Post on 01-Feb-2021
transcript
BachBrahms&
堀米ゆず子
&
と 仲間たち緑風舎で聴く
ブラームスプロジェクト
Szabolcs ZempléniShgenori KudoLuc Devos
Yuzuko Horigome
バッハ &
第 34回 緑風舎コンサート
緑風舎音楽ホール
Sat. Mar. 19, 2016緑風舎自由空間
5歳からヴァイオリンを久保田良作氏のもとで始め、1975年より江藤俊哉氏に師事。80年桐朋学園大学卒業。80年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾る。以来ベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、クラウディオ・アバド、小澤征爾、サイモン・ラトルなど世界一流のオーケストラ、指揮者と共演。これまでにルドルフ・ゼルキン、アルゲリッチ、ルイサダ、クレーメル、マイスキー、今井信子、メネセス、ナイディックなどと共演。2013年からイタリアのカメラータピチュナ、14年からはイギリスのケンブリッジでマスタークラスを開催。日本においては、モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏、「堀米ゆず子ヴァイオリンワークス“音楽の旅-叙情を求めて”」、「J.S.バッハ/ブラームスプロジェクト全6回」など、多くのプロジェクトに取り組む。14年3月には、プラハでチェコ・フィルと収録したブラームスのヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲のCDを全世界でリリース、その他、ニース響とのラロ:ヴァイオリン協奏曲集、シャンドール・ヴェーグ指揮カメラータ・ザルツブルクとのモーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集などがある。また、多くの国際コンクールの審査員にも招かれており、16年5月に行われる仙台国際音楽コンクールヴァイオリン部門審査員長に就任。15年7月、春秋社より著書『ヴァイオリニストの領分』を刊行。現在、ブリュッセル王立音楽院教授。使用楽器は、ヨゼフ・グァルネリ・デル・ジェス(1741年製)。
ⓒT.Okura
1981年ブタペスト生まれ。13歳よりホルンを始め、フランツ・リスト音楽院、ベルリンのアイスラー音楽院で学ぶ。多くの国際コンクールで優勝を果たした後、2005年にミュンヘンのARD国際音楽コンクールで1位となる。05年から13年までバンベルク響の首席奏者を務めるかたわらソロ活動を積極的に展開、ヨーロッパはもとより日本、中国、タイ、アメリカなどでオーケストラのソリスト、リサイタル、室内楽活動を行っている。これまでに共演した指揮者にはイヴァン・フィッシャー、ヤコフ・クライツベルク、ジョナサン・ノット、ダニエル・ライスキン、ミヒャエル・ザンデルリングなどがおり、室内楽ではアンドラーシュ・ケラー、ペーテル・ナジ、デーネシュ・ヴァーリョン、クリストフ・エッシェンバッハ、エレーナ・バシュキロワ、クリスティアン・ツァハリアス、フランク・ペーター・ツィンマーマンなどと共演している。教育活動にも力を注いでおり、10年からはトロシンゲン音楽大学のホルン科教授を務めている他、ロンドンのトリニティ音楽院客員教授を務めている。
Szabolcs Zempléni(サボルチ・ゼンプレーニ/ホルン)
札幌生まれ。1979 年にパリ国立高等音楽院の J.P. ランパル氏のクラスを一等賞で卒業。パリ国際フルートコンクール、ラ・ロッシェル現代音楽コンクール、ミュンヘン国際コンクール、ランパル国際フルートコンクールなどに入賞。これまでにザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、NHK交響楽団など国内外の主要オーケストラ、JP. ランパル、ロストロポーヴィッチ、パスキエトリオ、ウィーン弦楽四重奏団、C.ボリング、V.D.ロスアンヘレス、J. ノーマンなどのソリスト達と共演。20 年以上に渡り小澤征爾指揮 / サイトウ・キネン・オーケストラの首席フルーティストを務め、パリ・エコール・ノルマル、東京音楽大学、上野学園大学、大阪音楽大学にて後進の指導にもあたっている。現在、水戸室内管弦楽団首席奏者、オーケストラ・アンサンブル金沢特任首席奏者。文化庁芸術作品賞、村松賞、フランス国大統領賞、京都芸術祭特別賞を受賞。
工藤重典(くどう・しげのり/フルート)
1960 年ブリュッセル生まれ。7 歳で公に演奏を始め、ルーヴェンの音楽院、ロンドンで学ぶ。79 年にはブリュッセル王立音楽院のアンドレ・ド・グロートのクラスで優勝。その後様々なコンクールで入賞。これまでに、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、リトアニア・フィルハーモニック、スイス・ロマンド管弦楽団、コンセルトヘボウ室内管弦楽団、シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団、ベルギーの主要なオーケストラ、クイケン指揮ラ・プティット・バンドなどと共演。ヨーロッパ各国、日本、南米、ロシア、カナダでも演奏するほか、数々の著名な音楽祭にも招かれ、ラジオやテレビでも定期的に演奏している。グリュミオー・トリオのピアニストとして活動する一方、堀米ゆず子、ジョゼ・ヴァン・ダム、オーギュスタン・デュメイなど著名な演奏者の伴奏者として共演を重ねている。CD 録音もソロ、室内楽、オーケストラと多数行っている。94年にはユニオン・オブ・ベルギー・ミュージカル・プレスの「ヤング・ヨーロピアン・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
Luc Devos(リュック・ドゥヴォス/ピアノ)
バッハは背骨のよう。ブラームスは心のひだ。感情表現の基本。この 2 人の作曲家は過去 30 年間の演奏生活において、
私の音楽作りの核となっています。 ──堀米ゆず子
堀米ゆず子(ヴァイオリン)
ⓒ武藤 章
ⓒ堀田力丸
♪ブラームス
ホルン三重奏曲 変ホ長調 op.40
── 休 憩 ──
♪J. S. バッハ
「音楽の捧げもの」BWV.1079 より トリオ・ソナタ ハ短調
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 第 3 番 ハ長調 BWV.1005
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