富裕層 A+ VND A B C...

インタビュー対象者の社会階層

社会階層（世帯月収ベース）

ミャンマーカンボジアベトナム

富裕層 A+ 1,000,000MMK＋ 1001+ USD 30,000,000＋ VND

A 500,001-1,000,000MMK

701-1000 USD 15,000,000-30,000,000 VND

中間所得層 B 300,001-500,000MMK

501-700 USD 7,500,000-14,999,999 VND

C 150,001-300,000MMK

351-500 USD 4,500,000-7,499,999 VND

D －150,000MMK 201-350 USD 3,000,000-4,499,999 VND

低所得層 E -200 USD -2,999,999 VND

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※ミャンマーの社会階層は月収と世帯で保有している耐久消費財等の数の掛け合わせになるため、マーケティングリサーチで利用している厳密な社会階層とは異なります。

本日、ご紹介する各国消費者の社会階層を赤字で示しています。


ミャンマー 2～3年間の変化

14

ミャンマー 2～3年間の変化～インフラ～

2012年 2014-2015年

電気・停電は週に2回程度・不安定な電圧・月16,000MMK程度

・停電の頻度は変わらず・不安定な電圧・多いときは25%アップ（～20,000MMK）

ガス・電気の補助的位置付け・1.6Kgで12,000MMK（2013年）

・利用方法に変化なし・料金33%アップ（16,000MMK）

水（生活用水）

・井戸水・和式トイレで桶で流す・水浴びは水槽に溜めた水を桶で汲んで利用

変化なし

水（飲料水）

・煮沸した水を壺に溜める・20Lで500MMK（2013年）

・ペットボトル／まれに浄水器も・料金20%アップ（20Lで約600MMK）


ミャンマー 2-3年間の変化～意識～

2012年 ⇒ 2014-2015年

幸福度・経済解放後のバブルに乗り、自営業の収入が高く、それに応じて幸福度高い。（5点）

⇒

・経済解放後のバブルが落ち着き、既存の事業での儲けが減少し、新規事業を始めたところ。所得は安定せず、幸福度は下がる。（3点）

健康意識・希薄・油の摂取が多め

⇒

・健康意識芽生える・油控えめの調理・サプリメント摂取・健康器具を購入・自家製のオイル



3ヶ国比較

まとめ

17

(Year) 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2016 2018

Japan 30,981.06 37,303.81 31,241.17 36,444.19 34,076.75 37,865.07 42,916.74 46,531.09 37,539.58 39,585.79 42,215.79 (USD)

1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2016 2018Cambodia 265.764 298.902 337.03 405.463 536.67 742.577 783.511 950.883 1,103.54 1,273.01 1,479.05Myanmar 164.571 221.579 165.876 255.443 346.23 705.348 998.384 1,103.33 1,269.77 1,572.49 1,913.64Vietnam 360.925 401.567 440.209 603.668 796.928 1154.493 1297.226 1,752.62 2,072.70 2,370.72 2,741.23

0

500

1000

1500

2000

2500

3000

USD

(Year)

【Gross domestic product per capita, current prices】

1人当たりのGDP


Source: International Monetary Fund, World Economic Outlook Database, October 2014 ベトナム

ミャンマー

カンボジア

USD1,104

USD1,270

USD2,073

3ヵ国比較～意識～


幸福度・所得の増減が幸せに大きく寄与

所得も大事だが、家族が健康で仲良くいることも同時に重要

この上なく幸せだが、プラスアルファを求めて満点にはしない向上心あり

健康意識・サプリ摂取・健康機器購入・自家製オイル

・サプリ摂取・日本製の粉ミルク取り寄せ・ジム通い


多数のマシーンが設置されている(ベトナム)

インフラの状況～停電の頻度～


（％）

ほぼ毎日週に4-6回週に2-3回週に1回月に2-3回月に1回それ以下特に停電はし

ない

家で電気を利

用していない

0

10

20

30

40

50


※ミャンマー：ヤンゴン、カンボジア：プノンペン、ベトナム：ホーチミン＆ハノイ

• ミャンマーの停電頻度は高い。 • 月1回未満がカンボジアで57%、ベトナム65%。

インフラの状況～利用している水のタイプ～


（％）

水道管からの水（政

府供給の水）地下水雨水ボトルの水その他水道はない

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100ミャンマーカンボジアベトナム

• ミャンマーは地下水と水道水の利用が半々。 • カンボジアとベトナムは地下水の利用率が低く、水道水の普及率が高い。

インフラの状況～水道水の節水制限～


（％）

ほぼ毎日週に4-6回週に2-3回週に1回月に2-3回月に1回それ以下特に給水制限は

ない

0

10

20

30

40

50

60

70ミャンマーカンボジアベトナム

３ヶ国とも水道水の給水制限頻度は低い。

耐久消費財の位置付け～デジタル機器～


カラーテレビ（液晶、プラズマ）

スマートフォン

デスクトップパソコン/ノートパソコン

タブレットPC

必ず持っていないといけないもの持っていると良いもの

持っていても持っていなくても良いものこの製品のことが良く分からないので判断できない

41.5 90.5

36.5 82.0

60.3 85.8

43.5

35.5

51.3

47.0

46.5

34.5

9.5

18.0

13.0 1.3

8.0 37.5

21.0 67.5

34.0 74.0

5.0

21.0

28.8

32.5

46.5

45.3

54.0

28.0

22.8

8.5

4.5

3.3

79.0 98.0

77.5 95.0

76.0 91.5

74.5

63.5

58.0

23.5

31.5

33.5

2.0

4.5

7.3

0.5

1.3

25.0 54.5

55.0 91.5

71.8 89.5

13.5

65.0

60.5

41.0

26.5

29.0

40.0

8.5

9.8

5.5

0.8

保有率意向率保有率意向率

• スマートフォンを「必ず持っていないといけない」と考える人が３ヶ国とも６～７割と高く、１-２年以内の購入意向も90%以上。

ミャンマー

カンボジア

ベトナム

ミャンマー

カンボジア

ベトナム

耐久消費財の位置付け～家事家電～




冷蔵庫洗濯機

エアコンアイロン

66.5 95.5

48.0 96.0

81.0 94.5

49.0

55.5

64.3

46.5

40.5

30.3

4.5

4.0

4.51.0

24.5 80.0

19.5 90.5

68.8 91.8

21.0

41.0

59.0

59.0

49.5

32.8

19.5

9.5

6.8

0.5

1.5

19.5 71.5

20.5 83.0

47.3 84.8

16.5

32.5

50.0

55.0

50.5

34.8

28.0

17.0

13.3

0.5

2.0

98.0 96.0

78.0 97.5

65.0 87.0

82.5

76.0

51.3

13.5

21.5

35.8

4.0

2.5

9.53.5

保有率意向率保有率意向率

ミャンマー

カンボジア

ベトナム

ミャンマー

カンボジア

ベトナム

• 冷蔵庫・洗濯機・エアコンの位置づけは「必ず持っていないといけない」と考える割合は一人当たりGDPの高さに応じて高くなる。

• ４商品の購入意向率は総じて高く、80-90%台が多い。

• バイクの位置付けがカンボジアとベトナムで高いが、ミャンマーの購入意向は低い。これは調査実施都市であるヤンゴンでバイクの通行が規制されていることも一因かもしれない。この規制を解除することで移動手段が多様化されるという期待とともに、車とバイクが相まって渋滞が一層激しくなるとの懸念も聞かれた。

• 一方、自動車の位置付けはカンボジアが最も高く、ミャンマーとベトナムは同レベル。

耐久消費財の位置付け～自動車・バイク～




バイク

車

2.0 20.0

93.5 100.0

81.5 95.3

1.0

96.0

72.3

19.0

4.0

23.0

77.0

3.5

3.0

1.3

4.5 60.5

10.3 86.5

9.8 56.0

8.5

42.0

18.3

52.0

44.5

37.8

38.5

13.5

37.5

1.0

6.5

保有率意向率

ミャンマー

カンボジア

ベトナム

ミャンマー

カンボジア

ベトナム

3年後の収入の見通し


98.0

70.5

86.3

1.5

17.5

12.0

0.5

12.0

1.8

増えていると思う変わらない減っていると思う

ミャンマー

カンボジア

ベトナム

• 耐久消費財の高い購入意向は、近い将来の収入アップの見通しから来ていると想定される。

今後、よりお金をかけたいもの


（％）

家

の

購

入

･

増

改

築

教

育

・

進

学

貯

蓄

家

具

・

イ

ン

テ

リ

ア

家

電

製

品

の

購

入

車

の

購

入

投

資

（株

投

資

、不

動

産

投

資

な

ど

）

旅

行

定

期

健

診

（人

間

ド

ック

な

ど

）

バ

イ

ク

の

購

入

ス

キ

ル

ア

ップ

の

た

め

の

習

い

事

衣

類

・

ア

ク

セ

サ

リー

・

宝

飾

品

通

信

機

器

・

通

信

費

（P

C

、イ

ン

ター

ネ

ッ

ト

、ス

マー

ト

フ

ォン

な

ど

）

高

級

レ

ス

ト

ラ

ン

で

の

食

事0

10

20

30

40

50

60

70

80


• ミャンマーは「家」「貯金」「家電」がトップ３に挙げられるが、カンボジアは「教育・進学」が圧倒的に高い。

• ベトナムは突出したものはなく、お金をかけるカテゴリーの幅が広い。 • 「教育・進学」「旅行」「定期健康診断」などソフト面への関心の芽が出始めてい

る。



ご清聴ありがとうございました。

本日の資料は、GMCグローバル・マーケティング・キャンパスのサイトからダウンロード

できます。

Date post:	07-Aug-2020
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