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Date post: 17-Jul-2020
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敬愛 三中生に身に付けさせたい力 校長 高岡 麻美 9月は、陰暦で長月とも言います。語源として、夜がだんだん長くなるから「夜長月」、雨が 多く降る時季だから「長雨月」等様々な説があるようです。1か月前の猛暑が嘘のように、秋の 訪れがひそやかにやってきました。 <校内研修会から> 7月末の校内研修会で、私たちは、「府中三中生に身に付けさせたい 力」について全教員で改めて考えてみました。三中生の良いところや課 題と考えられることを日ごろの子どもの様子や様々なデータから分析 し、学年や教科を越えて、活発に議論しました。 その結果、様々な意見が出ました。「当たり前のことを当たり前にで きるようになって欲しい」「人を思いやる心や公共心が育ってほしい」「忍耐力や継続する力を身 に付けてほしい」等々。中には「失敗する勇気をもってほしい。そのためには、大人があまり指 示せず、我慢することも必要ではないか」とか「成功体験を積み上げることで自己肯定感を育 つ。そのことが個を確立することにつながるのではないか」などの声も出ました。また「府中か ら世界に飛び立ってほしい。そのためには、自信をもつ。異文化を認める。それは、『自他の敬 愛』につながるのではないか」という校訓に結びつく考えも出ました。 これらは、日ごろ子どもたちとともに過ごし、時に悩み、喜び、指導について語り合ってい る教員だからこそ出た数多くの意見でもあると思います。限られた時間ではありましたが、同じ 方向性で子どもたちを見ていく一つの機会として、大変中身の濃い有意義な時間を過ごすことが できました。 <主体的に学び、自分の考えをもつことで、個を確立させる> まとめとして「三中生に身に付けさせたい力」を、「主体的に学び、自分の考えをもち、個を 確立する力の育成」としました。「学習において、主体的に考え、自分の考えをもつ」「集団の中 で自分の力を存分に発揮し、自分自身を高めようとする」ことを目標に、今後も全生徒に指導し ていきたいと思います。 8月末の校内研修会では、このテーマに沿って模擬授業も行 い、2学期からの授業改善につなげる手立てとしました。 また、三中生の良さを伸ばす教育活動は、当然私たち教員だ けでなしうるものではありません。子どもを真ん中にして、保 護者・地域の皆様とともにこれからも深く連携してまいりたい と思います。 2学期もどうぞよろしくお願いいたします。 府中市立府中第三中学校 学校だより ≪第 5 号≫平成 30 年 9 月 25 日 ホームページ http://www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp/ 校長 高岡 麻美 183-0027 府中市本町 4-16 042-361-9303
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敬愛 三中生に身に付けさせたい力

校長 高岡 麻美

9月は、陰暦で長月とも言います。語源として、夜がだんだん長くなるから「夜長月」、雨が

多く降る時季だから「長雨月」等様々な説があるようです。1か月前の猛暑が嘘のように、秋の

訪れがひそやかにやってきました。

<校内研修会から>

7月末の校内研修会で、私たちは、「府中三中生に身に付けさせたい

力」について全教員で改めて考えてみました。三中生の良いところや課

題と考えられることを日ごろの子どもの様子や様々なデータから分析

し、学年や教科を越えて、活発に議論しました。

その結果、様々な意見が出ました。「当たり前のことを当たり前にで

きるようになって欲しい」「人を思いやる心や公共心が育ってほしい」「忍耐力や継続する力を身

に付けてほしい」等々。中には「失敗する勇気をもってほしい。そのためには、大人があまり指

示せず、我慢することも必要ではないか」とか「成功体験を積み上げることで自己肯定感を育

つ。そのことが個を確立することにつながるのではないか」などの声も出ました。また「府中か

ら世界に飛び立ってほしい。そのためには、自信をもつ。異文化を認める。それは、『自他の敬

愛』につながるのではないか」という校訓に結びつく考えも出ました。

これらは、日ごろ子どもたちとともに過ごし、時に悩み、喜び、指導について語り合ってい

る教員だからこそ出た数多くの意見でもあると思います。限られた時間ではありましたが、同じ

方向性で子どもたちを見ていく一つの機会として、大変中身の濃い有意義な時間を過ごすことが

できました。

<主体的に学び、自分の考えをもつことで、個を確立させる>

まとめとして「三中生に身に付けさせたい力」を、「主体的に学び、自分の考えをもち、個を

確立する力の育成」としました。「学習において、主体的に考え、自分の考えをもつ」「集団の中

で自分の力を存分に発揮し、自分自身を高めようとする」ことを目標に、今後も全生徒に指導し

ていきたいと思います。

8月末の校内研修会では、このテーマに沿って模擬授業も行

い、2学期からの授業改善につなげる手立てとしました。

また、三中生の良さを伸ばす教育活動は、当然私たち教員だ

けでなしうるものではありません。子どもを真ん中にして、保

護者・地域の皆様とともにこれからも深く連携してまいりたい

と思います。

2学期もどうぞよろしくお願いいたします。

府中市立府中第三中学校 学校だより ≪第 5 号≫平成 30 年 9 月 25 日

ホームページ http://www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp/

校長 高岡 麻美

〒183-0027 府中市本町 4-16

☎ 042-361-9303

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陶芸教室 7月30日実施

奥田 りいな教諭の指導の下、地域小

学校の親子33組が参加しました。三中

の美術室で製作し、約1時間半で、見事

な作品が出来上がりました。その後、素

焼き、上釉を塗った本焼きを窯で焼き上

げて完成。8月23日に参加者の手元へ

届きました。

水泳教室 7月30日、8月1、

2日の 3 日間のべ75

人が夏季水泳教室に参

加しました。また、3年伊藤琴羽さん

が、第58回全国中学校水泳競技大会

(女子 200mバタフライ)出場、全国

JOC ジュニアオリンピック夏季競技大

会女子 200mバタフライで第6位入賞し

ました。東京都中学校

選手権水泳競技大会で

も第4位入賞でした。

おめでとうございます。

部活動 がんばりました!

テニス部 8月16日

東京都ジュニアチャンピオンシップ

女子の部 A チーム 第3位

清水愛凜さん、竹内まゆかさん

渡邊優奈さん、飯嶋小夏さん

吹奏楽部 8月6日

第58回東京都中学校吹奏楽コンクール

銀賞

剣道部 8月20日

第38回第9ブロック中学校夏季

剣道研修大会 女子団体戦 第2位

教員の校内研修 先生たちも、子どもたちに負けない

ように、7月20日、23日、8月

28日の3日間、授業改善や特別支

援教育について研修をしました。

三中の

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親子早朝徒歩ラリー

7月 21 日(土)、青少年対策第三地区委員会主催で行われました。「さわやかな朝 風

の音を聞きながらあるきませんか」のお誘いに、三中生 43 名を含む 203 名が参加し

ました。三中校庭を出発,下河原緑道を通って多摩川土手、是政橋東グランドで、スイカ割

をし、さわやかな夏休みのスタートでした。

修学旅行 9月6日(木)~9月8日(土)

3年生は京都・奈良方面に修学旅行にいきました。

1日目は、京都をバスでクラス別行動でした。

A 組:平等院・二条城・北野天満宮

B 組:北野天満宮・金閣・龍安寺・天龍寺

C 組:伏見稲荷大社・平等院・北野天満宮

D 組:上林三ツ星園(抹茶体験)・平等院・北野天満宮

E 組:伏見稲荷大社・銀閣・金閣

F 組:伏見稲荷大社・万福寺・平等院

最後に、妙心寺に集合して、座禅体験をしました。

2日目は、京都を36班に分かれて班行動をしました。

夜は、宿舎の聖護院御殿荘で京漆器絵付け体験をしました。

3日目は、大仏のある奈良公園を班行動で見学しました。

帰りは新幹線で東京駅に着いた後、中央線・南武線を

乗り継いで、分倍河原で解散しました。

事後学習で、まとめの班新聞を作成します。京漆器の

絵付け体験の作品と新聞は学習発表会に展示します。

ホームページをリニューアルしました

ぜひともご覧ください。http://www.fuchu03c.fuchu-tokyo.ed.jp/

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「学問に王道なし」 主任教諭 池田貴子

「先生、勉強って何のためにするの?」と聞かれた経験は数え切れないくらいある。確かに

これは、学んでいる学生にとって永遠のテーマだと思う。「勉強のしかたがわからないんです。」

「英単語がなかなか覚えられないんです。」これもよく言われる。もちろん、かつて自分が中

学生だった頃にも同じように感じていた。 定期考査の度に、こうやってみよう、ああやって

みよう、と試行錯誤を重ね、 「この教科にはこの勉強のしかた」というのがだんだんと固ま

っていったように思う。しかし、いろいろやってみるけれど、勉強に行き詰まってしまった時

期もあった。

「どうやったら楽に勉強ができるようになるんでしょうか。」担任の先生に聞いてみた。返

ってきた言葉は一言、「学問に王道なし!」

これは古代ギリシャの数学者ユークリッドの言葉で、「学問には簡単に習得できる近道とい

うものはない。」という意味だそうだ。楽して勉強ができるようになろうとした自分が恥ずか

しくなった。要領よく学ぶことは大切だし、教科によっては、当然覚えておかなくてはいけな

いこともある。しかし、暗記に頼っていたツケは、「応用問題になると苦手」なところにしっ

かりと表れてしまっていた。簡単に覚えられたときほど、身についたつもりになっていただけ

で、真に理解したとは言えなかったのだと思う。

勉強でもスポーツでも楽器でも、急にできるようにはならない。「地道な努力」を重ねてこ

そ身につく。年齢を重ねても、この「学問に王道なし」という

言葉は真実だと感じている。

道 徳 の 窓

NO4

部活動表彰 おめでとうございます!

サッカー部 第42回府中市少年サッカー大会 中学生の部 優勝

テニス部 第61回府中市民体育大会 秋季大会 庭球競技

少年の部 中学生男子シングルス 澤井智紀くん 第3位


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