各機能の説明~3Dバーチャルセキュリティドア~

取 扱 説 明 書Ver. AGS180329

機能概要

任意の範囲内またはラインをオブジェクトが超え、オブジェクトが認証に失敗するとイベントを発生する機能です。認証方法として、『顔認証』または『ICカード認証』を使用します。

本マニュアルの概要

この操作マニュアルは、 3D/2D画像解析システム「Argos Saviour」の3Dバーチャルセキュリティドア機能についての操作方法を記載したものです。

はじめに

目 次

1

1. 設定画面の開き方 …………………………………………………………………………… P2

2. 設定画面の説明 ……………………………………………………………………………… P3

3. 検知ラインと認証エリアの設定 …………………………………………………………… P4

4. 検知エリアと認証エリアの単体削除 ……………………………………………………… P6

5. 検知ラインと認証エリアの全削除 ………………………………………………………… P7

6. 警告音の設定 ………………………………………………………………………………… P8

7. スケジュールの設定 ………………………………………………………………………… P9

8. 検知モードの設定 ………………………………………………………………………… P10

9. アクセス時間の設定 ………………………………………………………………………… P11

10.イベント時間の設定 ………………………………………………………………………… P12

11.検知ラインと認証エリア表示の設定 ……………………………………………………… P13

12.追跡ブロック表示の設定 …………………………………………………………………… P14

13.身⾧表示 ……………………………………………………………………………………… P15

14.身⾧の設定 …………………………………………………………………………………… P16

15.検知ラインの設定 …………………………………………………………………………… P17

16.Uターン許可の設定 ………………………………………………………………………… P18

17.設定の保存 …………………………………………………………………………………… P19

対象となるカメラのライブ映像を選択し設定ボタン をクリックします。

2

4 設定画面の開き方１1

2 機能設定画面より「３Dバーチャルセキュリティドア」にチェックをいれ、設定ボタンをクリックします。

3

２

①

④

① ライブ映像 選択したカメラのライブ映像を表示します。

② 表示項目設定 検知ライン表示、追跡ブロック表示、身⾧表示を設定します。

③ ラインと認証エリア編集

ラインを描画します。

認証エリアを描画します。

選択したラインを削除します。

ラインと認識範囲を全て削除します。

④ 警告音設定 イベント検知時の警告音を設定します。

⑤ スケジュール設定 検知のスケジュールを設定します。

⑥ 検知モード設定 検知モードを選択します。

⑦ アクセス時間設定 認証後の認証状態有効時間を設定します。

⑧ イベント時間設定 イベント発生後、次のイベント発生可能状態に戻るまでの時間です。

⑨ 身⾧の補正 表示されている身⾧の値を補正します。

⑩ 検知ラインの設定 検知ラインの有効無効を設定します。

⑪ Uターン許可の設定 Uターンを行ったときのアラームの有無を設定します。

⑫ 設定登録 設定を保存し、メイン画面に戻ります。

⑬ 設定キャンセル 設定を取り消し、メイン画面に戻ります。

設定画面の説明③

⑥⑦⑧

⑨

⑫ ⑬

②

⑤

⑪⑩

ライン描画ボタンの色が に変わりラインが引ける状態になります。

ラインを描画 します。ライン描画ボタンをクリックします。

4

4 検知ラインと認証エリアの設定３1

2

検知ラインが設定されました3 マウスの左ボタンを押したまま移動してラインを引きます。マウスの左ボタンを離すことでラインが確定されます。一本目が退室チェックライン、二本目が入室チェックラインになります。

※ラインを引くとき、始点と終点の高さを必ず一致させてください。

認証エリア描画ボタンの色が に変わり、認証エリアが描画できる状態になります。

認証エリアを描画します。認証エリア描画ボタン をクリックします。

5

44

5

認証エリアが設定されました

6 マウスの左ボタンを押したまま移動して□を描画します。マウスの左ボタンを離すことで認証エリアが確定されます。

検知ラインと認証エリアの設定

削除する検知ラインまたは認証エリアを選択します。選択中のラインは黄色く表示されます。

6

4 検知ラインと認証エリアの単体削除41

2 ライン削除ボタンをクリックすると選択中の検知ラインまたは認証エリアを削除します。

全削除ボタン をクリックすると検知ラインと認証エリアを全て削除します。

7

4 検知ラインと認証エリアの全削除51

2 検知ラインと認証エリアが全て削除されました。

イベント検知時の警告音を選択します。警告音は入室チェック、退室チェックのそれぞれに設定することが出来ます。

8

4 警告音の設定6

1

検知のスケジュールをプルダウンメニューより選択します。複数選択した場合、OR条件となります。ただし、スケジュールの検知有効と無効条件が重複した場合、有効条件を優先します。

9

4 スケジュールの設定7

1

※スケジュールの追加方法については、別紙「ArgosSaviour_詳細設定」を参照してください。

検知モードのプルダウンメニューより、下記表を参考に検知モードを選択してください。

10

4 検知モードの設定

1

8

① 伴連れ検知あり 共連れを禁止するモードです。認証者のみ検知ラインを通過できます。

② 伴連れ検知なし一度認証すると、一定時間検知機能を解除できるモードです。アクセス時間に設定した秒数だけ解除されます。解除中は認証者以外も検知ラインを通過できます。

認証後に認証状態を維持する時間を1～300秒以内で指定してください。検知ラインを越えずに設定時間が過ぎると、再度認証が必要となります。

11

4 アクセス時間の設定

1

9

イベント発生後に、再度検知可能状態に戻す時間を1～60秒以内で指定してください。

イベント時間を⾧くすると未認証者が複数侵入した場合に、イベントが人数分より少なくなる可能性があります。

12

4 イベント時間の設定

1

10

表示項目設定のメニューより検知ライン表示の項目にチェックを入れます。

13

4 検知ラインと認証エリア表示の設定

1

2 チェックありにするとライブ映像に検知ラインと認証エリアを表示します。チェックなしにすると非表示にします。

チェックあり

チェックなし

11

表示項目設定のボタンをクリックしメニューを表示し、追跡ブロック表示の項目にチェックを入れます。

14

4 追跡ブロック表示の設定

1

2 チェックありにすると画面に追跡ブロックを表示します。チェックなしにすると追跡ブロックを非表示にします。

チェックあり

チェックなし

12

表示項目設定のメニューより身⾧表示の項目にチェックを入れます。

15

4 身⾧表示の設定

1

2 チェックありにすると画面に身⾧を表示します。チェックなしにすると身⾧を非表示にします。

チェックあり

チェックなし

13

170

身⾧表示に誤差がある場合は、身⾧補正を行います。一度に-20～+20の範囲にて補正を行うことができます。

±20を超えて補正を行う場合は、複数回に分けて値を調整する必要があります。

16

4 身⾧の補正

1

14

プルダウンリストで選んだラインが有効になります。両方ラインを選択した場合は、両方のラインが有効になります。

17

4 検知ラインの設定

1

15

退室チェックライン

両方ライン 入室チェックライン

Uターン許可をNoに設定した場合、それぞれのラインを越えてUターンした際にアラームを発報します。Yesに設定した場合はUターンによる発報はありません。

18

4 Uターン許可の設定

1

16

No

発報

発報

19

4 設定の保存17設定登録ボタン を押すと、設定を保存します。

1

2 リターンアイコンまたは設定ボタン をクリックします。

3 イベント録画再生とイベント履歴の画面に戻ります。