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簡単!スムーズ!
GP2000Hシリーズ 置き換えBOOK
はじめに
本資料では GP2000H シリーズ(GP-2401HT、GP-2301HS/L)を GP3000H シリーズ(GP-3310HT、
GP-3300HS/L)へ置き換える手順や注意点をご紹介します。
なお、おすすめの代替機種は以下の通りです。
ご使用の機種 代替機種
GP-2401HT GP-3310HT
GP-2301HS GP-3300HS
GP-2301HL GP-3300HL
GP3000Hシリーズの発注型式について
GP3000H シリーズでは、非常停止スイッチとキースイッチはオプションとなります。お買い上げ時に
は発注型式をご確認のうえご注文ください。
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第 4 版 2011 年 8 月
目次
はじめに 2
GP3000Hシリーズの発注型式について 2
目次 3
第 1 章 仕様比較 5
1.1 GP-2401HTとGP-3310HTの仕様比較 5 1.2 GP-2301HS/LとGP-3300HS/Lの仕様比較 6
第 2 章 ハードウェアの互換性について 7
2.1 コネクタ位置の違い 7 2.2 画面サイズについて 8 2.3 タッチパネルの仕様 8 2.4 バイブレーション機能について 8 2.5 ファンクションスイッチについて 8 2.6 GP-H70 互換モードについて 8 2.7 キースイッチについて 8 2.8 外部出力インターフェイスについて 8 2.9 バーコードリーダの接続について 9 2.10 画面データ転送について 9 2.11 オプション品について 9 2.12 各種ホストコントローラとの接続について 9 2.13 海外規格について 10
第 3 章 置き換え手順 11
3.1 作業の流れ 11 3.2 用意するもの 13 3.3 GP2000Hシリーズから画面データを受信する 14 3.4 プロジェクトコンバータで変換する 17
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3.5 変換後のソフトウェア相違点 23
3.6 GP3000Hシリーズへ転送する 24
第 4 章 接続機器との通信 28
4.1 対応ドライバ一覧 28 4.2 システム構成の違い 32 4.2.1 置き換え前のシステム構成(GP2000Hシリーズ) 32 4.2.2 GP2000HからGP3000H置き換えへのフローチャート 33 4.2.3 置き換え後のシステム構成(GP3000Hシリーズ) 34 4.2.3.1 構成 1 34 4.2.3.2 構成 2 35 4.2.3.3 構成 3 36 4.2.3.4 構成 4 37 4.2.3.5 構成 5 38 4.2.3.6 構成 6 41 4.3 マルチリンク接続について 44 付録 1 専用ケーブル(ホスト側コネクタ無し)の信号線の違いについて 45 付録 1.1 GP2000H専用 RS-232C用ケーブル GP2000H-C232-3M/10M 45 付録 1.2 GP2000H専用 RS-422 用ケーブル GP2000H-C422-3M/10M 46 付録 1.3 GP3000H専用 ハードケーブル GP3000H-CBLH-10M GP3000H専用 ソフトケーブル
GP3000H-CBLS-3M/5M/10M 47 付録 2 変換アダプタのインターフェイスの違い 49 付録 2.1 GPH70 シリーズ RS-232C用変換アダプタ (GPH70-AP232-O) 49 付録 2.2 GPH70 シリーズ RS-422 用変換アダプタ (GPH70-AP422-O) 50 付録 2.3 GP2000Hシリーズ RS-232C用変換アダプタ (GP2000H-AP232) 51 付録 2.4 GP2000Hシリーズ RS-422 用変換アダプタ (GP2000H-AP422) 53 付録 2.5 GP3000Hシリーズ専用変換アダプタ (AGP3000H-ADPCOM-01) 55
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第 1 章 仕様比較
1.1 GP-2401HTとGP-3310HTの仕様比較
GP-2401HT GP-3310HT
表示液晶の種類 TFT カラーLCD
表示色数 256 色 65,536 色
表示解像度 VGA(640×480 ドット) →2.2 参照
外形寸法 W253×H185×D58mm
非常停止スイッチを含めると
D76mm
W224×H174×D87.1mm
非常停止スイッチを含めると
D107.5mm
タッチ方式 マトリックス方式 アナログ抵抗膜方式
→2.3 参照
画面容量 2M バイト 8M バイト メモリ容量
SRAM 128K バイト 320K バイト
シリアル I/F RS-232C/422 RS-232C/422/485
イーサネット I/F 10BASE-T 10BASE-T/100BASE-TX
バイブレーション機能 有 無 →2.4 参照
ファンクションスイッチ スイッチ数 15 スイッチ数 11 →2.5 参照
3 ポジション
オペレーションスイッチ
GP 背面のスイッチ 3 ポジション出力
→2.6 参照
非常停止スイッチ プッシュロックスイッチ *1
キースイッチ 無 有 →2.7 参照
外部出力 I/F 有 →2.8 参照
CF カード I/F 有
USB ホスト I/F 無 有
プリンタ I/F 無 USB →2.8 参照
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*1: GP3000Hシリーズでは、非常停止スイッチはオプションとなります。詳しくは「GP3000Hシリーズの発
注型式について」をご覧ください。
1.2 GP-2301HS/LとGP-3300HS/Lの仕様比較
GP-2301HS/L GP-3300HS/L
GP-****HS STN カラーLCD 表示液晶の
種類 GP-****HL モノクロ LCD
GP-****HS 64 色 4,096 色 表 示色数
GP-****HL モノクロ 2 階 クロ 8 階調 調/モノ モノクロ 16 階調
表示解 0×24像度 QVGA(32 0 ドット)
外形寸法 W253×H185×D58
非
H174×D87.1mm
非
mm W224×
常停止スイッチを含めると
D76mm
常停止スイッチを含めると
D107.5mm
タッチ方式 マト 式 リックス方 アナ 方式 ログ抵抗膜
→2.3 参照
画面容量 1M バイト 6M バイト メモリ容量
128K バイト 320K バイト SRAM
シリアル I/ R F S-232C/422 RS-232C/422/485
イ 無ーサネット I/F BASE-T/100BASE-TX10
バ イブレーション機能 有 無 →2.4 参照
ファンクションスイッチ スイッチ数 11
3 ポジション
オペレーションスイッチ
GP 背面のスイッ 力 →2.6 参照 チ 3 ポジション出
非常停止スイッチ プッシュロックスイッチ *1
キースイッチ 無 有 →2.7 参照
外部出力 I/F 有 →2.8 参照
CF カード I/F 有
USB ホスト I/F 無 有
プリンタ I/F 無 USB →2.8 参照
海外規格 →2.13 参照
*1: GP3000Hシリーズでは、非常停止スイッチはオプションとなります。詳しくは「GP3000Hシリーズの発
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注型式について」をご覧ください。
第 2 いて
2.1 コネクタ位置の違い
GP2000H シリーズと GP3000H シリーズではスイッチ、コネクタ位置が以下のように異なります。
GP2000H(2401H)
章 ハードウェアの互換性につ
前面 背面 上面
GP3000H(3310H)
前面 背面 上面
各インターフェイスの名称(共通)
GP2000Hシリーズ GP3000Hシリーズ
① 非常停止スイッチ *1
② オペレーションスイッチ
③ ファンクションスイッチ
④ 無 キースイッチ
⑤ 3ポジションオペレーションスイッチ
⑥ CF カードインターフェイス
⑦ ツールコネクタ 無
⑧ 無 USB ホストインターフェイス
⑨ 無 タッチペン
*1: GP3000Hシリーズでは、非常停止スイッチはオプションとなります。詳しくは「GP3000Hシリーズ
の発注型式について」をご覧ください。
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2.2 画面サイズについて
GP-2401HT は 6.5 型です。GP-3310HT は 5.7 型となっており、表示解像度は 640×480 ドットで同じで
ます。文字や部品表示が小さくなりますので、タッチが困難な場合は本体付
2.3 タッチパネルの仕様
GP3000H シリーズでは「アナログ方式」です。「アナログ方式」の場合、異なる 2 ヶ所を同時にタッチして
もタッチ入力を認識しません。そのため、同時に 2 点押しはしないようにしてください。GP2000H シリー
ズで 2 点押しを使用していた場合は、スイッチのディレイ機能を用いて 1 点押しのアプリケーションに変
更することをおすすめします。
2.4 バイブレーション機能について
イブレーション機能
使われていた方は他の機能に置き換えるなど、プロジェクトデータ変換の際にはご注意ください。
2.5 ファンクションスイッチについて
GP3000H シリーズでは軽量形状を採用しているため GP-2401HT には 15 個のファンクションスイッチが
ありましたが、GP-3310HT では 11 個に減少しています。プロジェクトデータ変換の際にはご注意くださ
い。
2.6 GP-H70 互換モードについて
GP3000H シリーズは GP-H70 互換モードがありません。オペレーションスイッチと背面 3 ポジションオペ
レーションスイッチの関係は GP2000H モードとして動作します。
3.3.3 2000H モード
GP-H70 互換モードについて をご参照ください。
2.7 キースイッチについて
GP3000 シリーズではキースイッチを使用 止回路)を組むことで、システムを停止
せずに本体を変換アダプタから取り外すことができます。
ただし、キースイッチを使用するためには ダプタ(AGP3000H-ADPCOM-01)およ
び GP 0H ケーブル[コネクタ付](GP3 要です。GP2000H 専用変換アダプタ
(GP2 -AP***)ではキー ッチは使用できません。
2.8 外 力インターフェイスについて
DOU ペレーション 部ブザー出力を使用するためには、GP3000H 専用変換アダプ
タ(AG H-ADPCOM-01)が必要です。GP2000H 専用変換アダプ では使用でき
ません。
すが画面サイズが異なり
属のタッチペンをご使用ください。
GP3000H シリーズではバイブレーション機能がありません。GP2000H シリーズでバ
を
2000H モード/GP-H70 互換モードの詳細は GP2000H ユーザーズマニュアル
/
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H した外部回路(非常停
、GP3000H 専用変換ア
300 000H-CBL*D-*M)が必
000H スイ
部出
T、オ スイッチ出力、外
P3000 タ(GP2000H-AP***)
2.9 バーコードリーダの接続について
バーコードリーダを接続することができます。
いて
用転送ケーブル(GP-2401HT の転送ケーブル型式 GPW-CB02、
PW-CB03、GP430-CU02-M)は使用できません。
シ
ーズと異なります。GP3000H シリーズでは以下の専用オプションをご用意ください。
け用アダプタ GP3000H-WMA-01
GP3000H シリーズ本体を市販のアームやパネルなどに取り付ける際の金具。
非常停止誤作動防止ガード。取り付けネジ 3 個入り。(本体購入時に1個付属)
替えシート(本体購入時に1セット付属)
wnload/dxf/hard/gp/)でご確認ください。
ケーブル(またはアダプタ)間で再配線が必
な場合があります。詳しくは4.2 システム構成の違い
GP3000H シリーズはツールポートが装備されていません。そのため、従来の GP2000H シリーズのツー
ルポートから接続していたバーコードリーダはお使いいただくことは出来ません。ただし、GP3000H シリ
ーズでは USB インターフェイスから
2.10 画面データ転送につ
GP3000H シリーズは、画面データの転送に USB またはイーサネットを使用します。USB の場合、ケー
ブルは GP3000 シリーズ用専用転送ケーブル(型式:CA3-USBCB-01)をご使用ください。市販の USB
ケーブルはご利用できませんのでご注意ください。GP2000H シリーズでは画面データの転送はツール
ポートを使用していましたが GP2000
G
2.11 オプション品について
GP3000H シリーズのオプション品は、ネックストラップ(型式:GP2000H-STRAP11)以外は GP2000H
リ
◆画面保護シート GP3000H-DFS6-01
表示面の保護及び防汚用の使い捨てシート。1 パック 5 枚入り。ハードタイプ。
◆壁掛
◆タッチペン CA7-TPPEN/ALL-01
画面操作用のタッチペン 5 本。(本体購入時に1本付属)
◆ハンドストラップ GP3000H-HS-01
手に持って操作するためのストラップ(本体購入時に1本付属)
◆非常停止スイッチガード GP3000H-EMGD11
◆ファンクションスイッチ着せ
印字用のファンクションスイッチ着せ替えシートについては、(株)デジタルのサポート専用サイト
「おたすけ Pro!」(http://www.proface.co.jp/otasuke/do
2.12 各種ホストコントローラとの接続について
GP3000Hシリーズに置き換える際は、ホストコントローラと
要 をご参照ください。
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2.13 海外規格について
GP2000H シリーズ、GP3000H シリーズは以下の規格に部品として適合しています。
UL c-UL(CSA) CE
GP2000H シリーズ UL60950 第 3 版 CAN/CSA-C22.2
(情報技術機器の安全
性に関する規格)
NO.60950-00
(情報技術機器の安全性
に関する規格)
GP3000H シリーズ UL508(工業用制御装
置) ※
CAN/CSA-C22.2
NO.142-M1987(c-UL 認
定
EN55011 class A 及び
EN61000-6-2
) (工業用制御装置)
※ さらに以下の構成 UL に認定されています。
変換アダプタ使用時の UL 認定
GP3000H シリーズ ▼以下の構成にて、UL508 に適合
注意
GP3000H シリーズ+GP3000H 専用ケーブル+GP2000 シリーズ変換アダプタを使用する構成で
する必要があります。製品の詳細資料などが必要な場合は弊社営業員までご連絡ください。
は、UL508 の認証を受けていません。輸出の際に UL508 の取得が必要な場合はお客様にて申請
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第 3 章 置き換え手順
.1 作業の流れ
で設 GP300 変更する 合
3
◆GP2000H シリーズ 計していた装置を 0H シリーズに設計 場
別資料「ソフトウェアの互換性
違いを確について」で仕様の
認します。
GP2000H シリーズの画面デー
タを GP-Pr
。
o EX の[プロジェク
トコンバータ]にて変換します
GP-Pro EX にて該当箇所のチ
ェックと修正を行います。
GP3000H シリーズに画面デー
タを転送します。
GP3000H シリーズに接続機
器のケーブルを取りつけま
す。
接続機器と接続し、通信の
確認を行います。
電源を取り付けます。
全体の動作確認を行い、
運転を開始します。
設置 画面 通信
本資料の第 2 章でハードウェ
GP3000H シリーズを取り付
けます。
アの互換性を確認します。
GP-Pro 接続マニ
にて GP3000H シリー
PLC との接続を確認しま
す。
EXの「機器
ュアル」
ズと
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◆装置に取り付けられている 2000H シリーズを 3000H シリーズへ置き換える場合
GP2000H シリーズから画面デ
ータを受信します。*1
GP-Pro EXの[プロジェクトコン
バータ]にて変換します。
GP-Pro EX にてチェックと修正
を行います。
GP3000H シリーズに画面デー
タを転送しま 。 す
GP3000H シリーズに接続機
器のケーブルを取りつけま
接続機器と接続し、通信の
確認を行います。
GP2000H シリーズを取り外し
ます。
電源を取り付けます。
全体の動作確認を行い、
運転を開始します。
設置 画面 通信
GP3000H シリーズを取り付
けます。
本資料の でハードウェ
アの互換性を確認します。
第 2 章 別資料「ソ アの互換性
について」で仕様の違いを確
フトウェ GP-Pro EX 器接続マニ
ュアル」にて GP3000H シリー
の「機
認します。 ズと PLC との接続を確認しま
す。
*1: 画面データが GP 本体にしか残っていない場合のみ本作業が必要です。
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3.2 用意するもの
GP-PRO/PB3 for Wi V.6.01 以上がインストールされ コン
(GP2000H シリーズの作画時に使用したソフトウェアと同じまたはそれ
以上のバージョンをご使用ください。不明の場合は 新バージョンの
利用を は V7
ndows たパソ
ご 推奨します。2009 年 6 月現在 .29 です。)
GP2000H シリーズから
データを受信するため
に必要なもの *1
転送ケーブル ます)
・ PC 側:D-sub 9 ピン
・ GPW-CB03 PC 側:USB *2
・ -SET
GP2000H シリーズは CF カードでの画面送受信も可能です。
(以下の 3 種類が使用でき
GPW-CB02
GP430-CU02-M または GPW
GP-Pro EX がインストールされたパソコン GP2000H シリーズの画
面データを変換し、
3000H シリーズへ転送
するために必要なもの
転送ケー
GP3000 経由または CF カード/USB メモリで
の画面送受信も可能です。
ブル(型式/CA3-USBCB-01)
H シリーズはイーサネット
*1: 画面データが GP 本体にしか残っていない場合
*2: GPW-CB03 は GP-PRO/PB3 for Wi (C-Package02 SP2)以降で対応しています。
また別途ドライバのインストールが必要です。
ドライバのダウンロードは以下の WEB サイトをご参照ください。
http://www.proface.co.jp/otasuke/download/d
のみ必要です。
ndows V6.23
river/gpw_cb03_v2.htm
e/ おたすけ Pro! http://www.proface.co.jp/otasuk より、以下の順にクリックします。
⇒ダウンロードしたい!
-PRO/PB3 関連 USB 画面転送ケーブル(GPW-CB03)ドライバ
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⇒アップデート/ドライバ
⇒GP
3.3 GP2000Hシリーズから画面データを受信する
こでは例として GPW-CB02 または GPW-CB03 を使用して GP からデータを受信する方法をご紹介し
ます ック
変換 。
GP2000H シリーズに転送ケーブ
こ
。なお、画面データのバ
する」へ進んでください
アップがある場合、本手順は不要です。「3.4 プロジェクトコンバータで
ルを接続します。
GP- ジ 転送」アイコンをクリックします。
(任意のプロジェクトファイルを選択します)
PRO/PB3 を起動し、プロ ェクトマネージャの画面から「
「画面の転送」というウインドウのメニューバー「設定」から、「設定」をクリックします。
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「シリアルポートの設定」で「COM」を選択し、接続している COM ポートを設定し OK します。
USB 転送ケーブル(GPW-CB03)をご使用の場合
パソコンに割り当てられている USB 転送ケーブル(GPW-CB03)用の COM ポートは
Windows のデバイスマネージャにて確認できます。
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「転送」をクリックし、「画面を受信」を選択します。
受信した画面データを保存する場所とプロジェクトファイル名を指定し、保存します。
「アップロード情報がありません」と表示された場合
「アップロード情報」とは GP 本体から画面データを受信するために必要な情報で、画面を送
信する際に一緒に送ります。デフォルトではアップロード情報は送信されますが、第三者によ
チェックボックスを OFF して送信する場る画面受信をブロックする目的でアップロード情報の
合があります。
その場合、画面受信時に「アップロード情報がありません」と表示され、受信ができません。
なお、アップロード情報が送信されているかどうかは以下の方法で確認できます。
GP 本体をオフラインメニューに切り替えます。
メインメニューの下図の位置に*マークが 2 つ表示されている場合は「アップロード情報」が送
信されています。表示がない場合は「アップロード情報」がありません。
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3.4 プロジェクトコンバータで変換する
GP-Pro EX のプロジェクトコンバータで変換します。
1. 「スタート」 ボタンから「(すべての)プログラム」→「Pro-face」→「GP-Pro EX *.**」→「プロジェクト
コンバータ」をクリックします。なお*.** にはバージョンが表示されます。
GP2000H シリーズのプロジェクトファイル(*.prw)を
プロジェクトコンバータが起動して、「プロジェクトコンバータ」 ダイアログボックスが開きます。
「変換元」 タイプ
2.
に、「プロジェクトファイル (*.PRW)」 を選択します。
3. ファイル(例「A 製造システム .prw」)を 「参照」 ボタンをクリックして任意のプロジェクト
選択し 「開く (O)」をクリックすると 「変換元」 に指定されます。
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4. 「変換先」 には、GP-Pro EX のプロジェクトファイル (*.prx) を指定します。「参照」 ボタン
をクリックして「 ファイル名 」(例「A 製造システム .prx」)を新規で入力し「保存」をクリックする
と 、「変換先」 に新規プロジェクトファイルが指定されます。
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MEMO
すでに
示され
変換先のファイルが存在する場合、ファイルを上書きするかどうかを確認するウィンドウが表
ます。
19/58
5. [変換]をクリックして、コンバートを開始します。
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MEMO
・変換する機種によっては、「変換先機種タイプ」 ダイアログボックスが表示され、機種を選択する
ことができます。
・次のダイアログボックスが表示される場合は、CF カード出力フォルダの設定が必要です。
次ページをご参照ください。
6. 変換後、「変換処理情報の保存」 ダイアログボックスが表示されます。 「保存」をクリックし、
変換した内容をテキストファイルに残します。
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7. 「プロジェクトコンバータ」 ダイアログボックスを「閉じる」で終了します。
◆GP-PRO/PB3 for Windows の「CF カードデータ出力フォルダ」指定先の変換
先の手
する場合 カードデータ出力フォルダを指定するかどうか、質問が表示されます。
順 5 にて、CF カードデータ出力フォルダを指定していたプロジェクトファイル (*.prw) を変換
、変換先でも CF
フォルダ ( 例「Database」) を選択して 「OK」 をクリックします。
新しいフォルダ (N)」 ボタンをクリックすれば、任意の場所に参照フォルダを作成できます。 「
重要
「質問」 ダイアログボックスでは、必ず「はい」を選択して変換先フォルダを指定してください。
いいえ」を選択するとイメージ呼び出しが正しく表示されません。 「
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3.5 変換後のソフトウェア相違点
変換後の画面データの相違点とその対処方法です。各項目の詳細は 別冊「ソフトウェアの互換性に
ついて」またはhttp://www.proface.co.jp/otasuke/circle/conv_3000/soft.htmをご参照ください。
ソフトウェア相違点一覧表
1 タッチパネル方式
2 ビットスイッチの互換性
3 折れ線グラフの互換性
4 K タグの互換性(入力順序)
5 K タグの互換性(書込み方法の違いについて)
6 K タグの互換性(間接設定について)
7 N タグの互換性
8 モーメンタリ動作中のスイッチ上にウィンドウが重なって表示された場合について
9 システムウィンドウの表示エリアが重なった場合の動作について
10 タグ処理の変更について
11 文字列の互換性
12 塗込みの互換性
13 CF カードデータの互換性
14 ファイリングデータを CF カードに保存している場合の変換の注意点
15 色数設定を「256 色ブリンク設定無し」にしていた場合の注意点
16 部品を「L(ライブラリ表示)タグ」で呼び出している場合の注意点
17 MRK/CPW ファイルの互換性
18 VM ユニット設定の互換性
19 拡張 SIO スクリプトの互換性
20 サウンドデータの互換性
21 デバイスモニタの互換性
22 J タグ、R タグの互換性
23 DOS の画面データのコンバートについて
24 標準フォントの互換性
25 D スクリプトが「画面切替直後」または「電源投入直後」に起動する
26 ウィンドウ画面を呼び出したときに位置がずれる ( U タグの互換性 )
27 階層画面切替を使用している場合の注意点について
28 プロジェクトコンバータを実行する際の注意点
29 LS エリアの互換性
30 L タグの互換性
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3.6 GP3000Hシリーズへ転送する
変換したプロジェクトファイルを GP3000H シリーズへ転送します。GP3000H シリーズは USB 転送ケーブ
ル、Ethernet ケーブル、CF カード/USB メモリでの転送が可能ですが、ここでは例として USB 転送ケー
ブル 式/CA3-USBCB-01)で転送する方法を紹介します。 (型
1. USB 転送ケ されていない場合
は イ で指示にしたがってインストールしてください。
ーブルを接続します。USB 転送ケーブルのドライバがインストール
、ダ アログボックスが表示されますの
MEMO
Wind ルによっては USB ドライバインストール中に下記のような「ハ
ド )」をクリックすると
3 ルが終了したら「完了」
リ
ows XP のセキュリティレベ
ー ウェアのインストール」ダイアログボックスが表示されます。「続行(C
CA -USBCB-01 のドライバのインストールが開始されます。インストー
をク ックします。
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2. 表示器の電源を ON すると「初期転送モード」画面が表示されます。英語画面が先に起動するの
で「Language」の右部分をタッチして言語を変更します。
3. GP-Pro EX の状態バーから「画面転送」アイコンをクリックし転送ツールを起動します。
4. 「プロジェクト情報」で転送するプロジェクトファイル名などを確認します。違うプロジェクトを
場合は「プロジェクト選択」ボタンをクリックしてプロジェクトを選択できます。
一度プロジェクト転送を行うと、
以降この画面は表示されません。
転送したい
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5. 転送ツールウインドウ右下の「転送設定情報」で、「通信先」が「USB」になっていることを確認しま
す。「USB」でない場合は、「転送設定」をクリックし「転送設定」ダイアログボックスから 「通信ポー
トの設定」で「USB」を選択し「OK」をクリックします。
6. 「プロジェクト送信」をクリックすると、転送が開始されます。次のようなダイアログボックスが表示さ
れるので「はい」をクリックします。同じプロジェクトファイルを再度送信する場合は表示されません。
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7. 転送中は次のダイアログボックスが表示され、通信状態が確認できます。(表示器側は転送中モ
ードに切り替わり、接続機器(PLC など)との通信が切断された状態になります。
8. 転送が完了すると、ダイアログボックスの状態表示が「転送中」 → 「転送完了」に変わります。
「閉じる」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。(表示器はリセットされ、転送したプロジェク
トの画面が表示されます。)
9. ダイアログボックスを閉じ、転送ツールの「閉じる」をクリックします。
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第 4 章 接続機器との通信
4.1 対応ドライバ一覧
重要
以下のドライバ一覧表は 2009 年 5 月現在のものです。
対応ドライバは今後も続々と追加予定ですので、 新の情報は「おたすけ Pro!」を参照してください。
PLC
メーカ名 シリーズ名 GP3000H
三菱電機株式会社 A ○シリーズ CPU 直結
A シリーズ イーサネット ○
A シリーズ 計算機リンク ○
FX シリーズ CPU 直結 ○
FX シリーズ 計算機リンク ○
Q シリーズ CPU 直結 ○
Q/QnA シリアルコミュニケーション ○
Q/QnA シリーズ イーサネット ○
QnA シリーズ CPU 直結 ○
QUTE シリーズ CPU 直結 ○
Q シリーズ QnU CPU イーサネット ○
オムロン株式会社 C/CV シリーズ 上位リンク ○
CS/CJ シリーズ 上位リンク ○
CS/CJ シリーズ イーサネット ○
株式会社安川電機 MEMOBUS SIO ○
MEMOBUS イーサネット ○
MP シリーズ SIO(拡張) ○
MP シリーズ イーサネット(拡張) ○
株式会社日立産機システム H シリーズ SIO ○
H シリーズ イーサネット ○
パナソニック電工株式会社
( 旧社名:松下電工株式会社 )
FP シリーズ コンピュータリンク SIO ○
横河電機株式会社 パソコンリンク SIO ○
パソコンリンク イーサネット ○
株式会社ジェイテクト TOYOPUC CMP-LINK SIO ○
28/58
(旧社名:豊田工機株式会社) TOYOPUC CMP-LINK Ethernet ○
富士電機機器制御株式会社 MICREX-F シリーズ SIO ○
MICREX-SX シリーズ SIO ○
MICREX-SX シリーズ イーサネット ○
GE Fanuc Automation Series90 Ethernet ○
シリーズ 90-30/70 SNP ○
シリーズ 90-30/70 SNP-X ○
ファナック株式会社 Power Mate シリーズ ○
Siemens AG SIMATIC S7 MPI 直結 ○
SIMATIC S7 3964(R)/RK512 ○
SIMATIC S7 イーサネット ○
SIMATIC S5 CPU 直結 ○
Rockwell Automation, Inc. DF1 ○
EtherNet/IP ○
DH-485 ○
株式会社キーエンス 0 CPU 直結 KV-700/1000/3000/500 ○
KV-700/1000/3000/5000 イーサネット ○
KV シリーズ CPU 直結 ○
KZ-10_80R/T シリーズ CPU 直結 ○
Schneider Electric Industries MODBUS SIO マスタ ○
MODBUS TCP マスタ ○
Uni-Telway ○
MODBUS スレーブ ○
シャープマニュファクチャリング JW シリーズコンピュータリンク SIO ○
システム株式会社 JW シリーズコンピュータリンク
イーサネット
○
LS 産電株式会社 t MASTER-K シリーズ Cne ○
XGT シリーズ FENet ○
XGT シリーズ Cnet ○
三菱重工業株式会社 US TCP DIASYS Netmation MODB ○
MHI STEP3 イーサネット ○
Saia-Burgess Controls Ltd. SAIA S-Bus SIO ○
株式会社明電舎 UNISEQUE シリーズ イーサネット ○
株
29/58
式会社日立製作所 S10V シリーズ イーサネット ○
S10 シリーズ SIO ○
東芝機械株式会社 TCmini/TC200 ○
株式会社東芝 コンピュータリンク SIO ○
コンピュータリンク イーサネット ○
光洋電子工業株式会社 KOSTAC/DL シリーズ CCM SIO ○
KOSTAC/DL シリーズ MODBUS TCP ○
FATEK AUTOMATION Corporation FB シリーズ SIO ○
調節計
メーカ名 シリーズ名 GP H 3000
株式会社山武 デジタル調節計 SIO ○
理化工業株式会社 調節計 MODBUS SIO ○
温度調節計 ○
オムロン株式会社 調節器 CompoWay/F ○
神港テクノス株式会社 調節計 SIO ○
横河電機株式会社 ンク SIO パソコンリ ○
株式会社チノー 調節器 MODBUS SIO ○
富士電機システムズ株式会社 調節器 MODBUS SIO ○
インバータ/サーボ
メーカ名 シリーズ名 GP H 3000
三菱電機株式会社 FREQROL インバータ ○
株式会社安川電機 IO インバータ S ○
株式会社日立産機システム インバータ ASCII SIO ○
インバータ Modbus RTU ○
三明電子産業株式会社 Si/CutyAxis シリーズ SIO ○
産業用ロボット
メーカ名 シリーズ名 GP H 3000
株式会社現代重工業 Hi4 ロボット ○
株式会社アイエイアイ ロボシリンダ MODBUS SIO ○
X-SEL コントローラ ○
30/58
そ ) の他(汎用機器
メーカ名 シリーズ名 GP H 3000
株式会社デジタル メモリリンク *1 ○
汎用 SIO *2 ○
汎用イーサネット *2 ○
汎用 Modbus SIO マスタ ○ Modbus-IDA
汎用 Modbus TCP マスタ ○
*1: パソコンやマ ドなどホストコントローラを選ばず に設けられた記憶 し
います。
* 送受信コマンド処理するプ
31/58
イコンボー 、本体内部 領域を介
て通信を行
2: D スクリプトで ログラムドライバです。
4.2 システム構成の違い
4 のシステム構成(GP20 )
GP2000H シリーズに接続されている主な周辺 うになります。
.2.1 置き換え前 00Hシリーズ
機器構成は以下のよ
表示器
使用しているアダプタの型式をご確認ください。
• GP2000H-AP232
• GP2000H-AP422
• GPH70-AP232-O
• GPH70-AP422-O
• 自作ケーブルまたは既製の端子台
GP2000H
盤
24V 電源
接続機器
GP2000H シリーズと接続しているデジタル製
ケーブルの型式をご確認ください。
• GP2000H-D232-*M (D-sub タイプ)
• GP2000H-D422-*M (D-sub タイプ)
• GP2000H-AP70CB-D232-3M
• GP2000H-AP70CB-D422-3M
• GP2000H-C232-*M (バラ線タイプ)
• GP2000H-C422-*M (バラ線タイプ)
* はケーブル長(m)
32/58
A
B
4.2.2 GP2000HからGP3000H置き換えへのフローチャート
GP2000Hと変換アダプタをつなぐケーブル
型式 は何ですか?
① GP2000H-D***-*M または
GP2000H-AP70CB- *-3M
② GP2000H-C232-*M
0H-C422-*M
どれにも当てはまらない場合は
サポートダイヤルまでお問い合
D**
③ GP200
MEMO
型式にある ** は より数字が異なります。 * 通信方式、* はケーブルの長さに
変換アダプタの型式は何ですか?
①GP2000H-AP232
②GP2000H-AP422
③GPH70-AP232-O
① ② ③
① ② ③ ④
4.2.3.4
参照
4.2.3.6
参照
4.2.3.1
参照
4.2.3.2
参照
4.2.3.3
参照
4.2.3.5
参照
33/58
わせください。
4.2.3 置き換え後のシステム構成(GP3000Hシリーズ)
4.2.3.1 構成 1
き換えについて
置き換え前(GP2000H シリーズ)
表接続機器
置
H 専用ケーブル(GP2000H-D232-*M)を GP3000H 専用ケーブル(GP3000H-CBLSD232-*M)
GP410-IS00-O
r 自作ケーブル部分はそのまま使用できます。
GP2000H-AP232 を使用して GP3000H と接続する場合は、機能の一部に制限があります。
詳しくは付録 1.3「重要」をご参照ください。
GP2000
に置き換える必要があります。GP2000H 専用変換アダプタ(GP2000H-AP232)および
o
置き換え後(GP3000H シリーズ)
示器
DC24V 電源
GP2000H-AP232
GP410-IS00-O
or 自作ケーブル GP2000H-D232-*M
置き換え必要
表示器
GP2
GP3000H
DC24V 電源
接続機器 GP410-IS00-O
or 自作ケーブル
GP3000H-
CBLSD232-*M
GP2000H-AP232
34/58
000H
4.2.3.2 構成 2
置き換え前(GP2000H シリーズ)
表示器 接続機器
置き換えについて
ブル(GP2000H-D422-*M)を GP3000H 専用ケーブル(GP3000H-CBLSD422-*M)
場合は、機能の一部に制限があります。
GP2000H 専用ケー
に置き換える必要があります。GP2000H 専用変換アダプタ(GP2000H-AP422)および自作ケーブル部
分はそのまま使用できます。
GP2000H-AP422 を使用して GP3000H と接続する
詳しくは付録 1.3「重要」をご参照ください。
置き換え後(GP3000H シリーズ)
DC24V 電源
GP2000H-AP422
GP2000H-D422-*M 自作ケーブル
置き換え必要
表示器
GP2000H
GP3000H
DC24V 電源
接続機器 *M
GP2000H-AP422
GP3000H-
CBLSD422- 自作ケーブル
35/58
4.2.3.3 構成 3
置き換え前(GP2000H シリーズ)
表示器 接続機器
置き換えについて
GP2000H 専用 GP-H70 変換
用ケーブル(GP3000H-CBLSD232-*M)に、GP-H70 専用アダプタ(GPH70-AP232-O)を GP
用変換アダプタ(GP2000H-AP232)に置き換
アダプタ接続用ケーブル(GP2000H-AP70CB-D232-3M)を GP3000H 専
2000H 専
える必要があります。GP410-IS00-O or 自作ケーブル部
分はそのまま使用できます。
GP2000H-AP232 を使用して GP3000H と接続する場合は、機能の一部に制限があります。
詳しくは付録 1.3「重要」をご参照ください。
置き換え後(GP3000H シリーズ)
DC24V 電源
GPH70-AP232-O
GP2000H-AP70CB- GP410-IS00-O
o D232-3M r 自作ケーブル
GP2000H
赤枠部分の置き換え必要
DC24V 電源
接続機器 GP410-IS00-O
or 自作ケーブル
GP3000H-
CBLSD232-*M
GP2000H-AP232
表示器
36/58
GP3000H
4.2.3.4 構成 4
置き換え前(GP2000H シリーズ)
置き換えについて
GP2000H 専用 GP-H70 変換アダプタ接続用ケーブル(GP2000H-AP70CB-D422-3M)を GP3000H 専
用ケーブル(GP3000H-CBLSD422-*M)に、GP-H70 専用アダプタ(GPH70-AP422-O)を GP2000H 専
用変換アダプタ(GP2000H-AP422)に置き換える必要があります。自作ケーブル部分はそのまま使用
できます。
GP2000H-AP422 を使用して GP3000H と接続する場合は、機能の一部に制限があります。
詳しくは付録 1.3「重要」をご参照ください。
置き換え後(GP3000H シリーズ)
表示器 接続機器
DC24V 電源
GPH70-AP422-O
GP2000H-AP70CB-
D422-3M 自作ケーブル
置き換え必要
表示器
DC24V 電源
接続機器 GP3000H-
CBLSD422-*M 自作ケーブル
GP2000H-AP422
37/58
GP2000H
GP3000H
4.2.3.5 構成 5
置き換え前(GP2000H シリーズ)
表示器 接続機器
GP2000H-C232-*M
24V 電源
GP2000H
置き換え必要
置き換え後(GP3000H シリーズ)
表示器
24V 電源
接続機器
GP3000H-CBL*-*M
再結線が必要です
38/58
GP3000H
置き換えについて
P2000H 専用ケーブル(コネクタなし)(GP2000H-C232-*M)を GP3000H 専用ケーブル(コネクタな
える必要があります。ケーブルと接続機器との結線方法について
ーズ機器接続マニュアルの接続ポート「GP(COM1)」と表記され ケー
ルで接続する結線をご確認くだ 続機器によって結線が異なります。
ーブルの線色と識別マークについて
G
し)(GP3000H-CBL*-*M)に置き換
は GP3000 シリ ている部分の自作
ブ さい。接続ケーブルは使用する接
ケ
ーブルに置き換える際、以下のように線色が変わります。
GP3000H-CBL*-*Mのイメージ例
GP2000H ケーブルから GP3000H ケ
右記の場合、線色が茶色、識別マークが
黒色 2 本のため、RS(RTS)となります。
39/58
接続機器マニュアルの一例
MEMO
GP3000H 専用変換アダプタ(AGP3000H-ADPCOM-01) を使用する場合の構成
DC24V 電源
既製ケーブル or
GP3000H-CBL*D-*M 表示器
接続機器 自作ケーブル
GP3000H
AGP3000H-ADPCOM-01 自作ケーブルの場合は
再結線が必要
置き換えについて
GP2000H-C232-*M)を GP3000H 専用ケーブル(コネクタあ
き換
できます。
3000H-ADPCOM-01 のシリアル I/F は GP3000 シリーズの COM1 ポートと同じため、自作ケーブ
(下図 B)だけでなく既製のケーブル(下図 A)も使用可能です。
3000H-ADPCOM-01 と接続機器との結線方法については GP3000 シリーズ機器接続マニュア
GP(COM1)」と表記されている結線をご確認ください。接続ケーブルは使用する接続
なります。
機器マニュアルの一例
GP2000H 専用ケーブル(コネクタなし)(
り)(GP3000H-CBL*D-*M)および GP3000H 専用変換アダプタ(AGP3000H-ADPCOM-01)で置
えることも
AGP
ル
AGP
ルの接続ポート「
機器によって結線が異
接続
40/58
4.2.3.6 構成 6
置き換えについて
置き換え前(GP2000H シリーズ)
表示器 接続機器
GP2000H-C422-*M
24V 電源
GP2000H 専用ケーブル(コネクタなし)(GP2000H-C422-*M)を GP3000H 専用ケーブル(コネクタな
し)(GP3000H-CBL*-*M)に置き換え と接続機器との結線方法について
は GP3000 シリーズ機器接続マニュアルの接続ポート「GP(COM1)」と表記されている部分の自作ケー
ルで接続する結線をご確認ください。接続ケーブルは使用する接続機器によって結線が異なります。
る必要があります。ケーブル
ブ
置き換え後(GP3000H シリーズ)
表示器
24V 電源
接続機器
GP3000H-CBL*-*M
GP2000H
置き換え必要
再結線が必要です
GP3000H
41/58
ケーブルの線色と識別マークについてーブルの線色と識別マークについて
P2000H ケーブルから GP3000H ケーブルに置き換える際、以下のように線色が変わります。 G
GP3000H-CBL*-*Mのイメージ例
右記の場合、線色が茶色、識別マークが
黒色 2 本のため、SDB となります。
42/58
接続機器マニュアルの一例
MEMO
表示器
DC24V 電源
接続機器
既製ケーブル or
自作ケーブル
GP3000H-CBL*D-*M
自作ケーブルの場合は
再結線が必要
AGP3000H-ADPCOM-01
3000H 専用変換アダプタ(AGP3000H-ADPCOM-01) を使用する場合の構成GP
GP3000H
置き換えについて
GP2000H 専用ケーブル(コネクタなし)(GP2000H-C422-*M)を GP3000H 専用ケーブル(コネクタあ
(GP3000H-CBL*D-*M)および GP3000H 専用変換アダプタ(AGP3000H-ADPCOM-01)で置き換
できます。AGP3000H-ADPCOM-01 のシリアル I/F は GP3000 シリーズの COM1 ポートと
め、自作ケーブル(下図 B)だけでなく既製のケーブル(下図 A)で接続することもできます。
3000H-ADPCOM-01 と接続機器との結線方法については GP3000 シリーズ機器接続マニュア
GP(COM1)」と表記されている結線をご確認ください。接続ケーブルは使用する接続
なります。
接続機器マニュアルの一例
り)
えることも
同じた
AGP
ルの接続ポート「
機器によって結線が異
43/58
4.3 マルチリンク接続について
使用していたプロジ
クトファイルをコンバートした場合は、自動的に1:1接続に変換されます。
・GP-PRO/PB3 for Windows での設定
GP-PRO/PB3 for Windows において、RS-422 でのマルチリンク接続( n:1 )設定を
ェ
-Pro EX にてマルチリンクを設定する方法に関しては、
サイト「おたすけ Pro!」の
GP
弊社サポート 「接続機器について」
(http://www.proface.co.jp/otasuke/qa/3000/faq.cgi?mode=3000&cat=c)
にある「シリアルマルチリンク」をご参照ください。
シリアルマルチリンクに対応するドライバは以下の項目でご確認いただけます。
「シリアルマルチリンク対応ドライバー一覧」
(http://www.proface.co.jp/otasuke/qa/3000/0009_sml03.html)
44/58
付録 1 専用ケーブル(ホスト側コネクタ無し)の信号線の違いについて
付録 1.1 GP2000H専用 RS-232C用ケーブル GP2000H-C232-3M/10M
※1 予約です。何も接続しないでください。
※
出力(DOUT1.C)のグランドと共通です。
※3 GP-H70 互換モード時(GP2000H で設定
※4 GP2000H を接続した場合の電源容量は MAX 0.25A です。
45/58
2 DOUT グランドは外部ブザー出力(BUZZ OUT)、DOUT 0(ゼロ)出力(DOUT0.C)、DOUT 1(イチ)
)は無効です。
この容量以下で使用してください。
付録 1.2 GP2000H専用 RS-422 用ケーブル GP2000H-C422-3M/10M
46/58
※1 予約です。何も接続しないでください。
※2 DOUT グランドは外部ブザー出力(BUZZ OUT)、DOUT 0(ゼロ)出力(DOUT0.C)、DOUT 1(イチ)出力(DOUT1.C)のグラン
ドと共通です。
※3 GP-H70 互換モード時(GP2000H で設定)は無効です。
※4 GP2000H を接続した場合の電源容量は MAX 0.25A です。この容量以下で使用してください。
付録 1.3 GP3000H専用 ハードケーブル GP3000H-CBLH-10M
GP3000H専用 ソフトケーブル GP3000H-CBLS-3M/5M/10M
シリアルインターフェイス ケーブルの色 RS232C RS422/RS485
/マークの色・数 信号名 内容 信号名 内容
茶/ 白 1 CD キャリア検出 RDA 受信データ A(+)
茶/ 黒 1 RD(RXD) 受信データ RDB 受信データ B(-)
茶/ 白 2 SD(TXD) 送信データ SDA 送信データ A(+)
茶/ 白 4 ER(DTR) データ端末レディ ERA データ端末レディ A(+)
茶/ なし SG 信号グランド SG 信号グランド
茶/ 黒 3 DR(DSR) データセットレディ CSB 送信可 B(-)
茶/ 黒 2 RS(RTS) 送信要求 SDB 送信データ B(-)
茶/ 白 3 CS(CTS) 送信可 CSA 送信可 A(+)
茶/ 黒 4 CI(RI)/VCC 被呼表示 ERB データ端末レディ B(-)
+5V±5% 出力 0.25A ※1
緑/ なし FG ※2 フレームグランド FG ※2 フレームグランド
(SG 共通) (SG 共通)
※1 RI/VCC はソフトウェアで切り替え。VCC 出力は過電流保護されていません。誤動作、故障の原因になりますので、電流定
格を守ってご使用ください。
※2 緑色のケーブル 2 本のうち、AWG22 のケーブルをご使用ください。必ず電源部に近いところからツイストしてください。
イーサネットインターフェイス
Ethernet (IEEE802.3u, 10BASE-T/100BASE-TX) モジュラジャックコネクタ(RJ-45) 付き
ケーブルの色 信号名 方向 内容
青 TX + 出力 イーサネット送信(+)
白 TX - 出力 イーサネット送信(-)
茶 RX + 入力 イーサネット受信(+)
灰 RX - 入力 イーサネット受信(-)
DC24V インターフェイス
ケーブルの色 信号名 方向 内容
赤 DC24V 入力 電源入力 DC24V
黒 0V 入力 電源入力 0V
緑 FG※ 1 ー フレームグランド(SG 共通)
※ 1 緑色のケーブル 2 本のうち、AWG16 のケーブルをご使用ください。必ず電源部に近いところからツイストしてください
47/58
3 ポジションオペレーションスイッチ出力インターフェイス
色 信号名 内容 ケーブルの
ークの色・数 /マ
青/ 黒 2 ENB0A 0A(A 接点) 定格 DC30V 700mA( 小適用負荷 DC3V5mA)
青/ 黒 3 ENB0B 0B(A 接点)
青/ なし ENB1A 1A DC30V 700mA( 小適用負 (A 接点)定格 荷 DC3V5mA)
青/ 黒 1 ENB1B 1B(A 接点)
非常停止スイッチ出 タ
色
力イン ーフェイス
ケーブルの 信号名 内容
/マークの色・数
紫/ 黒 2 EMG0A 0A(A 接点動作)定格 DC30V 適 1mA) 1A( 小 用負荷 DC5V
紫/ 白 3 EMG0B 0B(A 接点動作)
紫/ 黒 1 EMG1A 1A(B 接点)定格 DC30V 1A( 負 ) 小適用 荷 DC5V 1mA
紫/ 白 2 EMG1B 1B(B 接点)
紫/ なし 2A ( 用負 C5V 1mA) EMG 2A(B 接点)定格 DC30V 1A 小適 荷 D
紫/ 白 1 EMG2B 2B(B 接点)
キースイッチ出力インターフェイス
ケーブルの色 信号名 内容
/マークの色・数 橙/ なし KEY_NC B 接点(ノーマリ・クローズ)定格 DC24V 300mA
橙/ 黒 1 KEY_NO A 接点(ノーマリ・オープン)定格 DC24V 300mA
重要
外部出力インタ い
レー ンス チ出 力を使用するためには、GP3000H 専用変換アダ
(AGP3000H CO 1)が
ーフェイスにつ て
DOUT ショ イッ 力、外部ブザー出、オペ
必要です。 プタ -ADP M-0
GP3000H 側の接続
ルのコネクタを GP3000H 本体にカチッと音がするまで挿入します。取り外し
解除し取り外
取り付け時は、専用ケーブ
時はロックを します。
48/58
付録 2 変換アダプタのインターフェイスの違い
付録 2.1 GPH7 リーズ S-232C用変換アダプタ (GPH70-AP232-O)
・外部出力など)
sub コネクタ(ホストへ接続)
0 シ R
外形図
ネクタ(G へ接
アダプタ 14 極端子台(電源
Dsub コ P-H70 続) D
49/58
付録 2.2 GPH70 シリーズ RS-422 用変換アダプタ (GPH70-AP422-O)
ど)
7 極端子台(ホストへ接続)
*1 本アダプタ内で 5 番ピンと 14 番ピン、17 番ピンと 19 番ピンは接続されています。
アダプタ外形図 14 極端子台(電源・外部出力な
Dsub コネクタ(GP-H70 へ接続)
50/58
付録 2.3 GP2000Hシリーズ RS-232C用変換アダプタ (GP2000H-AP232)
※1 GP-H70 互換モード時(GP2000H で設定)は無効です。
アダプタ外形図
22 極端子台(電源・外部出力など)
51/58
Dsub25 ピン(ホストへ接続)
Dsub37 ピン(GP2000H へ接続)
※1 GP-H70 互換モード時(GP2000H で設定)は無効です。
52/58
付録 2.4 GP2000Hシリーズ RS-422 用変換アダプタ (GP2000H-AP422)
ダプタ外形図
2 極端子台(電源・外部出力など)
1 GP-H70 互換モード時(GP2000H で設定)は無効です。
ア
2
※
53/58
10 極端子台(ホストへ接続)
※1 7 番(CSA)と 8 番(ERA)、9 番(CSB)と 10 番(ERB)は工場出荷時に
sub37 ピン(GP2000H へ接続)
連結鈑で短絡されています。
※1 GP-H70 互換モード時(GP2000H で設定)は無効です。
D
54/58
付録 2.5 GP3000Hシリーズ専用変換アダプタ (AGP3000H-ADPCOM-01)
ダプタ外形図
LED 本体の状態により変化します。
ア
A
B 電源スイッチ I:ON ○:OFF
C 外部インターフェイス GP3000H 専用接続コネクタ付きケーブルで GP へ接続。
D 24 極端子台 外部出力や電源などと接続。ケーブルはユーザー製作。
E ロータリスイッチ 本アダプタの ID 番号を設定。※1
F DIN レールフック DIN レール(35mm) 取り付け固定用。
G コネクタカバー GP3000H 専用コネクタ付きケーブルを接続する際に外す。
H イーサネット I/F イーサネット通信(10BASE-T/100BASE-TX)インターフェイス。
RJ-45 タイプモジュラジャックコネクタ(8 極)を使用。
I シリアル I/F RS232C/RS422/RS485 シリアルインターフェイス。
D-SUB9 ピンプラグタイプのコネクタ。
通信方式はソフトウェアで切り替え。
※1 GP が変換アダプタの ID 番号を GP のシステム変数「#H_MachineNo」に周期的に格納し、GP に
接続された変換アダプタを正しく認識します。
システム変数については GP-Pro EX リファレンスマニュアルをご参照ください。
55/58
D: 24 極端子台(電源・外部出力など)
56/58
I: シリアル I/F
通信方式:RS232C/RS422/RS485 調歩同期式
ータ長:7 ビット/8 ビット、 パリティ:奇数/ 偶数/ なし、 ストップビット:1 ビット/2 ビット
送速度:2400bps ~ 115.2kbps、187.5kbps(MPI)
大通信距離:15m (RS-232C 時)、1200m (RS-422、115.2kbps 時)
GP と本アダプタ間の接続ケーブル長を含む)
※1 9 番ピンの RI/VCC はソフトウェアで切り替え。VCC 出力は過電流保護されていません。
誤動作、故障の原因になりますので、電流定格を守ってご使用ください。
デ
伝
(
57/58
技術的なお問合せ
サポートダイヤル(技術相談) サービスリペアセンター(修理受付)
平日 9:00~17:00 大阪 06-6613-3115 TEL 06
東京 03-5821-1105
名古屋 052-932-4093
-6613-1638(平日 9:00~17:00)
FAX 06-6613-1639
http://www.proface.co.jp/repair/
平日 17:00~19:00
日祝 9:00~17:00
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土
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