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大津緑洋高等学校 - ysn21.jp ·...

Date post: 24-Jul-2020
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大津キャンパス 水産キャンパス 日置キャンパス 大津緑洋高等学校 ~コミュニティ・スクールの取組~ 3キャンパスを持つ特色ある学校 ・大津高校(100年以上の歴史)、日置農業高校(100年以上の歴史)、 水産高校(70 年以上の歴史)を統合し、新たに平成 23 年 4 月大津緑洋高 校として開校 大津キャンパス(定員90名/1学年) 「普通科」 全員が進学 日置キャンパス(定員50名/1学年) 「農業に関する学科(生物生産科、生活科学科)」 60%が進学、40%が就職 水産キャンパス(定員50名/1学年) 「水産に関する学科(海洋技術科、海洋科学科)」 50%が進学、50%が就職 10km 2km
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Page 1: 大津緑洋高等学校 - ysn21.jp · 長門市役所と連携し、長門を訪れた外国の皆さんと高校生との交流を通して、 日本そして長門の良さを伝えたい。そして、その「輪」を大きく世界に広げ、

大津キャンパス 水産キャンパス 日置キャンパス

大津緑洋高等学校 ~コミュニティ・スクールの取組~

◆3キャンパスを持つ特色ある学校

・大津高校(100年以上の歴史)、日置農業高校(100年以上の歴史)、

水産高校(70年以上の歴史)を統合し、新たに平成 23年 4月大津緑洋高

校として開校

◇ 大津キャンパス(定員90名/1学年)

「普通科」

→ 全員が進学

◇ 日置キャンパス(定員50名/1学年)

「農業に関する学科(生物生産科、生活科学科)」

→ 60%が進学、40%が就職

◇ 水産キャンパス(定員50名/1学年)

「水産に関する学科(海洋技術科、海洋科学科)」

→ 50%が進学、50%が就職

10km 2km

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漁業後継者育成の取組の中で、山口県漁業協同組合宇部

岬支店と連携し、アサリ等の天敵であるナルトビエイ駆

除活動を行っており、エイの小型化やアサリ資源の増加

などの成果が出ています。また、宇部岬支店女性部と協

力して6次産業化に取り組み、廃棄していたエイを原料

にした商品「エイヒレジャーキー」を開発しました。

「ナルトビエイの駆除と6次産業化」 「アワビ稚貝の放流と育成場の整備」

平成27年度から山口県漁業協同組合黄波戸支店、長門市

商工水産課と連携したアワビの放流と育成場整備の活動

に取り組んでいます。アワビの稚貝生産やアワビ標識取付

け作業に協力しました。また、定期的に環境や育成状況の

観察、藻場造成に協力し、放流したアワビの歩留まり向上

に努めています。

長門市は「第2次ながと成長戦略行動計画」(平成30年3月)の下、特色ある農水産物の供給及び高付加価値化を推進しており、水産校舎では県水産振興課や県漁協等と連携し、地域水産業に貢献する水産教育に取り組んでいます。

日置校舎では、「長門市まち・ひと・しごと創生総合戦略」にある農業戦略の内容を地域農業

の課題と捉え、農業団体や生産部会、関係機関等からなる「学校・地域連携協議会」と連携

して伝統野菜の栽培と販売促進や加工、商品開発に取り組んでいます。

「白オクラを全国に広めよう」

長門の伝統野菜白オクラについて、純系統の白オクラ苗を

農家に提供したり、収穫した白オクラの販売促進活動を白

オクラ協議会と連携して行っています。県内のみならず、

広島市でも普及・販売促進活動を行っています。

「長門ゆずきち 地域振興に生かせ」

長門ゆずきちツアーを企画。地元の小学生とその保護者

を対象に収穫・調理・試食を行うイベントを長門ゆずき

ち部会と連携して行っています。毎年たくさんの親子に

参加していただいています。

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地域に贈ろう「ありがとう」、地域からの「ありがとう」

コンテナを使ったイベント「長門市駅コン」の開催にあたりJR長門市駅のコンテナに、美術部の生徒達が「長門にまつわるモノ・ヒト・文化など」の絵を描きました。

地域の各種イベントにボランティアスタッフで協力、地域活動を盛り上げています。

地域のお祭りで、「お魚つかみ取り体験」のサポートをするなど、学校から地域に出て活動しています。

生徒会役員と有志で毎月1回、学校から長門古市駅と駅舎の清掃活動を行っています。

長門市で開催された「向津具ダブルマラソン大会」にボランティアスタッフとして参加しています。

日本財団主催の「海と日本プロジェクト」において、高校生と小学生が長門の海の素晴らしさを一緒に考え、郷土の海産物を利用した新商品のネーミングに取り組みました。

地域貢献を行うことで、地域の人々から学校への信頼を高め、さらに生徒自身が地域社会へ関心を持ち、社会貢

献への意識を培う機会とする。地域貢献・学校支援を という言葉に込めて・・・

(H28チャレンジ目標)

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和・輪・WA!~地域とつながる3つの“わ”~(H29チャレンジ目標) 考動力 ~We Change 大津緑洋 ~ (H30チャレンジ目標)

地域の活性化に貢献したい! 高校生のアイデアを生かし、地元特産品を利用した新商品を開発することで、地域の活性化に役立ちたい!そんな思いから地元企業とのコラボレーションにより、新商品の開発がはじまりました。

(H29.10.27 山口新聞)

企業の方からアドバイスを受けながら、新商品の試作を繰り返しました。

新商品開発に向け、高校生のアイデアを出し合いました。

地元企業との連携

2年間の試行錯誤の結果、新商品(「ちくまる」「ケークサレ」)の開発、試作販売につなげました。

これらの取組は、地域の活性化に役立つだけでなく、生きたキャリア教育の場として、生徒の進路意識の向上につながりました。

郷土長門の良さをもっと世界に発信したい! 長門市役所と連携し、長門を訪れた外国の皆さんと高校生との交流を通して、日本そして長門の良さを伝えたい。そして、その「輪」を大きく世界に広げ、地域の活性化につなげたい。そんな思いで生徒達は活動しています。

自治体との連携

高校生と一緒に「折り紙」にも挑戦してもらいました。

(H30.7.25 山口新聞)

2018年長門市が「ラグビーワールドカップ 2019」の公認

チームキャンプ地に内定されました。その関係から、昨年、長門市に結成された7人制女子ラグビーチーム「ながとブルーエンジェルズ」の皆さん、そして、「女子ラグビーシンガポール代表チーム」の皆さんをお招きし、国際的な交流会を開催しました。

生徒のアイデアで「流しソーメン」のおもてなし。大いに盛り上がりました。

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地域に贈ろう「ありがとう」、地域からの「ありがとう」

「みすゞ燦参 sun2016 学生と作る!金子みすゞが育ったふるさとのまちづくり」へ参加しています。(詩の朗読)

地域の各種イベントにボランティアスタッフで協力、地域活動を盛り上げています。

長門市教育委員会主催のサイエンスフェスティバルに参加し、小学生が楽しめるコーナーを作っています。

生徒会役員と有志で毎月1回、学校から長門古市駅と駅舎の清掃活動を行っています。

毎年、サイクルスクールリーダーとして任命をうけ、自転車安全運転の活動に協力しています。

「ダメ。ゼッタイ。国際麻薬乱用撲滅ヤングキャンペーン」で募金活動を行っています。

地域貢献活動を行うことで地域の人々からの学校への信頼を高め、さらに生徒自身が地域社会への関心を持

ち、社会貢献への意識を培う機会とする。地域貢献・学校支援を という言葉に込めて・・・

平成28年度 大津緑洋高等学校チャレンジ目標

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【長門病院】患者さんの命を預かる仕事の責任感。実習とはいえ真剣に!まずはしっかり手の消毒から。

【岩本牧場】やっぱり、牛は可愛い。将来は牧場経営を目指します。

【仙崎海上保安部】沿岸海域の巡視艇「さざんか」です。 保安官と仕事をしていると自然と背筋が伸びます。

【JA長門大津】今年も美味しいお米が食べられます。 今年の作況指数は100。

【フジミツ(株)】企業の食品衛生管理は徹底しています。商品の包装作業も丁寧に行います。

【長門消防署】仕事に対する責任感や厳しさ、そしてやりがいを学びました。

毎年、各校舎の生徒達が地域の事業所や公共機関においてインターンシップを実施しています。地域の皆さんには、忙しい中でもいつも快く受け入れていただき生徒達に素晴らしい学習の場を提供していただいています。

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①長門みらい会議への参加 市民が抱く未来のまちづくりへの熱い想いを語り合う場に大津・日置・水産から生徒会役員2名ずつが参加しました。生徒達の心に「地域の活性化に役立つ何かが出来ないか」という思いが大きく芽生えてきました。

②生徒総会での話し合い 長門みらい会議を受け、生徒達は長門の魅力を発見し、広く情報発信するために、「長門が世界に誇ることができるイベント案」について意見交換をおこないました。その中には地元特産品を利用した商品開発のアイデアもありました。

そんな中で

企業と連携した商品開発の話が持ち上がった!

(H28.10.23 山口新聞)

企業の方からアドバイスを受けながら新商品の試作を

企業の方に指導を受けながら、高校生のアイデアを出し合う。3キャンパスの連携も強化。

活動の成果を全校生徒に発表し、企業に対して開発商品のプレゼンを実施

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日置校舎では、「長門市まち・ひと・しごと創生総合戦略」にある農業戦略の内容を地域農業

の課題と捉え、農業団体や生産部会、関係機関等からなる「学校・地域連携協議会」と連携

して伝統野菜の栽培と販売促進や加工、商品開発に取り組んでいます。

「長門ゆずきち 地域振興に生かせ」

長門ゆずきちツアーを企画。地元の小学生とその保護者

を対象に収穫・調理・試食を行うイベントを長門ゆずき

ち部会と連携し行っています。今年もたくさんの親子に

参加していただきました。

「白オクラを全国に広めよう」

長門の伝統野菜白オクラについて、純系統の白オクラ苗を

農家に提供したり、収穫した白オクラの販売促進活動を白

オクラ協議会と連携し行っています。今年度は、山口市、

防府市、広島市で販売促進活動を行いました。

山口県漁業協同組合宇部岬支店と連携し、漁業後継者育成とナルトビエイ駆除活動に取り組んでいます。宇部岬支店女性部と協力して6次産業化に取り組み、廃棄処分していたエイを原料にした商品を開発しました。 【山口県水産加工展】 平成 22年度「エイ竜田揚げ」山口県漁業協同組合長賞 平成 26 年度「エイヒレジャーキー」山口県水産加工連合会長賞

「ナルトビエイの駆除と6次産業化」 「アワビ稚貝の放流と育成場の整備」 平成 27年度から山口県漁業協同組合黄波戸支店、長門市商工水産課と連携したアワビの放流と育成場整備の活動に取り組んでいます。アワビの稚貝生産やアワビ標識取付け作業、放流作業に参加、協力しました。また、定期的に環境や育成状況の観察、タコやヒトデなどの外敵駆除を行い、放流したアワビの歩留まり向上に努めています。

長門市は、地域の再生・活性化を目的に平成25年度に「ながと成長戦略行動計画」を策定し、水産業では「水産資源の増殖と管理」、「高付加価値型商品の開発」、「漁業の6次産業化」等の推進をあげています。 水産校舎では企業や団体、関係機関と連携し、地域水産業の活性化に貢献する水産教育に取り組んでい

ます。


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