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Date post: 17-Sep-2020
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平成28年度 経済福祉常任委員会会議録 平成28年10月27日
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平成28年度

経済福祉常任委員会会議録

平成28年10月27日

福 島 町 議 会

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会議録の作成にあたっては、誤りのないよう留意

しておりますが、時間の関係上原稿校正は初校より

できなく、誤字、脱字がありますことを深くお詫び

申し上げます。

まことに恐れ入りますが、ご了承のうえご判読い

ただきたくお願いいたします。

福島町議会議長 溝 部 幸 基

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- 1 -

平成28年度

経 済 福 祉 常 任 委 員 会

平成28年10月27日(木曜日)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◎調査事件

(1)調査事件4 所管関係施設・事業等の町内視察について

①所管関係施設・事業等の町内視察

②執行方針の取り組み状況

(2)調査事件5 福島町高齢者等冬の生活支援事業について

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◎出席委員(6名)

委 員 長 熊 野 茂 夫 副 委 員 長 花 田 勇

委 員 杉 村 志 朗 委 員 平 沼 昌 平

委 員 平 野 隆 雄 委 員 溝 部 幸 基

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◎欠席委員(0名)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◎委員外議員(0名)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◎出席説明員

副 町 長 髙 木 壽 産 業 課 長 阿 部 憲 一

産業課参事(商工観光) 花 田 雅 昭 産業課参事(水産) 川 合 力 哉

産業課参事(水産) 寺 谷 志 保 町 民 課 長 小 鹿 浩 二

福 祉 課 長 石 岡 大 志 建 設 課 長 木 村 文 年

認定こども園福島保育所園長 金 澤 峰 子

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◎職務のため出席した議会事務局職員

議会事務局長 谷 藤 悟 議会事務局次長 鍋 谷 浩 行

議会事務局議事係長 澤 田 元 気

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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- 3 -

(開会 10時00分)

――――――――――――――――――――

○委員長(熊野茂夫) おはようございます。

昨日、26日に引き続き、経済福祉常任委員会

を再開いたします。

直ちに本日の会議を開きます。

本日の案件に入る前に、昨日の林業専用道整備

事業三枚橋線についての補足説明及び漁業協同組

合事務所建設に関する補足の説明を順次行いたい

と思います。

阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) 昨日の委員会において、

三枚橋線関係でお答えできなかったこと、それか

ら資料の提出を求められた件について、本日、追

加資料を提出いたしましたので、その説明をさせ

ていただきます。

まず、平成28年度北海道合板・製材生産性強

化対策事業計画書という資料と、1枚ものの利用

区域内の施業計画という資料がいっていると思い

ますので、ご確認ください。

まず始めに、この事業計画につきましては、当

初計画の延長L=700メートルでの計画になっ

ておりますので、その点あらかじめご了承くださ

い。今後、確定しました520メートルという延

長の計画変更をする予定でございます。

資料の方ですけれども、1ページから3ページ

につきましては、事業の概要となっておりますの

で、ご参照ください。

それで、昨日の委員会において、1,300万

円の補助を受けるのに、開設する林業専用道を活

用した森林整備の事業計画が無いのはおかしいの

ではないかという旨のご指摘、ご意見がございま

した。

まず、資料の4ページに費用対効果分析結果報

告書というものがございます。事業申請に、この

費用対効果分析結果表を添付して補助決定を受け

たわけでございますけれども、単純に言いますと、

中ほどにあります費用計Cが2,243万6千円。

これに対して、その上の効果額計Bが2,520

万円。効果額が上回り、上の表の右側にあります

投資効率1.12になるため、費用対効果のある

施設として認められたということになります。

費用については、開設事業費と維持管理費とい

う形になりますけれども、効果額については5ペ

ージ、6ページの方に費用集計表並びに6ページ

の方はもっと細かい分類をした資料になりますが、

こういう形での積算となります。

それで、6ページの方をご覧いただきたいんで

すけれども、効果額のところに金額の入っている

一番上の方ですが、木材生産等経費縮減便益とい

う項目がございます。これが造林経費の軽減など

地理的な便益でありますけれども、こういう便益

から、それから金額の入っている下の方でござい

ますが、中項目の見出しで森林整備促進便益。こ

れにつきましては、洪水防止からCO2の削減な

ど、社会的な便益を表しているものでございます。

これの積み重ねが効果額の2,520万円の内訳

となっているところであります。そして、林業専

用道の耐用年数は40年となっております。40

年の間に、これらの便益を達成することが求めら

れることになります。この分析結果表につきまし

ては、道、渡島総合振興局のご指導をいただきな

がら作成しておりますけれども、林野庁のプログ

ラムに利用区域内のデータを入力することにより

まして、効果額を算定できることとなっておりま

す。

補助事業上の事業計画につきましては、以上の

ような状況ですけれども、数名の委員からご指摘

のありました利用区域内の整備計画については、

大変大事な問題だと考えております。それで、現

行の町有林の実施計画につきましては、福島町森

林経営計画というものがございます。それは平成

25年から30年までの5年間の計画であります。

それで、今回の利用区域内の部分につきまして

は、1枚ものの表の方にお付けしておりますけれ

ども、これが今回の利用区域内での福島町森林経

営計画の抜粋でございます。これが先ほども言い

ましたけれども、平成25年から30年までの5

年間の計画でありますが、来年度実施予定の5.

14ヘクタール、391立米の見込み材積という

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- 4 -

ことが計画登載されているところであります。当

然、計画見直し時には、これらの林業専用道を活

用した施業を詳細に計画していくことになります

ので、その点ご理解をお願いしたいと思います。

ただいまの資料につきましては、以上の説明で

すけれども、昨日、何点か答弁漏れがありました。

まず1点目、利用区域内の作業道はあるのかと

いうご質問でしたけれども、これは無いというこ

とでございます。

それから、林内作業道と林業専用道。違う表現

をしておりますけれども、これにつきましては大

変申し訳ありません。林内作業道というのは間違

いで、林業専用道というのが正しいものでござい

ます。

それから、この三枚橋の町有林で椎茸のホダ木

を取ったことがあるかという質問もございました

けれども、ここでは取っておりません。平成27

年は館の沢の町有林でホダ木を撤去しているとこ

ろでございます。

以上で、説明を終わります。

○委員長(熊野茂夫) 阿部課長、作業道につい

ては、あくまでもこれは専用道であって、そして、

間伐だったり作業をする時に、随時、作業道を設

置しながら仕事を進めていくという認識のところ。

今、そこが少しボケたような気がします。

阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) 作業道につきましては、

これは林業専用道で幹線的な役割を果たしますけ

れども、町有林施業の中で、例えば間伐だとかの

事業をやっていく中で、簡単なブル均しをして作

業道を造って、それを活用して集材等していくと

いうのは、それぞれの事業の中でやる部分でもご

ざいます。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 確認と言いますか、昨日の

説明で、このA3版の資料のいわゆる利用区域と

間伐する区域ということで、輪番を細かく書いて

いる部分で、2つの内容になっているわけです。

あくまでも今回の対象の部分については、利用区

域ということの線引きでという昨日の説明ですよ

ね。ですから、ここの塗りつぶしている部分につ

いては、あくまでも間伐であって、間伐以外の部

分についても対象だという説明だったと思うんで

すけれども、今の補助の対応の部分についての説

明と併せて、町の施業計画のうちの今回塗りつぶ

した内容のことを書いてきているんですが、補助

全体については、いわゆるこの塗りつぶした所で

なくて、黄色い線で対応した区域に対する補助と

いう考え方なのか。それとも、今、改めて町が施

業計画をしている3つの小林班の所についての対

応なのか。そこは昨日の説明と違うのかどうなの

か。そこが抜けていると思いますが、いかがです

か。

○委員長(熊野茂夫) 阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) すみません。質問の趣

旨をもう一度お願いいたします。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 少し角度を変えて、補助の

対応の区域。道の算定根拠に合わせて、ソフトに

合わせてはめ込んでいくと、こういう形になるん

だという説明ですけれども、開設事業で木材生産

等便益、それから森林整備経費縮減便益。これは

ある一定の区域をベースにして対応しなければ、

算定はなかなかできないわけです。ここで算定す

る基礎となる区域は、この1枚もので説明した3

つの林班の部分の内容なのか。それとも、昨日の

説明で、私はこの黄色い線で囲った大きな利用区

域と言いますか、その内容として昨日議論してい

るわけです。そうではなくて、あえて施業計画の

これを出したということは、この部分について対

象となって積算した内容に沿って、補助も決定し

たという内容なのか。その説明が無いですよ。

○委員長(熊野茂夫) 阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) 大変申し訳ありません。

あくまでも利用区域内の施業ということで、この

黄色く塗りつぶした所を特定した施業ではないと

いうことでございます。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) とすれば、このいわゆる利

用区域内の積算する出し方というのは、どういう

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形になるんですか。塗りつぶした部分は、こうい

う風に施業計画が出ていますよ。塗りつぶしてい

ない部分の対応というのは、どういう計算になる

んですか。どういう計算でこの便益が出てくるの

か、ちょっと理解しづらい。この3林班のものは

施業計画が出ていますと。あらかじめこういう内

容が出ています。それに基づいて、道のソフトに

当てはめて出すと言うなら分かりますけれども、

この塗りつぶした以外の区域の状況というのは、

どうプラスして今回の基本的なデータになるのか、

ちょっと理解しづらいんです。

○委員長(熊野茂夫) 阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) その点につきましては、

先日、夕方も今朝も振興局の担当者の方に確認い

たしました。森林調査簿上の色々なデータを入力

しながら、その標準的な施業という形で40年の

便益を出していくというお話でしたので、特に施

業を特定して、この便益を出しているわけではな

いということで確認を受けております。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) そうしたら今の話も、振興

局がこの算定の数値を出すという話ですか。基本

的に福島町の利用区域の状況をベースにしながら、

振興局に対して町が出すということではないんで

すか。今の話では、振興局の方でそう言いました

からこの数字ですみたいな話なんですけれども、

それであっても、いわゆる塗りつぶしていない部

分の積算の仕方というのは、これは基本的に面積

に合わせて簡単に出るんであれば、それはそれで

そういう答えをしてもらえればいいんですけれど

も、あえてこれを出してきたわけですよね。そう

したら他の方はどうするのかなということになる。

だから、この出してきた部分だけの対応で今回な

のかという風に思うんですが、どうですか。

○委員長(熊野茂夫) 阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) すみません。ようやく

質問の趣旨がよく分かりました。

確かに溝部委員おっしゃるとおり、利用区域内

の費用便益に関しましては、この利用区域の面積

で出す形になっていると思います。

ただ、今回、1枚ものの利用計画を付けました

のは、先ほども途中で説明しましたけれども、町

全体でも森林計画というものを作成しております。

平成30年まではその計画があって、その後もそ

の施業計画をこの利用区域内にも立てて便益に近

づくように努力していくということで、回答した

ところでございます。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) これで止めますけれども、

面積に沿って単純に算定するというなら、そのや

つで最初に言えば面倒くさいことないんでないか

と思います。あとの残った部分については、具体

的に作業の進行状況を見て、施業計画の方に載っ

ている部分から対応していくんですと。他の部分

については、当然、その施業計画を変更しながら、

状況を見ながら対応していくという答弁でいいわ

けですよ。何か紛らわしい答弁で、面積を基準に

して、にわかに疑問を払拭するということには、

ちょっと首を傾げますけれども、そういうことで

いいということですね。それで、とりあえず終わ

ります。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) それでは、続きまして水

産課所管の漁業協同組合事務所について。

川合産業課水産担当参事。

○産業課参事(川合力哉) 昨日の過疎対象の面

積と販売スペースについてのご説明をいたします。

参考資料1をお願いいたします。

この資料は、過疎債の適用範囲の説明をするた

めに、2015年1月23日の第5次福島町総合

計画策定に関する特別委員会の追加資料として提

出させていただいたものであります。

資料の2ページをお願いいたします。

2ページの1階・2階平面図の赤で囲っている

所が過疎債の適用となる範囲であります。下段の

1階の青色の部分が玄関ですけれども、共有部分

となりまして、按分率が工事費の53パーセント

が過疎債の対象となる施設で、そのうちの85パ

ーセントを補助しているものであります。

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次に、販売スペースでの水産物の販売の件です

が、販売スペースにおいて水産物の販売について

を特別委員会等で色々議論いたしましたが、その

後、漁協等と検討した結果、組合の漁協の職員の

配置の関係などのこともありまして、現在のよう

に販売スペースでは水産物の取扱いは行わず、ポ

ップ等で荷捌所に案内する等の形になっておりま

す。今後も地域住民のサービスの向上につながる

よう漁業協同組合と検討して進めていきたいと思

っておりますので、よろしくお願いいたします。

○委員長(熊野茂夫) 以上の水産関係の補足説

明ですが、何かございますか。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) それでは、ないようです

ので、本日の2の執行方針の取り組み状況につい

てでございますので、進めてまいります。

それでは、調査事件4 2の執行方針の取り組

み状況についてを議題といたします。

12ページの執行方針の取り組み状況について、

説明を求めます。

順次所管の説明員より、お願いいたします。

まず、住吉企画課長。

○企画課長(住吉英之) それでは、資料の13

ページをお願いしたいと思います。

施策の内容区分で、産業再生による雇用の創出。

確認内容等につきましては、(1)の福島町がん

ばる地元企業応援条例についてでございます。

当該条例の制定に向けては、本年1月より産業

団体別の懇談会及びアンケートをいただきながら、

行政で整理した内容に基づき、本年7月19日開

催の経済福祉常任委員会におきまして、条例案と

規則案について調査をいただき、8月5日付で調

査報告書の手交を受けたものでございます。町と

しましては、調査報告書の意見を踏まえまして、

内容を精査し、次のとおり条例案及び規則案を整

理したものであります。

当該条例案につきましては、本年12月会議に

提案をし、来年4月1日からの施行を目指してい

るものでございます。

意見報告書の内容と見直し案についてでござい

ますけれども、まず、1つ目の投資額の下限額・

リース取得についてでございます。

こちらにつきましては、条例案の第3条第1項

になりますけれども、調査意見書の意見としまし

ては、公正・公平の視点から全産業統一の下限設

定が望ましい。また、投資額を一律20万円で設

定されることを考慮願いたい。それと、高額な車

両等のリース契約による取得も対象とする可能性

について検討願いたいという意見でございました。

変更前の助成対象につきましては、産業区分に

よる投資額の下限を設定していたところでござい

ますけれども、見直し後におきましては、産業区

分による限度額の下限を一律の20万円にするこ

とと見直しをしてございます。

それから、リース契約の部分につきましても、

規則の方で基準に該当するものを対象にするとい

うことで、条例案の見直しをしているものでござ

います。

続いて、14ページをお願いしたいと思います。

(2)の特別奨励助成金ということで、ここの

部分につきましては、意見書の対象外ということ

でありますけれども、福島商業高等学校の卒業生

の採用の可能性もあると。変更前につきましては、

ゴシック体のところを見てほしいんですけれども、

町内の社会福祉法人、農業協同組合、漁業協同組

合並びに森林組合ということで、この対象を想定

しておりましたけれども、商工会を追加するとい

う見直しをしてございます。商工会につきまして

も、福島商業高等学校の卒業生の採用の可能性も

あるということで、ここを見直しをしたものでご

ざいます。

下段の(3)の助成額の上限額につきましてで

ございますけれども、これは条例第4条第1項関

係でございます。

調査意見書には、こちらも公正・公平の観点か

ら、産業別の上限の設定は行わない方が望ましい。

助成上限額も一律300万円で設定することを考

慮願いたいという意見でございました。条例の変

更前につきましては、産業区分による助成額の上

限を設けてございましたけれども、条例の見直し

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後におきましては、産業区分による上限額の設定

を一律300万円に見直したものでございます。

次の15ページをお願いします。

(4)の助成の表示(周知)及び規則見直しに

ついてでございます。

こちらは規則の第3条第2項の関係でございま

して、調査書の意見としましては、町民への不適

切な疑念の払拭等、条例の趣旨を徹底させるため

に、表示方法、表示場所については、統一的なひ

な形を作成して、様式として規則に規定すべきと

考えるという意見でございました。これは規則第

3条第2項中「車両は常時事業に使用することが

客観的に認められ」という書きぶりをしてござい

ますけれども、常時事業に使用すると客観的な判

断が曖昧となるおそれもあるという意味を踏まえ

まして、見直しを行ったものでございます。こち

らにつきましては、見直し後は「車両は専ら事業

の用に供する」という風に見直しをしたものでご

ざいます。

それと、先ほど13ページの条例第3条のリー

ス契約についても規則で定める基準に該当するも

のを対象にするということで、ここのところを第

4条にリース契約の対象基準について新たに規定

をしてございます。リース契約の対象基準等とい

うことで、第4条に条例第3条第1項第1号に規

定するリース契約の対象基準等は、1件当たり1

千万円以上の物件とし、助成対象はリース契約初

年度のみのリース料金とする。なお、同一物件の

再リース及び残存価格による取得は対象外とする

という規定を設けてございます。

それから、表示方法、表示場所について統一的

なひな形を作成し、様式として規則に規定しては

いかがかというところでございますけれども、こ

ちらは第8条を設けまして、統一的なひな形、様

式として規則に規定をしたものでございます。助

成対象施設の表示ということで、「第8条 条例第

4条第1項第1号の施設投資助成金を受けた企業

施設にあっては、次の区分により助成対象施設で

あることを表示するものとする。」ということで、

そちらに区分として建物及び備品、表示場所、表

示方法等、それを建物及び備品、構築物、車両、

それぞれこのような形で表示をしていただくとい

う風に考えてございます。

企画課所管の部分については、以上でございま

す。

○委員長(熊野茂夫) 続いて、水産関係。

川合産業課水産担当参事。

○産業課参事(川合力哉) 資料の16ページを

お願いいたします。

水産関係は、3件の進捗状況の説明をいたしま

す。

まず、アワビ陸上養殖施設についてです。

アワビ陸上養殖施設については、地方創生加速

化交付金の2次募集に採択され、現在、次のとお

りの事業を行っております。

①アワビ飼育施設設備開発研究業務。

契約の相手方は、中塚建設株式会社です。契約

金額は、1,058万4千円となっております。

業務の内容は、中塚建設株式会社が特許取得して

いる「多段式流下水槽を用いたエゾアワビの飼育

装置」の設計及び製作となっております。

②アワビ飼育環境等に関する研究です。

契約の相手方は、北海道大学水産学部です。契

約金額は、300万円です。業務内容は、本事業

で中塚建設が開発製作する施設については、多段

式流下水槽飼育装置を改良しながらシステムを構

築していく必要があるため、必要な知見を得るこ

とを目的としております。研究内容としましては、

飼育水槽の構造及び機能。流量、流速、越流水位

の検討。適正水位と生残時間の検討。成長量と飼

育密度に関する実験結果に対する意見でございま

す。

次に、③アワビの成長・環境測定調査業務です

が、資料作成時はまだ入札が終わっておりません

でしたが、10月19日入札の結果、株式会社エ

コニクスが契約の相手方となります。契約額は、

349万9,200円となります。業務の内容は、

アワビの環境別成長の観察が必要となることから、

水槽に入っています全個体の測定及び流速、水位、

水質の測定となります。これをもちまして、北海

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道大学が先ほど説明しました研究内容の分析をす

ることとなります。

次に、④マーケティング業務委託として、現在、

協議を進めておりますが、委託予定先といたしま

しては、東京農業大学(オホーツクキャンパス)

を予定しております。

17ページをお願いいたします。

予算額として、500万円。業務の内容は、陸

上養殖のアワビを、福島町の特色ある商品とする

ため歴史的背景から現代の食生活に合った商品を

開発し、市場調査を行い町の特産品となるレシピ

の開発を行う。主に、お土産となるような物の商

品開発をお願いしたいと思っております。

次に、⑤商品開発業務委託。

委託予定先は、現在、福島町商工会と協議を進

めております。予算額は、148万6千円です。

業務の内容は、商工会会員や女性部などにより、

「福島町へ行けばいつでもアワビが食べられる」

を目標に、地元飲食店などで提供できる商品の開

発をお願いしたいと思っております。

次に、⑥その他。

アワビの稚貝購入は、北海道栽培漁業振興公社

熊石事業所から、11月初旬にまず4,000個

体、翌年3月初旬に6,000個体を購入して順

次飼育試験を開始するものであります。

次に、トラウトサーモンについてです。

新たな養殖事業の一環として取り組みを計画し

ているトラウトサーモン(ニジマス)の養殖試験

については、吉岡地区ウニ種苗センターポンプ室

周辺で試験実施を予定しております。トラウトサ

ーモンは初期段階では耐塩性が低く、トンネル湧

水で飼育するには淡水からの馴致が必要となるた

め、地下水での飼育から始まります。

現在、地下水の配水設備や初期飼育施設の設備

整備が終了しまして、11月上旬、北方圏フィー

ルドセンターの七飯淡水研究所から稚魚を200

から300匹、体長約10センチから15センチ

の搬入を予定しております。

次に、浜の振興計画です。

浜の振興計画は、すでに北海道や国に対して提

出している浜の活力再生プランやマリンビジョン

の計画を、より具体的な実効性のある計画とする

ため、現在、漁業協同組合や関係団体と協議をし

ている状況であります。

以上、水産関係の説明を終わらせていただきま

す。

○委員長(熊野茂夫) 続きまして、農林関係。

阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) 18ページをご覧くだ

さい。

農林係担当の部分で、(5)福島版営農モデルに

ついて、(6)公共的団体の総合調整についてでご

ざいます。

まず、福島版営農モデルについてでございます

けれども、農業委員会での協議状況は、5月31

日に委員へ営農モデルの趣旨及びスケジュール等

を説明いたしまして、この後、6月6日には経済

福祉常任委員会で調査をいただいたところでござ

います。それから、7月22日に農業委員会でフ

リートークで委員間の討議を行っていただき、そ

の中で事務局で農家所得の調査等を実施した上で、

営農モデルの原案を作り、議論のたたき台にする

こととしております。

その後、事務局における調査・資料収集等を実

施しておりますけれども、7月には農業センサ

ス・耕地面積等の調査資料を収集いたしまして、

7月から8月にかけまして、農家から聞き取り調

査を実施しております。9月にそれらの資料を取

りまとめまして、今月、営農モデルの事務局原案

を作成し、明日、農業委員会を開催いたしますけ

れども、そこから農業委員会の中で詰めて整理を

していくという予定となっております。

今後の予定でございますけれども、今、申し上

げました農業委員会における営農モデル案の協

議・農業委員会原案作成。これを12月までを目

途にしております。それから、各団体・指導機関

等の調整、農業委員会原案をその中で修正してい

く作業を1月・2月、そして、3月に議会報告、

公表というような形で考えているところでござい

ます。

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- 9 -

この営農モデルにつきましても、先ほど6月6

日に経済福祉常任委員会で一度調査していただい

ておりまして、その中で完成後にもう一度調査と

いうことで意見をいただいておりますので、でき

れば2月、3月の時期に報告をしたいと考えてお

ります。

それから、公共的団体の総合調整についてでご

ざいますけれども、1月から7月にかけまして、

平成26年、平成27年の経理等書類調査を実施

しているところでございます。その調査結果に基

づきまして、8月22日ですけれども、森林組合

に対しまして、事務改善の申し入れを行っている

ところでございます。以降、現在まで今年度の経

理書類等の調査、それから随時指導を行っている

ところであり、本件についても、まだ調整してお

りませんけれども、経済福祉常任委員会で報告を

したいと。中間報告という形になろうかと思いま

すけれども、報告していきたいという風に考えて

おります。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 続きまして、商工観光関

係。

花田産業課商工観光担当参事。

○産業課参事(花田雅昭) それでは、19ペー

ジになります。

(7)プレミアム商品券について、説明申し上

げます。

①発行枚数は、98,000枚となっておりま

す。

②予約期間は、平成28年7月1日から平成2

8年9月30日まで行われました。

③交換期間は、平成28年8月1日から平成2

8年10月6日までとなっております。

④有効期間は、平成28年8月1日から平成2

8年12月31日までとなっております。

⑤予約完売日は、平成28年9月6日で完売と

なっております。

⑥購入組数の状況でございますけれども、下の

表のとおりとなっております。

7組購入限度の購入額ですけれども、770世

帯で全体の77パーセントとなっております。5

組購入が187世帯、13.36パーセントで、

この5組と7組で90.36パーセントの購入状

況となっております。

⑦商品券の業種別利用状況(9月末現在・金額

ベース)でございます。

利用総額が6,039万9千円でありまして、

利用率は61.6パーセントとなっております。

順位といたしますと、ガソリンスタンド・燃料店

が総体の31パーセント、2番目が食料・酒・雑

貨の小売が30.9パーセント、3番目が家具・

家電の小売が25パーセントというような形で、

順次この表の順位のとおりとなっております。

次に、20ページをお願いいたします。

(8)案内看板の整備について。

案内看板の整備については、今年度は千軒国道

沿いに大型看板を設置予定であり、平成28年1

2月下旬の完成に向けて現在業務を進めておりま

す。

①現在までの進捗状況。

アとして、入札執行でございますけれども、平

成28年9月28日に行われました。

イとして、契約は、平成28年9月30日に契

約をしております。

②契約内容。

ア、業務名は、観光案内看板等整備工事。

イ、業務内容、大型観光看板の製作及び設置で

あります。

ウ、契約の相手方は、株式会社石岡組となりま

した。

エ、契約金額は、577万8千円でございます。

オ、工期でございますけれども、平成28年9

月30日から平成28年12月23日までとなっ

ております。

③位置図等でございますけれども、設置場所に

つきましては、千軒そば屋さんの所の空き地の町

有地となっております。

一番下の土工定規図でございますけれども、こ

ちらは函館から福島方面に向かって見た図という

形になっております。

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- 10 -

続きまして、21ページをお願いいたします。

21ページにつきましては、看板の詳細図とな

っております。

続きまして、22ページでございますけれども、

③看板の図案ということになっております。

アにつきましては、福島から函館に向かって見

える図。それと、イが函館から福島に向かって見

える図という形で、双方ともイメージ図なもので

すから、大体このような形で、若干写真だとか中

に入っている文字はこれから変更がありますけれ

ども、イメージ的にはこのようなレイアウトの看

板となる予定でございます。

以上、商工関係の説明を終わります。

○委員長(熊野茂夫) 続きまして、認定こども

園福島保育所関係。

金澤認定こども園福島保育所園長。

○認定こども園福島保育所園長(金澤峰子) そ

れでは、子育て支援センターについて説明いたし

ます。

まず、子育て環境の充実ということで、(1)経

済的支援(認定こども園)についてですが、子育

て世代への経済的支援として本年4月から保育料

無料化が実施されました。子育て世代からは、大

変喜ばれているところです。入所児童が増加し、

現在は昨年度実績40名を上回る8名増の48名

となっており、3歳未満児の8名程度の入所が今

年は15名となっております。

(2)子育て支援センターの充実についてです

が、利用者の増加と利便性の観点からも環境整備

を図ることを目的に、子育て支援センターの拡張

整備が行われております。本年8月に工事着手し、

年度内完成を目指し順調に工事が進められている

ところです。

ここ数年、大変手狭な中で事業を実施してきま

したが、今回の拡張に伴い、サービスの向上や利

用者の利便性の向上が図られることになります。

また、保育所の遊戯室、廊下、事務室、乳児用ト

イレ等、共有利用という恒常的な不便さも改善さ

れることから、現在利用されている保護者の皆さ

んや職員は大きな期待を寄せているところです。

今回の増築に伴って、遊具環境の改善・充実も図

る意味で、子育て支援センター専用の遊具購入事

業も実施することになりました。ボールプールや

木製のすべり台などの木製遊具も設置されること

になります。今後も安心・安全で、ゆとりのある

子育て支援の充実を図っていきたいと思っていま

す。

(3)運営状況については、子育て家庭の親と

その子ども(概ね3歳未満の児童及び保護者)を

対象に国の福祉事業である「地域子育て支援拠点

事業」の基本4事業アからエを実施しております。

現在、保育士2名を配置しております。

まず、アについてですが、子育て親子の交流の

場の提供と交流促進につきましては、「子育てサロ

ン」、「ゆりっこ広場」を実施しております。

子育てサロンについては、週5日、月曜から金

曜の9時から12時。主に親子同士の自由遊び、

親子同士の交流促進を図って、子育ての助言等を

実施しております。昨年辺りからブルーベリー摘

み、それから栗拾いなどの地域の自然に親しむ活

動も行っております。

ゆりっこ広場については、週1回、主に火曜日

に実施し、場所は主に保育所遊戯室です。10時

から11時半に実施しております。親子の自由遊

びを中心に、体操や読み聞かせ、運動保育、季節

の製作等を実施しております。今年度から月1回、

吉岡総合センターでも実施しております。昨年よ

り全戸配布の支援センターだよりを年1回から4

回配布し、サロンの様子や活動予定をお知らせし

ております。4月、7月、10月、1月に配布し

ております。

イの子育てに関する相談、援助の実施について

は、月曜から金曜の9時から15時まで、育児相

談を実施しておりますが、軽微な相談でサロン利

用の際に助言などを行っております。

ウの地域の子育て関連情報の提供は、「子育てサ

ロン」、「ゆりっこ広場」開催時に提供しておりま

す。

エの子育て及び支援に関する講習会等の実施は、

ゆりっこ広場と同時開催で年5回行っております。

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- 11 -

保健師や栄養士による乳幼児の健康や栄養に関す

る講話を実施し、子育て支援研修を2月に実施し

ております。

①子育てサロン・ゆりっこ広場年間利用状況で

すが、利用状況表1に平成26年度実績、平成2

7年度実績、平成28年度の9月30日現在の利

用状況を記載しております。

年間回数についてですが、祝日の振替日数等に

より変動があることや、天候や保育所での流行病

の状況により利用者が減少する場合もあります。

今年度は、夏風邪などで2週間ほど2、3組の利

用者という状況もありました。平成26年度から

平成27年度の子育てサロンの年間利用回数の減

少は、入園式・卒園式、年末の31日、それから

運動会の翌日、遊戯会翌日は開催しないこととし

ておることによるものです。保育料の無料化によ

って、大幅に利用人数が減少するのではないかと

いう懸念もあったのですが、昨年度の利用してい

る子どもが今年度保育所に14名入所したことと、

町外の利用者が入園などで9組が当施設を利用し

なくなり、町内外の親子合わせて47人の利用者

が減りましたが、昨年度の9月末現在の利用者を

比較しますと、子育てサロン・ゆりっこ広場の1

日平均利用、それから1回の利用平均は2名から

3名の減であり、若干の減少がある程度でござい

ます。

②子育て支援センター利用状況ですが、現在の

幼児数、入園者数、利用者数、未利用者数を各年

齢ごとに記載しておりますので、ご参照ください。

その下に出生状況表がありますが、昨年度と同

数の出生見込です。

ここで資料の訂正をお願いします。

太枠部分の平成28年度の18人の下の括弧書

きところを「15名を含む」と書いていますが、

ここは「13名を含む」に訂正願います。

(4)今後の取り組みについてですが、まず1

点目として、子育て家庭に対して専門的な視点か

ら助言や情報提供ができるよう、積極的に職員が

研修会等に参加しスキルアップをしていくという

こと。2点目としまして、子育て親子の交流を促

進するとともに、子育てに関する悩みや不安を解

消していくことに努め、親として自律的に成長す

ることを支援していく。また、子ども達が安全に

楽しく遊びながら健全に成長できる場を提供して

いくということです。

以上で、説明を終わります。

○委員長(熊野茂夫) 続きまして、企画課。

住吉企画課長。

○企画課長(住吉英之) 資料の26ページをお

願いします。

定住促進住宅整備プランについて。

定住促進住宅整備プラン(仮称)の策定につき

ましては、専門業者への業務委託と併せ、町内で

建築業に従事している若手4名と役場の若手職員

5名で検討組織を立ち上げまして、これまでに8

月、9月の2回会議を行ってございます。この2

回の会議では、住宅建設候補地の周辺環境の分析

を終え、候補地を絞り住宅配置パターン及び住宅

平面等についての検討を行ってございます。3回

目の会議につきましては、資料調整中は10月下

旬と予定していたんですけれども、こちらは11

月11日に開催の予定でございます。11月11

日開催で全体プランを整理したいという風に考え

てございます。当該プランの業務委託期間につき

ましては、来年の3月24日までとなってござい

ますけれども、2月中には業務を完了できるよう

に進めてまいりたいと考えています。

なお、策定した本プランについては、議会への

説明を予定しておるものであります。

以上で、説明を終わります。

○委員(熊野茂夫) 続きまして、福祉課の説明

を求めます。

石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) それでは、27ページ

をお願いいたします。

3、がん予防の対策の充実でございます。

(1)各種がん検診率についてでございますけ

れども、①福島町の各種がん検診率につきまして、

平成25年度から平成28年度の9月までの状況

を一覧で整理しております。

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- 12 -

まず、上段の胃がんにつきましては、40歳以

上が対象になっておりまして、平成27年度につ

きましては7.4パーセントでございました。今

年度9月までの上期の状況につきましては10.

2パーセントということで、上期の段階でもう既

に増えておりますが、内容につきましては、欄の

下の方にコメ印で記載しておりますが、胃がん検

診のうち平成28年度より内視鏡検査、いわゆる

胃カメラです。対象年齢が50歳以上で2年に1

回が新たに追加されまして、エックス線か内視鏡

のいずれかの検査を受けることになったというこ

とが影響となっております。平成28年9月の受

診者数が140人になっておりますが、このうち

内視鏡の部分に関しては64名実績があるところ

でございます。

次に、2段目になります。肺がん。これも同じ

く40歳以上が対象でございます。平成27年度

は受診率が23.3パーセントでございますが、

平成28年度上期は21.5パーセントとなって

おります。

次に、中段になります。大腸がん。30歳以上

が対象になっておりますけれども、平成27年度

では受診率が23.6パーセント、平成28年度

の上期では19.7パーセントとなっております。

下から2段目、乳がん。30歳以上で2年に1

回の受診となりますが、平成27年度では18.

2パーセント、平成28年度の上期は1.7パー

セントとなっております。

一番下段です。子宮がん。20歳以上ですけれ

ども、平成27年度は13.1パーセントですが、

平成28年度上期は2.3パーセントとなってお

ります。

②下期の予定でございます。

これは集団検診のみでございますが、胃がん・

大腸がん・肺がん検診につきましては、来年の1

月12日・13日に計画をしております。

次に、28ページになります。

乳がん検診につきましては、10月4日に開催

しておりまして、78名の受診があったところで

す。また、来年は3月9日に計画しているところ

でございます。

子宮がん検診は10月4日に開催しまして、7

7名の受診者でございます。

③北海道、全国との検診率の比較でございます。

平成26年度の当町の各種がん検診率を見ます

と、全体的に北海道、全国の受診率より若干高く

なっておりますが、乳がん検診が北海道より低く

なっているという状況です。

下の方に棒グラフを記載しておりますけれども、

左の受診率との違いという部分では、国の方では、

この中段のコメ印に記載しておりますとおり、平

成25年から「がん対策推進基本計画」というの

がございまして、がん検診の受診率の算定対象年

齢を40歳から69歳までを対象としております。

なお、子宮がんにつきましては、20歳から69

歳としております。こういった関係から、いわゆ

る70歳以上の高齢者の方は、分母・分子から抜

いているということで、左の受診率との差が出て

いるというような実情でございます。

④具体的な取り組み状況でございます。

平成28年度より、「福島町がんなんかに負けな

い基本条例」を施行し、がん検診料の無料化をは

じめ、健康ポイント制度の創設を行っております。

また、6月28日に「がん予防対策に係る事業

所向け説明会」を実施したほか、9月3日の「健

康フェスティバル」では、「がん検診受けて!」を

テーマとして講演会を開催したところでございま

す。

また、道内の自治体では、初めて「北海道がん

対策基金」の募金箱を9月6日より役場1階のカ

ウンターに設置しておりまして、今後も様々な視

点で普及啓発活動を強化しながら、がん検診率ア

ップに向けた取り組みを推進していきます。

なお、9月3日の健康フェスティバルでも、こ

のがん対策基金の呼びかけをしましたところ、8,

001円が集まりまして、既に協会の方に送金済

みでございます。

次に、29ページをお願いいたします。

4、高齢者等の安心安全な生活環境の充実でご

ざいます。

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- 13 -

(1)特別養護老人ホーム整備の支援について

でございますが、平成28年4月に特別養護老人

ホーム施設等整備事業補助金交付要綱を制定し、

本年度計画している社会福祉法人福島幸愛会の陽

光園厨房増築・備品更新等事業に対し、4分の3

以内の補助を行う予定でございます。

厨房増築部分に関しましては、渡り廊下も含め、

延床面積で216.98平米で、8月2日の入札

完了後、工事を開始しており、年内には完成する

予定でございます。

また、厨房機器等の購入につきましては、9月

28日に入札が完了し、納品に向けた準備を進め

ているところでございます。

①建築設計・管理業務委託に関しましては43

2万円、②厨房増築等工事につきましては1億1,

437万2千円、③厨房機器等購入に関しまして

は2,397万6千円で、合計が1億4,266

万8千円でございます。

なお、③厨房機器等につきましては、上記金額

のうち20万円以上の備品を補助対象分として計

画しているところでございます。

(2)温泉健康保養センターの方向性について

でございます。

①施設の維持管理については、温泉の湯量とラ

ンニングコストの軽減を図るため、5月16日に

うたせ湯を2箇所のところを1箇所にするととも

に、漏水している露天風呂を8月31日までに改

修工事を完了したところでございます。

平成6年度オープンの施設でありますが、町民

の多様な意見を聞く中で、総合計画・前期計画の

期間内で新築か改築かの方向性を確立することと

いたします。

②施設の運営管理についてでございますが、平

成28年度より温泉送迎バスを週2日から週5日

に増便し、温泉利用者の利便性の向上に向けた対

策を講じております。また、平成29年度より指

定管理者制度を導入し、運営サービスの更なる充

実と行政の管理事務の軽減を図っていきます。

30ページをお願いいたします。

平成28年度吉岡温泉月別利用状況(上半期)

のところを、平成25年度から4年間の推移とし

て表で示しております。

中段になります。

平成28年度4月から9月の計が34,907

名、右の平成27年度対比の人数ですと前年比で

は1,115名の増、3.3パーセント増えてい

るというような実情でございます。下の方に棒グ

ラフで4年間の推移を記載しております。

2、利用者区分別利用状況でございます。

それぞれ区分別に内訳を整理しておりますけれ

ども、特にこの中では利用者区分の区分の優待券

の部分が平成28年度は16,252名というこ

とで、右側の増減の人数では706名、4.5パ

ーセント増えているというのが実情でございます。

それと、温泉の関係で資料の訂正をお願いした

いと思いますけれども、35ページをお開き願い

ます。

福祉課の工事関係の中で、中段になります。

温泉の露天風呂改修工事の工期が、着工が「H

28.5.28」になっておりますが、25日の

間違いですので、「H28.5.25」に訂正をお

願いいたします。

以上で、福祉課所管の説明を終わります。

○委員長(熊野茂夫) 暫時休憩いたします。

――――――――――――――――

(休憩 11時03分)

(再開 11時18分)

――――――――――――――――

○委員長(熊野茂夫) 休憩前に引き続き、会議

を再開いたします。

それでは、31ページの町民課所管について説

明を求めます。

小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) それでは、31ページ

をお開きください。

(3)小型家電リサイクルについて。

現在の小型家電リサイクル対象品目の回収状況

については、リサイクルプラザに搬入されている

不燃ごみ及び不燃性粗大ごみから、対象品目につ

いてピックアップ方式で回収が行われ、国が認定

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- 14 -

した事業者へ引き渡しを行っております。

小型家電リサイクル対象品目のうち携帯電話等

の個人情報を含む品目については、盗難による個

人情報の漏えいを防ぐための対策を講じなければ

ならない等の課題があります。

このため、一時保管場所については施錠できる

倉庫などの確保が必要であり、施錠できる倉庫は、

渡島西部広域事務組合でのストックヤード建設後

に既存の倉庫内に保管スペースを確保できること

となっていますので、平成29年度から全ての品

目において回収が可能になります。

今年度は、4町で回収方法や町民への周知等の

協議については現在まで行われておりませんが、

来月の11月に担当課長会議が予定されており、

当該事項について協議が予定されております。

下段の小型家電回収状況の表ですが、平成27

年度分では総量で61.66トンのうち各町ごと

の集計については集計しておりませんが、全体の

回数を不燃ごみの割合で按分した結果、福島町に

ついては15.74トンに、平成28年度分につ

いては9月末までで総量33.27トンのうち、

福島町分が8.39トンとなっております。

以上で、町民課所管の説明を終わります。

○委員長(熊野茂夫) 続きまして、建設課所管

について説明を求めます。

木村建設課長。

○建設課長(木村文年) 32ページをお開き願

います。

建設課所管の部分について説明いたします。

(4)空家対策について。

国においては、平成26年12月に「空家等対

策の推進に関する特別措置法」が制定され、町に

おいては、「福島町空家等の適正管理に関する条

例」が平成28年4月1日より施行されておりま

す。

町では、町内会を通じ町内の空家等の調査を行

い、6月には空家に関する審議会を開催し、委員

8名による互選等により会長及び副会長を選出し

ております。また、空家等除却補助金については、

当初予算は3件でしたが12件を補正し15件で

あります。現在の申請件数は11件となっており

ます。

今後は、法律や条例により空家台帳を作成し、

特定空家を定め、所有者に対し指導助言を行うた

めの事務を進めてまいります。

(5)防犯灯のLED化について。

別添、町内会街路灯LED化一覧表に示すとお

り、全町内では、784カ所の街路灯が設置され

ております。そのうち既に64カ所がLED化さ

れており、残りの720カ所がLED化の対象と

なります。

また、残りの720カ所をLED化することに

よる電気料金は全町内会で約146万円の低減と

なります。

このほか、各町内会では、街路灯柱が木柱等と

なっている街路灯が88カ所あり、倒壊防止上か

ら鋼管柱への取替を進めなければなりません。

なお、この事業については、次年度の予算を予

定しております。

次のページをお願いします。

冒頭でも別添と説明しておりますが、町内会街

路灯LED化一覧表です。

各町内会ごとのLED化の一覧表を作成してお

ります。ご参照願います。

以上で、建設課所管の説明を終わります。

○委員長(熊野茂夫) 以上で、各所管の説明が

終わりましたけれども、19ページの商工観光に

関する訂正がございます。

花田産業課商工観光担当参事。

○産業課参事(花田雅昭) 先ほど19ページで

説明いたしましたが、(6)プレミアム商品券につ

いての⑥の購入組数の状況でございますが、その

表の中の割合の数値に誤りがありました。差し替

えの用紙をお配りいたしましたので、差し替えの

数値が正しい数値となりますので、差し替えのほ

どよろしくお願いしたいと思います。

それと、この割合につきましては、購入世帯数

1,185世帯に対する各購入の組数購入世帯の

割合のパーセンテージという形になっております。

以上でございます。

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- 15 -

○委員長(熊野茂夫) 以上で、説明が終わりま

した。

これより12ページの施策の内容の項目に従っ

て、質疑・意見交換を一括して行います。

それでは、最初に産業再生による雇用の創出に

ついて。

13ページから22ページの8件について、質

疑・意見交換を行います。(1)から(8)までで

す。

溝部委員。

○委員(溝部幸基) 何点かお伺いします。

まず、議会側の常任委員会での調査報告書を受

けての意見書で指摘した部分は、ほとんど対処し

ていただいたことをお礼申し上げたいと思います。

それで、具体的に初めてリースの関係の契約も

加味することになったんですが、リースの部分で

懸念するのは、いわゆる所有権ということがリー

ス完了の段階での対応になるのが通常だと思いま

す。それで、今回の分については、リース契約の

初年度についての対応で、1千万円を超える対象

の部分の300万円限度の中で処理をするという

ことなんですが、当然、所有権の検討をされたと

思うんですが、特に1年目のみでの対応というこ

とになりますと、所有権は間違いなくリース会社

の方の所有という中で、このように1年分の対応

を考えるという判断をした根拠と言いますか、そ

の辺の対応について教えていただければと思いま

す。

○委員長(熊野茂夫) 住吉企画課長。

○企画課長(住吉英之) 今回、議会の方からの

意見書も踏まえて、リースの所も対象にしていき

たいということで、リース物件について何件か町

内の業者さんの方に電話なり会ってリースの実態

を聴取したところでございます。それで、確かに

意見を聴取した中では、リースをやっていないと

いう所もございますし、実際、リースをやってい

る所もあると。そういった時には、大型の物につ

きましては1千万円以上するということで状況を

確認したところでございます。

それで、今回そういったものを加味して、リー

スの対象物件に制限を設けながら、対象経費をリ

ース契約年度の1年間の支払いということで、町

の方では決定をさせていただいたところでござい

ますけれども、今、ご指摘のあった所有権の議論

につきましては、そこまで深掘りして検討はして

いないところでございます。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 所有権の部分を議論してい

ないということになると、議会の方で初めて常任

委員会の意見書でリースについて検討を願いたい

と。ということは、やはり所有権の対応が問題に

なりますし、当然、3年なり5年のリース期間、

もっと長いのもあるのかもしれないですけれども、

基本、大体は3年間か5年間のリース期間の中で、

リース期間が満了した後に一定のリース会社と対

応して、完全に自分の物になるか、あるいは違う

物に替えてリースを継続するかということになり

ますので、全く検討していないということであれ

ば、私も専門的なことはよく分からないわけで、

それで検討願いたいということの議会側のまとめ

で出したつもりでおりますので、できれば新年度

からの対応になりますので、今一度その部分につ

いて検討していただくことをお願いしておきたい

と思います。

それと、もう1点は、これも議論の中で車両の

関係です。常時事業に云々ということから、今回

は専らということで、議会の常任委員会の方で議

論になったように、補助が100パーセントでな

いわけですから、そういった部分については、主

には事業用としても、事業用でない部分、就業の

限定されている業種等もあるという配慮の中で、

ある程度、使用の仕方を緩和したということでと

らえていいのかなと。前段の現行の振興条例の中

では、非常にそこの部分が問題になって、相当厳

しい対応をしたということですので、その辺の確

認をもう一回させていただきます。

○委員長(熊野茂夫) 住吉企画課長。

○企画課長(住吉英之) 車両の補助につきまし

ては、例えば建設業などの建設だけにしか使わな

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- 16 -

い車両であれば一目瞭然だと思いますけれども、

乗用車タイプというか、そういった物に関しまし

ては、事業用なのか自家用で乗られているのかと

いうところで曖昧な点が出てくるのかなと思って

ございます。そういったところで町民が疑念を抱

くことが無いようにしていこうと考えましたので、

今回はこの見直しにあたって、専ら事業の用に供

するという風に見直しをしたものでございます。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) あまり難しくしないで、現

行の振興条例よりは緩和をして対応するというこ

とでとらえていいのかなと思います。

それで、この8条の部分で、いわゆる補助対象

になりますということに施設の表示をするという

ことなんですが、車両についてはどういう形にな

るのでしょうか。この形でいくのか。何かまた車

両なりの対応を考えているのか教えてください。

○委員長(熊野茂夫) 住吉企画課長。

○企画課長(住吉英之) 今、考えているのは、

ここの表の中にもあるとおり、表示方法のところ

なんですけれども、容易に剥がれないようなシー

ル等により表示をしていきたいと。基本的には事

業者名、助成を受けた年度、助成金の名称、福島

町がんばる地元企業応援条例、それと助成対象施

設の内容、こういったものをシールで車両にも貼

っていただきたいと思ってございます。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

花田委員。

○委員(花田勇) 16ページの水産関係で聞き

たいんですけれども、私、特許ということについ

ては無知ですが、このアワビの飼育のために多段

式流下水槽を用いると。これは中塚建設が特許を

持っているんだと。それを北大水産学部と提携し

て、この装置を改良しながら事業を進めていくと。

特許を持っているものを改良するということは大

丈夫なんですか。

○委員長(熊野茂夫) 川合産業課水産担当参事。

○産業課参事(川合力哉) この件については昨

日もご質問あったと思うんですけれども、現在、

特許があるものを改良して新たな装置になった時

に、その所有権がどこに帰属していくかという確

認がまだ取れておりませんので、私も特許のこと

を勉強不足なところもありますので、後日、これ

がどのような取り扱いになるのかを調べまして、

ご報告したいと思います。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

平沼委員。

○委員(平沼昌平) 15ページのリースの話な

んですけれども、今、溝部議長の方から最終的な

所有権ということになってくると思うんですが、

やはりリースで購入するということになると、あ

くまでも残存価格を残した中で、最終的にそれを

どう決断するかということになってくると思うん

です。だから、その辺をよく利用するであろう業

者と協議した方がよろしいんじゃないのかなと思

います。最終的な所有権が誰のものになるかとい

うことをはっきりしないと、このリースに対する

ものの考え方、せっかくここまで言っている考え

方がまったく歯抜けの状態で、誰も利用できない

ようなものになってくると思いますので、きちん

と町の方針を示した方が委員会の趣旨としては通

っていくんじゃないのかなと思います。

また、乗用車の件に関してですけれども、同じ

轍を踏まないために、仕事に利用するということ

であれば、このシールを貼ったからということで

はなくて、車も一つのその仕事に対するパーツな

わけですから、きちんと会社の看板なり何なりを

目立つ所に書かせて、誰が見てもこの車はここの

会社の車だという状況にしながら、このシールも

併用してやるという手法が良いと思うんですけれ

ども、これは意見として言わせてもらうので、も

し良ければ答弁いただきたいと思います。

それから、17ページの上のアワビに関するマ

ーケティング業務についてなんですけれども、主

にお土産を中心とした商品開発ということで先ほ

ど説明ありました。このお土産というものに対し

て特化した理由。例えば、この間、熊石に行って

まいりました。その時に、昼食時にちょっとした

食堂に入ったんですけれども、どこの食堂もみん

な水槽を持っているんです。そこの店しか行って

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- 17 -

いないんですけれども、その店に聞いたら、どこ

の店も水槽があるよと。アワビの天ぷら、アワビ

の刺身と、店の水槽の中から取って料理するんで

す。これをうちの福島町のイメージとしては、福

島町へ行けばいつでもアワビが食べられる。いつ

でもアワビが食べられるという町は、日本海側に

様々あると思うんですよ。その中で、このお土産

に特化したという視点は、決して悪い視点ではな

いのかなと思うんですけれども、さて、その商品

開発です。どういうものにして、どういう市場を

ターゲットにしていくのかということまでマーケ

ティングしているのかお聞きしたいと思います。

○委員長(熊野茂夫) 住吉企画課長。

○企画課長(住吉英之) リースの部分につきま

しては、再度、検討を進めていきたいと思ってご

ざいます。

それから、車両等に補助対象施設の表示という

ことで、容易に剥がれないシールということで考

えてございますけれども、それプラス看板という

ことで、車体に企業名も入れるというご指摘でご

ざいますので、その部分についても検討を進めて

まいりたいと思ってございます。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 川合産業課水産担当参事。

○産業課参事(川合力哉) お土産に特化したア

ワビということなんですけれども、商品開発につ

いては2件の委託業務がありまして、東京農業大

学については、お土産を目指した商品開発。それ

と、地元の商工会会員や女性部などには、福島町

で提供できる商品開発ということを考えておりま

す。

それで、現在、地方創生加速化交付金事業で考

えているのは、生で出荷しない、殻付きで出荷し

ないことを考えておりまして、その中でお土産に

ついては、福島町の昔からある歴史、大昔、アワ

ビを俵物として出荷していた頃の歴史の位置付け

から、東京大学にお願いをいたしまして、その中

からどのようなお土産が出来て、それがどういう

マーケティングがあるか。それは都市圏も含めま

してマーケティングをやって、こういうお土産物

があるんじゃないでしょうか、何があるのかとい

う提案をしてもらうというのが、東京農業大学に

お願いすることです。

あと、商工会の方にお願いするのは、福島町の

飲食店や個人商店なんかでもよろしいんですけれ

ども、いつでも食べられるアワビ。殻付きで活で

出荷するわけではないので、天候に左右されない

でいつでも出荷されるように、いつアワビが欲し

いんだよと言ってもらえれば、いつでも出荷でき

るようなアワビを作ることを目指しております。

そういった中で、日本海、檜山もそうですけれど

も、どこに行ってもアワビはありますが、福島の

特徴ある、昔、その家で食べていた料理が各家庭

にあると思うんです。そういう物の商品を開発し

てもらいたい。そのために、今、この試験でやる

アワビは殻付きではなくて、殻を外して真空パッ

クなり冷凍にして提供できる形にしていきたいと

思っております。

○委員長(熊野茂夫) 平沼委員。

○委員(平沼昌平) ザックリとしたお土産の説

明ですけれども、福島町の特色ある商品とするた

めに歴史的背景からということで、私は、松前藩

が献上アワビということで干しアワビか何かにし

たそういう物でやるのかなというイメージもあっ

たので、今、昔食べていた物と言いますが、とて

もとても私は幼少の頃は食べられませんでしたの

で分かりません。そういうことで、どういう風に

していくのかとても楽しみにしております。それ

はそれで歴史的な背景という言葉を使っているわ

けですから、ザックリとでなくて、詳細が分かっ

たら教えていただきたいなとも思っております。

18ページの営農モデルについてなんですけれ

ども、こういうタイムスケジュールでずっときて、

農業委員会の方々ともお話させていただきました。

その中で、具体的なモデルというか、実施に向け

たものの考え方と言った方がいいんでしょうか。

もうそういう段階にきていると思うんです。何か

サイクルが上り坂に来たのか、漕ぎ足が遅くなっ

てきているような気がするんですけれども、現状

での進め方と、やはり目指す目標がきちんとして

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- 18 -

いるんであれば、どの地点に落とすのか。その辺

のお考え、今の現時点で結構ですので、まだ議会

の方には2月、3月に報告ということなんですけ

れども、我々、経済福祉常任委員会としては、1

回農業委員会の方々とお話したわけですから、や

はりもう少し現実味ある実像をお示しできないの

かなと思うところで、今、質問させていただいて

おります。

○委員長(熊野茂夫) 川合産業課水産担当参事。

○産業課参事(川合力哉) 歴史的な背景からの

お土産品の商品開発なんですけれども、東京農業

大学に委託している項目といたしましては、歴史

的なアワビの物産としての形態と文献の調査、地

域調査を行ってもらいます。あと、歴史的調理手

法ということで、奈良時代から江戸時代における

アワビの調理形態と、そのレシピの推定と調理の

再現です。それに伴う文献調査、地域調査を行っ

てもらいます。その中で、再現料理、市中試食と

の評価、現代的評価に基づく改良をお願いすると

ころでございます。

以上でございます。

○委員長(熊野茂夫) 阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) 営農モデルの取り組み

に関するご質問でございます。

まず1つ、若干進行状況が遅いのではないかと

いうご指摘だったと思いますけれども、若干遅め

というのは私も認識しているところです。ただ、

農業者の方々も水田中心ですけれども、稲刈りが

終わった後での集まりやすさというのもあります

し、その辺で今月末、明日から集中的に審議をし

て進めていきたいと考えております。

それと、目標を持った中でのモデルの進め方が

必要ではないかというご意見だったと思いますけ

れども、経済福祉常任委員会の中でのご意見でも

いただきましたが、単純に今の営農モデルと言い

ますか、強化対策で既に示してあるモデル例を6

月6日の時点で示しましたけれども、単純にそれ

だけではなく、例えば年金生活者が入ってきた時、

それから本当に新規就農でこれからバリバリ営農

していかなければならない人、そういう方も含め

て検討していく必要があるのではないかという話

が農業委員会の中にも出ておりましたので、一つ

そういう部分も含めて目標性をもって協議をして

いきたいと考えています。

○委員長(熊野茂夫) 平沼委員。

○委員(平沼昌平) これから様々な意見が出さ

れる時間も作れると思うんですね。農業の方々。

けれども、実際に農業の自分の仕事をやられてか

ら夜に集まっていただいて、委員会で自分の意見

を言っていただくという形の委員会の運び方では、

時間的な制約でその行程が遅れていくというのは

目に見えていることだと思うんです。そこで、行

政側として、提案型なり意見聴取なりという手法

は必要じゃないんですかという意見は、前回言わ

せていただいたと思うんです。働いている方々に、

なお且つ仕事をしながら夜でも考えてくださいと。

これはもうきつい話です。そこである程度、ソフ

ト面についてサポートしていく体制。それをもっ

て今度、時間的な行程を加えていく。なお且つ新

規の就農者、例えば今、言われたような年金の方、

それから農業で暮らしていこうという夢を持った

若い方々を引き入れる時の手法。その辺のソフト

面は、やはり実際に技術的なハードの面をサポー

トするんであれば、現時点で農業をやられている

方が一番でしょうけれども、ソフト面というもの

を考えた時に、いくらかでも前に進めて提案型の

委員会組織みたいなものはできたと思うんです。

であれば、この時期に話をする内容がもっと煮詰

まっていくんじゃないのかなと思うんです。

ただ、現実にはもうここまできてしまって、こ

れから話をするということなんですけれども、そ

ういう面を踏まえた中で、来年もまた同じ手法で

やるというと、2年で出来るところを4年も掛か

ってしまうとか、1年掛かるところを2年も掛か

ってしまうという話になりませんか。その辺はど

うですか。農業委員の方々とそういうタイムスケ

ジュール的なものの考え方というのはなされてい

ませんか。私は必要だと思うんです。

○委員長(熊野茂夫) 阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) 平沼委員ご指摘のとお

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- 19 -

り、単純にフリーディスカッションみたいな形で

の今後の運営というのは大変厳しいと思います。

ですから、この表の中ほどにも書いてあります、

②の事務局における調査資料収集等の最後にあり

ますけれども、事務局案を提示して、それをたた

き台にして、たたき台を壊されても何してもいい

ですけれども、農業者の方々の意見をそれに十分

取り入れて、ただ、やはり建設的なというか、そ

ういう部分が必要になってくると思いますので、

その辺については会長、それから事務局等で整理

をしながら、意見を十分に取り入れていきたいと

考えております。

それで、時期的な部分、2年も3年も掛かるん

ではないかというお話ですけれども、あくまでも

今年度中に作るということで農業委員さんの方々

にもお伝えしてありますので、スケジュール的に

は今年度中に作成するという風に考えております。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

杉村委員。

○委員(杉村志朗) 17ページのトラウトサー

モンについて伺います。

これまで町では色々な魚を手掛けてきましたけ

れども、まずこれと言って成功したような話も報

告もないし、この度、たまたま水産に関係した技

術ある人達が来ていますので、今後このトラウト

サーモンをどういう計画の下にやろうとしている

のか。その辺を教えてください。

○委員長(熊野茂夫) 川合産業課水産担当参事。

○産業課参事(川合力哉) このトラウトサーモ

ンの養殖を始めようとした切っ掛けについては、

隣町にある水産加工場、燻製の加工場なんですけ

れども、その加工場の方から北海道内でトラウト

の養殖を出来る所がないかということで探してい

たところ、福島町で過去にやった淡水魚、イトウ

の養殖の実績があると。であれば、福島町で養殖

することが出来るのではないかという話が北海道

の水産大学のフィールド科学センターの方の先生

からもお話がありまして、それではまず耐塩性の

低いトラウトサーモンをトンネルの湧水で試験し

てみましょうと。それで、どれぐらいのスピード

で成長していくのか。加工業者さんは3キロ以上

の物が欲しいという希望もありますので、その3

キロに到達するにはどれくらい掛かるのか。また、

燻製ですので色も大事になってきます。では、ど

ういう餌を与えると、どういう色になるのか。ま

だトラウトサーモンについては、そういうデータ

がありませんので、まずはその辺のデータ収集に

努めて、最終的に上手くいった場合には規模を拡

大していく計画で進めていきたいと思っておりま

す。

○委員長(熊野茂夫) 杉村委員。

○委員(杉村志朗) 今の説明であれば、ただそ

の湧水を使ってのトラウトサーモンの生育過程を

見るというぐらいの協力ということですか。これ

は町が力を入れていって、今、本腰を入れて取り

組むまでのものではないということですね。

○委員長(熊野茂夫) 川合産業課水産担当参事。

○産業課参事(川合力哉) 町としては、全力を

挙げて取り組んでいきますけれども、湧水での飼

育データがありません。ですから、先の計画を立

てるにしても、まず1年でも2年でもやってみて、

ある程度のデータを持ってからでなければ、これ

を将来1万匹やる、2万匹やるという計画を作る

わけにいきません。試験をやってみて駄目だった

ら駄目ということになる可能性もあります。初め

から目標を持てればいいんですけれども、トンネ

ル湧水で飼育している例がありませんので、まず

は可能かどうかという試験を進めていきたいとい

うことです。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

平野委員。

○委員(平野隆雄) 今のトラウトサーモンです

けれども、今の市況と言いますか、各スーパー辺

りに出ているサーモン系の値段が、ここ1年、2

年でかなり下がっている。これは11月からやる

んだろうけれども、市況がこれだけ落ちていると

いう状況は把握しているかどうか。

○委員長(熊野茂夫) 川合産業課水産担当参事。

○産業課参事(川合力哉) 把握しておりません。

ただ、トラウトサーモンについては、チリとか

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の輸入物がほとんどで、最近はかなり輸入物の品

物のレベルが下がってきていると聞いています。

それと、やはり業者さんの方としてみれば、北海

道産のサーモンですというのも一つのPR効果に

なるので、そのように養殖場所を探していたもの

だと思っております。

○委員長(熊野茂夫) 暫時休憩いたします。

――――――――――――――――

(休憩 11時59分)

(再開 12時58分)

――――――――――――――――

○委員長(熊野茂夫) 休憩前に引き続き、会議

を再開いたします。

産業再生による雇用の創出。13ページから2

2ページまでの8件については、ほかに何かござ

いますか。

溝部委員。

○委員(溝部幸基) 営農モデルの部分で、午前

中にも平沼委員とのやり取りがあったんですけれ

ども、確認です。

6月に常任委員会を開催しました。それを受け

て、委員会としての報告意見書を提出し、その中

で論点を整理し、調査項目として4点と。そして、

総括的な意見として、まとめて出したと思うんで

す。もう4カ月にならんとする状況の中で、この

委員会の意見に沿った対応の検討をされて、今月

中に案をまとめるということですから、当然、そ

ういう対応になっていると思うんですが、現況、

その辺はどうですか。しっかりとやられていると

いうことになりますか。

○委員長(熊野茂夫) 阿部産業課長。

○産業課長(阿部憲一) 溝部委員おっしゃられ

ますとおり、6月6日の委員会意見をいただいた

後に、資料の方の数値の把握について、7月から

8月に掛けて農家聞き取り等をやっております。

その中で資料を調整して、これから農業委員さん

の意見もいただきながら整理をしていこうと思っ

ておりますので、6月6日の後の委員会意見につ

いて対応しながら進めているということで、ご理

解いただきたいと思います。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 主にまとめの部分では、今

調査において示された資料では、将来の福島町の

農業の方向性が全く見えないと思慮すると。基本

的に、その現状の把握。1点目は、農地面積の対

応。それから、現農業者の経営の状況、農業団体

の現況、そして、営農版モデルの対応についてと

いうことで、結論的には前回の資料の状況では、

全くその営農モデルを検討するという状況になっ

ていないということです。今後の日程で、それら

を踏まえて検討したということですから、ただ、

議会としては、前回、今、言ったような状況です

から、このまとめの最後の部分に農業協同組合の

今後のあり方と。営農版モデルを分離して調査し

ていくべきだろうと。農業協同組合についても、

また別枠できちんと検討する大変重要な部分であ

るというまとめになっているわけです。今後の予

定を見ていると、3月でなければ議会の部分のと

いう話では、果たしてどうなのかなということで

すよ。もっと早い段階に対応するということにな

らないんですか。今月中にまとめるという原案が

あるわけですから、カチカチにまとめてから議会

に対応して、何もその意見が反映されないという

ことにならないように、それだけ前回の資料につ

いては不安な部分が結構出てくるんだと思う。ト

ータルに厳しく言えば、営農版モデルそのものを

作るという事自体も如何なものかなと思うぐらい

の資料、体制であったと思うんです。それを超え

て論点・課題を整理して示したわけですから、そ

こがどういう状況になっているかということは、

早い段階で議会の方に示して対応するというのが

本当でないかなと思うんです。そこまで議会の皆

さんに心配してもらわなくていいんだと。この日

程の中で十分対応できるんだということであれば

別ですけれども、私は前回の状況、あるいは農業

関係者の団体の皆さんと話した状況からすると、

そういう状況にはないという風に非常に心配して

いるわけですから、こういう状況のとらえ方とし

て、どうですか。

○委員長(熊野茂夫) 阿部産業課長。

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○産業課長(阿部憲一) 6月6日の時点の所管

事務調査の資料については、大変申し訳なく思っ

ております。溝部委員にご心配お掛けしておりま

す部分もございますし、常任委員会の中でもご心

配の声をお聞きしましたので、このスケジュール

的には、議会報告、公表が最後の3月になってお

りますけれども、ある程度、その前倒しの段階で、

公表と議会への完全な報告の前に、一度、所管事

務をしていただくということで努めていきたいと

考えます。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 早く概要的なものをまとめ

た段階で、そういう機会を作っていただくように、

お願いをしておきたいと思います。

それから、商工観光のプレミアム商品券の資料

なんですけれども、金額的に総額がどういう状況

になっているか。これは単価が出ているわけです

から計算すれば出るんですけれども、この1世帯

当たりの購入金額、単価というのは、ここに記載

しなくても分かるわけです。1組1万円なわけで

すから、7組7万円と分かるわけです。トータル

でどのぐらいの金額になって、金額の比率として

どのぐらいかも、最初の資料を見て計算してもパ

ーセントが合わないものですから、この最初の割

合が金額の部分の比率になるのかなと思って休憩

中に計算しましたら何かおかしいなということで、

それをしていたら担当課の方で差し替えるという

ことだったんですけれども、資料を作る際には、

今回、会議があるからこういう資料をということ

ではなくて、データとしてきちんとこのぐらいの

状況は取ってあるわけですから、その内容をプリ

ントして出せば良いことだと思います。資料につ

いては、そういう形でお願いしておきます。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

杉村委員。

○委員(杉村志朗) 看板の詳細図が21ページ

に載っていますけれども、前にこれは確か答えた

かどうか分かりませんが、字が重複して見えない

部分、意図的なものか、偶然なのか分かりません

けれども、この写真はどのぐらい持つものか。イ

ンクジェットとも読めるし、何かこの辺が重複し

て見えませんけれども、これが変色した場合の心

配はないのか。これは一応何年を目途にして作っ

ている看板なのか。

○委員長(熊野茂夫) 花田産業課商工観光担当

参事。

○産業課参事(花田雅昭) 看板の印刷の耐用年

数というのは把握しておりませんでした。

それで、まず今のところの考えは、函館から福

島に向かって見える千軒の花畑の写真なんですけ

れども、これは今後、千軒の花見の時にコンクー

ルなどを開いて、その1位になった写真を貼り付

ける予定で考えておりまして、その時期について

は、まだ来年になるか再来年になるか決まってお

りませんが、そのような形で今は考えております。

それで、トンネル記念館のトリックアートがイ

ンクジェットの印刷なんですけれども、そちらが

大体5年くらいは持つという話があったものです

から、同じような印刷方法になっておりますので、

大体5年は持つかなという形で理解しておりまし

た。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 杉村委員。

○委員(杉村志朗) そうしたら、まず21ペー

ジに書かれているのは、あなた達が資料を作る時

に、偶然この字がこういう形になったということ

ですか。だから、今、答弁では、まだこの図を使

うかどうかも分からないような、まだ先のものが

何も見えていないんでないのか。もう少しその辺

を分かりやすく。

○委員長(熊野茂夫) 花田産業課商工観光担当

参事。

○産業課参事(花田雅昭) 先ほど説明しました

写真につきましては、今、示している写真ではな

い写真を使うかもしれませんという説明でありま

して、今、別にもう少し良い写真を探しているわ

けでありまして、大体イメージ的にはこのような

感じの写真の配置になりますという説明をしたわ

けであります。

それで、21ページの図面につきましては、大

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きいサイズの図面をこのA4版に縮小した形で、

字が細かくかぶさったような状態で申し訳ありま

せんでした。もう少し文字が見えるような資料を

作っていきたいと思います。

上の1行目がアルミ合板と書いております。イ

ンクジェット出力貼り、両面という形に書いてお

ります。

○委員長(熊野茂夫) 写真については、これは

あくまでも、とりあえずこの形ということで、イ

メージ図として提示をしたということだろうと思

います。

溝部委員。

○委員(溝部幸基) これは写真展とかで貼り換

えていくという話は前に聞いていますけれども、

そういった場合の対応で、この契約金額に占める

写真をインクジェットで印刷する部分というのは、

どのぐらいになるんですか。替える場合のランニ

ングコストの今後の検討材料になるので、当然、

分かると思うんですが、いくらぐらいの計算にな

りますか。

○委員長(熊野茂夫) 花田産業課商工観光担当

参事。

○産業課参事(花田雅昭) 設計の段階では、看

板の一括の金額になっていたものですから、今後、

調べておきたいと思います。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) ないようですので、次に、

23ページから26ページ、若者の定住対策・子

育て環境の充実についての質疑・意見交換を行い

ます。

平沼委員。

○委員(平沼昌平) 24ページの子育て支援セ

ンターなんですけれども、昨日の新聞でも若い子

がロッカーに子どもを産み落として亡くしたとい

うニュースも出ていますし、何か子育てする親の

不安というのが結構社会問題にもなってきており

ますが、この24ページに子育てに関する相談、

援助の実施とあるんですけれども、実際、私も子

育てが終わって程遠いんですが、どういうものが

今、お母さん達とか家族から挙がってきているの

か。それに対して、この子育てに関する知識を有

した方々がどういうアドバイス的なものを心掛け

ているのかお聞きしたいなと思います。

それから、26ページの定住促進住宅整備プラ

ン。これは本当に実行部隊でやっているという感

じがいたすわけなんですけれども、町内の建築業

に従事している若手の4人と役場職員の若手の5

人で検討委員会を立ち上げました。これは全く素

晴らしい発想でないのかなと思うんです。では、

この方々の発想で定住促進をしてもらう住宅とい

うものは、どういうイメージで、どういう年齢層

を基準にしているのか。その定住に向けての環境

整備というものは、どういう状態で考えているの

かお聞きしたいと思います。

○委員長(熊野茂夫) 金澤認定こども園福島保

育所園長。

○認定こども園福島保育所園長(金澤峰子) 子

育ての相談はどんなものがあるかということだと

思うんですけれども、例えば、おむつ外しのタイ

ミングはどんな風にやったら良いのかとか、あと

離乳食の時期だとか、どういう物が良いのかとか、

あと子どもの発達の部分で年齢的なものはどうな

んだろうということが結構あります。それで、ア

ドバイスの方は元保育士として勤められていた方

2名ですので、離乳食の作り方を栄養士さんなど

のお話も交えて聞いて伝えたりだとか、あと年齢

的な発達はどれぐらいの年齢でどのような事が出

来るのかということを伝えながら、そして、子育

てをゆとりを持って出来るように助言、援助など

をしているところです。

○委員長(熊野茂夫) 住吉企画課長。

○企画課長(住吉英之) 定住促進住宅の検討会

でございますけれども、今、この構想の目的とい

うことで、地元木材を活用することで木の温もり

を感じ、省エネなど環境に優しい場所で子育て世

帯が安心して子どもを産み育て、福島町に定住す

ることができる住環境の形成を図り、町内の遊休

地等を活用した住宅整備の検討を行いましょうと

いうことで、これまで2回ほど検討を行ってござ

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います。そこの中で出てきている意見につきまし

ては、具体的というか、これまで考えている住宅

のイメージですけれども、これは木造の平屋建て

が良いという意見で進めてございます。あと、こ

の住宅の中にも、プライベートな寝室や子ども部

屋などをまとめて、庭に向けたリビングダイニン

グで構成された住宅などのことを皆さんで検討し

ていただいているという状況になってございます。

それで、年齢層でございますけれども、特段、

何歳から何歳までという形ではなくて、あくまで

も今、子育てを中心に頑張っている方に対して、

住環境を整備することによって応援をしましょう

という風に考えてございます。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 平沼委員。

○委員(平沼昌平) 再質問いたします。

24ページで、結局、親に自信を持っていただ

くということの提言というか、そういうものにな

ってくるんでしょうけれども、町内の子育て世帯

の親御さん達はここでアドバイスをいただいて、

その中で、やはりこの子育てサロンというのは子

育て世帯の情報源の先端だと思うんです。それを

もって、町の子育ての施策というものは考えてい

かなければならないと。こういう風に私は子育て

サロンというものを位置付けて考えているんです

けれども、今まで出てきた中で、これからもう1

人、もう2人という考え方も、その自信をつけた

中で出産していただくということに対した場合に、

やはり地域でそれらを見守っていくという体制づ

くりも必要になってくるんではないのかなと思っ

た時に、その辺の親御さんとのやり取りというの

は出てきませんか。例えば、今、定住促進につい

て、子育て世帯の方々に対して定住促進住宅整備

プランを考えていますよと。であれば、今、サロ

ンに相談に来られる親御さん達。果たして、子ど

もを育てる、自然環境は良いと思いますけれども、

家庭環境なり住宅なりの環境というのは、どうな

っているんだろうというものも結構出てくると思

うんです。ですから、この子育てサロンと若者の

定住促進の住宅整備については、やはりこの辺を

連動したものの考え方で進めていくべきではない

のかなと思うんです。そこについて、まずご意見

いただきたいなと思います。

それで、定住促進住宅整備プランだけに特化し

て再質問させていただければ、これから来る本当

に若い世代だけをターゲットにしたものでいいの

か。また、移住してくる方の定住に向けてのパタ

ーンで考えていくべきなのか。今、冬期間を含め

て、ここで生活していく一般の住む人達の理想と

する住宅像というのは、何なんだろうというもの

も考えていかなければならないと思うんです。例

えば、庭には日当たりの良い花畑があるとか、そ

れから玄関はこうでなければ駄目だというような

もの、反対に住宅に関しては、年齢層にもよりま

すけれどもバリアフリーにしていくとか、それか

らオール電化にするとか、何かそういう具体的な

もので整備プランというのがあって、見に来た時

にここに住みたいなという感覚を、町内の建設業

者の粋を集めて、若い感覚を持って造っていくと

いうものが必要でないのかなと思うんです。そう

いう基本的な観点で私は思うんですけれども、こ

の話し合われている検討会ではどういう基本理念、

構造的なものは分かりました。平屋で造る、それ

から木の温もりを感じるというのは分かりますけ

れども、どういう検討を委員会での基本的なベー

スの上でそういう考え方をしていくのか、また、

していっているのかお聞きしたいなと思います。

○委員長(熊野茂夫) 髙木副町長。

○副町長(髙木壽) 平沼委員の最初の、この子

育てサロンと、それからいわゆる実際に子どもを

お持ちの子育てしている層との一体となった考え

方ということで、ご質問がありました。まさに平

沼委員ご心配のとおり、そういう形でもって政策

を考えていかなければならないと考えてございま

す。来年度の予算等に向けましても、こちらの方

でそういうのを含めた検討をしてまいりたいと思

っております。

○委員長(熊野茂夫) 木村建設課長。

○建設課長(木村文年) 先ほどの委員会のこと

について、私、一回出席させていただいて意見を

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聞いております。先ほど企画課長の方から話した

ように、木造平屋で平面プランを考えてと。色々

意見が出たんですけれども、これは1例だと思っ

て聞いてください。まだ決定ではありません。来

た方は、車庫は欲しいと。南庭の庭については、

欲しい方、欲しくない方、色々おりました。外部

の物置等は生活様式によって色々あるので、車庫

の他にそういう物置については自分達の生活様式

で、庭を造るなり物置を作るなり考えていきたい

と。それと、落雪のことも当然あるので、隣の家

までには落ちないようなものを建てて、平屋で考

えていきたいという色んな意見が出ておりました。

例えば、国道近くだと少し離して建てた方が良い

のかなという色んな意見の中で、今回、3回目の

中でそれをまとめていって、提示できるような形

にしていくということで現在、進めております。

以上でございます。

○委員長(熊野茂夫) 平沼委員。

○委員(平沼昌平) もう本当に若い人達の発想

を是非、この芽を摘むことなく、言いたいことは

言わせて、どんどん新しい考え方を進めていった

方が良いと思うので、是非この検討委員会で煮詰

めた結果は、後でお知らせいただきたいなと思う

んですけれども、そういうことはできますか。

○委員長(熊野茂夫) 木村建設課長。

○建設課長(木村文年) 皆さんから出ている意

見については、先ほども話したように、こういう

意見が出ていましたということは皆さんにお示し

できると思っております。また、最終的にこんな

形が一番理想ですよというのを今、皆さんで意見

をまとめている最中で、最後の1回でまとめてし

まいたいということで進めているんですけれども、

意見は色々出ていますので、その中でまた皆さん

の意見を吸い上げながら、良いところを取ってい

きたいと考えております。これは企画課と建設課

の方の意見も調整しながら、皆さんの意見を取り

入れた最終的な形を示していきたいと考えており

ます。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

溝部委員。

○委員(溝部幸基) まず、子育て支援センター

なんですが、今年度で完成して、実質的には新年

度からスタートするということで、現在ある支援

センターの今後の活用、あるいは新しい支援セン

ターについて、実質9時から12時と午前中の使

用になるわけで、午後の部分については、当然、

その全体的な対応の中で有効的に考えていくんだ

ろうなと思いますけれども、現行の中で、新しい

部分の午後の活用、あるいは現在使っている部分

の活用について、以前にも若干聞いた経緯があり

ますが、現時点でどのように計画しているかお知

らせ願いたいと思います。

○委員長(熊野茂夫) 金澤認定こども園福島保

育所園長。

○認定こども園福島保育所園長(金澤峰子) 子

育て支援センターの増築に関しては、保育所との

併設で狭いということで、共有スペースが沢山あ

ったということで色々問題点がありました。それ

で、まずは現在でありますと利用者が5組以上に

なると親子で自由に動けるスペースが無くて、保

育所の廊下などを使用しておりました。あと、乳

児などが眠ってしまった場合に、ベビーベッドと

か布団を敷くスペースが無くて事務室を使ったり

していたということ、それから室内は遊具などの

収納スペースが無いために床に並べられた状態だ

ったとか、あと乳幼児用のトイレが無いために保

育所の方のトイレを使用していたという状況もあ

りました。そういう事もありまして、利用者から

は広い部屋で伸び伸び遊ばせたいという声も聞こ

えるようになっていて、それで安心安全なゆとり

のある子育て支援を第一に考えた時には、やはり

サービスの向上、利用者の利便性の向上が必要で

あるということで、今回、増設になったわけです。

それで、これから増設されましたら、やはり保

育所に気を使いながら使っていた部分が、今の支

援センターの中でゆりっこ広場が開催できるとい

うことがまず利点だし、あと遊具も保育所の遊具

を共同で使っていた部分がありますので、その点

では木製の遊具、すべり台やボールプールなど、

親にとっても癒しの効果がある物がそこの中に入

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るということで、十分木製の遊具の他にもありま

すので、そういう物を使って子ども達も環境にも

良いし、心にも良いというもので遊具は使われる

ということです。

それで、これからの予定ですが、そういう充実

した遊具環境、室内の広さなどの環境の中で、ゆ

りっこ広場の開催も単独でできるということと、

あと保育所とくっ付いていたことによって、午後

からの自由に使えるような時間というのが、ちょ

っとうるさかったり弊害があったものですから、

今後は午後からの使い方を少し広げていきたいな

という風には考えております。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 有効に使うように計画をお

願いしたいと思います。

それと、25ページの部分で、現況の中で未利

用者が16名としっかりとらえているんだと思い

ますので、そういった部分では尚一層PRと言い

ますか、その呼び掛けをしていただくことをお願

いしておきたいと思います。

定住促進住宅の関係なんですが、建築業者の若

い人達を交えての対応は初めての試みで、非常に

良い事だと思うんですけれども、できるだけその

若い人の発想を取り入れてということになるわけ

ですが、先ほどの平沼委員とのやり取りの中では、

建物の内容の部分だと思うんですけれども、前段

の建てる候補地の選定ですよね。できるだけ白紙

に近い状況の中で、若い人達の意見を反映させる。

その部分には建物のこともありますけれども、建

てる場所の問題もあると思うんです。それで、既

に2回対応していると。その部分では、あらかじ

めある程度、特定した場所を町側の方から示して

検討すると。何箇所かを示してやるという方法な

のか。私は、全町的な町有地の空いているスペー

スですね。昨日も館古の住宅解体の跡地も見てき

ました。あの周辺を含めても結構広い町有地があ

りますし、町の中にも何箇所かそういう町有地も

あるわけですから、そういう全体の町有地の状況

を示して、その中でどこが適地かという検討。こ

れは公営住宅についても当然、今、解体しようと

いう部分も出てくるわけですから、そこの部分、

あるいは丸山団地の部分。これはもう地盤の問題

があるということもありますけれども、それらを

含めても全体的に町有地の空いている場所がこの

ぐらいありますよと。その中でどうでしょうかと

いう提言をされているのかどうか。まず、それを

お伺いしたいと思います。

○委員長(熊野茂夫) 木村建設課長。

○建設課長(木村文年) 私、説明不足だったん

ですけれども、今回、一番最初に来た委員さんの

中で、場所について色々と話はしたんですが、福

島であれば、福島川より吉岡側と月崎側に分かれ

た状況の中で、そうしたらどの辺が良いですかね

という話になると、やはり福島側は結構もう建っ

ているので、逆に少し小学校も保育所もみんな月

崎、三岳側にあるので、こちらの方が良いという

意見が大半でした。その中で、広い土地にゆった

りと住みたいというのが、場所に関してはそうい

う意見がありました。やはり福島側の市街地に住

むのは、保育所とか色々子育てするのでは施設が

あった方が良いという意見が大半でした。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 質問に答えていないので、

町有地全体のこれは福島地区だけでないですよ。

吉岡もありますし、白符もありますし、千軒もあ

るしということで、福島の町全体の中で住宅と宅

地としての町有地のスペースがこういう状況にな

っていますと。そういうものを最初に示した上で

検討。福島川を挟んでどっちかというのは、福島

だけに限った話ですから、その町有地の空いてい

る部分というのは町全体に色々あります。展開の

考え方としては、最初にそういう全体の遊休町有

地の状況を示した上で、その意見も持って、最終

的にどうなるかはまた別として、最初はできるだ

け真っ白な状態の中で色んな意見を聞いて積み上

げていくということが大事だろうなと思うんです。

これは多分そうしていないということであれば、

次の機会にでも全体の遊休町有地の状況を示した

資料も是非、見せてやってほしいなと思います。

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それと、色々議論した中で、平屋で木造でとい

う話とか出ているんですけれども、この辺は公営

住宅の議論をした段階で、既に町側の方ができれ

ばそういう想定の中でみたいな話があるわけで、

この部分も平屋、木造みたいなものを前提で、最

初から町側の方で示したということではないでし

ょうね。

○委員長(熊野茂夫) 木村建設課長。

○建設課長(木村文年) 町で示したというのは、

どの場所が大体良いでしょうか、どういう建物が

良いでしょうかと。本当のザックリ大きい所に対

して、そうしたらこの場所が例えば学校に近い方

が良いですね、あと広い土地で平屋が良いですね

というのは、それは各委員さん達の意見でした。

それは町からは何も示してはおりません。

それと、町有地については、この場所にあると

いう細かいものは示しておりません。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) だから、もうこれは1回、

2回は終わっているわけですけれども、次の段階

では、そういう町内の遊休町有地、宅地の内容を

示して検討させていただきたいなと思います。

ただ、今、何も町側の方から示さないんだと。

その白紙の状態で議論したということなんですが、

基本的には公営住宅の建て替えということの中で、

従来のようなそういう公営住宅の検討もあります

けれども、できるだけ一戸建ての対応の部分とい

うのは、全部をやるかどうかは別として、町の方

としては議会の中でもそういう方向で話していた

と思うので、最低限のそういう話は当然している

わけだと思うんですが、もう一度確認します。

○委員長(熊野茂夫) 木村建設課長。

○建設課長(木村文年) この定住のプランにつ

いては、企画課の方と建設課の方で一緒にタイア

ップしてやっているということなので、今、公営

住宅の方もリンクしているという溝部委員の意見

なんですけれども、当然、公営住宅に関しては前

にも色々議論、これから常任委員会において審議

をお願いする点もあるんですが、基本的に公営住

宅の場合については戸建ての建設は不可能なので、

今回、来た人の意見からは、やはり皆さん戸建て

に住みたいという意見でした。あとは住宅なりに

すると、やはりプライバシーが保てないとか、例

えばこれは話のプラスになるんですけれども、あ

まり近い向かい合った所だと向かいの方が見えた

り、プライベートが保てないという意見がありま

したことを付け加えたいと思います。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 今、言っている前段の公営

住宅本来の形の対応を取っているなら分かるんで

す。ただ、スタートそのものは、公営住宅の建て

替える部分含めて対応する中で、定住対策も含め

た新たな対応の部分で戸建ても考えていきましょ

うという一連の流れの中の順序だったと私は理解

しているので、もちろんその一戸建ての公営住宅

の関連補助とか、それをもっとということは思っ

ておりませんので、その辺はよろしくお願いした

いと思います。

それで、もう1点、この検討の中で、例えば戸

建てをやる場合においては、そこの場所でやった

場合、大体どのぐらいの建設費が掛かるとか、そ

ういう段階までの検討する際の資料みたいなもの

は提示したりしているんですか。

○委員長(熊野茂夫) 木村建設課長。

○建設課長(木村文年) 建設コストについては、

中にコンサルタントが入っていますので、概略の

1棟当たりいくら掛かるんだと。これはまだ平面

プランが煮詰まっていないので作っていないんで

すけれども、一応このぐらいのものであれば、こ

れくらい掛かるという目安の概略の金額について

は出したいと考えております。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) その際に建物の部分につい

ては、坪数含めた構造とかの対応をしていますけ

れども、建てる場所によって造成と言いますか、

土地の処理の部分で変わってきますよね。その辺

の状況のデータ共有みたいなものは、建物の部分

については建築屋さんですから、ある程度、その

標準的なものなんか話が分かるだろうし、ですか

ら、建てる場所によって、これは何箇所か候補地

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があるとすれば、この場所でやった場合において

は、どういう状況である、この場所であると、そ

んなに掛かんなくてもいいんでないかという資料

みたいなものを示すか、あるいはそういった議論

とかはしたことがあるんでしょうか。

○委員長(熊野茂夫) 木村建設課長。

○建設課長(木村文年) 詳しい場所については、

まだどこにどういう風にするということはあれな

ので、例えば道路を造るのには1平米当たりどれ

くらい掛かるという造成費をプラスしていくとい

うことは今、考えていくんですけれども、当然、

場所によって建物、土地の軟弱もあるでしょうし、

標準的な建物をこの場所に造ったらどれくらいと

いう目安くらいしか、そういう正確なことは今は

出せないと理解しております。

○委員長(熊野茂夫) 髙木副町長。

○副町長(髙木壽) 今、溝部委員の方から場所

的な件についてのご質問いただきました。今、検

討いただいているこのプロジェクトの検討がある

程度、煮詰まった段階になるとは思いますけれど

も、どこにするのかというのは、この町の土地計

画との絡みもございますので、それはその時点で

総合的に判断してまいりたいと思ってございます。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 最終的に検討会が建築関係

の若い人達と議論する中で出てきたものを、最終

的には今、副町長言ったように、そういう調整は

必要なんですけれども、基本的には町有の宅地、

遊休地の活用を基本としながら、全体的に状況を

見ながら、コストも十分配慮をした上で最終的な

場所の設定、構造含めた対応の決定ということに

なると思いますので、なお慎重に、そして、なお

且つ若い人達の意見を十分反映してあげる形の計

画になるようにお願いをして、終わりたいと思い

ます。

○委員長(熊野茂夫) ほかにございませんか。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) それでは、ないようです

ので、次に、がん予防の対策の充実について。2

7ページ、28ページについて、質疑・意見交換

を行います。

平沼委員。

○委員(平沼昌平) 28ページの、当町は事業

所向けの説明会ということでやっておりますけれ

ども、当町における事業所に対して働いている従

業員。これは前にも聞いたことがあるんですけれ

ども、やはり事業所として事業単位でがんの予防

というものに地域を挙げて取り組んでいく一環と

して、事業所もこの中に入っていると思うんです

が、その中で例えば町外から来ている従業員とか、

事業所では毎年、例えば健康診断なり何なりして

いるんですけれども、やはりその事業所の中でも

町外から来ている者を弾くという言い方はちょっ

とあれかもしれませんが、やはり福島町としては、

まだそういう考え方から動けないでしょうか。町

外から来ている従業員に対しては、やはり町の受

診をさせられないという発想からまだ抜け出せな

いでおりますでしょうか。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) 基本は、町のやってい

る集団検診、その他に今、各事業所でやっている

検診等ございますけれども、町の検診に関しては、

基本は町民ということで整理しております。

今回、初めてこの6月28日に条例制定の1年

目ということで、各事業所での様々な視点で通常

の健康診断なり、がん検診の方に取り組んでいる

と。その実情がなかなか見えないという部分がご

ざいます。それと併せて、普及啓発の部分も力を

入れようということでやったんですけれども、残

念ながら、この6月28日にやった事業所に関し

ては7名の方のみの参加ということで、次年度以

降も各事業所でやっている町民の方、あるいは町

外から来ている方の人数も含めた検診状況の把握

に努めていきたいなと思っておりますが、そこの

部分に関しては今現在、そういうアンケート調査

の集まりも悪いという反省点もございますので、

次年度に向けて上げていきたいなと考えておりま

す。

○委員長(熊野茂夫) 平沼委員。

○委員(平沼昌平) 次年度に向けて上げていき

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たいなということは、結局、今この6月28日に

やったがん予防対策に係る事業所向けの説明会と

いうものに対して、事業所がこの町の呼び掛けに

対して興味を示さなかった。なぜか。町内の業者

は町内の従業員ばかりではないからということも

考えられるんじゃないでしょうか。そうすると、

社内でやっている健康診断だけで十分じゃないの

かという感じで取る事業所もあると思うんです。

せっかく町内の中にあって事業をしている各事業

所に対しても、やはりこの働いている方々に特定

のがん検診みたいなものの啓発という観点を考え

たら、そういうのも加味した中でいくのが、福島

町はがんなんかに負けない条例を作っているんで

すよという基本的なものの考え方につながってい

くんじゃないのかなと思うんですけれども、その

辺どうでしょうか。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) 様々な視点での普及啓

発は必要なのかなと考えておりまして、9月に開

催した健康フェスティバルは、これは別に町民に

限ったものでもございません。もちろん町外から

福島町に来ている方に関しても、是非、色んな講

演を聞いていただきたいと。併せて、来年以降も

NHKはじめ、あるいは教育分野の中でも様々な

ところで普及啓発に力を入れて、そしてまた、各

新聞社、報道機関を通じて、福島町、あるいは近

隣の方にもがんの予防に対しての重要性を訴えて

いくと。もちろん事業所に呼び掛けていく前提の

中では、町内・町外問わず福島町で働いている事

業所の方の意識付けを高めていくと。そういう取

り組みが必要なのかなという認識はしております。

○委員長(熊野茂夫) 平沼委員。

○委員(平沼昌平) 意識付けまで出来ているん

であれば、そのがんに対する検診の費用の持ち方

まで検討していかなければならないのではないの

かなと私は思うんです。ざっくり喋って。意識付

けはどこの町もしていっているし、北海道自体も

そういう動きをしていますので、各町村において

は、もうそういう意識は育ってきていると思うん

です。

ただ、特色あるがんなんかに負けないぞという

基本条例を作っている当町として、それなりの他

の町村と違うものも示さなければならない時期に

来ているんじゃないでしょうか。だから、そうい

う町外・町内問わずという言葉が出るんであれば、

そういうことも福島町として進んでいくべき一つ

のルートかなと思うんですけれども、駄目なもの

は駄目、良いものは良いというような白黒つけた

判断をあくまでもしていかれるのか。であれば、

福島町のがんなんかに負けない基本条例というも

のの到達点はどこになっているんだというところ

まで、お聞きしたいなと思います。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) 福島町民の方も逆の立

場で近隣町、松前町なり、遠くは北斗市なり通勤

されている方もいらっしゃいます。逆に福島町に

近隣町なり、遠く函館市の方から通勤されている

方もおりますので、基本はどこの自治体でも、そ

こに住んでいる自治体が色んな健康診断の政策な

りを進めていくのが基本であろうかなと考えてお

ります。

ただ、その上でやはり町内に働く事業所の方も、

町外から来ている方の力によって雇用が支えられ

ていると。そこの部分に関しては、検診を受ける

大切さと健康の重要性を各事業所の皆さんのこう

いう説明会なり、色んなアンケートの中で各事業

所の福利厚生の担当者を通じて、意識付けを根気

強くやっていくスタイルがこれからも必要なのか

なと思っておりますので、広い意味で町内・町外

問わず、そこの働く方の意識付けに関しては上が

っていければ良いのかなと思っております。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

溝部委員。

○委員(溝部幸基) 今の町外から雇用している

方への対応という部分では、何がネックなのかな

という気がするんです。1つ、その国の政策とい

う部分では、日本の国民であるだろうし、北海道

の政策とすれば隣町の人も道民に変わりないわけ

ですから、それぞれ国の政策の恩恵、北海道の政

策の恩恵を受けるという部分。そこの窓口がたま

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たま市町村、地方の自治体の町が窓口になって対

応するんだと。あとはどういう形で対応するかと

いうことと、何かそこが1つの壁になって、今、

課長の方も後段で話しましたけれども、雇用の実

態そのものがなかなか町民だけでは対応できない

状況がずっと続いて、水産加工の従業員をはじめ、

結構町外から来ている人もいる。もう1つは、そ

れでも足りなくて外国人研修生まで入れて対応す

るぐらい非常に不安定な状況だということであれ

ば、この福祉の対応ができないとすれば、雇用政

策の対応の中で対処するという考え方もあるんで

ないかなと思うんですけれども、その前段として、

このがん検診の全体の財政負担の部分なんですが、

これは丸々町が負担して、あとは若干個人の受益

者負担ということなのか。国や道の補助の部分が

対応するから、その辺はきちんと町民でなければ

という整理をしなければならないのか。その辺を

もう少し詳しく教えてもらえればと思うんです。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) 働く方の部分では、当

然、町内であっても町外であっても関係ないとい

う部分で、福島町の方も逆に知内町に通っている

んであれば、知内町の事業所の方で受けるという

格好になろうかと思いますし、その逆のパターン

もあります。

それで今、溝部委員おっしゃった財政負担の部

分に関しては、どこの自治体も同じでして、交付

税の中で応分の予算措置はされているという状況

になっておりますが、今の受益者負担の部分に関

しては、平成27年度まで検診によって500円

から1,500円頂いておりました。それを福島

町は無料化にしたというのが実情でございますけ

れども、それぞれやはり努力している町は受診率

を上げるための色んな政策を打って出ているわけ

ですが、そこは近隣町の方ともある程度、差があ

るという情勢です。

それで、南渡島のがん対策専門部会に私も参画

させていただいておりますけれども、ある意味、

がん条例が道内では3番目、そして、無料化とい

う部分はなかなか珍しいということと、健康ポイ

ント制度の取り組み含めて、注目をしていきたい

という話を同席の先生の方からもおっしゃってい

ただいておりましたので、福島町の取り組みがあ

る程度、色んな部分で受診率アップに向けた取り

組みが期待できるということであれば、渡島西部

4町にも情報提供した上で、近隣町と連携した政

策も次のステップとして期待していけるのかなと

いう気がしております。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 財源の交付税算入というこ

とですよね。その交付税算入のここに関する部分

については、受診した状況ということなのか、対

象の人数の対応というのが算定根拠になるのか。

総体で人口がどれぐらいの場合には、医療費につ

いてはこの程度みたいな、明確でない部分もあり

ますけれども、受診者によって対応するというこ

とであれば、これはさっき言ったように国の政策、

国民である、道民であるということからすれば、

どこで受けるかは基本的に受けやすい所で受ける

という考え方からすれば全然問題ないのかなと思

うんですが、交付税のこの部分の算定というのは、

どういう形で対応するんですか。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) 交付税の細かい資料に

関しては持ち合わせておりませんので、後ほど財

政の方と確認した上で回答させていただきたいと

思っております。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 全体的に見ても多い部分で

20パーセント前後なわけですから、本来から言

えば100パーセントを目指してということから

すれば、この町外で働いている方、基本は分かる

んですよ。課長の言うように、当然、その事業所

として対応する部分と一般の町民として対応する

部分とあるわけですから、すべて事業所の対応で

町が対応している部分をクリアしているという状

況であれば、これは誰も何も言わないんでしょう

けれども、そういう状況でないとすれば、一町民

であり、当然、その形でやっているとすれば、同

じように先ほど言ったように、それが対応できな

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- 30 -

ければ、1つの雇用対策として、この町民が受け

ている胃がん検診も十分に対応できるという方向

性の中で検討してみてはどうかと思うんですが、

副町長どうですか。

○委員長(熊野茂夫) 髙木副町長。

○副町長(髙木壽) 今、平沼委員と溝部委員の

方から、かなり高度なご質問をいただきました。

地方自治というのは、基本的には、その自治体の

エリア内での自治となってございます。そのエリ

アを越えてやるものについては、都道府県、ある

いは全国民を対象するものについては国が行う。

これがそれぞれの国民自治、あるいは地方自治に

なっておるわけでございます。

それで、交付税は先ほどのご質問にもありまし

たけれども、基本的には人口とその団体の人口が

基本になります。ただ、その人口だけでは計り得

ない部分については、それぞれ各種の補正をもっ

てなっておりますけれども、基本はそこに住む町

民でございます。したがって、今、このがんなん

かに負けない条例等につきましても、福島町とし

ての特色を出すという面もありまして、こういう

無料化云々の政策を取って、そして、福島町をよ

り住みやすいという風に今、政策として取ってお

るわけでございます。

ただ、それはそれとして、さらにここに住んで

いる人もいるんだから、それらの人については何

とか手を広げることは出来ないのかというご質問

でございますので、なかなか悩ましい問題ではご

ざいますが、町長とも相談しながら、また検討し

てまいりたいと思ってございます。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 基本的な考え方で言って、

地方自治体のあり方みたいな、それは当然の上で

今、こういう色んな議論をしているわけで、地方

創生とか、いわゆる今後の人口減少の状況の中で、

その1町で成り立たなくなると。その中で、隣町

と協力しながら、あるいはその範囲を拡げながら、

自治体を1つの方向にまとめていかなければなら

ないという状況の中で考えた場合に、基本的なそ

の枠組みに拘るというのは、私はもうその段階で

ないのかなと思います。私の意見として言わせて

もらいます。

併せて、その上で実際に雇用をここの町の事業

の対応の部分。それは、延いては町の経済全体の

一翼を担っているわけです。まちづくり基本条例

の中で、これは法人もそうですし、もちろん町外

から来て働いている人も同等に考えようという、

そういった考え方でないかなと私は思いますし、

そして、全国に例のないがんなんかに負けない条

例ということを謳うんであれば、そこが1町福島

に止まらず、隣町の松前町や知内町、あるいは渡

島、道南全体がそういう方向になる切っ掛けにな

っていくんでないかなと思います。そういった意

味でも、是非、挑戦していただきたいと思います

し、全体的な負担も効果を考えれば、私は十分対

応すべきかなと思います。これはお願いしておき

ます。

それで、もう1点、集団検診が中心だと思うん

ですけれども、単独で対応して指定された病院の

方で検査を受けるという事例もあるんですが、そ

の比率というのはどのぐらいになっているんです

か。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) すみません。集団検診

の他の個別検診の比率までの資料は持ち合わせて

おりませんでした。

ちなみに、先ほど27ページの胃がんの例を見

ますと、平成28年の上期、9月まで140人受

けております。このうちの64名が胃カメラの検

査で直接病院の方に行っておりますが、すべて小

笠原クリニックの方で胃カメラの検査を受けてい

るという傾向です。その他また特に多いのが、肺

がん、大腸がんに関しては特定健診と併せてやっ

ておりますので、一緒に受けている方が大半でご

ざいます。一方、乳がん、子宮がんに関しても、

函館市内の医療機関との連携の中で個別に都合が

ついた時に受診券を持って行ってやっていただい

ているのが、ある程度はございます。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) できれば効率的に、集団検

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- 31 -

診の中で1箇所にまとめて来てくれるというのが

一番良いんでしょうけれども、私自身も何度か集

団検診、これも大分前になるんですが、メタボの

検査を町が取り組むということで、率先して議長

もということで行ったんですけれども、なんてい

うんですかね、待っている町民の方と検査を受け

ている、カーテンで仕切っても声が聞こえる、誰

が入っていくみたいなのが全て分かるという状況

の中では、やはりメタボの検査でも何か少しどう

なのかなと。私自身はそうでもないですけれども、

これが女性になった場合、同じメタボでも如何な

ものかなと。ましてや、このがんの検診というこ

とになれば、なかなかどうなのかなということな

んです。

それで、今、乳がん、子宮がんについては、指

定された病院の中でということの内容で対応して

いる部分がほとんどだと思いますので、他の部分

も集団検診は集団検診としてやりながら、そして、

一定の病院を町の方で指定した所に本人の都合に

合わせて検診ができるような形を奨励していった

方が良いと思うんですが、どうでしょうか。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) 集団検診に関しても、

それぞれの都合によって春であれば都合が良い、

あるいは夜間であれば良いとか、様々な状況もご

ざいますけれども、直接うちの保健師の方が相談

を受けている中で、函館の医療機関の方では、こ

ういう医療機関の中では出来ますよとか、逐次対

応しておりますので、広い意味で、これから受診

しやすいような環境作りを内部でも考えていきた

いなと思っております。

○委員長(熊野茂夫) 暫時休憩いたします。

――――――――――――――――

(休憩 14時08分)

(再開 14時25分)

――――――――――――――――

○委員長(熊野茂夫) 休憩前に引き続き、会議

を再開いたします。

石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) 休憩前に溝部委員の方

から、がん検診に関する交付税の算定のお話がご

ざいまして、財政の方に休憩時間に確認を取らせ

ていただきました。

基本になるのは、検診の部分は平成27年の国

勢調査人口がベースになっておりまして、基本経

費が10万人当たりの保健衛生費の感染症等対策

費というのがございます。これが約2億1千万円

ということになっておりますので、それを人口割

で割ったものが基準になると。ただ、この感染症

等対策費の中には、がん検診の他にインフルエン

ザ、肺炎球菌、狂犬病予防、その他諸々の感染症

対策に係る内容も含まれておりますので、詳細ま

での積算は今現在、困難ということでご承知おき

いただきたいと思います。

○委員長(熊野茂夫) 花田産業課商工観光担当

参事。

○産業課参事(花田雅昭) 先ほど看板の図案の

盤面の印刷の金額ということで、溝部委員の方か

ら質問がありましたけれども、調べましたら大体

20万円から1枚当たりですね。そのサイズであ

りますと20万円から30万円の間で、デザイン

から印刷施工費含めて20万円から30万円とい

う形です。

それと、耐用年数の関係でございますけれども、

保証期間を入れますと、まずは5年と。5年間は

色も変わらずなりますけれども、大体10年は持

ちますという回答をいただきました。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 質疑・意見交換を続けま

すが、この項目についてはございますか。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) それでは、ないようです

ので、次に、高齢者等の安心安全な生活環境の充

実について。29ページから33ページの5件で

す。

これについて、質疑・意見交換を行います。

平沼委員。

○委員(平沼昌平) 29ページから30ページ

にわたってなんですけれども、今後、この温泉の

方を指定管理者制度でまちづくり工房がやるよう

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- 32 -

に聞いておりますが、今まで行政主導でやりなが

らやってきたという経緯の中で、この指定管理者

に対して、今まではこういう面が欠落していた。

けれども、こういう面は今までやってきて優れて

いたというものをある程度、示した中で進めてい

くのが本来のものだと思うんです。そこから今度、

指定管理を受けるまちづくり工房が、また新たな

独自の施策をもって進めていくと。そういうこと

を考えた時に、今現在の吉岡温泉の状況と、それ

から改善したくても出来なかったという面を明確

にしているのかどうなのか。何が足りなくて、何

を足すようなものがあるのか。その辺もお聞きし

たいなと思います。

それから、31ページの小型家電リサイクルに

ついて、お聞きします。

今後、この携帯電話なり何なりという個人情報

の入った物を別途回収していくということなんで

すけれども、果たして、この4町の中で今まで大

雑把に集めていた回収ごみに関して、これだけの

知識をやはり町民に知らしめていかなければなら

ない。そういう場合に、これから周知等の協議に

ついては行われていくということを担当者会議で

話し合われていくようですけれども、これはどう

いう手法で集めていくのか。そして、町内から集

めた小型家電に含まれている、銅、金、銀、レア

メタルというものと、それから有害の鉛とかいう

ものと、そういう比率というものもある程度、4

町で集めた場合、数字的なもので出てくるんでし

ょうか。それとも、あくまでも小型家電のリサイ

クルの重量でくるのか、質量でくるのか、どうい

う集約の仕方をするのかお聞かせ願いたいなと思

うんです。これはリサイクルによって、かなりの

金額が発生するものもあるんです。844億円ぐ

らいの資産が日本全国で毎年出てきているという

ことで、確か何かで書いてあったような気がしま

す。重量にして28万トンぐらいのものがリサイ

クルされる。陸の宝山と言われるぐらいになって

いるそうなんですけれども、その4町のリサイク

ルにあたっての金額的なものというのは、どう処

理していくのか。また、4町の町民に対して、ど

う情報収集、情報を流してやっていくのか。担当

者会議で福島町としてどういう風に何を提案して、

その手法を考えていくのかお聞かせ願いたいなと

思います。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) まず、1点目の吉岡温

泉に関する指定管理者の関係でございます。先般、

新しいまちづくり工房が設立総会を終えて、いよ

いよ11月からスタートするという運びになって

おりますけれども、その資料の中にも概略の積算

費用等をお示ししておりますが、特に今の施設管

理の中では、役場と委託している業者さんと連携

を取りながらやっている中で、ここがちょっと不

便だなと思った部分は、特に小破修繕の部分でご

ざいます。そこの分野に関しては、やはり発注元

である町の方から現場確認をした上で、所定の業

者さんの方に発注を掛けるというワンクッション

がございます。できれば指定管理者制度施行後は、

まだ案の段階ですけれども、10万円未満の小破

修繕に関しては指定管理者の中で臨機応変にスピ

ーディーな修繕対応等を進めていただく。ただし、

10万円を超える大型の修繕なり工事請負費に関

しては、今年度同様に平成29年度以降も町の予

算の中で仕切りを付けるという二段モーションで

考えていければなと。

併せて、吉岡温泉で収入の部分が結構細かい部

分がございます。自動販売機の電気料負担金をは

じめ、公衆電話ですとか、それから農産物の物販

販売。こういう販売手数料に関しても、それぞれ

吉岡温泉の方で積算した資料をベースに、町の方

で負担金の請求をして雑入に入れていると。これ

らを指定管理者の事業所収入にして控除した中で、

指定管理者料の協定契約に繋げていければなと考

えております。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) 小型家電リサイクルに

ついてですが、回収方法としては、ボックス回収

とステーション回収とか、例えば役場とか支所と

かに置いて回収するような方法が一般的には考え

られております。それで、回収した物については、

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今のところは衛生センター、リサイクルプラザそ

れぞれの回収で集約することになりますが、その

後、現行もそうですけれども、函館の会社が認定

業者になっておりますので、そちらへ搬出される

と。

それで、このお金等の問題については、私も把

握しておりませんので、この11月の担当者会議

の方で回収の流れを改めて衛生センター、あるい

は4町の担当者と確認したいと思います。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 平沼委員。

○委員(平沼昌平) 小破修繕10万円を境にし

て未満を超えるものというのは、ある程度、今ま

で規制の中で。確か温泉の場合、10万円未満も

今までは規制が掛かっていましたよね。違いまし

たか。とにかく小破修繕に関しては全て報告でし

たかね。そういう臨機応変さが、ある程度、柔軟

な姿勢とともに敏速にできるということで、もっ

と今までこういう風にしたかった、町がやってい

たからこういう風にしたかったけれども出来なか

ったという情報は、新しい所に情報として流して

やるべきだと思うんです。ただ、その情報を収集

していたかどうかが問題であって、私は収集して

いたのかなとは思って今、喋っておりますけれど

も、あくまでも自分の目で見て、それが本当にそ

ういう必要性があるなと感じているんであれば、

是非そういう情報は流してやるべきだなと思って

おります。いやそうでない、今まできちんと見て

いたんだ、そういう面では色々アドバイスしてい

たんだと言うんであれば、どうぞお答えいただき

たいなと思います。

小型家電リサイクルについてですけれども、回

収はあちこちで回収しますよと。それは毎日管理

をするということも、これから話し合っていくん

でしょうけれども、要は、せこい話をするかもし

れませんが、福島町でこのリサイクルに対して、

お金が入ってくるのかこないのか。これは入って

きませんよと言われれば、それまでなんですけれ

ども、ここまでお金掛けて集めて、ただ廃品業者

に持って行かれてという、持って行かれてという

言葉は語弊がありますけれども、お金を掛けて施

設まで造った中で、4町にそれなりの見返りとい

うものがないのかどうなのかお聞きしたい。もし、

あるんだったらば、それはどういう単位でくるの

か。容量に対してくるのか、数量に関してくるの

か、個数に関してくるのか、その内容のものに対

してくるのか。その辺をお聞きしたいなと思って

おります。

それからもう1つ、今までのこれは個人に対し

ての話ですよね。小型家電の場合は、あくまでも

個人ですよね。これは事業所とか、そういう場合

の小型家電の回収の方法というものは、どういう

検討状況にあるのか。分かっている範囲内で教え

ていただきたい。確か無理だったのかなとも思っ

たりするんですけれども。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) まず、吉岡温泉の関係

につきまして回答させていただきますけれども、

情報収集に関しては常日頃、温泉の方に色んなト

ラブル等があった時、あるいはそれ以外の部分も

含めて極力行っているつもりでございます。その

中で、職員の方からこういう声があったという部

分は、なるべく聞くように努めているつもりでご

ざいますし、また、一般の利用客の方からも声が

あれば、できるだけ反映させていくという方向の

下で、ちょっと私どもの不備の中で脱衣所の給水

の部分が壊れておりましたので、そこに関しては

平成28年度の予算の中で、脱衣所にウォーター

クーラー、そして、紙コップを新たに付けさせて

いただいたという経緯がございます。また、サウ

ナからあがった水風呂の部分も衛生上、蛇口と水

面の部分が浅いということで要望がありましたの

で、そこに関しても改善をさせていただいており

ます。そういう設備の部分、それからサービスの

部分含めてそうなんですけれども、やはり個人的

に、特に近隣町と比べてなかなか充実できていな

いなというのは飲食の部分でございます。これは

採算面、それから体制含めて、非常に難しい部分

がございます。とりわけ吉岡温泉に関しても、焼

きおにぎりですとか、たこ焼きのコーナーもずっ

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と置いていたんですけれども、販売実績が思わし

くないということで、やむなくこの夏に撤収をさ

せていただいた経緯もございます。指定管理者の

中で是非、そういった食の提供サービス、あるい

はお菓子含めた物販の充実が図れれば良いなと考

えているところでございますので、これからの計

画の中で鋭意検討を進めていければなと考えてお

ります。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) まず、1つ目のお金の

関係ですが、大変申し訳ありませんが、私の方で

も実際その分も引き取ったお金を、例えば福島町

にいくら入ってくるのかとか、そういう流れにつ

いては把握しておりませんので、後ほど調べなが

ら回答したいと思います。

事業所関係です。今も事業所については、収集

等対象にならないと思いますので、事業所の方に

ついては多分、現行もそうですけれども、函館、

あるいは認定業者であると黒田リサイクルさんと

かに直接持って行っているものと思いますので、

よろしくお願いします。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) それでは、ないようです

ので、最後に、執行方針の取り組み状況の全般に

ついて、総括的な質疑・意見交換を行います。

溝部委員。

○委員(溝部幸基) 2点お伺いします。

まず、新しいがんばる地元企業応援条例の部分

でリースの関係。この検討するということになる

んですけれども、この部分の条件を1千万円以上

とした根拠と言いますか、リースも低い段階から

色々ありますから、どこかに設定するか、あるい

はまったく設定しないで対応すると。まったく設

定しないということは、なかなか細かい部分にな

るので、そうはならないのかなと思うんですけれ

ども、基本、今回の条例では2分の1の対応とい

うことになるわけですが、そこが300万円とい

うことになると、アッパーで600万円で2分の

1で300万円ということなんですね。そこが1

千万円以上ということになると、福島町の中で該

当する企業というのは果たして何社になるのかな

と考えるんです。ですから、当然、その辺も含め

て検討されていると思うんですけれども、どうし

てこの1千万円という設定になったのか聞かせて

いただきたい。

それともう1点、何かもう温泉の指定管理者が

新しい法人に決まったみたいなことなんですけれ

ども、まだそういうことではないので、やはり発

言、それでなくても誤解を生むようなことになる

と思いますので、そこは気を付けていただきたい

と思うんですが、それで、指定管理者の検討の中

で多分、今の議論をすることになると思うんです

が、先ほど課長の方から物販の収益を差し引いて

委託料の形になるような発言をしたんですが、も

う一方、考え方として、指定管理を受ける側の努

力によって得た成果に対して対応するという考え

方もあるんです。今、物販を一生懸命頑張りまし

たと。頑張った分だけ、そうしたら規定の委託料

からそれを差し引いたものを払うという言い方を

課長したと思うんですけれども、そういう論法で

あると、頑張っても頑張らなくてもトータルで最

終的には委託料が同じということになるわけです。

そうではなくて、一定の努力をした部分について

は、基本の委託料にプラスアルファこうですよと

いう考え方も大分前に私、岡山県の医療法人に出

向した事務局長の働きによって赤字が解消して、

赤字解消した分の確か2分の1を報酬とするとい

う話をしたことがあるんですが、それはもう桁が

全然違う話なんですけれども、企業努力をした分

において経費負担する分の幾ばくかを委託業者、

指定管理者に対応するということをすると、指定

管理を受託した側も懸命に収益を上げる努力をす

るという仕組みもあるんだと思うんですが、そう

いう検討をされたことはありますか。

○委員長(熊野茂夫) 住吉企画課長。

○企画課長(住吉英之) 今回の補助制度の見直

しの中において、リースの基準の対象の部分につ

きましては、我々の方で事業者さんの方に何点か

聞き取り調査をした経緯がございます。そこの中

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で、先ほども申し上げましたけれども、リースは

全くしていない所、している所もあるという状況

の中で、その中で聞き取りのした分においては、

1千万円以上の物件をリースしているという実態

もございましたので、その1千万円の根拠にして

は、そういった聞き取りの中でこういった金額に

定めたという内容でございます。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 石岡福祉課長。

○福祉課長(石岡大志) 温泉の指定管理者の関

係につきまして、昨日の新しい法人の総会と合わ

せて、あたかも決まったような誤解を与えたので

あれば、そこの部分に関しては、お詫びと訂正を

させていただきたいなと思っております。これか

ら町長含め、内部で業者の選考方法をどうするの

か、公募の形態をどうするのかという部分を議論

した上で、手順を踏んで進めてまいりたいなと思

っております。

また、指定管理を受けた業者の営業努力の中で

色んな収益を上げて、プラスアルファのサービス

をしていく。まさにそういう部分が理想でないの

かなと思っておりますし、できれば来月、経済福

祉常任委員会の中で指定管理者制度の今後の業者

選考、あるいは来年の4月に向けたスケジュール

をお示しした上で、どの部分を指定管理の積算根

拠にするのか。どの部分を企業努力として、そこ

は業者の方の収益として見るのかという部分は、

これからの検討の中で議論を深めていきたいなと

考えております。

○委員長(熊野茂夫) 溝部委員。

○委員(溝部幸基) 企業努力の部分で、1つの

目標になるのが入館者数。それもありますよね。

一定の平均的なものを設定して、それを上回った

部分についてはプラスアルファ対応するとか、色

んな手法があると思いますので、その部分はイン

ターネット等でそういう事例も事前に検討してい

ただければなと思います。

それで、リースの1件当たり1千万円の件なん

ですが、今、課長の方は何件かから聞いたと言う

んですが、リース物件1千万円以上の対応をする

企業が私は10件そのぐらいということではない

という風に思うんですけれども、そんなに多いと

は思わないですよね。多分、総額の1千万円です

から、それをリースで3年なり5年で何年間の対

応ということになると、そうでもないということ

になるのかもしれないですけれども、やはりトー

タル1千万円の設備投資をするというのは、なか

なかそんなに町内では多いという風には思いませ

んので、その辺もこれはまた前のリース全体の検

討という中で、私はもう一度リースの実態、何件

かから聞いたと思う。多分、相当規模の大きい会

社なんだと思うんですが、これが規模が小さい法

人なり個人の経営でもリースの対応というのは結

構していますので、その状況もある程度調べて、

その上でここを設定してほしい。その目安として

は、基本、3年、5年ということもありますけれ

ども、総額600万円をベースにして、リースで

600万円の物を初年度で払うというのもまたそ

れも無いと思うんですが、そうすると該当する所

が本当に少ないということになりますので、その

辺も含めて、もう一度検討をしていただきたい。

前段の考え方を整理するというのが第一ですけれ

ども、そこが設定されて対応するとすれば、この

1件当たりの額の設定も検討をしていただきたい

ということをお願いしておきます。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) ないようであれば、以上

で、質疑・意見交換を終わります。

調査事件4 ②執行方針の取り組み状況につい

ての意見の取りまとめについては、次の調査事件

5 福島町高齢者等冬の生活支援事業についての

調査を行った後で取りまとめたいと思いますので、

ご了承願います。

暫時休憩いたします。

――――――――――――――――

(休憩 14時53分)

(再開 14時56分)

――――――――――――――――

○委員長(熊野茂夫) 休憩前に引き続き、会議

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を再開いたします。

それでは、調査事件5 福島町高齢者等冬の生

活支援事業についてを議題といたします。

最初に、説明員から資料の説明を受け、不明な

点や疑問点についての説明に対する質疑を行いま

す。質疑が終了した段階で、調査内容について説

明員と意見交換を行います。

その後、説明員には退席をしていただき、休憩

を取り、休憩中に論点・争点の整理を行い、概ね

その整理した事項に基づき、委員間の意見交換や

討議を行います。その後、最終的な委員会意見の

まとめをし、議長に提出することとなります。

以上、調査の方法について説明しましたが、こ

れにご異議ございませんか。

「異議なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) ご異議なしと認め、その

ように進めてまいります。

それでは、これより調査事件5 福島町高齢者

等冬の生活支援事業についての調査に入りますが、

あらかじめ調査内容について、簡単に説明いたし

ます。

町では、低所得者の高齢者世帯等に対し、冬季

採暖に必要な灯油の一部を助成する「福祉灯油助

成事業実施要綱」により、冬の生活支援を実施し

て来ましたが、平成28年12月より制度改正を

行い「福島町高齢者等冬の生活支援事業実施要綱」

を施行し、灯油以外の熱源(電気・ガス・薪・石

炭等)も対象とした経済的支援を行うとのことで

す。

本調査は、町が新たに制定しようとする要綱の

内容を確認し、高齢者等の冬の生活支援となる要

綱であるかを調査し、所管事務の一端にしたいと

思いますので、よろしくお願いいたします。

それでは、調査事件5 福島町高齢者等冬の生

活支援事業についてを議題といたします。

内容の説明を求めます。

小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) それでは、福島町高齢

者等冬の生活支援事業について、説明いたします。

資料の1ページをお開き願います。

調査事件5 福島町高齢者等冬の生活支援事業

について。

1、これまでの経緯について。

当町においては、町内に居住する低所得の高齢

者世帯等に対し、冬季採暖に必要な灯油の一部を

助成する「福祉灯油助成事業実施要綱」により、

冬期間における生活支援を実施してまいりました。

「福祉灯油助成事業」については、当該年11

月1日現在の基準日により町の灯油単価(税抜)

80円以上となった場合に適用することとしてい

たことから、灯油単価により実施・未実施となる

年度がありました。

また、要綱では冬季採暖における灯油のみを助

成対象としていたことから、灯油以外の熱源(電

気・ガス・薪・石炭等)は、助成対象外となって

いたところであります。

2、助成制度の改正について。

「福祉灯油助成事業」については、助成対象が

灯油に限定されること、基準日の灯油単価により

実施・未実施となるものでありましたが、改正後

については、燃料等を始めとする冬期間の増嵩経

費に対する経済的支援を行うこととし、かつ、恒

久的な冬期間における生活支援策として、制度内

容を改正するものであります。

また、制度改正により「福島町高齢者等冬の生

活支援事業実施要綱」と事業要綱名称も改めるも

のであります。

3、助成制度の内容について。

改正後の助成制度の対象世帯及び交付要件等に

ついては、従来と同様といたします。

また、助成額については、冬期間における増嵩

経費(燃料の購入費、暖房器具の購入費、冬季衣

料等の購入費)に対する経済的支援であることか

ら、これらの経費に活用できるよう現金で支給す

ることとし、助成額は1万円とします。

給付の方法としては、これまでは灯油給油券を

各地区の福祉委員の協力により配布しておりまし

たが、改正後は現金の給付となるので福祉委員に

依頼することは紛失等の事故を考えると好ましく

ないことから、口座振込を基本とすることとしま

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す。

次に、2ページをお開き願います。

これまでの福祉灯油実施事業と比較した表であ

ります。

対象世帯については、従来と変更なく、高齢者

世帯からひとり親世帯について変更はありません。

対象外世帯として、改正前は生活保護、施設入

所、入院等による長期不在者並びにオール電化住

宅等の灯油不要世帯が対象外でありましたが、改

正後はオール電化、薪等の灯油以外の暖房も対象

となります。

対象経費については、これまでの灯油をはじめ

とした冬期間に掛かる経費、例えば灯油の他にガ

ス、薪、電気等の燃料系や暖房器具、冬季衣料等

の冬期間の増嵩経費となります。

制限事項として、税の滞納が無いこと、世帯と

しては非課税世帯のみに対象に変更はありません。

給付額については、冬期間の増嵩経費というこ

とで、1万円を給付することとします。

3ページをお開き願います。

所要額の比較でありますが、表のとおり負担

金・補助及び交付金で463万円を見込んでおり

ます。463万円の世帯根拠としては、既に当初

予算で積算している世帯をベースにしており、4

63世帯に1万円を乗じた額であります。

委託料としては、申請から振込までのシステム

開発費162万円を見込んでおります。その結果、

当初予算よりも336万9千円が予算不足となり

ますので、今後の議会で補正予算計上いたします。

事業費に対する補助金関係では、平成28年度

地域づくり交付金を50万円が対象となり、既に

内示もされております。

次に、システム構築について、説明いたします。

対象世帯が全世帯中、今後も毎年450世帯程

度が見込まれることから、全世帯からの対象者の

抽出・判定・管理、そして、申請書等の書類の作

成、振込データの作成等の事務作業軽減のため、

初年度のみシステム化するための開発業務を委託

します。

なお、次年度以降のランニングコストについて

は通常発生しませんが、大幅な制度改正がある場

合のみカスタマイズ経費が発生する可能性があり

ます。

要綱(案)につきましては、4ページ以降に記

載しておりますので、よろしくお願いします。

以上、調査事件5 福島町高齢者等冬の生活支

援事業についての説明を終わります。

ご審議よろしくお願いします。

○委員長(熊野茂夫) 内容の説明が終わりまし

た。

質疑を行います。

冒頭申し上げたように、質疑は不明な点や疑問

な点の質疑といたします。説明員との意見交換は

後ほど別に時間を設けておりますので、どうぞご

協力お願いいたします。

杉村委員。

○委員(杉村志朗) ただいまの説明で、灯油は

確かに4缶72リットルということで6,220

円相当。それは分かりますけれども、この現金の

1万円の積算根拠というのは、どういうことです

か。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) 先ほど申し上げたとお

り、これまでは灯油の計算でしたけれども、1万

円というのは、電気料その他管内の状況も踏まえ

まして、1万円が妥当だろうということで判断い

たしました。

○委員長(熊野茂夫) 杉村委員。

○委員(杉村志朗) 何か今の答弁ではすっきり

しない。もう少し基本になるというか、それを答

えられるものというのはあるんでないか。もう一

度お願いします。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) 大変失礼いたしました。

これまで先ほど申し上げたとおり灯油だけでした

けれども、今後は暖房器具、冬季の衣料も対象経

費となることから、1万円の金額で設定いたしま

した。

○委員長(熊野茂夫) 杉村委員。

○委員(杉村志朗) それしかないのか。電気が

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何キロとか、何かもう少し基本になるというもの

が何も無くて、近隣との兼ね合いから1万円とい

うのは、そうしたら1万円でなくても8千円でも

いいわけでしょう。その辺はどういうことですか。

○委員長(熊野茂夫) 杉村委員、質疑ですので、

後ほど意見交換についてはお願いします。

ほかに。

溝部委員。

○委員(溝部幸基) まず、文字の読み方なんで

すけれども、増嵩経費と言うんですけれども、こ

の読み方は「ぞうこう」でいいんですか。その確

認をします。

それと、もう1点は、3ページの一番最後に「カ

スタマイズ経費」とあるんですが、これはIT関

係の対応している人は常識な言葉なのかもしれな

いですけれども、議会に出て初めての言葉なので、

どういう経費なのか。前後を見ると予測は付くん

ですが、どうでしょうか。

それと、もう1点は、従来の灯油の対応でとい

うことから、幅を広げて燃料費全体、それと冬用

の衣料の購入ということで範囲が広がるわけです

よね。この新たな対応の部分で増えた件数。全体

で463件と言うんですけれども、従来の形でや

った場合から増える件数というのは、どのぐらい

の見込みになっていますか。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) まず、増嵩の読み方で

すけれども、私、「ぞうこう」ということで思って

いましたので、申し訳ありませんでした。

あと、2番目のカスタマイズ経費ですけれども、

従来も基幹業務、庁舎の業務等でプログラムの改

修費ということで考えております。サポート対象

外のものについては、通常の基幹業務についても

改めて経費が発生しておりますので、今回ももし

これから何か大きなプログラムの改正とかがあっ

た場合に経費が嵩むということで、カスタマイズ

経費ということで表現しております。

あと、3番目の範囲が広がるとのことですが、

世帯数については今までと変わりありませんので、

従来の当初予算の福祉灯油の部分でも463件で

計上しております。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) それでは、質疑を終わり、

意見交換を行います。

杉村委員。

○委員(杉村志朗) 先ほどの答弁で、この1万

円の根拠というのか、確かに範囲が広くなってお

りますけれども、もう少し具体的にもう一度お答

えください。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) 先ほど言葉足らずで、

すみませんでした。

他町の部分もそうですけれども、主には暖房器

具の購入等も増えるということで、1万円という

設定をいたしました。燃料以外の部分も加味して

ということです。

○委員長(熊野茂夫) 杉村委員。

○委員(杉村志朗) だから、その答弁だけで、

ただ1万円というなら、8千円でも1万2千円で

もいいわけでしょう。やはりこういうところで積

算なり、一冬当たり何カ月とか、最低限何かの基

準になるその辺の値段を引き出す、考えられるよ

うな基準のものが1つも無いのか。ただ灯油が6,

220円、それから見たら1万円が妥当でないか

という、そういう積算ですかということです。

○委員長(熊野茂夫) 髙木副町長。

○副町長(髙木壽) 1万円の根拠でございます

けれども、おっしゃるとおり、単純に1万円だか

ら1万円にしたわけではございませんで、今、従

来の6,220円をベースとしながら、今までは

灯油だけだったんですけれども、こういう低所得

者の方々については灯油だけでいいのかという議

論が内部でありまして、それであれば暖房器具だ

って何年かに1回は購入しなければならないだろ

うと。あるいは、そういう衣類についても必要で

あろうという形で、その暖房、衣料についても2、

3着、それを何年かで着られるというようなこと

から、今回1万円という数字にしたところでござ

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います。

なお、先ほど担当課長が申し上げましたように、

近隣の状況も参考にしながら、1万円と決定した

ところでございます。

○委員長(熊野茂夫) 杉村委員。

○委員(杉村志朗) いくらか見えましたけれど

も、今、私あたりでもこの間、こういうガス器具

を買っても1万3千円ぐらいなんですよね。それ

を一度買えば、おそらく5年ぐらいは持つし、そ

ういう1つの目安的なものを参考にして、それか

ら5年持つ、それが今やるんであれば1万円とか、

もう少し分かりやすいような、ただ何の説明も無

くて、ただ1万円と言うから根拠をもう少し教え

てくださいと言ったわけです。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

溝部委員。

○委員(溝部幸基) 提案の内容については、こ

れで了解をしたいと思います。根本が、最近の灯

油と言いますか、油の価格が低迷する状況の中で、

何年か該当しないということの中で、それでいい

のかという議会の中での討議も含めて、今回のよ

うな形で検討し直した。それについては、オール

電化の対応も含めて、燃料対応の部分を全般的に

対応するという話ですから、私はこの内容で賛成

をしたいと思います。

ただ、質疑をしたカスタマイズ経費については、

これはプログラムの改修経費というなら何も質問

しなくても分かるわけですから、改修とか、ある

いは改善して改良とか、そういう方向の経費だと

いう風に、分かる人は分かるんでしょうけれども、

ほとんど分からない人も多いと思いますので、で

きる限りあまり横文字の対応をしないで、分かり

やすい言葉に置き換えていくというのが基本的な

考え方であろうと思います。特に、この資料等も

含めた審議の内容も含めて、町民対応に出て行く

わけですから、ここで分からないものが町内に出

てどこまでということになると、ほとんど分から

ないということになりますので、その辺は、今回

のことだけでなくて、副町長には全体的な部分で

注意をしていただくことをお願いして、終わりま

す。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) 先ほど増嵩の読み方で

すけれども、「ぞうすう」が正解ということで、私

が誤っておりました。申し訳ありません。

○委員長(熊野茂夫) ほかに。

平沼委員。

○委員(平沼昌平) 北海道の補助金も入っての

今回のこれなんですけれども、3ページのシステ

ムの構築についてなんですが、大体450世帯の

データをシステム開発というか、第3者に委託す

るということですか。何をどういう風に委託する

んでしょうか。例えば450世帯、毎年その内容

は変わってくるわけですよね。その中で、初年度

のみと書いていますから、どういうデータベース

にしていくのか。それをもって今度、例えば何が

大幅に変わるのか。その時にカスタマイズ経費が

発生すると書いていますけれども、何がどういう

風に大幅に改正するのか。そのシステム開発自体

の内容を今回新たにするわけですよね。だから、

どういうシステム開発にしていくのかということ

です。その辺は分かりませんか。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) このシステムでありま

すが、確かに最終的に毎年450世帯ぐらいの件

数になります。ですけれども、実際の判定になる

と全世帯の判定になります。それで、現行も臨時

福祉給付金もそうですけれども、あくまでも全世

帯を課税、非課税の判定をして、最新の住所、世

帯状況の確認をシステム化して判定をするという

ことです。今までは手作業ですべてやっておりま

したので、その部分のシステム化ということであ

ります。

また、申請書においてもシステム化することに

よって宛名の入力、世帯の構成等も出力されます。

あと実際の支給決定、支給データの振込。今度、

データにて金融機関に引き渡すわけですので、そ

れの事務作業の効率化もあります。あと、次年度

以降においては、今度、口座情報がある程度、今

年は口座の情報を直接申請者の方から確認するん

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ですけれども、それがデータが蓄積されることに

よって、次の時はもう既に金融機関の確認は終わ

っておりますので、申請書の中には既に口座番号

は入りませんが金融機関の名前は入ってきます。

そうすると、申請者においては確認行為が無くな

りますので、極端にいきますと判子で確認して、

それで申請が終わるという、今の臨時福祉給付金

もそういうスタイルでやって非常に事務効率が上

がっております。ということで、システム化を単

年度だけやっていくと、翌年度以降はそのままま

た使えるということであります。同じことを繰り

返すので、次年度以降は何も経費は掛かりません。

ただ、カスタマイズ経費、先ほどのプログラム

の修正ですけれども、では何があるのかというの

は私達も今、これから何の制度が変わるかという

のは特に今は考えておりません。ですから、次に

何があるかというのは、例えば大幅にソフトの変

更だとか、だんだん古くなるとそういうシステム

の中身の改正等もあって経費が出てくるという可

能性もありますので、ここでカスタマイズ経費と

いうことで表現をさせていただきました。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 髙木副町長。

○副町長(髙木壽) 今、担当課長の方から説明

申し上げましたが、大幅な改正というのは、例え

ば対象者、今ここでは高齢者からひとり親世帯ま

での6件の対象世帯がございますが、これを新た

に対象世帯を増やすとか、そうなっていきますと

システムの改正がどうしても必要になってくるわ

けでございます。そういう場合の、ここで言って

おるカスタマイズ経費が出てくるという形になり

ます。単純に金額が1万円が1万2千円になると

か、そういうことは簡単に済むわけでございます

が、制度そのものに手を加える場合には経費が出

てくるということになってございます。よろしく

お願いします。

○委員長(熊野茂夫) 平沼委員。

○委員(平沼昌平) 全世帯をまず対象にしたも

のの考え方ということでしょうかね。では、ここ

に書いている対象世帯が毎年450世帯程度とい

う、その450世帯の根拠というのは無いわけで

すよね。今までの実績が450世帯だけど、この

システムを開発することには450世帯は無視し

て、全世帯の中から450世帯になるか440世

帯になるかを算出するということでしょう。でも、

そういうことをやることによって、この高齢者の

福祉灯油に代わるもののシステム構築が出来ると

とらえてよろしいんですね。では、今まで手作業

で集めたデータというのは、これには活かされな

いということですね。カスタマイズがどうだとい

うのは分かるんです。これは内容が変われば物も

変わるのは当たり前の話であって、それを格好よ

く言っているんでしょうけれども、ただ、内容が

変わっていくのはいいんですが、その入力する表

というのは、そう簡単に住民台帳か何かから調べ

ていくというのは、あくまでもそういうシステム

になってしまうんですか。それは番号か何かでや

るんですか。その辺がまず1点です。

それから、今、高齢者からひとり親世帯までで

6世帯ありますよね。それで、1万円を口座に振

込むということ。果たして、これがこの6世帯の

方々に優しい配慮なのかということを考えた時に、

どうなんだろうなという気がするんです。今まで

はこれはこれという物で持っていたから、それを

店に持って行けば灯油になったというのがあった

でしょうけれども、本当に町の意図している気持

ちが、このお金というものに化けた時に、その担

当の人に伝わっていくでしょうか。この灯油、石

炭、ガス、薪。本当にこういう暖房器具の購入、

冬物等の購入費。本当に町の気持ちというのは、

この振込まれた1万円に反映されていくという検

証はどうされるつもりですか。

○委員長(熊野茂夫) 小鹿町民課長。

○町民課長(小鹿浩二) まず、1点目のシステ

ムの方につきましては、初年度の入力等について

はある程度、住基情報、そういう情報については

プログラムの中で自動的に拾い上げながら判定し

ていく作業があります。事務作業の方としては、

判定されて出てきた申請書を送って返ってくる。

その作業の中で、口座の入力等の事務作業があり

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ますので、直接手で作業するのはそこの部分が今

年から発生して、来年以降は口座の入力は今度、

件数が少なくなるので無くなってきますけれども、

それでシステムを入れたいということです。

1万円の給付したことに対しての意図等が伝わ

るかどうかということですけれども、申請する段

階では冬期の費用に使うんですよというお知らせ

は入れますが、実際、ではそれが冬期間の費用に

使われたかどうか。それについては今回、支給し

た段階で次年度、来年の春以降、それを何に使い

ましたかというアンケートは取ろうかなと。一応

現金給付になりますので、そこはそういうアンケ

ートも可能であればしたいと思っております。

以上です。

○委員長(熊野茂夫) 髙木副町長。

○副町長(髙木壽) 今、平沼委員から現実的な

お話をいただきまして、私どもも同じようなこと

で検討を苦しみました。実際には、今まで券を配

っておったんですが、また色々聞いてみますと、

それを紛失してしまって、どこに置いたか忘れて

しまうということがあったり、ちょっと残念なこ

ともあったものですから、それで、一番確実な方

法としては、今、言ったような方法だろうかと。

ただ、平沼委員のおっしゃった、町のせっかく

のそういう取り組みの趣旨がちゃんと相手に伝わ

るのかと。これが一番悩んだところでございまし

た。町民の税金をこういう6要素の方々を救うた

めにやることについて、この町の趣旨が伝わるか

ということが一番のネックでもあったんですが、

それは申請書を書いていただく時に十分にお伝え

できるんではなかろうかということで、こういう

方法に踏み切った次第でございます。よろしくお

願いします。

○委員長(熊野茂夫) 今、私の方でもそのこと

が非常に、いわゆる灯油券でいっているうちは物

での給付という格好になりますのでよろしいんで

すが、他のことについても、この灯油券の議論を

した時も、この議論はまさしくあったような、い

わゆる現金なのか現物給付なのかという言い方の

ところで、その心配が非常にあって灯油券でとい

う現物給付の格好でという形になったような記憶

が私はしているんです。

○委員長(熊野茂夫) 暫時休憩いたします。

――――――――――――――――

(休憩 15時27分)

(再開 15時31分)

――――――――――――――――

○委員長(熊野茂夫) 休憩前に引き続き、会議

を再開いたします。

意見交換を続けます。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) 以上で、調査事件5 福

島町高齢者等冬の生活支援事業についての質疑及

び説明員との意見交換を終わります。

暫時休憩いたします。

――――――――――――――――

(休憩 15時32分)

(再開 15時34分)

――――――――――――――――

○委員長(熊野茂夫) 休憩前に引き続き、会議

を再開いたします。

それでは、調査事件4 ②執行方針の取り組み

状況」について、休憩中の論点・争点の整理に基

づき、問題点やその対応策などの討議や意見交換

を行います。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) お諮りいたします。

ただいま議題となっております調査事件4 ②

執行方針の取り組み状況に関する本委員会の取り

まとめ及びその調整については、委員長に一任願

いたいと思いますが、ご異議ございませんか。

(「異議なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) ご異議なしと認め、調査

事件4 ②執行方針の取り組み状況に関する本委

員会の取りまとめ及びその調整は、委員長に一任

されました。

以上で、調査事件4 ②執行方針の取り組み状

況を終了いたします。

暫時休憩いたします。

――――――――――――――――

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(休憩 15時35分)

(再開 15時36分)

――――――――――――――――

○委員長(熊野茂夫) 休憩前に引き続き、会議

を再開いたします。

それでは、調査事件5について、休憩中の論点・

争点の整理を基に、問題点やその対応策などの討

議や意見交換を行います。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) お諮りいたします。

ただいま議題となっております調査事件5に

関する本委員会の取りまとめ及びその調整につい

ては、委員長に一任願いたいと思いますが、ご異

議ございませんか。

(「異議なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) ご異議なしと認め、調査

事件5に関する本委員会の取りまとめ及びその調

整は、委員長に一任されました。

以上で、調査事件5を終了いたします。

次に、2のその他について、何かございません

か。

(「なし」という声あり)

○委員長(熊野茂夫) ないようですので、以上

で、本日の案件の調査は終了いたしましたので、

経済福祉常任委員会を終わります。

どうも2日間にわたり長い間ご苦労様でした。

――――――――――――――――――――

(閉会 15時36分)

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福島町議会会議条例第157条の規定により署名する。

経済福祉常任委員会委員長


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