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Interop Tokyo 2014ほか5展示会きょう開幕千葉・幕張メッセ...

Date post: 10-Sep-2020
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井  委員 大学 学学 次世代ネットワークをみることができる形にする ネットワークオペレーションセンター のオープンステージでは 聴講料無料のセミナーが開催される Interop Tokyo 2014ほか5 きょう メッセ 沿【広告特集】 2014年 平成26年 6月11日 水曜日
Transcript

村井 純実行委員長慶應義塾大学環境情報学部学部長・教授

新しい社会を創造する場に

 Interop Toky

oは昨年、記念すべき開催

回という節目を迎えました。

また、ことしはティム・バー

ナーズ

リー氏がWorld

 Wide Webを考案し

てから

周年という年でもあ

ります。このような歴史的節

目を経て、私たちはあらたな

年、

年先を見据えた「新

しいインターネット」「新し

いテクノロジー」「新しい市

場」に関する議論を継続して

いく必要があります。

 本イベントは、インターネ

ットとデジタルメディアの

専門イベントとして、Int

eropの名前の由来通り

「Interoperabi

lity

相互運用性

」を

テーマに、最先端の機器、技

術、サービスが一堂に集ま

り、その具体的なビジョンと

出会えるイベントとして開催

されてきました。この一貫し

た取り組みを通して、専門

家、ジャーナリスト、そして

一般のユーザーに長く愛さ

れ、日本のインターネットの

発展とともに歩んできまし

た。このInteropの歴

史の中で、インターネットと

デジタルメディアのInte

roperabilityに

関する技術的な課題を関係者

で力を合わせて解決し、その

成果をお見せしてきました。

しかし、この分野の技術は日

進月歩で発展し、成長しま

す。

 昨今のスマートデバイスや

IoT

Internet 

of Things

の普及

に伴ってインターネットと人

々の距離感が数年前とは全く

違ったものになりました。そ

れに伴ってインターネットが

担う責任、期待される役割も

変わってきております。また

2020年までには500億

デバイスがインターネットに

つながるという予測も出てい

る中、私たちは社会基盤とし

てのインターネットの進化す

べき姿を考え続けていかねば

なりません。そして同じく2

020年には東京オリンピッ

クの開催も決定し、わが国の

インターネットは国際社会か

ら未だかつてない期待がかか

ります。Interopは、

このような新しい課題に挑戦

し続け、参加者とともに新し

い社会を創造する場であり続

けることでしょう。

 Interop Toky

oの場が「今」の挑戦への成

果を披露することに加えて次

の時代を見据えたカタチビジ

ョンを議論する場、体験でき

る場となり、そして参加者す

べてのあらたな扉を開く場に

なることを楽しみにしていま

す。

 「Interop Tokyo 2014」ほか全5展示会がきょうから

日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催される。主催はInterop

 Tokyo 2014実行委員会。同時開催は「IMC

Interop

 Media Convergence

 TOKYO 2014」「デジ

タルサイネージジャパン

DSJ

2014」「ロケーションビジネスジャ

パン

LBJ

2014」「アプリジャパン

APPS JAPAN

20

14」の4展示会。開場時間は初日のきょうが

時半から

時まで

あす

時から

時まで。最終日

日は

時から

時まで

。入場料はウェブか

らの事前登録者は無料。当日券は5000円。

次世代ネットワークをみることができる形にする年のネットワークオペレーションセンター

 のオープンステージでは聴講料無料のセミナーが開催される

インターネット・デジタルメディア回目迎えた専門展

Interop Tokyo 2014ほか5展示会きょう開幕千葉・幕張メッセで日まで

技術・市場見直し主催者企画ShowNet

「APPS」初開催同時開催4展示会

 Interop Tok

yoはインターネットとデ

ジタルメディアの専門展で

ある。タイトルのInte

ropは「Interop

erability

相互

運用性

」ということばが

由来。

回目となる今回の

INTEROP TOKY

Oのキャッチフレーズは

「To the Next

 Connected W

orld」である。

 クラウドコンピューティ

ングやモバイルコンピュー

ティング、ワイヤレスシス

テム、データセンター、多

機能携帯電話

スマートフ

ォン

、携帯情報端末

ブレット端末

など、ビジ

ネス、生活、社会を進化さ

せる最新のハードウエア、

ソフトウエア、技術、ソリ

ューションが一堂に会す。

 主催者側が注力テーマと

して掲げているのは「クラ

ウドコンピューティング」

「ワークスタイル変革」

「スマートデバイス対応」

「無線LAN」「セキュリ

ティリスク管理」「IoT

/M2M」「仮想化」「次

世代データセンター」「S

DI/NFV」。来場者は

パビリオンと展示会場内セ

ミナーでこうした分野の最

新情報を知ることができ

る。

 中でも今回、特に注目し

たいのは「SDI」。ソフ

トウエアによる制御で実現

する次世代ITインフラで

ある。好評だった

年の

「OpenFlow Sh

owCase」、

年の

「SDN ShowCas

e」の流れから、今年は次

世代クラウド構築のための

技術、ソリューションを紹

介するのためのデモンスト

レーション「SDI Sh

owCase」が展開され

る。出展各社による共同ラ

イブデモンストレーショ

ン、オープンステージでの

セミナー、展示コーナーで

紹介するというものだ。

 幕張メッセイベント会場

に構築されるライブネット

ワークの総称で、会場内ネ

ットワーク相互接続による

巨大なデモンストレーショ

ンを行うのが主催者企画の

「ShowNet」。第1

回開催から続くこのデモン

ストレーションはテーマに

沿ってデザインされ、産学

界から最先端技術・製品を

持つ企業が参加。さまざま

な機器・サービスを相互に

接続して構築される。実際

に動いている形で近未来の

サービスアーキテクチャー

を見ることができる、ネッ

トワーク機器・技術におけ

る世界最大規模のデモンス

トレーションだ。

 

年はInteropの

回開催、そして今年は英

国の計算機学者であるティ

ム・バーナーズ

リー氏が

インターネット上で提供さ

れるハイパーテキストシス

テム、World Wid

e Web

WWW

を考

案して

年だ。実行委員長

の村井純氏はIntero

pの開幕に際したあいさつ

の中で、インターネット技

術の節目となっているこの

タイミングは我々がインタ

ーネット関連技術、市場な

どについての将来を見直す

時期にあると語っている。

 ShowNetの参加者

も同様に考えているよう

だ。これから

年後の技術

課題を見据え、まず3年間

で ShowNetの解体、

再構築に挑戦していくとい

う。そういった背景から、

ShowNet のテーマ

は今後3年、

 

 を続けることにな

った。

 今年はそれに加えて

 

 

  を掲げる。

年後の

インターネット構築に向け

たフェーズ1として、「壊

れないタフなネットワーク

の作り方」「フレキシブ

ル、ソフトウエア化に向か

うエッジテクノロジー」

「未来のアプリケーション

のための対応準備」という

視点でメッセージを発信す

る。具体的にはケーブルや

配線、空調・冷却といった

ファシリティー関連の課題

解決策から、仮想化、クラ

ウド間の接続などに取り組

むという。

 Interopと同時開

催されるのが「IMC T

okyo 2014」「D

SJ2014」「LBJ2

014」と「APPS J

APAN 2014

アプ

リジャパン

」の4展示

会。

 「IMC Tokyo」

は放送映像関係者や通信関

連事業者を対象とした展示

会。同展ではメディアコン

テンツビジネスの最新動向

を知ることができる。今年

のキャッチフレーズは「未

来のテレビはこうなる

!」。主催者企画では「ブ

ロードキャスターズイノベ

ーション」でダブルスクリ

ーン視聴、ソーシャルメデ

ィアとの連携、スマートテ

レビへの対応など、最新の

放送サービスや技術的な取

り組みを展示、紹介する。

全国

局の放送局が実証実

験に参加している放送局横

断型セカンドスクリーン連

携システムなどの紹介も行

われる。

 一方、店頭や街頭で販売

促進活動や広告を展開でき

るデジタルデバイス「デジ

タルサイネージ」に特化し

た専門展が「DSJ」。デ

ィスプレーからサイネージ

システム、そしてコンテン

ツ関連までの最新技術・製

品・サービスが紹介され

る。同展の今年のキャッチ

フレーズは「デジタルサイ

ネージ 2020年に向け

ての新たな挑戦」。

 「LBJ2014」は人

やモノの位置、空間、地図

などの情報を利用するロケ

ーションビジネスがテー

マ。スマートフォンやタブ

レット端末には位置センサ

ーや全地球測位システム

GPS

が搭載されてお

り、地図情報などと組み合

わせて利用されるようにな

ってきた。こうした背景か

ら、ロケーションビジネス

はこれから一層、進化して

いく。同展では位置、空

間、地図などの情報を生活

や社会に生かしていくため

の最新技術・サービス・製

品が紹介される。

 また、今回から開催され

るのが「APPS JAP

AN 2014」。スマー

トフォンやタブレット端末

携帯型情報端末

で利用

が拡大しているアプリ。そ

の多彩なアプリの世界を体

感することができるとい

う。

 「Interop To

kyo」など全5展示会で

はセミナー、コンファレン

スが充実している。事前申

し込みで満席になっている

講演もあるので、注意が必

要。詳細、内容の確認、ス

ケジュールなどは同展のウ

エブサイト

へ。

( ) 【広告特集】 2014年 平成26年 6月11日 水曜日   

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