これから季節が進み暖かくなると、海に遊びに行く機会が多くなります。安易な考えから犯罪者にならないためにも、ルールを守って磯遊び

などを楽しみましょう！！

漁業権対象種などの詳細については、静岡県庁のホームページなどでご確認ください。

清水海上保安部が管轄する沼津市から焼津市までの沿岸には、各漁業協同組合が静岡県知事から免許を受けた共同漁業権が設定されているところがあります。この漁業権において漁業権対象種が定まっており、代表的なものは、いせえび、あわび、さざえなどで、これらを漁業権を持っていない人が採捕すると、漁業権侵害（漁業法違反）となり、罰金（20万円以下）が科せられる可能性があります。

清水海上保安部は、静岡県水産資源課などの関係機関と連携し、密漁防止に向けて、啓発活動や厳正な取締りを行っていきます。

また、静岡県の規則によって採捕してはいけない大きさ（体⾧制限）や採捕禁止期間、使うことができる道具などが決められており、それらに違反すると、6月以下の懲役若しくは10万円以下の罰金等となる可能性もあります。

検挙された人の多くは、磯遊びやスノーケリングに来た際に、あわびやさざえなどの貝類を採ったり、釣りに来た際にいせえびを釣ったりし、「少しくらいならいいだろ」「見つからなければいんだ」等と自分勝手に考え、軽い気持ちで違反をしています。

【事例２】被疑者（静岡県静岡市在住）は、静岡県焼津市所在の防波堤から直

下の海面において、いせえび１匹を釣り上げて採捕し、漁業権を侵害した。【罰金10万円】

【事例１】被疑者（静岡県静岡市在住）は、静岡県静岡市の地先海面において、いせえび５匹、あわび11個、さざえ47個を素潜りで採捕し、漁業権を侵害した。【罰金20万円】

＜管内検挙事例＞

【関係機関リンク先】・静岡県経済産業部水産・海洋局水産資源課（海面における遊漁のルールについて）http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-430/untitled.html・第三管区海上保安本部（ストップレジャー密漁）https://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/

清水海上保安部 054-353-0118（警備救難課）

少量でも罰金が科せられることがあるんだね！

貝などを採る前の４つの確認ポイント

その① 採っても良い場所？

その② 採っても良い大きさ？

その③ 採っても良い期間？

その④ 使っても良い道具？

大事なポイント！