情報科学概論 I
2012/04/14
第 8 回
MS Excel2007/2010活用法
芝野 真次
目次
1. はじめに...........................................................................................................1
2. MS Excel2007 の基本メニュー説明....................................................................1
2.1 MS Excel2007 立ち上げ画面..........................................................................1
2.2 【ホーム】タブ.............................................................................................3
2.3 【挿入】タブ................................................................................................7
2.4 【ページレイアウト】タブ.............................................................................9
2.5 【数式】タブ..............................................................................................11
2.6 【データ】タブ...........................................................................................12
2.7 【校閲】タブ..............................................................................................14
2.8 【表示】タブ..............................................................................................15
2.9 【office】ボタン.........................................................................................16
1. はじめにMicrosoft Excel2007 の基本機能を以下に解説した。
2. MS Excel2007 の基本メニュー説明2.1 MS Excel2007 立ち上げ画面
Microsoft Excel2007 を立ち上げると、最初に【ホーム】タブが出る。画面上部
には次のインターフェースが表示される。
(注)MS Excel2010 の【ホーム】タブ
(注 2) 現在最新の MS Excel は Excel2010 であるので、そちらを基本にこれからの解説を行うことに
したが、一方、東邦大学では Excel2007 を利用しているので、上記のように Excel2007 の画面も合わ
せて掲載することにした。
(参考)Kingsoft Spreadsheets 2012 の【ホーム】タブ
MS Office は最も多く利用されているソフトウエアであるが、学生には少し高額であるので、Officeとかなり互換性のあると言われている"Kingsoft Offcie2012"の Kingsoft Kingsoft Spreadsheets 2012 の画面を示しておいた。
1
1) office 共通メニュー項目の説明
a) Office ボタン:MS Excel2010 では【ファイル】タブと名称が変更された、タ
ブグループに統合されたが、Excel2007 では、office 共通のファイル操作関連
タブとして、独別なボタンとなっていた。
b) クイックアクセスツールバー:よく使う機能(ディフォルトでは、上書き保存、
元に戻す、繰り返し)を登録しておく場所。
c) リボン:Excel2003 までのプルダウンメニューに代わって、Excel2007 から
は視覚的にわかりやすいリボンという表示法に変更された。
d) グループ:Excel2003 までの機能詳細部をわかりやすくグループ化したもの
2) Excel 利用上達の秘訣
Excel はほとんどの人が利用するワードプロセッサであるので、利用法がわから
ない場合は以下の 2 つの方法で解決できる場合がほとんど。
1) Excel のヘルプ( をクリック)で調べる
2) インターネットで検索で調べる
2
2.2 【ホーム】タブ
3
(注)MS Excel2010 の【ホーム】タブ
1) クリップボードグループ:
貼り付け:クリップボードにあるデータをカーソル位置に貼り付け
る。
切り取り:選択された部分のデータを切り取る。
コピー:選択された部分のデータをコピーする。
書式のコピー&貼り付け:選択された部の書式のコピー&貼り付ける。
2) フォントグループ:
①:フォントを選択
②:フォントスタイルを選択
③:フォント拡大/縮小
④:ふりがな
⑤:詳細設定
左図はフォント詳細設定。
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①
②④③
⑤
3) 配置グループ:
①:文字揃え(上下)
②:文字揃え(左右)
③:インデント(減らす/増やす)
④: セル内容折り返し
⑤:セル結合
⑥:文字方向, ⑦:段落詳細設定(下図参照)
4) 数値グループ:
①:数値詳細設定(下図で設定するほうが楽)
5
①
② ③
④
⑤
⑦
⑥
①
5) スタイルグループ:
各種書式設定
6) セル:
セルの挿入,セルの削除,セルの書式
7)編集:
①:合計・平均などの関数の挿入
②:連続データの自動入力
③:書式等のクリア
④:データ並び替え/フィルター実行
⑤:検索・置換等実行
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①②③
④ ⑤
2.3 【挿入】タブ
(注)MS Excel2010 の【挿入】タブ
1) テーブル グループ:
ピボットテーブル:データの集計や分析を簡単に行う機能
①:乱雑に集めたデータを整理・分析するピボットテーブルや
ピボットグラフを作成する
②:選択部分をテーブル化する機能(データの並べ替え等で便
利)
2) 図 グループ:
①:図書式のファイルの取り込み
②:クリップアート(Office 用に用意された各種
図・イラスト)を取り込む機能
③:各種図形を描画する機能
④:ツリー構造などの図形より複雑なものを挿入する機能
⑤:表示画面の一部/全部を画像にして、取り込む機能
3) グラフ グループ:
①:グラフ詳細設定
エクセルでは非常に多くのグラフを描画できる
ので、機能を理解するにはこのボタンをクリッ
クして、順次グラフを作成してみるのが近道で
ある。
3) スパークライン グループ:
Excel2010 からの機能なので、ここでは説明を割愛する。
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① ②
① ②
④③
⑤
①
4) リンク グループ:
Web ページ、画像、ファイルとのリンクを作成する機能
5) テキスト グループ:
この機能は MS Word2007資料参照
6) 記号と特殊文字 グループ:
この機能は MS Word2007資料参照
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2.4 【ページレイアウト】タブ
(注)MS Excel2010 の【ページレイアウト】タブ
この機能は MS Word2007資料参照
1) テーマ グループ:
2) ページ設定 グループ:
3) 拡大縮小印刷 グループ:
4) シートのオプション グループ:
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5) 配置 グループ:
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2.5 【数式】タブ
(注)MS Excel2010 の【数式】タブ
1) 関数ライブラリ グループ:
2) 定義された名前 グループ:
3) ワークシート分析 グループ:
4) 計算方法 グループ:
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2.6 【データ】タブ
(注)MS Excel2010 の【データ】タブ
1) 外部データの取り込み グループ:
2) 接続 グループ:
3) 並び替えとフィルター グループ:
4) 並び替えとフィルター グループ:
5) データツール グループ:
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13
6) 並び替えとフィルター グループ:
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2.7 【校閲】タブ
(注)MS Excel2010 の【校閲】タブ
この機能は MS Word2007資料参照
1) スペルチェックと文書校正グループ:
スペルチェックと文書校正をする項目
書き上げた英文のスペルチェックや和文の表現をチェックするときに用いる。
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2.8 【表示】タブ
(注)MS Excel2010 の【表示】タブ
この機能は MS Word2007資料参照
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2.9 【office】ボタン (注)MS Excel2010 の【ファイル】タブ
Excel2007/2010 で文書を作成しても、
Excel2007/2010 から文書書式が大きく
変わったので、Excel2007/2010 の形式
(*.docx)のファイルを読めない人も多い。
そのため、文書を保存する際に、『名前
を付けて保存』で、『Excel97-2003 文
書(*.doc)』で保存するほうがいい場合も
多い。
また、文書を変更されたくない場合は、
『名前を付けて保存』で、
『PDF(*.pdf)』で保存することもある。
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