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PART 4 奥津軽の魅力発信PART 1 PART 2 PART 3 PART 4...

Date post: 11-Mar-2020
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奥津軽の魅力発信 「 で る・そ ー れ 」チ ー ム PART 4 木 村 友 美 工 藤 友里佳 古 川 真 透 塩 見   司 平 良 美 久 沼 田 真 希
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奥津軽の魅力発信「でる・そーれ」チーム

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木 村 友 美

工 藤 友里佳

古 川 真 透

塩 見   司

平 良 美 久

沼 田 真 希

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  目 次

1 .グループのテーマ2.連携した企業の概要3.取り組み内容と経過(プラン作成まで)4.考案した商品5.考案した実施状況、実施結果6.作成したプランの改善点、課題点。7.まとめ8.感想

1 .グループのテーマ

五所川原市は郊外に大型商業施設が建設され、客足がそちらへ集中している。かつての中心商店街であった五所川原駅前は閑散としている。一方で五所川原市では、観光資源にもなっている「津軽鉄道」の始発駅である五所川原駅前の活性化が求められている。そのため、五所川原駅周辺ではさまざまな取り組みがなされている。そのような取り組みは津軽鉄道だけでなく、さまざまな組織や人々によって試みられている。そのような中で、今回私達は津軽鉄道社屋の一階にあるコミュニティカフェ「でる・そーれ」(以下「でる・そーれ」と称す)と連携することになった。「でる・そーれ」に「五所川原駅周辺に若者が集まる地域にしたい」「地域づくりに若者の自由な発想とアイデアを取り入れたい」という思いがあった。そこで私達は、いろいろな職業や人と出会い、学校で得た知識を生かして奥津軽の魅力発信を目的とし、活動することとした。

2 .連携した企業の概要

「でる・そーれ」は、2008年度の青森県の「絆で結ぶ地域がつながる支援事業」をきっかけに誕生した “つながる絆パーティ” のなかの五所川原駅前販売プロジェクトチームから生まれたコミュニティ・カフェである。この「でる・そーれ」の目的は、生産者と消費者をつなぎ「食」を通した地域交流にある。津軽鉄道サポーターズクラブが津軽鉄道株式会社より借り受けた地域交流施設「サン・じゃらっと」内に併設されている。地域の食材を生かして商品開発された「津鉄汁」や、ストーブ列車でおなじみの石炭をイメージし津軽鉄道と共同開発された「ストーブ列車石炭クッキー」が代表的な商品である。「でる・そーれ」は地域のヒト・モノ・コトをつないで、温かくて、明るくて、おいしい!をコンセプトに、地域住民に愛されて観光客も奥津軽を身近に感じられる場所を目指している。

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奥津軽の情報発信

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3 .取り組み内容と経過(プラン作成まで)

以下、プラン作成までのプロセスをそれぞれのプラン別に時系列にそってまとめた。

5 月初めて「でる・そーれ」を訪問した。「でる・そーれ」の方々との自己紹介からはじまり、今

後の展開などについて話をした。「でる・そーれ」の方々の「好きなことをやりなさい」という話もとに、後日大学にて、今後の取り組みについて話しあった。以下がその内容である。 ・看板の出す場所の改善 ・カフェテラスにする計画 ・駅前にいる高校生などをターゲットに取り込む ・石炭クッキーのパッケージの改善 ・干し餅を加工した食品・メニュー(干し餅チップス、干し餅の五目あんかけ) ・奥津軽からおすそわけの新バージョンの考案 ・ジャンクフードの考案(スタミナ源たれ唐揚げ、山賊焼き) など。

自分たちの興味のあるものと「でる・そーれ」の希望がマッチしたものという基準で話合った結果、以下の 3つのプロジェクトに分け、プランを進めることになった。 ・プロジェクト①  青森りんごを売ろう「奥津軽からおすそわけ」の販売 ・プロジェクト②  石炭クッキー売上倍増計画 ・プロジェクト③  ジャンクフードを作ってみよう順に時系列に沿ってみていこう。

・プロジェクト①  青森りんごを売ろう「奥津軽からおすそわけ」の販売6月~ 7月プロジェクト①では、既存の商品である「奥津軽からおすそわけ」の新バージョンを考案した。それは、「『奥津軽からおすそわけ』の中身であるりんごを 4~ 5種類にしたもの」と「奥津軽のお食事をモチーフにしたもの」の 2種類が考案した。その結果、「青森の大きな魅力であるリンゴをまず売ろう」となり、前者を採用した。6月~ 7月の取り組みとしては、りんごには早生種、中生種、晩生種などの種類があり、そ

れぞれ採れる時期が違うため、「奥津軽からおすそわけ」の木箱の中に入れることの出来るりんごを探した。その中で、りんご農家の田澤氏のもとを訪れ、りんごの品種別の収穫時期、味や見た目の特徴、賞味期限を聞くなど話を伺った。そして発送を予定している11月下旬~12月中旬に味の最盛をむかえるりんごと懐かしいりんごである「印度」を箱に詰めることに決定した。また、五所川原で最も観光客の多い、立倭武多の期間に販売・プロモーションをすることを決め、そのための注文書やチラシを作成した。

8 月~ 9月8 月 4 日の立佞武多祭りの日に、観光客をメインにチラシ配り、商品の説明を行いながら予

約販売を行った。この時点で 5件だけだが、注文を受けることができた。また、この商品はり

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んごが収穫期になってからの発送になるので、それまでタイムラグを埋めるための手紙を 1ヶ月に 1度送ることも決定した。9月に入ると、りんご農家の田澤氏のお宅で、「奥津軽からおすそわけ」の木箱に焼印を押す

作業をした。田澤氏や「でる・そーれ」の方たちと一緒に100箱ほど押した(写真 1)。また 9月の半ばになると、「でる・そーれ」の方々と、東京の「リーダーズサロンなみへい」に行き、「都市と地方の交流~若者から青森の情報発信~」というテーマのもとで「嶽きみ」や「立佞武多」など津軽の味覚や文化など様々な情報の発信や、商品販売を行った(写真 2)。

写真 1 木箱に焼印を押す作業

写真 2 「都市と地方の交流~若者から青森の情報発信~」の様子

10月~11月りんごを注文した顧客に、月 1回送る手書きの手紙の製作・送付した。11月には、再び田澤氏の農園を訪れ、りんごの成長を写真に収め、手紙とともに送付した(完成品 写真 3)。

写真 3 奥津軽からおすそわけ完成品

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12月 プロジェクト①は、商品の発送をもって終了した。

・プロジェクト②  石炭クッキー売上倍増計画6月~ 7月プロジェクト②では、目的として石炭クッキーの売上向上を掲げた。そのために、ねぷた村や立倭武多の館等で売られている石炭クッキーの陳列方法の改善案、パッケージの改善案、「でる・そーれ」の紙袋の作成、また、弘前大学で学生を対象にアンケート調査も行った。

8 月~ 9月「小林紙工」の事務所、工場を訪問した。(写真 4)。そして、クッキーのパッケージの相談や、コストのお話を聞き、大量のカタログを借りた。また、「でる・そーれ」と話合い、パッケージの変更よりも商品を入れるショップバッグをつくり、商品を買ってくださった方に「でる・そーれ」と石炭クッキーのロゴを載せた袋を持ってもらうことで、PR出来ると考え、紙袋を製作することを決定する。

写真 4 小林紙工での相談の様子

10月~11月プロジェクト②では、紙袋の試作品を自分達で作り、また、それを元に「小林紙工」で 3種類のサンプルを製作していただいた。最終的には写真 5のような紙袋に決定した。

写真 5 出来上がった紙袋のサンプル

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12月紙袋を弘前大学フォーラム「地域とともに育み大学生の就業力」までに1000枚を製作し終了した。

・プロジェクト③  ジャンクフードを作ってみよう6月~ 7月プロジェクト③では、干し餅の五目あんかけ(写真 6)、スタミナ源たれ唐揚げを実際にメンバー宅で試作・試食した。その後、「でる・そーれ」での試食会を経て11月 3 日の「青森県男女共同参画センターオープンカレッジinつがる市」での、無料試食会、アンケートの実施の予定をたてた。

写真 6 干し餅の五目あんかけの試作品

8 月~11月プロジェクト③では、11月 3 日の「オープンカレッジinつがる市」で無料試食会を行うためのパネル、アンケート用紙の製作、食材・調味料の発注、仕込みを行った。当日は悪天候もあり、来場者数は少なかったものの、来てくださった方には干し餅の五目あんかけを味わってもらった(写真 7)。アンケート調査も行った。また、11月 3 日の夕方からは 9月にお世話になった「リーダーズサロンなみへい」オーナー川野真理子氏の講座を受け、翌日にはNPO推進青森会議の主催する「コミュニティビジネスフォーラムin弘前」にパネリストとして参加した(写真 8)。

写真 8コミュニティビジネスフォーラムin弘前

写真 7「青森県男女共同参画センターオープンカレッジinつがる市」での試食会の様子

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12月 プロジェクト③は、アンケートの集計とともに終了。

4 .考案した商品

私達は、「青森りんごを売ろう『奥津軽からおすそわけ』の販売」「石炭クッキー売上倍増計画」「ジャンクフードを作ってみよう」という、3つのプロジェクトを立ち上げた。以下では、プロジェクトごとに考案した商品概要を述べていく。

(1)青森りんごを売ろう「奥津軽からおすそわけ」の販売このプロジェクトでは、大きく 3つのことに取り組んだ。新バージョンの提案、予約販売、予約者への対応である。それぞれ見ていく。

①「奥津軽からおすそわけ」の新バージョンを提案「でる・そーれ」では、「奥津軽からおすそわけ」という商品を販売している。これは「ふじ」という品種のリンゴ 5個がセットになったものであるが、私達は「こだわりあるリンゴを 1種だけではもったいない」「違うリンゴもおいしいと知るきっかけを作りたい」と感じた。そして、新バージョンを作ればいいのではないかと考えた。 5種のリンゴを 1箱に詰めるものである。詰める品種を決めるために、「ふじ」と収穫期が近い品種をリンゴ農家の方に尋ねた。その結果、「王林」「ジョナゴールド」「金星」「印度(生産量が少ないため、20個限定)」を詰めることを提案した。

②予約販売青森県に住む人は、知り合いの農家から青森県産のリンゴをもらう機会が多いため、青森県産のリンゴにそれほど魅力を感じないのではないか。それに対して、観光客は青森県産のリンゴに価値を感じるのではないか。以上のような考えから、ターゲットは観光客に絞り込んだ。それゆえ、多くの観光客が集まる時期にPRしたかった。また、商品が高価格であることから、購買意欲が高まっているときに販売すべきだと考えた。その結果、立佞武多祭りが開催されている時期に、チラシを配布・説明しながら、予約販売を行うことを計画した。

③予約者への対応予約販売を行うのは 8月だが、商品を発送するのは12月である。それゆえ、 4カ月のタイムラグが生じてしまう。この間、予約者が安心して待つための保障が必要であった。そこで、リンゴの成長過程などを1カ月に1回、私達が手紙に書いて送ることを計画した。お年寄りの方でも簡単に読めるようなものにしたかったため、メールではなく手書きの手紙を提案した。また、この手紙が商品の付加価値となり、予約販売の特典となるのではないかと考えた。

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(2)石炭クッキー売上倍増計画このプロジェクトでは、紙袋の作成に取り組んだ。「でる・そーれ」は、商品を入れるための袋を求めていたので、「でる・そーれ」や石炭クッキーのロゴを入れた紙袋を考案した。なぜなら、顧客が紙袋を持って歩くことで、宣伝効果があると見込めるからである。そこで、私達は紙袋の具体的な案を挙げた。紙袋の詳細を、デザイン、色、サイズの 3つに分けて述べていく。

❶デザイン石炭クッキーが有名になることで、「でる・そーれ」が知られていくことが理想的であった。

そのため、石炭クッキーのロゴを中心に印刷することにした。その他には、HPのURLや、弘前大学と共同で作ったことがわかるようなロゴ・説明を入れた。この際最低限の情報だけを印刷し、ゴチャゴチャしないように気をつけた。

❷色黒・オレンジで迷い、結果私たちだけの話し合いで黒の紙袋とオレンジ色のロゴを推薦。しかし、「でる・そーれ」のテーマカラーであるオレンジと、石炭を連想させる黒を使用した紙袋の方が駅前で目立つことが実際にシミュレーションした結果判明し、オレンジ色の紙袋・黒色のロゴに決定した。

❸サイズ商品が入り、なおかつ邪魔にならない程度の大きさがいいということで一般的な三才(320mm

×115mm×310mm)という大きさに決定。

(3)ジャンクフードを作ってみようこのプロジェクトでは 2つのことに取り組んだ。ジャンクフードの開発と、干し餅の新しい食べ方を提案することである。それぞれ見ていく。

①ジャンクフードの開発「でる・そーれ」は、五所川原駅のすぐ隣に位置する。そのため、五所川原駅にいるたくさんの若者を、「でる・そーれ」の顧客に取り込むことができるかもしれないと感じた。若者を取り込むためには、約100円で、手軽に食べることができるものを販売することが有効であると思い、ジャンクフードのメニューを考案した。具体的には、「スタミナ源のタレ」を使用した唐揚げなどを提案した。

②干し餅の新しい食べ方を提案干し餅はバター焼きで食べるのが一般的である。だが、新しい食べ方が提案できれば、今まで干し餅をあまり食べなかった人たちにも食べてもらえるのではないかと考えた。そこで、「干し餅あんかけ」を新メニューとして提案した。これは、揚げた干し餅にあんをかけたものである。

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5 .考案した実施状況、実施結果

(1)青森りんごを売ろう「奥津軽からおすそわけ」の販売7 月始め、はじめて田澤さんの畑を訪問し、りんご作りへのこだわりや他のりんごとの違い

等をインタビューする。それをもとに商品PRのチラシをつくり(写真 9、10)、 8月 4日13時~18時の間、五所川原

駅周辺で立佞武多祭りに来た観光客に約1000枚のチラシを配布した。できるだけ商品の説明をしながら、ほぼすべてのチラシを配り終えた。立ち止まって話を聞いてくれる人も多く、この日は 5件の予約があった。自分たちが考えた商品が本当に売れるかどうか不安だったが、予想以上の数の注文があった。

  写真 9 実際に配布したチラシ        写真10 チラシを使用した商品の説明風景

その後、東京神田の「なみへい」で行われた交流会でも商品をPRすることができ、 6件の予約を受けた。9月 1日、この日はおよそ100箱に焼印を押した。炎天下の中での作業になったが、ひとつ

ひとつ色合いが違う味のある木箱を作ることができた。予約を受けたお客様へりんごの成長の様子を手紙で報告するため、田澤さんの畑を数回訪問する。手紙は計 3回発送した。具体的には 1回目は 9月はじめにお礼、 2回目は10月はじめに木箱の焼印の様子、 3回目は11月終わりにりんごの成長の様子を手紙で発送した。12月始めにメッセージカードをつけて商品を発送した。途中、チラシを見たお客様からも注文があり、最終的に29件の予約があった。今回は商品の付加価値、届くまでの保障として 3回手書きの手紙を発送した(写真11)。「こんなに手紙が届くとは思わなかった」というお礼の手紙が来るなど、お客様の反応は良かったと思われる。

写真11  9 月送った手紙

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(2)石炭クッキー売上倍増計画石炭クッキー(下写真12)の売上向上をプロジェクトとして決めたあと、実際に五所川原立佞武多の館や弘前ねぷた村の売り場を見に行った。プラスチックの透明なケースが見た目としてあまり良くないと考え、商品パッケージの改良を提案した。また、 7月中旬、弘前大学人文学部の 1、 2年生を対象に、アンケート調査を実施した(写真13)。

8月、小林紙工を訪問しどのようなパッケージがあるかをたずねる(写真14)。箱のパッケージのほかプラスチックの袋に紙を巻いたものなど様々な方法があることを教えてもらう。また、クッキーを地元の人に売るのか、観光客に売るのかということでパッケージや価格も異なるとアドバイスをもらう。

写真14 小林紙工でのパッケージ説明

 小林紙工との検討結果を「でる・そーれ」に持っていって話し合いをした結果、石炭クッキーのパッケージではなく、「でる・そーれ」で買った商品を入れる紙袋をつくり、それを活用して「でる・そーれ」をPRすることで石炭クッキーの売上アップにつなげようと計画を変更する。紙袋に変更したことで、再び小林紙工を訪問した。様々なタイプの紙袋の中から、320mm×115mm×310mmのサイズの紙袋を選ぶ。色は、「でる・そーれ」のイメージカラーのオレンジを使用し、表には石炭クッキーのイラストを載せ、「でる・そーれ」と弘前大学が共同で作ったことを説明する文章を掲載することとした。コストなどの面から、最終的に1000枚の紙袋を発注した。

写真13石炭クッキーの認知度アンケート実施風景

写真12「でる・そーれ」で販売されている石炭クッキー

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今回は石炭クッキーのパッケージそのものを新しくすることはできながったが、紙袋を使って商品の知名度を上げようと試みた。出来上がりが連携授業の終わる直前だったため、紙袋が売上等にどのように影響を与えたか具体的な結果を見ることはできていない。

(3)ジャンクフードを作ってみよう6 月下旬メンバー宅で干しもちあんかけとスタミナ源のたれ唐揚げの試作を数回行う。7月中旬「でる・そーれ」にて試作品をつくりみんなで試食した。どちらも味は悪くなかった。あんかけは干し餅を揚げるときにごま油を使うことで臭みを消すことができた。唐揚げについては、スタミナ源のたれを商品に使うことができるか確認する必要があったが、最終的に干し餅あんかけで進めることになった。その後、11月 3 日につがる市「松の館」で行われた「青森県男女共同参画センターオープンカレッジ」にて無料試食会を実施(図a, b, c)。当日はおよそ100食を準備しアンケート調査も行った。実際のアンケートは年齢の高い人が多く偏りがあったため今回のアンケートだけでは不十分であった。今までにない食べ方で面白いという意見はあったものの、長時間置いておくと干し餅がふやけるなど実際のメニューとして店に出すにはさらに改良が必要と考えられる。よって今回は正式なメニュー化にはいたらなかった。このことから、干し餅は非常食として青森県民には浸透しており、バターで焼いて食べるのが一番であり、新しい食べ方を考えることができたものの、それを一般に広めていくのは難しいことがわかった。

           図a:アンケート対象年代

           図b:味についてのアンケート結果

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           図c:買って食べたいかについてのアンケート結果

6 .作成したプランの改善点、課題点

①青森りんごを売ろう「奥津軽からおすそわけ」の販売1 )注文から発送までのタイムラグによる注文者の不安への処置の方法が挙げられる。今回は手書きの手紙を毎月送るという方法をとった。結果、 4か月程度の間で 1人の注文者を除き他の注文者からはその後のリアクションがなかった。もしかすると他の良い方法があったのかもしれない。もし今回の手法を推し進めるのであれば、手紙の回数や写真の枚数を増やすこと、情報提供頻度の高い媒体であり提供方法が簡易的なブログの使用などが案としてあげられる。また、最後に注文者からアンケートを取り方法を模索することも効果的と思われる。

2)今回、直接販売にこだわった。五所川原は普段人が少なく、販売するためには人が多く集まる機会を利用するしかなかったため、私達が消費者と関わったのは、 8月の立佞武多と東京訪問時だけであった。しかしこれによって「商品の価格やモノだけではなく、商品のストーリーを伝えることで認めてもらえ購入してくれる」ということを学習することができた。価格による敬遠もあったのだが、それでも買ってくれる人がいたのは新しい発見だった。このことから所得額で消費者をセグメントし、ネットやイベントを活用したアプローチをとれば更なる計約増が見込めると思われる。

①石炭クッキー売上向上計画1 )商品の認知度やイメージの調査としてアンケート実施した。しかし、対象は弘前大学生だけで、今のメインの顧客となっている観光客や地域住民への調査は行わなかった。メイン顧客へのイメージ調査や意見を聞くことでこれからの商品のプロモーションの展開方法の糸口が見つけることができたかもしれなかった。

2)作成した紙袋について、石炭クッキーの宣伝のため紙袋を目立たせる必要があった。そして今回は色と石炭クッキーのロゴを大きくすることでその効果を狙ったが、その他にも案はあったように思われる。紙袋ではない他の媒体でもありえたし、紙袋にしてもそこに込めるコンセプトや形に宣伝効果を期待する手法などあっただろう。

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3 )当初は観光向けに売られている他店での石炭クッキーの売り方や展示方法を提案する予定だったのだが、他の店舗との契約上の問題や方法などについての認識や時間的な問題で手が回らなかった。しかし、他の商品との差別化を図る上では有効な手だと思われ、今後の課題として挙げられる。

③ジャンクフードを作ってみよう1 )当初の目的は「駅前にいる高校生を顧客として取り込みたい」であったのに対して、最終的な活動内容は「干し餅の新しい食べ方の提案」というものになってしまった。このように目的がぶれてしまった理由としては最初の目的についての事前学習やデータをとっていなかったことがあげられる。また明確なコンセプトもなく、雰囲気でやっていってしまったことも理由としてある。

2)当初考案していた高校生向けのメニューにとりかかる時間がなかったことが課題として挙げられる。つがる市の方々に試食してもらったのだが、それだけでストップしてしまった。また、試作段階で高校生を巻き込んだ調査を行っていれば活動が具体的になっていったかもしれない。

・課題の小括全体的に手を広げすぎたことが大きな課題となったと言える。最初に全体的なプランは決まったもののもう少し細かい内容まで絞っていた方が時間を効率的に割り振れただろう。中途半端なプランができてしまったのが残念だ。

7 .まとめ

◎「奥津軽からおすそわけ」前回販売した「ふじのみ」のバージョンだけではなく、新たに自分たちで企画した 5種類のりんごを入れるバージョンも販売することができた。そして立佞武多開催日や東京に行った際に、チラシを配ることでたくさんの人に「奥津軽からのおすそわけ」を知ってもらい、予約につなげることができた。そして、りんご農家の田澤さんの農園に定期的に訪問してりんごの成長を観察し、予約していただいた方に毎月手紙でりんごの情報をお知らせすることで、りんごの発送までの長い期間を埋めることができた。「奥津軽からおすそわけ」は新バージョンを考えさせてもらい、田澤さんの協力で「印度」という珍しい種類のりんごも入れる事ができた。またりんごを入れる木箱の焼印やPRのチラシ、予約者への手紙作りまで自分たちの手で行えたので、商品のPR方法や、良い点を消費者に伝えることの難しさを身をもって感じた。

◎「石炭クッキー」「石炭クッキー」は販売促進のためにはどうすればよいかを考えることになった。現在「でる・そーれ」以外で石炭クッキーが売られている場所での売り方の提案、パッケージ等の変更の提案

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など行った。最終的には「でる・そーれ」で使われている商品を入れる袋を使ったPRの方法を考え、小林紙工の協力を得て紙袋の製作を行えた。取り組むのが遅く、提案だけではなく最後まで実行に移せたのは紙袋の作製だけになってしまったのは反省すべき点だった。しかし、どのようにすれば石炭クッキーを知ってもらえるのか、様々な人の視点に立って考え、それが現実的に有効なのか考えられるようになったと思う。

◎「ジャンクフード」当初「でる・そーれ」の顧客に若者を取り込むために、高校生でも簡単に購入できるようなメニューを考案する予定だったが、青森の特産品を使い観光客を対象にしたメニューを提案することになった。ターゲットとする顧客やコンセプトがなかなか定まらず苦労した。しかし、試食会の場所を提供していただけたので、アンケートを取り料理の感想を近に聞くこともでき、顧客やコンセプトも定まり、メニューの改善点を見つけることができた。

8 .感想

沼田 真希5 月から「でる・そーれ」と連携して 3つの事業に関わることができた。 3つの事業を同時進

行するのは大変で、どれかが進まなくなってしまったり、なかなかテーマが定まらなかったりと問題がたくさんあったが、メンバーでよく話し合いを行い、いろいろな方々からアドバイスをもらい少しずつ乗り切ることができた。他のグループよりも取り組まなければいけないことが多く、その分話し合いの回数も多く正直つらかったが、全員活発に意見を出し合い、時には楽しみながら進めることができた。困難なことが多かった分、大きな達成感を感じることもできたと思う。りんご農家の田澤さんには何回も農園に行かせてもらい「奥津軽からおすそわけ」完成に協力してもらったり、紙袋の製作では小林紙工にお世話になった。また、東京の「なみへい」ではオーナーの川野さんの協力で、青森の魅力や商品の紹介をしながらいろいろな企業の方や大学生と交流がもて、フォーラムや交流会に参加させてもらうという貴重な体験をすることができ、本当にたくさんの方と関わる機会をあたえてもらえた。また「奥津軽からおすそわけ」の予約者の方からお礼の手紙をいただくこともあり、ほんとうにいろいろな人とつながることができ、人間的に成長することができたと思う。そして、「でる・そーれ」の渋谷さん・辻さん・北澤さんには取り組みを進めるにあたって、い

ろいろな方とのコミュニティをつくってもらったり、問題が出てくるといつも的確な意見をしていただき私達に考える幅を与えてくれ、本当にお世話になった。私達の取り組みが少しでも「でる・そーれ」の役に立てていればと思う。

平良 美久サブゼミを始めた当初は、「コミュニティカフェって何だ!?」という状態だった。聞いたこともなかった。今でもはっきりと理解しているわけではない。だが、企業訪問を続けるうちに、「地域の資源を使って、人と人とをつなぐ場所」ではないかと考えるようになった。

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約 8カ月間、コミュニティカフェ「でる・そーれ」は、私達と様々な人とをつなげてくれた。「奥津軽からおすそわけ」の完成のために、りんご農家である田澤明裕氏に協力を得た。「石炭クッキー」の紙袋は、小林紙工に作成していただいた。また、リーダーズサロン「なみへい」で開催された「都市と地方の交流~若者から青森の情報発信」では、たくさんの参加者とお話しした。「なみへい」のオーナーである川野真理子氏にも、大変お世話になった。このように、多くの人とかかわることができたのである。たくさんの人と話し、様々なことを学んだと思う。普段、社会人と話す機会はあまりない。本当に貴重な経験だった。この経験が今後の自分に活きるのではないだろうか。サブゼミの活動を振り返ってみると、失敗ばかりだったように思う。しかし、失敗から学ぶことはとても多い。例えば、活動内容を絞らなかったことである。そのため、芋づる式にやるべきことが増えていった。正直、本当に辛かった。やるべきことが多い分、グループで話す機会も多かった。それゆえ、グループワークの難しさや楽しさを学ぶことができた。また、全ての活動をやり遂げたときの達成感も一入であった。このように、失敗も自分の成長に繋がると思う。そのため、たくさんの失敗をする機会があったことは、大変有益であったと感じている。

工藤友里佳「でる・そーれ」と一緒に一年間活動してきた中で一番強く感じたことは人とのつながりの大切さである。りんご農家の田澤さんをはじめ、東京「なみへい」のオーナー川野さんなど多くの方との繋がりを大切に「でる・そーれ」自体が成り立っていることを実際に見てきた。様々な技術が発達してきている現代だが、一番心に響くのは人とのつながりであることを「奥津軽からおすそわけ」で手紙を送ったことから改めて感じることができた。また、計画したプロジェクトがすべて成功したわけではない。りんご箱は予想以上の売上だったが、クッキーは売上向上のためにパッケージの改良を考えたものの、ターゲットを地元の人か観光客に絞る必要があることを学び、最終的には紙袋を作り観光客にそれを持って歩いてもらうことで商品のPRをしようと計画を途中から変更した。さらに、ジャンクフードに関しては、干しもちの新しい食べ方を提案できても実際のメニュー化にはいたらず、新しいことを一般に広めていくことの難しさを実感した。このように、計画したプロジェクトがすべて成功とはならなかったものの、失敗の中からも多くのことを学ぶ事ができた。

木村 友美私はこの活動で、物事を実行することのむずかしさや人と人の繋がりの大切さを強く感じた。何かを計画する時と、それを実行する時とでは必ず「ずれ」が生じる。その「ずれ」への対処法を考えることが簡単ではなかった。当初自分たちが思っていたように実行できなかったこともあるし、思うような成果に繋がらなかったこともある。しかし、実行してみなければ失敗も成功も見えなかったし、実行したからこそ学ぶことも多かったと今は思う。また、「でる・そーれ」の方々は、人と人の繋がりを大切にされており、そのおかげもあって活動中は人と接する機会が多く、思っていたよりも幅広く活動することができ、またいろいろな立場や年齢の方々と話すことで、今までの自分にはなかった考え方に触れることもできた。活動が終わってしまっても、出会った方々とのご縁は大切にしていきたいと思っている。

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塩見  司今回の活動を通じて多くの人とふれあい、色々なことを学んだ。中でも一つの商品を作るということの難しさを学べたことが自分の中で大きな収穫だった。考案から販売まで、「でる・そーれ」の方々と先生方の手助けがあったにしろ自分たちで大部分をやったため、大変さが身にしみた。しかし、商品に合った販売をすることで商品の付加価値を高められることを学べたのは、将来商品開発の仕事をやりたい私にとって貴重な実務経験になった。またこの活動で出会った人から学んだことも多くあった。特に田澤さんのりんごへの思い入れには感動した。普段話している時は面白くて冗談も多く言う方であるのに、りんごの話になるとスイッチが入ったかのように熱くなり、話が止まらなくなるといった感じであった。私もあのように自分のやっていることに自信を持ち、熱く話し出してしまうようになりたいと思った。中には感動したこともあった。「奥津軽からおすそわけ」で送った手紙に対し返事の手紙が届いたときだ。顧客からアクションがあったことで自分たちのやってきたことが認められた感じがしてうれしかった。

古川 真透この活動を通じて、様々な貴重な体験、経験をさせていただいた。おそらく私を含め「でる・そーれ」と一緒に活動してきたメンバーは、皆、同じことを口にするのではないだろうか。「でる・そーれ」との活動は、非常に多岐にわたっており、多くの時間を共にした。主として活動したものだけでも 3つあり、同時進行でそれぞれ違った 3つのことをしたのは私達だけだろう。その他には、本来の活動とは違うのだが私達の活動から派生した、東京での「都市と地方の交流~若者から青森の情報発信~」、コミュニティビジネスフォーラムin弘前など、様々な活動を行なった。これらの活動の中で、自分達でやりたいことを考え出すことの難しさ、そのことを実現させる難しさ、目的や活動の軌道修正の難しさを学び、また、体験させていただいた。しかし、大変だったことや難しかったことばかりではなく、考えてきた案に対しての「でる・そーれ」の方々の「それイイね!」の言葉や、自分達で考え、つくった商品の予約を貰った時の嬉しさや、自分で考案したメニューをお客様から評価してもらった時など、普段の大学生活、アルバイトなどでは経験することのできないことも体験した。さらに、「でる・そーれ」との活動では、たくさんの方々との出会いがあった。その中で、「でる・そーれ」の方々をはじめ、たくさんの方に名刺のやり取りや、社会に出てからの常識、知識を教えていただき、さらに、実践までさせていただいた。これは、経験したいと思っても在学中ではあまり経験できることではないと思う。本当に貴重な体験をさせていただいた。      

最後にでる・そーれの皆さん、りんごの農家の田澤さん、東京神田「なみへい」の川野さんをはじめ多くの方の協力のもと今回の連携授業を意義あるものとすることができたことを心から感謝しています。

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