な最⼤仮想コア数は、物理コア数の2倍になります。物理コアと混同しないで下さい。

※ 仮想コアを任意の時点で複数のハードウェアスレッドに対応付ける場合、対応付けるハードウェアスレッドごとに1つのライセンスを取得する必要があります。

P.10

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ホストOS

SQL2017SQL2017(Ent/Std)

ゲストOS

仮想コア数:2

・各仮想OS環境毎に仮想OSが認識する仮想コア数分のコアライセンスが必要・1仮想OS環境毎に最少4コアライセンスが必要

VM1:4コアライセンス+VM2:4コアライセンス=8コアライセンス

例) 2つの仮想OS環境を作成し、それぞれ2個と4個の仮想コアを割り当てる場合

物理6コア×2CPU

クライアント数制限なし

SQL2017SQL2017(Ent/Std)

ゲストOS

仮想コア数:4

1.3.4. コアベースモデルのライセンス購⼊例(仮想OS環境)

VM1 VM2

P.11

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ホストOS

SQL2017SQL2017(Ent/Std)

ゲストOS

仮想コア数:2

・各仮想OS環境毎に仮想OSが認識する仮想コア数分のコアライセンスが必要・1仮想OS環境毎に最少4コアライセンスが必要・物理環境は物理コア数分コアライセンスが必要

VM1:4コアライセンス+VM2:4コアライセンス

+物理環境:12コアライセンス=20コアライセンス

例) 2つの仮想OS環境と物理環境の全てでSQL Serverを稼動する場合

物理6コア×2CPU

クライアント数制限なし

SQL2017SQL2017(Ent/Std)

ゲストOS

仮想コア数:4

1.3.5. コアベースモデルのライセンス購⼊例(物理/仮想OS混在)

VM1 VM2

SQL2017SQL2017(Ent/Std)

P.12

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仮想OS環境でSQL Serverを運用するケースでサーバー上の全ての物理コア数と同数のコアライセンスを購⼊した場合 全CPUの物理コアの合計数と同数までの仮想OSに対し、制限なく仮想コアの割り当てが可能

仮想OS環境数が、全CPUの物理コアの合計数を超えた場合、物理サーバーに対して1ライセンス(2コア)を追加購入して割当てる毎に、追加で2つの仮想OS環境でSQL Server Enterpriseを稼動できる

ホストOS

SQL2017(Ent)

ゲストOS

SQL2017(Ent)

ゲストOS

SQL2017(Ent)

ゲストOS

SQL2017(Ent)

ゲストOS

SQL2017(Ent)

ゲストOS

SQL2017(Ent)

ゲストOS

SQL2017(Ent)

ゲストOS

SQL2017(Ent)

ゲストOS

1.3.6. Enterprise エディションの場合の特例

SQL2017(Ent)

ゲストOS

仮想コア数8

仮想コア数8

仮想コア数8

仮想コア数8

仮想コア数8

仮想コア数8

仮想コア数8

仮想コア数8

仮想コア数8

例:10個のVMにそれぞれ8個の仮想コアを割り当てる場合を考えるコアライセンスは割り当てた仮想コアの個数分必要になるため、通常は 8×10 = 80個のコアライセンスが必要になる。この例では、物理コアの合計数は4コア×2CPU=8コアになる。そのため8個のコアライセンスを購入すれば8個までのVMに対して、仮想コアを何個でも割り当て可能になる。9個⽬以降のVMについては、越えた仮想OS環境数と同数のコアライセンスが追加で必要になる。したがって、この例では、物理コア数と同数の8コアライセンス+8を越えた仮想OS環境と同数の2コアライセンス = 10コアライセンスで済む。

物理コア 4×CPU2

VM1 VM2 VM3 VM4 VM5 VM6 VM7 VM8 VM9

P.13

SQL2017(Ent)

ゲストOS

仮想コア数8

VM10

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物理または仮想OS環境毎に1サーバーライセンスを購入する 同一のOS環境内で複数のSQL Serverサービスまたはインスタンスを稼働する場合追加ライセンスは不要

クライアント端末またはユーザーに対してCALを購入する クライアント端末1台につき1デバイスCAL、またはユーザー1人につき1ユーザーCAL CALを割り当てられた端末/ユーザーは、サーバーライセンスを割り当てられた全てのエディションのSQL Serverへアクセス可能 (過去バージョンのSQL Serverへもアクセス可能)

単体のCAL製品(サーバーライセンス製品付属ではないCAL)はボリュームライセンス(4.章)またはPRIMERGYバンドルオプション製品にて提供

パッケージ製品/PRIMERGYバンドルは下記のパック製品を提供 パッケージ製品は「1サーバー+5CALパック」 PRIMERGYバンドルオプションでは、CALのみのパック製品を提供

1.4. サーバー/CALモデルの詳細

SQL2016 サーバーライセンス

SQL2017 サーバーライセンス

CALCAL

CALCAL

CALCAL

P.14

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ホストOS

SQL2017 (Std)・各物理OS環境に対してサーバーライセンスが必要・クライアント端末/ユーザー毎にCALが必要

1サーバーライセンス+

5デバイスCAL

例) 1台のサーバーに5台のクライアントPCからアクセスする場合

クライアントPC×5台(任意のSQL2017にアクセス)

1.4.1. サーバー/CALモデルのライセンス購⼊例(物理OS環境)

P.15

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ホストOS

SQL2017SQL2017(Std)

ゲストOS ・各仮想OS環境に対してサーバーライセンスが必要・クライアント端末/ユーザー毎にCALが必要

2サーバーライセンス+

5ユーザーCAL

ユーザー×5人(任意のSQL2017にアクセス)

SQL2017SQL2017(Std)

ゲストOS

仮想コア数:4 仮想コア数:8

物理6コア×2CPU

1.4.2. サーバー/CALモデルのライセンス購⼊例(仮想OS環境)

例) 2台の仮想サーバーそれぞれに5⼈の利⽤者がアクセスする場合

P.16

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・各OS環境に対してサーバーライセンスが必要・クライアント端末/ユーザー毎にCALが必要

3サーバーライセンス+

5デバイスCALホストOS

SQL2017SQL2017(Std)

クライアントPC×5台(任意のSQL2017にアクセス)

SQL2017SQL2017(Std)

ゲストOS

SQL2017SQL2017(Std)

ゲストOS

仮想コア数:4 仮想コア数:8

物理6コア×2CPU

1.4.3. サーバー/CALモデルのライセンス購⼊例(物理/仮想OS混在)

例) 2つの仮想OS環境と物理OS環境の全てで稼動しているSQL Serverに5台のクライアントPCからアクセスする場合

P.17

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SQL Server 2017製品 サーバー側のライセンス クライアント側のライセンス

Enterpriseコアライセンス

物理OS環境では全物理コア数分、仮想OS環境では仮想コア数分の

コアライセンス

※物理OS環境では1物理CPU毎に最少4コアライセンス、仮想OS環境では1仮想OS環境毎に最少4コアライセンスが必要※複数の物理/仮想OS環境が存在する場合は、それぞれについて必要コアライセンス数を算出して合計する※SQL2017Entコアライセンスについては特例あり(1.3.5.章参照)

-Standardコアライセンス

Standardサーバーライセンス

物理OS環境/仮想OS環境毎に1サーバーライセンス

クライアント端末数分のデバイスCALまたは

クライアントユーザー数分のユーザーCAL

1.5. SQL Server 2017製品別購入数のまとめ

SQL Server 2017各製品の必要ライセンス数

※ Enterprise エディションのサーバーライセンスは提供されません。

P.18

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エディション SQL Server 2017Enterprise

SQL Server 2017Standard

ライセンスモデル コアベースモデルのみ コアベースモデルとサーバー/CALモデル

販売形態※販売形態については3.章を参照

ボリュームライセンスのみ パッケージ製品、ボリュームライセンス、PRIMERGYバンドルオプション製品

ハードウェアリソースの上限

データベースエンジン

CPU:OSの最⼤容量メモリ: OSの最⼤容量

CPU:4CPU/24コア(小さい方に制限)

メモリ: 128GBReporting Services、Analysis Services

CPU:OSの最⼤容量メモリ: OSの最⼤容量

CPU:4CPU/24コア(小さい方に制限)

メモリ: 64GB(AnalysisServicesのテーブルモデルは16GB)

1.6. エディションの詳細

SQL Server 2017の各エディションのライセンスモデル、販売形態、ハードウェアリソースの上限

→次頁へ続く

P.19

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エディション SQL Server 2017Enterprise

SQL Server 2017Standard

機能 データベースエンジン

注目の新機能グラフデータベースMachine LearningServices再開可能なオンラインインデックスリビルド

データベース先進機能インメモリOLTP(容量制限無し)

データウェアハウス向け機能列ストアインデックス(容量などの制限無し)パーティションテーブル(並列処理可)データ圧縮

⾼度な冗⻑化機能AlwaysOn可用性グループOSの最大ノード数までのフェールオーバークラスタークラスターを使用しないAlwaysOn可用性グループ(新機能)

⾼度なセキュリティ機能透過的暗号化+基本的なセキュリティ機能

注目の新機能グラフデータベースシングルスレッド限定Machine LearningServices

データウェアハウス向け機能パーティションテーブル(並列処理不可)データ圧縮

基本的な冗⻑化機能2ノード限定AlwaysOn可用性グループ2ノードフェールオーバークラスタークラスターを使用しないAlwaysOn可用性グループ(新機能)

基本的なセキュリティ機能Always Encrypted暗号化関数SQL Server監査⾏レベルのセキュリティ動的データマスク

Reporting Services、Analysis Services

⾼度なビジネスインテリジェンス機能キューブ(パーティション対応)Tabularモデル(パーティション対応)PowerPivot/ PowerView⾼度な集計関数

基本的なビジネスインテリジェンス機能キューブ(パーティション非対応)Tabularモデル(パーティション非対応)基本的な集計関数

参考:https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/sql-server/editions-and-components-of-sql-server-2017

Windows環境におけるSQL Server 2017の各エディションがサポートする機能「1.6. エディションの詳細」の続き

SQL2017はLinux上の動作に対応しました。版数および各機能のサポート状況に関しては弊社営業またはSEにお問い合わせください。

P.20

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2. 販売形態(パッケージ製品、ボリュームライセンス、PRIMERGYバンドルオプション製品)

パッケージ製品は「箱」で購入(ライセンス権利+インストールメディア) ボリュームライセンスは「ライセンス権利」のみを購⼊

インストールメディア(イメージ)は日本マイクロソフト社のボリュームライセンスサービスセンターから無償ダウンロード ボリュームライセンスは購入規模に従って割引が得られる

PRIMERGYバンドルオプション製品はサーバー本体と同時手配で購入(ライセンス権利+インストールメディア) サーバー ソフトウェアの分離は禁⽌(サーバー廃却時は破棄)、ただしソフトウェアアシュアランス特典の

「サーバーファーム内でのライセンスモビリティ」を適用する場合は別サーバーへのライセンス再割り当てが可能 (3.章参照)

販売形態によって提供されるエディション/ライセンスモデルが異なる

参考:http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/

SQL2017Entコアライセンス

SQL2017Stdコアライセンス

SQL2017Stdサーバーライセンス

SQL2017CAL

各ライセンスのSAまたはL&SA※

パッケージ製品 - ○ ○(10CAL付き) - -

ボリュームライセンス ○ ○ ○ ○ ○

PRIMERGYバンドルオプション製品 - ○ ○ ○ -

※SA=ソフトウェアアシュアランス、L&SA=ソフトウェアアシュアランス付きライセンス (3.章参照)

P.21

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3. ソフトウェアアシュアランス

ソフトウェアアシュアランス(SA)とは、「SA契約有効期限内において対象製品の最新バージョンの使用を保証する」アップグレード権など多数の特典を付与できる追加製品

購入方法は以下の2通り ボリュームライセンスの場合、本体製品とSAを同時購入(L&SA)し、SA期限終了時に更新 パッケージ製品/PRIMERGYバンドルオプション製品の場合、購入後90日以内にSAのみを購入し、SA期限終了時に更新(ただし、SAが付与できるのは最新バージョンのみ。最新バージョンと併売期間中の旧バージョンへの付与は不可)

SQL20YY購入 SQL20ZZ購入

SA更新

通常の購入パターン

SA購入パターン SA有効期間(ボリュームライセンスの内容により異なる)

SQL2017購入

SQL2017+SA購入

SQL20XX購入

SQL2017製品世代

SQL20XXリリース SQL20YYリリース SQL20ZZリリース→次頁へ続く

参考:https://www.microsoft.com/ja-jp/Licensing/licensing-programs/software-assurance-default.aspx

P.22

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SAはボリュームライセンスとして提供されている 購入済みの本体製品に後からSAを追加することはできない

※本体との同時購入またはSA更新のみ、ただしパッケージ製品とPRIMERGYバンドルオプション製品(ボリュームライセンスと同等の最新バージョンのみ)は購入後90日以内であればSA追加が可能

SAの様々な特典 ※2017年12月現在の内容

SQL Severの最新バージョンの使用が可能※無償でアップグレードが可能なため、新バージョンを買い直す必要がない

冗⻑化構成における待機系のライセンスが1台まで不要 (SA特典「フェールオーバーに関する権利」)

クラウド環境(共有サーバー)上でSQL Serverを運用可能 (SA特典「SAによるライセンス モビリティ」)

仮想OS環境のサーバー間移⾏に合わせたSQL Serverライセンスのサーバー間移⾏が可能(SA特典「サーバーファーム内でのライセンス モビリティ」)※サーバーファーム=時差4時間以内の2か所までのデータセンター内のサーバー群※本特典が適用されていない場合、SQL Serverライセンスのサーバー間移⾏は90日間に1回までに制限される

コールドバックアップ環境のライセンスが不要

Enterpriseコアライセンスの仮想OS環境への無制限インストール※全物理コアへL&SAを割り当てていることが条件

その他 多数の特典

「3. ソフトウェアアシュアランス」の続き

→次頁へ続く

P.23

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CALのSAについて SQL Serverをバージョンアップして運用継続が可能

※サーバーのバージョンアップ後、SAなしCAL(=旧バージョンCAL)からのアクセスはライセンス違反※最新版のCALを購入し直すことでも対応可能。

サーバーライセンスで下記のSA特典を使用する場合、CALにSAが必要 SA特典「フェールオーバーに関する権利」を利⽤する場合 (冗⻑化構成) SA特典「SAによるライセンス モビリティ」を利⽤する場合 (クラウド/共有サーバー環境) SA特典「コールドバックアップ環境のライセンス不要」を利⽤する場合 (コールドバックアップ構成)

「3. ソフトウェアアシュアランス」の続き

P.24

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