目 次
1 Rasbianのインストール ・・・・・・・・・・・ 1
1-1 SDカードのフォーマット ・・・・・・・・・・・・ 1
1-2 Raspbianのダウンロード ・・・・・・・・・・ 2
1-3 Raspbianのインストール ・ ・・・・・・・・ 25
2 設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
2-1 Raspbianの設定 ・・・・・・・・・・・・・・ 5
2-2 VNCサーバーの設定 ・・・・・・・・・・・・ 8
2-3 Wifiの接続設定 ・・・・・・・・・・・・・・・ 8
3 PCとの接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
3-1 VNCサーバーへの接続 ・・・・・・・・・・・ 8
3-2 SSHでの接続 ・・・・・・・・・・・・・・・ 10
4 Sambaのインストールと設定 ・・・・・・・ 11
4-1 Sambaのインストール ・・・・・・・・・・・ 11
4-2 Sambaの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・ 12
5 モニターをスリープさせない ・・・・・・ 13
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ラズパイのインストールと設定
1Rasbianのインストール
SD カードをフォーマットするための「SDFormatter」と、イメージファイルを SD カードに書き込むための「Win32DiskImager」をあらかじめ用意しておく。
1-1 SDカードのフォーマット
windowsでの作業
1. 「SDFormatter」で SDカードをフォーマットする。
2. オプション設定で「論理サイズ調整」を「ON」にする。
3. 準備ができたら「フォーマット」をクリックする。
※ SDFormatter」はフリーソフト
1-2 Raspbianのダウンロード
4. Google で「Raspbian」を検索すると検索結果のトップに Raspbian のダウンロードページが表示される。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
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5. 「Download ZIP」をクリックしてダウンロードする。6. ダ ウ ン ロ ー ド し た ZIP フ ァ イ ル「2018-06-27-raspbian-stretch.zip」を任意のフォルダに解凍する
7. 「2018-06-27-raspbian-stretch.img」として解凍される。
8. Win32 Disk Imager を起動する。※「Win32 Disk Imager」はフリーソフト
9.保存されているイメージファイル「2018-06-27-raspbian-stretch.img」を選択する。10.書き込み先の SDカードのドライブを選択11.「Write」ボタンをクリックする。
12. 書き込みが終了すると「フォーマットする必
要がある」とメッセー
ジが出るが無視してカ
ードを取り出す。
1-3 Raspbianのインストール
1. イメージファイルが書き込まれた SDカードを raspberry piにセットする。2. raspberry piには HDMIモニター、USBキーボード、USBマウスを接続する。3. 電源を接続する。4. デスクトップ画面が表示される。
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5. welcom 画面が表示される。
6. 「NEXT」ボタンをクリックする。
7. 国と言語、タイムゾーンの設定画面になる。
8. 日本、日本語を選択する。9. タイムゾーンは東京になる10. 「NEXT」ボタンをクリックする。
11. パスワードの設定の画面にな
る
12. パスワードを 2カ所に入れる。13. 「NEXT」ボタンをクリックする。
※「2-3」を参照14. アップデートの確認画面になる。
15. アップデートする場合はそのまま「NEXT」ボタンを押す。
16. アップデートのチェックが行われる
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17. アップデートアップデートがあればダウンロードとインストールが自動的に行われる。それぞれ進捗状況が表示される。
18. アップデートのインストールが終わると完了画面になる
19. 「Done」(Reboot)ボタンをクリックする。
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2 設定
2-1 Raspbianの設定
1. スタートメニューから「設定」メニューを出す。2. メ ニ ュ ー か ら「raspberry piの設定」をクリックす
る。
3. 設定画面が表示される。
4. インターフェイス設定タブをクリッ
クする。
5. インターフェイス設定画面で「SSH」と「VNC」にチェックを入れる。
6.「Ok」ボタンをクリックする。
2-2 VNCサーバーの設定
現在の Rasbianでは VNCサーバーがインストールされており、前項で有効にしてある。1. デスクトップ画面右上の「VNC」をクリックする。
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2.右上の「メニュー」をクリックする。
3.メニューのオプションをクリックする。
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4.パスワード確認なし権限の付与のメッセージが表示される。5.閉じるをクリックする。
6.認証方法の選択画面になる。
7. 「UNIX password」になっているので「VNC password」に変更する。8. 変更したら「OK」ボタンをクリックする。
※パスワード
を設定する
9. 設定を完了するとraspberry piの IPアドレスが表示され
る。
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2-3 Wifiの接続設定
1. 最新バージョンの Rasbianではインストール時にWifi接続設定ができている。2. 有線のネットワーク接続ができていない場合およびWifiの接続設定ができていない場合は次の作業をする。
3. デスクトップ右上のwifi マークをクリックする。
4. アクセスポイントの
一覧が表示される
5. 接続する SSID を選択する。
6. パスワードを入力し
て接続完了する。
3 PCとの接続
3-1 VNCサーバーへの接続
VNC接続では他のコンピューターから raspberry piのデスクトップ画面を表示してリモート操作することができる。
1. フリーの「Real Vnc Viewer」をダウンロードしてインストールする。2. Vnc Viewerを起動する。
3. raspberry piの IPアドレスを入力して「OK」をクリックする。
※ raspberry piの IPアドレスは Rasbian デスクトップのタスクバーの「VNC」アイコンをクリックして確認する。
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4. パスワード入力画面になる。
5. パスワードを入力して「OK」をクリックする。
6. Windowsのデスクトップに raspberry piのデスクトップが表示される。
7. 「LXTterminal」をクリックする。8. ターミナルが開く
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3-2 SSHでの接続
1. 「https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/」 から「Tera Term」をインストールする。
2. Tera Termを起動する。
3. ホスト欄に Raspberry piの IPアドレスを入力する。
4. 「OK」をクリックする。
5. 警告が出るので続行をクリックする。
6. 認証の画面でユーザーとパスワードを入れる。ユーザーは piパスワードは piのもの。
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7. ターミナルが開く。
4 Sambaのインストールと設定
4-1 Sambaのインストール
windowsから Raspberry pi3 のファイルを操作するために Sambaをインストールします。VNC によるリモート画面で Raspberry pi3のファイルマネージャーで操作できますが windowsの PCとのデータのやりとりには必要になる。
1. ターミナルで下記を入力する。
sudo apt-get install samba
2. 「Yes/No」を聞かれたら「Yes」を入れる。
3.samba がインストールされる。
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4-2 Sambaの設定
1. ターミナルから以下のように入力してSambaの設定ファイルを開く
sudo nano /etc/samba/smb.conf
2. 設定ファイル「smb.conf」が開く。3. 末尾に以下の文字列を追加する。
[pi]path = /home/piread only = Noguest ok = Yesforce user = pi
4. 書き込んだら「^O」(Ctrl+O)で上書きする。5. 「^X」(Crl+X)でエディターを終了する。6. 次のようにコマンドを入力
sudo service samba restart※エラーが出る場合は「sudo /etc/init.d/samba restart」
7. Raspbianを再起動する。
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8.windowsのエクスプローラーでアドレスバーに「¥¥192.168.0.N 」と入力する。※ Nは IPアドレス最後の値
9. エクスプローラーのライブラリーウインドウに「pi」が表示される。10. これで raspberry piの中のファイルにアクセスできる。
piが見えた
5 モニターをスリープさせない
1. Terminal で以下のコマンドを実行し、設定ファイルを作る。
sudo mkdir -p ~/.config/lxsession/LXDE-pisudo nano ~/.config/lxsession/LXDE-pi/autostart
2. 以下の文字列を記述する。(赤枠部分がスリープ停止)
@lxpanel --profile LXDE-pi@pcmanfm --desktop --profileLXDE-pi@xscreensaver -no-splash@point-rpi
@xset s 0 0@xset s noblank@xset s noexpose@xset dpms 0 0 0
3. 書き込んだら「^O」(Ctrl+O)で上書きする。
4. 「^X」(Crl+X)でエディターを終了する。5. Raspberry Pi を再起動する。