総 会 資 料 (第 13 期)
平成24年2月13日
特定非営利活動法人まちづくり政策フォーラム
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1.平成23年(第13期)事業報告書(2010.1.1~2010.12.31)
(1)研究会に関する事業
1)交通を考える研究会
①活動概要
平成 19年 6月から会費制での運営を継続しています。
<平成 23年>
・年会費:2,000円、4,000円、6,000円(自由に選択可)
・代表:岡田(兼会計)、定例会世話人:池田
・会員数: 平成 23年 12月末現在 12名
②事業内容
・行事等
事業名称 実施状況
①定例会 第 95回 1/12(4名+ゲスト 1名) 第 96回 2/16(6名+ゲスト 1名) 第 97回 3/10(5名) ※4月は中止 第 98回 5/24(5名) 第 99回 6/21(4名) 第 100回 7/26(4名) 第 101回 8/23(2名) 第 102回 9/13(4名) 第 103回 11/1(5名) 第 104回 11/22(4名+ゲスト 5名) 第 105回 12/20(4名+ゲスト 5名)
②作業日 2/13 (2名)
③フィールドワーク 7/ 2 震災後 るーぷる仙台で仙台城跡へ 10/29 市バス 1日乗車券で歴史めぐり
④イベント <せんだいモビリティウィーク 2011関連企画> 9/4~25 バス停に初心者向け時刻表を掲示する実験 9/19 宮城バスまつり内イベント「クイズラリー」 9/20 公共の交通を考える座談会
⑤バスマップサミット 11/12~13 弘前市(1名参加)
⑥その他 10/14~15 東京都「環境や人にやさしい交通まちづくりを目指す市民団体のためのカーフリーデーワークショップ」(カーフリーデージャパン主催) 岡田が参加し取り組みを発表
・主な成果品
項目 内容
バス利用情報 (ペーパー)
・北山五山めぐりマップ(復活版) ・仙台からの路線バス「初心者むけ時刻表」
バス利用情報 (WEBサイト)
「バス使いになろうよ」 http://norimajo.cocolog-nifty.com (お出かけレシピ、のりこ様シリーズなどを掲載)
レポート ・フィールドワーク結果報告 「市バス 1日乗車券で歴史めぐり 記録と感想(簡易版)」 「震災後 るーぷる仙台で仙台城跡へ レポート」 ・その他 「第 9回全国バスマップサミット in弘前 参加の記」 「カ―フリーデーワークショップ 参加の記」 「バス停に初心者むけ時刻表を掲示する実験 実施結果」 「公共の交通を考える座談会 実施結果(速報版)」 「クイズラリー実施結果」
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2)海外農業支援研究会
①活動概要
海外の農業に関する情報交換と海外における農業研究を推進するための活動に多面
的な支援を行う。
②活動状況
災害復興のための諸活動を支援した。
3)都市農村計画研究会
①活動概要
都市部から農山村部までを含む地域空間を一体的に捉え、良好な生活環境の創出と保
全を目指した土地利用や地域計画づくりのための企画、実態調査、啓発活動を行う。
第 74回(2005年 7月 9日)以降、活動停止中。
(3)調査研究と政策提言(受託・助成等)に関わる事業
1)日本財団 ROADプロジェクト助成金(950千円)
①発注者:日本財団
②履行期間:2011年 3月 11日から同年 9月 30日
③業務目的
鱒渕小学校を拠点とする民間ボランティアセンターに対するトータルコーディネー
ター足立理事を派遣し、集団避難所での被災者のみなさんのニーズ吸い上げ等の支援
活動を行う
④業務場所
東日本大震災被災地(岩手県、宮城県を中心に)
⑤業務内容
・炊き出しなどの支援活動
・美・エイド・プロジェクト スキンケアなどのコーディネート
・福岡 パーソナリティー 徳永玲子さんの絵本の読み聞かせコーディネート
・復興祭松島 出店コーディネート
・情報発信
・ RQ被災地女性支援センターの開設コーディネート
2)宮城の酒と食材まつり 2011(震災のため中止)
①発注者:東北経済産業局
②履行期間:2011年 2月 9月〜2011年 3月 25日
③業務目的
仙台市中心商店街において、仙台市・宮城県の飲食・物産関連の特産品を活用した新
しいタイプの飲食イベントを行い、会場への来訪と近隣商店街への回遊を促して、さら
に、近隣商店街への再来訪を図ることによって、新しい“街の賑わい”を創生していく。
開催期日(予定):2011年3月18日(金)~20日(日)
開催会場(予定):仙台市民広場、仙台市定禅寺通り、隣接商店街
④業務場所:仙台市
⑤業務内容
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1.仙台・宮城産の「日本酒ほか」を主軸と
した飲食イベント
2.仙台・宮城産の「地域食材」を副軸とし
た「酒のあて」を提供
3.イベント当日の定禅寺通り隣接商店街
への「誘導」
4.イベント後の定禅寺通り隣接商店街へ
の「再来訪」
5.仙台朝市商店街の出張販売ブースで「商
店街連携」
6.縁日風食材のイベント参加
7.地域工芸品とのタイアップ
8.子ども・ファミリー向け企画として昔遊
びコーナーも併設
3)東北圏地域づくりコンソーシアム推進協議会の事務局
①東北こんそキャラバン事業
●テーマ:岩手県 車座集会・いわてN
PO中間支援ネットワーク出前会
議
●開催日時:1月 22日(土) 13:00
~16:30
●場 所 :二戸市シビックセンター
2階カルチャールーム
●内容
・車座集会の趣旨説明
・東北こんその紹介と今後のビジョン
(案)の紹介
・ひとこと自己紹介(それぞれの取組)
・講演「二戸市の協働のまちづくりについて」小保内敏幸二戸市長
・見交換会・ワークショップ
「協働のまちづくりにおける中間支援団体の役割と課題
主催:カシオペア連邦地域づくりサポーターズ
「東北こんそ」キャラバン事業実行委員会
(東北圏地域づくりコンソーシアム推進協議会)
(公立大学法人宮城大学地域連携センター地域振興事業部)
(特定非営利活動法人まちづくり政策フォーラム)
(国土交通省東北地方整備局)
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共催:社団法人東北建設協会
②ふっこうカフェの企画・開催の支援(全9回)
●概要
東北各地で地域づくりを実践・支援する専門家、大学、NPO等の有志が集い、
被災地の支援ニーズ把握、復興に向けて情報交換を行い「何ができるか?」を考え
る場として「ふっこうカフェ」を開催する。
幹事団体は、まちづくり政策フォーラム、東北こんそ、宮城大学地域連携センタ
ー地域振興事業部、東北大学大学院経済学研究科震災復興研究センター、都市デザ
インワークス
●内容
【第1回】
・テーマ:被災地と災害ボランティアの現状とこれから
・ゲスト:佐々木伸氏(仙台市災害ボランティアセンター/仙台市エリア)、桑原
英文氏(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(被災地広域エリア)、J
PCom代表(国際協力NGO))
・ナビゲーター:遠藤智栄氏
・日時・場所:4月14日(木)19時〜21時、ノーバル・サロン
・参加者:30名程度
【第2回】
・テーマ:復興計画づくりと地域づ
くりの現状と課題
・ゲスト:白川由利江(仙台市企画
部)
・ナビゲーター:古川隆
・日時・場所:4月27日(水)19時
〜21時、ノーバル・サロン
・参加者:30名程度
【第3回】
・テーマ:「東日本大震災の復興に向けて」
・ゲスト:木村拓郎氏(減災・復興支援機構
理事長、宮城県震災復興会議委員)
・ナビゲーター:青木ユカリ氏
・日時・場所:5月12日(木)18時半〜20時
半、仙台市市民活動サポートセンターセミ
ナールーム
・参加者:50名程度
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【第4回】
・テーマ:「復興まちづくりの経験者からの
報告」~中越地震の復興スキーム・外部連
携を参考に~
・ゲスト:長岡造形大学建築・環境デザイン
学科 澤田雅浩氏、新潟工科大学工学部建
築学科 田口太郎氏、(社)中越防災安全
推進機構復興デザインセンター 阿部巧氏、
石塚直樹氏
・ナビゲーター:鈴木孝男
・日時・場所:5月22日(日)10時半~12時半、東北大学大学院経済学研究科地域
イノベーション研究センター、エクステンション教育研究棟講義室A(6階)
・参加者:50名程度
【第5回】
・テーマ:現場最前線なう!~息の長い被
災地支援について
・ゲスト:島野智之氏(宮城教育大学環境
教育実践研究センター)、足立千佳子
・ナビゲーター:榊原進氏(都市デザイン
ワークス)
・日時・場所:6月4日(土)18時〜20時、JAZZ
ME BLUES noLa
・参加者:20人程度
【第6回】
・テーマ:神戸の復興まちづくり専門家からのメッセージと提案
・ゲスト:野崎 隆一氏(NPO法人神戸まちづくり研究所 事務局長)
・ナビゲーター:遠藤智栄氏(地域社会デザイン・ラボ、東北こんそ)
・日時・場所:8月8日(月)19時~21時 仙台市市民活動サポートセンターシアターホール
・ 参加者:30名程度
【第7回】
・テーマ:隣からの支援から「復興まちづくりのソフト」構築に向けて
(南三陸町福興市の取り組み、そして更なる展開に向けた提案)
・ゲスト:藤村望洋氏(早稲田エコステーション研究所代表研究員、ぼうさい朝市
ネットワークコーディネーター)
・ナビゲーター:鈴木孝男
・日時・場所: 8月30日(火) 19時~21時、仙台市市民活動サポートセンターシアターホール
・参加者:30名程度
【第8回】
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・テーマ:小さな漁村集落の復興に向けて~南三陸町寄木地区の「いま」と「これ
から」~
・ゲスト:畠山幸男氏(南三陸町寄木地区/復興まちづくり推進員)、高橋栄樹氏
(南三陸町寄木地区)
・ナビゲーター:榊原進氏(都市デザインワークス)
・日時・場所:9月18日(日)17時~19時、ノーバルビル1F ミーティングルーム
・参加者:30人程度
【第9回】
・テーマ:~復興まちづくり−被災地支援最前線から~
気仙沼・石巻…復興計画に続く住民主体のまちづくりの現状
・日時・場所:12月23日(金)16~18時、ノーバルビル1階研修室
・ゲスト:野崎隆一さん NPO法人神戸まちづくり研究所事務局長、辻進一氏 東
末真紀氏 神戸復興塾
・コメンテーター、増田聡氏、古川隆氏、榊原進氏(都市デザインワークス)
・ナビゲーター:遠藤智栄氏、青木ユカリ氏
・参加者:20名程度
③東日本大震災による復興へ向けた宮城県地域コミュニティ支援連絡会議
●主旨:今回大きな被害を生んだ大震災の中、特に被害の大きかった地域においては、
住民による自主的な避難や、応急仮設住宅等での生活の長期化など、住民の
住み方に大きな影響が及んでいる。こうした地域コミュニティの見直しが迫
られている現状を踏まえ、地域住民が今後の地域のあり方を自ら考え、話し
合い、あるべき姿に向かって取り組んでいくために必要な支援は何かを調査
し、多様な主体が長期にわたって被災地域をサポートしていく必要がある。
本会議は、被災地域における震災後の地域コミュニティのあり方を見直し、
地域住民が安心して暮らせる環境を確保するための体制や対策等の情報交
換を行い、今後の地域復興支援策を検討する会議とする。
●幹事団体:東北圏地域づくりコンソーシアム推進協議会、宮城大学地域連携センタ
ー、宮城県
●開催日:
第1回 5 月 9 日 10 時~12 時、仙台市市民活動サポートセンター
第2回 5 月 23 日 10 時~12 時、宮城県自治会館
第3回 6 月 6 日 10 時~12 時、宮城県庁舎 9 階第1会議室
第4回 6 月 20 日 10 時~12 時、宮城県本町分庁舎 6 階 603 会議室
第5回 7 月 11 日 10 時~12 時 宮城県庁舎 9 階第 1 会議室
第6回 8 月 8 日 10 時~12 時 アーバンネット勾当台 9 階第 2 会議室
第7回 9 月 12 日 10 時~12 時、宮城県自治会館 201 会議室
第8回 10 月 3 日 10 時~12 時、宮城県震災復興・企画部会議室
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④復興まちづくり推進員、復興まちづくり推進協議会の支援
●概要:
宮城県が実施している「コミュニティ復興支援員設置実証事業」に協力する。8月
から復興まちづくり推進員を東松島市と南三陸町に8名設置し活動を推進している。
9月からは内閣府「新しい公共支援事業」による、復興まちづくり推進協議会を設置
し、中間支援組織の確立を目指している。
●実施体制:
⑤平成 22年度鶴岡市広域コミュニティ実態調査報告所策定業務(525千円)
①発注者:鶴岡市
②履行期間:2011年 1月 15日から 2011月 2月 28日
③業務場所:鶴岡市内
④業務目的
高齢化、人口減少及び世帯数の減少等に伴い、町内会・集落単位でのコミュ
ニティ活動が困難な地域が増えてきている状況の中で、増大する地域課題に小学
校区等広域的に対応するための施設及び活動のあり方を探る必要が出てきてい
る。その検討資料とするために、平成22年度に実施した小学校区等広域コミュ
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ニティ実態調査について、小学校区等で実施されている事業、地域内の組織・団
体の活動実態並びにコミュニティ組織及び公民館等が現在果たしている機能、役
割を検証・評価し、今後地域の活動拠点となっている施設に期待される機能・役
割や運営のあり方及び安全安心な生活を送るための地域システム構築に必要な
公共的サービスの提供のあり方等について、専門的な知見、将来の予測を踏まえ
て聞き取りによる実態調査を行う。
④業務内容
市内の藤島地域東栄地区と羽黒地域広瀬地区の2地区を対象として、各地区3回
ずつのヒアリング調査を実施し報告書を作成した。
【藤島地域・羽黒地域】
実態調査 藤島地域東栄地区 羽黒地域広瀬地区
第1回 日時:11月5日(金)19:00~ 対象:町内会長
日時:10月23日(土)9:30~ 対象:町内会長
第2回 日時:11月19日(金)19:00~ 対象:PTA、民生委員
日時:11月20日(土)9:30~ 対象:地区主要団体長
第3回 日時:12月4日(土)9:30~ 対象:町内会長、PTA、民生委員
日時:12月3日(金)18:30~ 対象:町内会長
地区主要団体長
⑥東北こんそ運営会議
8月 2日(月)20:00〜 理事会 仙台市市民活動サポートセンター
10月 17日(月)20:00〜 理事会 情報・産業プラザセミナールーム 1(A)
(2)理事会・通常総会
2月 21日(月)18:00〜 理事会・通常総会 エルソーラ仙台 研修室
8月 2日(月)20:00〜 理事会 仙台市市民活動サポートセンター
10月 17日(月)20:00〜 理事会 情報・産業プラザセミナールーム 1(A)
(3)情報の受発信、交流に関する事業
●季刊紙「ひたかみ」の発行
①活動概要
1990年 4月より、会員向け季刊紙として 100名に発刊していたが、休刊中
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2.決算報告
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− 12 −
監査報告書
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3.平成24年度事業計画について
(1)事業実施の方針
今年度も研究会の運営、まちづくりに関わる受託事業を行っていく。実施の際は、行
政、市民とのパートナーシップにより、まちづくりの現場で取り組みを展開していくも
のとする。総会、理事会については下記の通り開催するものとする。
◆通常総会の開催
・平成 24年 2月 12日(月)に通常総会を開催する
・場所:仙台市市民活動サポートセンター セミナールーム
◆理事会の開催
・毎月1回程度理事会を開催する
(2)事業実施に関する事項
1)研究会に関する事業
単位(千円)
名称 事業内容 実施日 実施 場所
従事者人数
受益 対象者
予定金額
都市農村計画研究会
東北こんそ・オープン研究会と連携を図り、研究会方針の見直しを図る
適時 仙 台 市市内
社員 5名
東北全域
20
交通を考える研究会
公共交通に関する現状把握・情報交換や路線バス利用情報等の発信のほか、フィールドワーク等を行い、「公共交通を上手に使いたい人・使ってもらいたい人」の輪を広げていく。 ・フィールドワーク(2回予定) ・カ―フリーデーのイベント ・WEB サイト「バス使いになろうよ」のコンテンツ拡充 ・仙台駅前を起点としたバス案内冊子の制作
毎月1回の定例会、年 3 回程度の作業日等
仙 台 市市 内 の集 会 施設等
研究会会員 12名
主に宮城県内
0千円(自主予算 45千円)
海外農業支援研究会
海外の畜産・農業研究を支援する。年一度程度、農業・環境をテーマにした市民向け啓発イベントを企画する。
通年 日本 社員 3名
国内外 100
合計 120
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2)情報の受発信、交流に関する事業
単位(千円)
名称 事業内容 実施日 実施
場所
従事者
人数
受益
対象者
予定
金額
むらとまち
研究会
ホームページやメールマガジン
の発刊を検討する
年数回 フ ォ ー
ラ ム 事
務所内
社員 3
名
全国、
通信会
員 100
名
100
東北こん
そ、ガバ学
会
コラボサミットの開催 5 月〜6
月
仙 台 市
内
社員 5
名
全国 100
合計 200
3)調査研究と政策提言(受託・助成)に関わる事業
単位(千円)
事業名 事業内容 実施日 実施
場所
従事者
人数
予定金
額
地域活性化事
業
宮城の酒、食の復興をテーマとした商
店街活性化イベント「弥生の宵」を実
施する。
3/24、
3/25
仙台市
民広場
3 7,000
東日本大震災
復興事業、コミ
ュニティ再建
事業
復興まちづくり推進協議会の体制強
化、復興まちづくり推進員の後方支援
の充実化を図る(東北こんそとの一体
事業)
通年 宮城県
内、岩手
県、福島
県
社員 3
人
1,000
東北こんその
事務局運営
東北こんその運営会議、各種イベント
の運営、関連の事務的支援を担う
通年 仙台市 社員 5
名
500
合計 8,500
− 15 −
4.平成24年度予算計画について
− 16 −
5.その他
(1)社員・理事名簿(27名)
社員名簿掲載