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生産性向上支援訓練 活用事例集 vol - JEED ·...

Date post: 19-Jul-2020
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生産性向上支援訓練 活用事例集 vol.3 2019.11生産性向上人材育成支援センター
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Page 1: 生産性向上支援訓練 活用事例集 vol - JEED · ・顧客満足度の向上を図りたい。 ・消費者の動向を営業に活用したい。 ・インターネットを活用して販売促進を図りたい。

生産性向上支援訓練

活用事例集 vol.3

(2019.11)

生産性向上人材育成支援センター

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目 次事業主活用事例

① 昭和交通株式会社グループ(北海道) …3P・一般乗用旅客自動車運送業、不動産賃貸事業、保険の代理店事業・「成果を上げる業務改善」利用

② かづの商工会(秋田) …5P・経済団体・「企業価値を上げるための財務管理」利用

③ 会津商工信用組合(福島・会津) …7P・金融機関・「提案型営業手法」利用

④ インターワイヤード株式会社 桐生工場(群馬) …9P・電線、ケーブル、ヒーター線の製造、加工、販売・「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」利用

⑤ いすゞ車体株式会社(関東) …11P・いすゞ自動車製トラック等の改造及び架装工事・「生産現場の問題解決」利用

⑥ 高末株式会社(中部) …13P・貨物運送、流通加工、構内業務請負、倉庫業 など・「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」「生産性分析と向上」

「生産現場の問題解決」「生産性向上のための課題とラインバランシング」「生産計画と工程管理」利用

⑦ 有限会社岡田商店(鳥取) …15P・小売業(スーパーマーケット)・「マーケティング志向の営業活動の分析と改善」利用

⑧ 日本セラミック株式会社(鳥取) …17P・電子部品等製造業・「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」「生産性分析と向上」

「成果を上げる業務改善」など利用

⑨ 共美工業株式会社(山口) …19P・産業機械部品の製作など・「提案型営業手法」利用

⑩ 株式会社マルハ物産(徳島) …21P・食品加工製造業・「新サービス・商品開発の基本プロセス」利用

⑪ 奧伊予街道七駅物語事業推進協議会(愛媛) …23P・奥伊予街道に点在する道の駅を回遊するドライブルートを楽しんでもらう事業の推進・「成果を上げる業務改善」「組織力強化のための管理」利用

⑫ 株式会社五十二萬石本舗(福岡) …25P・和・洋菓子の製造、販売・「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」

「生産現場の問題解決」「物流システム設計」利用

※()内は利用ポリテクセンター名

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事業主団体活用事例

⑮ NPO法人 諏訪圏ものづくり推進機構(長野) …31P・ものづくり系事業主団体・「管理者のための問題解決力向上」利用

⑯ 半田手延べそうめん協同組合(徳島) …33P・半田手延べそうめん製造事業者による協同組合・「知的財産権トラブルへの対応(2)」利用

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生産性向上支援訓練とは

生産管理、IoT・クラウド活用、組織マネジメント、マーケティングなどあらゆる産業分野の生産性向上に効果的なカリキュラムにより、企業が生産性を向上させるために必要な知識等を習得する職業訓練です。

個別企業の課題に合わせてカリキュラムをカスタマイズし、専門的知見を有する民間機関等に委託して実施します。

(2) 訓練時間数

6時間~30時間

(3) 受 講 料(1人あたり)

3,300円~6,600円(税込)

※訓練時間により変動

(1) 訓練実施場所

企業の自社会議室 など

(4) 主な訓練分野・コース

【生産・業務プロセスの改善】

・生産現場の問題解決 ・品質管理基本/実践

・IoT活用によるビジネス展開 など

【横断的課題(組織マネジメント)】

・組織力強化のための管理

・業務効率向上のための時間管理 など

【売上げ増加】

・マーケティング志向の営業活動の分析と改善

・提案型営業手法/実践 など

・現場の課題を発見し、改善する方法を学びたい。・コストの削減に取り組みたい。・ITを活用して業務を効率化したい。

・従業員の仕事の効率化を促進したい。・リスクを低減させる方法を学びたい。・個人のノウハウを社内で見える化したい。

・顧客満足度の向上を図りたい。・消費者の動向を営業に活用したい。・インターネットを活用して販売促進を図りたい。

<本事例集の作成にご協力いただきました事業主・事業主団体の皆様に、厚く御礼申し上げます>

⑬ 豊洋精工株式会社・株式会社豊洋メット(大分) …27P・自動車等のプラスチック部品製造・「品質管理基本」利用

⑭ 有限会社中の町建材(沖縄) …29P・建設業・「組織力強化のための管理」利用

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把握した課題と要望

課題・現場対応である接遇、サービス等の訓練は社内で実施しているが、その他の訓練を実

施したことがない

目標・要望・中間管理職が自主的に課題を見出し、その課題に向き合い、社員が協働して課題を

解決する力を身に付けさせたい・グループ各社との交流を図り、業務改善の契機としたい

提案内容と利用した訓練

提案内容・事業主様自らが課題を認識し、中間管理職としてのスキルの習得及び、強い企業グ

ループの実現を目指すうえでの入り口として「成果を上げる業務改善」を選定・演習に重きをおいた内容にカスタマイズ

利用した訓練・訓練コース名:「成果を上げる業務改善」・訓練実施時期:令和元年5月・訓練実施機関:戦略経営ネットワーク協同組合・受講者数 :24名

訓練を利用した成果

他の社員との業務の重複部分や無駄な作業に気付き、社内で協議改善し、効率化することができた

ポリテクセンター北海道事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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① 昭和交通株式会社

・所在地 :北海道札幌市・従業員数:グループ合計350名・事業内容:一般乗用旅客自動車運送業(ハイヤー・タクシー)、不動産賃貸事業、

保険の代理店事業

1.支援の概要

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昭和交通株式会社 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当グループでは、主力事業であるタクシー事業を中心に、不動産賃貸事業、保険の代理店事業を営んでおりますが、今後より強い企業グループを作るためにも、中間管理職が自主的に課題を見出し、その課題に向き合い、社員が協働して課題を解決する力を身に付けることが大変重要であると考えていたところ、ポリテクセンターから生産性向上支援訓練のご案内をいただき、「成果を上げる業務改善」の訓練を受講させていただく運びとなりました。

Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:訓練を実施するにあたっては、講師の方とも事前協議をさせていただき、人の話を聴き、受け入れる力、自分の意見を述べ、主張する力、決められた時間内に課題を解決し答えを出す力の習得を目的に、グループワークを中心とした訓練を選択させていただきました。

また、共通の課題を抱えていたグループ各社にもご参加いただくことで、普段慣れ親しんだ仲間とだけでなく、初対面の外部の方との刺激のあるグループワークを実施することで、相乗効果を得ることができました。

今後も、定期的に社内セミナー等を受講し、社員の意識向上に努め、社内の活性化に繋げていきたいと考えております。

昭和交通株式会社 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:今回の訓練は、グループ各社との合同研修により受講しました。自分は日頃より業務改善・提案を行っている方だと思っていましたが、グループ討議において他部署の方からの意見・改善案を受け、自分では気付かなかった問題点を発見することができました。

また、業務の可視化手法では、自分の業務をDMM(機能構成図)に書き出し、更に細分化して「見える化」を行ったことは、他の社員との業務の重複部分や無駄な作業に気付き、早速社内で協議改善し効率化することができました。今回の訓練は、流れ作業になりがちな日常業務でも一旦振り返り、見直しすることの重要性、社員全員の業務の可視化により問題点を共有・改善する手法を学ぶことができました。

Q:今後の抱負をお聞かせください

A:今後は受講したこと手法を積極的に取り入れ、定期的な問題提議と改善、社内全体の生産性向上を図り、お客様へのサービス向上に繋げていきたいと思います。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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2.利用者の声

企業外観

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把握した課題と要望

目標・要望・会員企業への財務分析や企業分析を行っているが、企業に対して説明・指導できるよ

うな知識を習得してほしい。・財務に対して苦手意識がある職員も多いため、知っている人であれば確認の意味も込

めて、全職員を対象とした訓練として実施したい

提案内容と利用した訓練

提案内容・「企業価値を上げるための財務管理」をカスタマイズして、自社に対するものではな

く、会員企業に説明・指導できるようにするための内容を提案・会員企業のほとんどが中小企業や個人商店であるため、事例では大企業ではなく中小

企業とし、実務で取り扱う企業レベルとした・モデルケースでは資産が少しずつ厳しくなっていくケースを採用し、どこが悪く、ど

う改善していくべきか考える内容とした

利用した訓練・訓練コース名:「企業価値を上げるための財務管理」・訓練実施時期:令和元年6月・訓練実施機関:学校法人産業能率大学・受講者数 :14人

訓練を利用した成果

会員企業に対して自分から提案できるようになり、5Sの実践もできるようになった 補助金の申請につながった

ポリテクセンター秋田事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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② かづの商工会

・所在地 :秋田県鹿角市・従業員数 :14名・会員企業数:約850社・事業内容 :経済団体

1.支援の概要

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かづの商工会 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当団体は会員企業に対して財務分析や企業分析を行っていますが、会員企業が利用しやすく、また分かりやすく説明・指導できるような知識を身につけさせたいと思い、昨年度に生産性向上支援訓練を利用したこともあり、引き続き今年度も利用させていただきました。

Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:受講するまでは言われたこと、教えられたことをただやっていたような感じが見受けられましたが、現在ではきちんと理解したうえで分析ができているように感じます。また、「分からないこと」が分からないといった状態が、訓練後分かるようになったことで先輩職員に対して質問もしやすくなったように感じます。

受講者自身の業務改善にもつながりましたが、実践的な内容であったため、会員企業にもフィードバックできていると感じました。会員企業に対して自分から提案できるようになり、5Sの実践もできるようになりました。また、補助金の申請にもつながりました。

会員企業の財務分析を6月と12月の年2回行っているので、12月の分析の際に活かしていきたいです。

かづの商工会 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:現在、総務課に所属しており、経理業務のほか記帳業務を担当しているのですが、会員企業とのコミュニケーションや試算表の分析が課題であると感じていました。

訓練では診断レポートに関する項目もあり、今まで独自のやり方で行っていましたが、今回の訓練できちんとした手順を学ぶことができました。また、試算表の意味や原価率、損益分岐点等の理屈についても理解できるようになりました。内容もわかりやすく、グループワークが主であったため発言する機会が多く良かったです。

Q:今後の抱負をお聞かせください

A:今後については、まだ会員企業とのコミュニケーションについて少し苦手意識があるので、悩みや困っていることを自然な流れで聞き出して、解決策を提案できるようにしていきたいです。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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2.利用者の声

訓練風景

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把握した課題と要望

課題・お客様に良質な金融サービスを提供していくために、職員の営業推進力強化とレベル

アップ・男女労働者間の格差解消に向けた取組として、女性職員向け研修計画の策定

目標・要望・営業経験のない女性職員が、不安なく訪問できるように訓練を実施したい・営業経験のある者も我流によるところが大きいことから、営業の基礎から学ばせたい

提案内容と利用した訓練

提案内容・「提案型営業手法」を提案・受講者には実際に営業を行ったことのない初任層もいるため、商品等の提案をする前

の段階(顧客への提案の切り口の探し方、顧客の課題を把握するための情報収集源と手法)等を学べる内容にカスタマイズ

利用した訓練・訓練コース名:「提案型営業手法」・訓練実施時期:令和元年6月・訓練実施機関:株式会社日本能率協会コンサルティング・受講者数 :10名

訓練を利用した成果

情報収集の活用法で習った「問診法」と「直説法」を使い分けて、情報収集に努めている

お客様一人ひとりとの会話や5Cによる事前調査により、ニーズに合った商品を提供している

事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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③ 会津商工信用組合

・所在地 :福島県会津若松市・従業員数:156名・事業内容:金融機関

1.支援の概要

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会津商工信用組合 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当組合は、1956年に会津若松商工勤労信用組合(1958年5月に会津商工信用組合に名称を変更)として発足し、当初より地域に密着した金融機関として地域活性化に向けて取組んでおります。今般、女性職員向け研修計画を策定していたところ、ポリテクセンター会津から、生産性向上支援訓練の案内がありましたので、女性職員の営業推進力アップを図るため利用を決めました。

Q:訓練を利用した感想をお聞かせください

A:受講生を経験の浅い職員から中堅クラスまでの幅広い年齢層で構成しましたが、講師の先生が業務に活かせる内容に合わせて頂いたことや、噛み砕いて説明して頂いたことから、受講生全員が実践出来るようになるものと感じました。

短い時間ではありましたが、営業推進の戦略を立てる際に、戦況分析5C、相手の目線に立ったニーズの汲み取り方法、自らの行動を考える重要性等、営業推進には欠かせない内容でしたので、非常に有効な訓練と感じました。

訓練後、来店者や取引先の現状把握に努め、戦略を明確にして活動する等、訓練の成果が着実に出ていると感じています。

Q:今後の抱負をお聞かせください

A:地域密着型金融機関として、地域の皆さんの一人一人の顔が見えるきめ細かな取引を基本に、訓練を活かしたお客様ニーズの発掘や創業支援、経営相談等、地域の活性化に向けてこれからも様々なことに取組んで参ります。

現在は、渉外担当者として3名の女性が活動しておりますが、増員を考えており今後も女性活躍推進を図って行く予定です。

会津商工信用組合 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:訓練前は、「提案型営業手法」と言う言葉だけを聞いて難しいイメージがありましたが、講師の先生に分かりやすく教えて頂いたことで、より身近なものに感じられました。

また、お客様に対して、ベストな提案をするには自分がどのような知識を持ち、どのように分析したらよいかを具体的に学ぶことができたことや、市場には直接的な取引先だけでなく、競合を含めて影響を与える5Cの登場人物が存在し、その変化、動きをとらえることが重要であることを学ぶことができ、営業活動に対する不安が解消できたように感じました。

訓練後、情報収集の活用法で習った「問診法」と「直説法」を使い分けて、情報収集に努めています。また、お客様一人ひとりとの会話や5Cによる事前調査により、ニーズに合った商品を提供しています。

Q:今後の抱負をお聞かせください

A:直接の取引先だけでなく、その先のお客様を知ることも重要ですので、常に5Cの事前調査を執り行い、また、「問診法」と「直説法」を使って今まで以上に情報を細かく収集・分析し、お客様のニーズに合ったベストなサービス及び提案をしていきたいと思います。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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2.利用者の声

企業外観

訓練風景

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把握した課題と要望

目標・要望・従業員の意識改革のため、業務改善及び5Sに関する研修をすべての従業員を受講さ

せたい・カリキュラムには実際の業務に近い内容を例題で入れて欲しい

提案内容と利用した訓練

提案内容・「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」を提案・実際の業務に近い内容を取り入れ、業務改善の時間配分を多めにカスタマイズ

利用した訓練・訓練コース名:「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」・訓練実施時期:令和元年5月・訓練実施機関:株式会社オフィス・アドバン・受講者数 :3コース合計27名

訓練を利用した成果

仕事中も意識しているため、改善活動が盛んになった 着眼点が変わり、改善内容が具体的になりました 5Sのお陰で整理整頓をするようになり、仕事に対し、共通の考え方が出来るように

なった

ポリテクセンター群馬事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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④ インターワイヤード株式会社 桐生工場

・所在地 :群馬県桐生市・従業員数:34名・事業内容:電線、ケーブル、ヒーター線の製造、加工、販売

1.支援の概要

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インターワイヤード株式会社 桐生工場 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:昨年、生産性向上支援訓練を利用し、受講者から好評だった為、引き続き今年度も利用させていただきました。

今年度は、従業員の意識改革のため、業務改善及び5Sに関する研修をすべての従業員を受講させたいと思っていたので、同じ内容のコースを3回に分けて行い、効率よく、無理なく受講させました。

Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:カリキュラムは実際の業務に近い内容を組み入れていただきました。

訓練後は普段の仕事に活かせています。仕事中も意識しているため、改善活動が盛んになりました。また、着眼点が変わり、改善内容が具体的になりました。併せて、5Sのお陰で整理整頓をするようになり、仕事に対し、共通の考え方が出来るようになりました。

今後も全員が参加し、生産性向上につながる訓練をしていきたいです。どのような訓練が良いか、引き続きポリテクセンター群馬から情報提供を受けたいです。

インターワイヤード株式会社 桐生工場 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:入社半年で技術部技術課、3名の部署に所属しています。専門用語ばかりで覚える事がたくさんあり、仕事の課題や改善項目をなかなか見つけられないでいました。

訓練に参加し、自分のやるべき仕事が明確になり、それを基に行動に移すことの必要性を感じました。改善活動の内容は濃くなり、5Sの大切さを学べ、整理整頓を意識するようになりました。

Q:今後の抱負をお聞かせください

A:今後は訓練で学んだ事を具体的に行動に移し、組織連携に繋げ会社に貢献したいです。業務改善については今後も毎日の業務にアンテナを張ろうと思います。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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2.利用者の声

工場長兼営業部長 浅沼さま

中島さま

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把握した課題と要望

課題・技術力重視で各所から中途で採用した従業員が多く、周囲との協調性や現場改善に係

る知識を習得させたい。

目標・要望・組織に属する者としての考え方やチームワークの重要性を学ばせたい・現場改善に係る基本的な知識を学ばせたい・人前での発表経験がない者がいるので、演習やグループ討議を多く実施してほしい・一度に全員を受講させられないので、同じ内容で2回実施したい

提案内容と利用した訓練

提案内容・「生産現場の問題解決」を提案・実施時期をずらし、同一内容で全2回の実施・①組織チームで働く際に必要な積極性、責任感、協調性、コミュニケーション能力及

び②ものづくりの現場として必要な安全、品質、5Sの基礎的な部分と重要性を学べる内容にカスタマイズ

利用した訓練・訓練コース名:「生産現場の問題解決」・訓練実施時期:平成30年3月、平成31年3月・訓練実施機関:株式会社M×Eコンサルティング・受講者数 :20名(10名+10名)

訓練を利用した成果

従来、朝礼はチームリーダーが中心となってチーム全員で行っていたが、人数が多すぎて周知徹底が不十分な状況であった。現在は作業習熟別に5~6名でチームを作り、小チームリーダーに選ばれた者が朝礼を行うことで、当日の生産計画や報告事項等の周知がしやすくなった

メンバー間のコミュニケーションも活発になり、生産性や問題解決に成果が見られるようになってきた

ポリテクセンター関東事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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⑤ いすゞ車体株式会社

・所在地 :神奈川県藤沢市・従業員数:215名・事業内容:いすゞ自動車製トラック等の改造及び架装工事

1.支援の概要

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いすゞ車体株式会社 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当社は、いすゞ自動車のラインで生産された標準仕様のトラックを、お客様のニーズに合った仕様にカスタマイズする企業です。今まで、従業員教育については、技能資格の取得など「技術力向上」に注力していたのですが、現場改善についての知識不足、組織人としての考え方や立ち振る舞いの未熟さや、チーム内でのコミュニケーション不足などに課題を感じており、これらに係る教育の手段を探していたところ、生産性向上支援訓練の制度をご紹介頂き、利用させて頂きました。

Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:訓練自体の率直な感想として、2日間の訓練を通して、従業員のスキルや、考え方など、今まであまり知らなかった側面を知ることができ、管理する立場としては非常に良い機会であったと感じています。

訓練受講後は、①習得したツールを活かし、現場改善に向けた積極的な姿勢が見られるようになったこと、②従業員間でのコミュニケーションが増え、風通しが良くなったこと、③チームワークを大事にする姿勢が見られるようになったことなど、「意識面」で大きな変化を感じています。

今回の訓練の受講者は主に中堅層を対象としていたため、今後は初任者層と管理者層に対し、階層別の課題に合った教育の実施を考えています。

いすゞ車体株式会社 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:今回のような訓練(集合研修)は経験がなかったため、不安もありましたが、「何か1つでも学んで実務に活かしたい」という思いで受講しました。

一番印象に残っていることはグループ演習で、与えられた課題について、役割分担をしたり、時間配分を考えたり、限られた時間の中でいかに効率的に取り組むかを考えることの重要性を、改めて意識するきっかけになったと思います。また、講師の方の、自身の経験談を織り交ぜた講義も興味深く、楽しんで受講することができました。

訓練後は、受講した者を中心として「協力して仕事に取り組む」という意識が高まり、以前にはあまりなかった従業員間のコミュニケーションが活発に行われるようになるなど、現場の風通しが非常に良くなったと感じています。

Q:今後の抱負をお聞かせください

A:今後も、訓練をきっかけに芽生えた「チームワーク」を大切にし、皆と協力し合いながら、仕事をしていきたいと思います。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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2.利用者の声

技術本部製造部部長 斉藤さま

井出さま

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把握した課題と要望

課題・運営する物流センターで「流通過程における加工・組立」サービスを開始したが、

「ものづくり」の基本や生産管理・工程管理等の実践を学んだ経験が少ない

目標・要望・加工・組立部門のノウハウの確立とレベルアップを目指したい

提案内容と利用した訓練

提案内容・管理者として習得すべき基本的な知識を習得でき、積極的な行動と成果に結びつきや

すいコースを提案・管理者・監督者の指導で実践的な成果が目に見える形で現れ、かつ確認できるように

なるよう、各種手法や実践的事例を学べる内容にカスタマイズ

利用した訓練・訓練コース名:①「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」

②「生産性分析と向上」③「生産現場の問題解決」④「生産性向上のための課題とラインバランシング」⑤「生産計画と工程管理」

・訓練実施時期:平成30年9月~平成31年2月・訓練実施機関:株式会社サンスタッフ・受講者数 :のべ25人

訓練を利用した成果

生産性指標の具体的設定方法の習得から、ムダ時間の排除の取組みが始まった 作業者2名での作成における時間当たりの生産個数が大幅に増加するなど、業務ライン

において設定した「不採算業務の生産改善」「増産予定業務の生産能力向上」という目標を大幅に達成した

一部の業務ラインでは、停止時間の短縮のため既に工程の結合や外段取りの分離等に取り組んだ

ポリテクセンター中部事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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⑥ 高末株式会社

・所在地 :愛知県名古屋市・従業員数:653名・事業内容:貨物運送、流通加工、構内業務請負、トラック情報サービス、通関業

倉庫業、住設機器配達施工、不動産事業(賃貸倉庫物件検索サイト)人材派遣

1.支援の概要

※外段取り:機械やラインを止めずに(加工作業を中断せずに)行う段取り(金型やドリルの取替、機械の調整など、加工等を行うための準備作業のこと)

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高末株式会社 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当社は運送・構内作業・輸出入を主体とする物流業を行っております。

昨年より名古屋市南区にあるセンターにて、メーカー様に向け「流通過程における加工・組立」を提供することで煩雑な流通過程を短縮・効率化するサービスを開始しました。

しかし、当社ではものづくりにおける改善手法等を学んだ経験が少なかったため、生産性向上支援訓練を活用し、加工・組立部門におけるノウハウの確立とレベルアップを目指すことにしました。

Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:訓練のカリキュラムを当社用にカスタマイズしていただいたことで、当社の事業場を題材とした訓練になったため、受講者の理解が進み、かつ積極的に訓練を受けることができました。

また、訓練を重ねるごとに受講者が主体的に訓練に取り組むようになり、習得した知識や技能を活かして、現場リーダーや作業者を巻き込んでの事業場改善へと展開することができました。

高末株式会社 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:なんとなく知っていたけれど実際はよく分かっていなかった「問題点の捉え方」、今までも実施していたけれどもっと様々あった「解決の為の手法」について学びました。

具体的には、人やモノの流れを見える化する、商品や動作を数える、リードタイム・サイクルタイムを測る・分析するといった事です。

そういったものづくりの基本を元に『作業場のレイアウト・作業の流れ・段取り』の『あるべき姿の明確化、問題点の発見、解決策の策定』を行う事でムダ削減と生産改善に取組みました。

結果、作業者2名での作成における時間当たりの生産個数が約50%増加するなど、不採算業務の改善と生産能力向上という2つの目標を、講習期間内に大幅に達成する事ができました。

Q:訓練で習得したことをどのように業務に活用していますか?

A:一部の業務ラインでは既に工程の結合や外段取りの分離等に取り組んでいますが、より多くの加工・組立業務へ改善を展開し、かつ改善後の作業を定着させたいと思います。

Q:今後の抱負をお聞かせください

A:習得したノウハウを他の事業場、特に流通加工の繰り返し作業へ横展開したいと考えています。また、改善活動ができる物流センターであることをお客様にアピールすることで競合他社との差別化に繋げ、業務拡大を目指していきたいです。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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2.利用者の声

加工・組立部門 所長 稲見さま

代表取締役社長 加藤さま

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把握した課題と要望

課題・働き方改革や生産性向上を意識した人材育成が課題

目標・要望・従業員の多くが自社の商品、サービスのセールスポイントを最大限に活かせていない

ため、顧客が求める提案方法を身につけさせたい・商品が売れただけで満足している従業員が多く、利益管理も念頭に置いた販売を身に

つけさせたい

提案内容と利用した訓練

提案内容・要望に基づき、「マーケティング志向の営業活動の分析と改善」を提案し、カリキュ

ラムの一部をカスタマイズ

利用した訓練・訓練コース名:「マーケティング志向の営業活動の分析と改善」・訓練実施時期:平成31年1月・訓練実施機関:株式会社インタープロス・受講者数 :21人

訓練を利用した成果

社員が具体的な目標を持って仕事に取り組むようになった 普段関わらない社員同士が互いの意見を聞き、考えることで、意欲が増した 社員の意欲や各店舗間・ライン間での情報共有などが飛躍的に改善された 目標設定が明確になり、結果として、商品の仕入れなどでムダ・ロスが減った

ポリテクセンター鳥取事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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⑦ 有限会社岡田商店

・所在地 :鳥取県境港市・従業員数:85名・事業内容:小売業(スーパーマーケット)

1.支援の概要

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有限会社岡田商店 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当社は小売業(スーパー)を境港、米子エリアで現在5店舗を展開しています。研修前、働き方改革や生産性向上の流れの中、長時間労働からの脱却が課題となっていました。

忙しい中、現場スタッフが手薄になることへの心配もしましたが、受講させてすごく良かったと思っています。

Q:訓練の成果は職場でどのように活かされていますか?また、今後の抱負をお聞かせください

A:研修後、ある初任者クラスの社員を見ていると、意欲的に行動するようになって、日々努力を続ける姿を見るのが何よりうれしいです。部下に対して責めるばかりだった中堅管理者クラスの社員は、まるで別人のようにマネジメントが改善しました。

また、研修後に受講者全員と面談し、研修で学んだ目標設定の立て方を活用し、自己管理することを始めました。半年ほど経過し、社員の意欲や各店舗間・ライン間での情報共有などが飛躍的に改善されたと思います。

社員の団結力も生まれ、この厳しいご時世でも社員の頑張りが大きくプラスに影響し、売上・利益ともに順調に推移しており、経営者として本当にホッとしています。今後も機会があれば是非生産性向上支援訓練を利用したいと思います。

有限会社岡田商店 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:受講者のレベル差もあったと思いますが、研修では個々の長所に目を向け、それを伸ばすような内容だったのでとても良かったと思います。

一緒に受講した若手社員を見ていると、以前は取組み方が曖昧だったのが目標設定が明確になり、結果として、例えば商品の仕入れなどでムダ・ロスが減り、売上も伸びました。自然と前向きになり、いきいきと取り組むようになりましたし、中間管理者側としても、部下の指導がしやすくなったと思います。

社員が成長することで、お客様により良い商品とサービスを提供し、地域に愛される岡田商店を目指して頑張りたいと思います。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

16

2.利用者の声

常務取締役 岡田さま

本店青果部門担当 永見さま

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把握した課題と要望

課題・これまでの人材育成はOJT中心でやや現場任せになってしまっていたが、今後は全

社員が基本を理解するための効果的なOFF-JTの実施が課題

目標・要望・社員が自発的に「気づき活動」(業務改善)において、問題点に気づく視点を持つよ

うになってほしい。・新入社員研修として実施しつつ、既存社員と合同で実施したい。

提案内容と利用した訓練

提案内容・業務改善の手法や基礎知識の習得ができるよう、業務改善に係るコースと生産管理等

に関する基本のコースを提案し、要望を踏まえてカスタマイズ

利用した訓練・訓練コース名:①「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」

②「生産性分析と向上」③「成果を上げる業務改善」

・訓練実施時期:令和元年5月・訓練実施機関:①②マンパワーグループ株式会社山陰支店

③株式会社インタープロス・受講者数 :のべ90人

訓練を利用した成果

受講した社員に、自発的な行動や前向きな発言が増える等の意識の変化が見られる 研修で学んだツールを活用し、これまで個人で取り組んでいたことにチームとして取り

組むようになった

ポリテクセンター鳥取事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

17

⑧ 日本セラミック株式会社

・所在地 :鳥取県鳥取市・従業員数:285名・事業内容:電子部品等製造業

1.支援の概要

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日本セラミック株式会社 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当社では、従来から各部署で「気づき活動」(いわゆる業務改善)を実施しており、ポリテクセンター鳥取から紹介された生産性向上支援訓練に、この活動の一助となるコースがあったことから社員研修として利用することにしました。

Q:訓練を利用した感想をお聞かせください

A:今回は、上司から指示されて参加するのではなく、各自の自主性に任せて受講者を募集したところ、多くの社員の参加がありました。

訓練後は、「この訓練で学んだツールを現場で使いたい」という意見が多く聞かれ、また、受講した社員には自発的な行動や前向きな発言が増えるなど、意識の変化が見られますので、生産性向上支援訓練を活用して良かったと考えております。

業務改善のスタートは、日々の業務において問題点に気づくことから始まります。問題点に気づくためには知識や経験が必要となりますので、今後も気づき力の向上につながるような研修として、生産性向上支援訓練を活用していきたいと考えています。

日本セラミック株式会社 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:研修で学んだツールを活用することで、これまで個人で取り組んでいたことにチームとして取り組むことができるようになりました。

お互いに意見を出し合って議論する、業務を振り返り修正するなどの活動を通じて、スタッフの意識も変わり始めたと感じています。

この活動を定着させていくことで、様々な業務改善につながっていくと考えています。(川口さま)

A:研修で「あるべき姿に向かって仕事をする」ということを学んだことで、「目標に向かって予定を立てて実行する」ことができるようになったと思います。

また、どうすればもっと早く、上手くできるようになるか等について考える時間を作り出していくことも重要だと考えるようになりました。このモチベーションを維持し、継続して取り組んでいきたいと思います。(山本さま)

事業主活用事例

事業主団体活用事例

18

2.利用者の声

日本セラミック株式会社 企業外観

赤外線センサ事業部川口さま(写真左)山本さま(写真右)

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把握した課題と要望

課題・産業機械部品の製作等の特注品の営業について、ワンストップ営業ができる人材を

育成したい・営業担当者の人材育成をOJTで行っているが、担当者によって営業知識やスキル

に大きな差がある

目標・要望・営業の基本的な要素から教えてほしい。見積書の作成、値引き交渉、クロージングの

方法や代金の請求などの基本的な仕事を理解させたい・ロールプレイングで営業の入口からアフターフォローまでの一連の流れを理解させた

提案内容と利用した訓練

提案内容・「提案型営業手法」をベースに、基本的な営業要素を習得できるようカスタマイズ・基本要素の1つである「顧客ニーズと自社商品・サービスの強み分析」を短時間で

実施し、基本スキルの習得に重きを置いた訓練内容とした

利用した訓練・訓練コース名:「提案型営業手法」・訓練実施時期:令和元年5月・訓練実施機関:株式会社ジェック・受講者数 :7人

訓練を利用した成果

訓練内容を担当者間で共有することで組織内に共通の認識ができ、コミュニケーションも良くなった

担当者が自己流で行っていた営業活動を見直すことができた

ポリテクセンター山口事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

19

⑨ 共美工業株式会社

・所在地 :山口県宇部市・従業員数:36名・事業内容:産業機械部品の製作など

1.支援の概要

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共美工業株式会社 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当社の製品は標準品(カタログ品)ではなく、お客様のご要望に基づいて製作する特注品が中心となっており、そのため、営業担当者は非常に重要な役割を担っています。

当社では新任の営業担当者の育成をOJTにより行っていますが、担当者によって営業知識やスキルに大きな差があることが課題になっていました。

そこで、体系的な知識やスキルを学んでもらうため、生産性向上支援訓練の受講を決めました。

Q:訓練を利用した感想をお聞かせください

A:訓練を通して、営業知識・スキルの習得はもちろん、それらを担当者間で共有することによって組織内に共通言語ができ、コミュニケーションも良くなりました。

今後も生産性向上支援訓練を上手く活用し、生産性向上に取り組んでいきたいと考えています。

共美工業株式会社 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:訓練を通して、日々の営業活動の中で上手くいっている点、改善が必要な点を整理・共有することができました。

また、提案型営業の「型」を見直すことができ、自己流になっていた営業活動を見直すきっかけにもなりました。

実際の訓練では、座学だけでなく、グループディスカッションやロールプレイングもあったので、より理解が深まりました。

今後は、日々の活動(特に商談)のひとつひとつに目的意識を持ち、生産性の向上につなげていきたいと思います。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

20

2.利用者の声

訓練風景

代表取締役社長 山田さま

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把握した課題と要望

課題・商品開発に従事する従業員を増員したため、この機会にスキルアップ及び新しい

開発手法を習得させたい

目標・要望・商品開発部門と営業部門の従業員を参加させたい・時間の有効性を考慮して、自社会議室で実施したい

提案内容と利用した訓練

提案内容・要望を踏まえ、「新サービス・商品開発の基本プロセス」コースを提案・従来の商品開発の流れを踏まえて、開発プロセスを新規構築する内容を取り入れて

カリキュラムをカスタマイズ

利用した訓練・訓練コース名:「新サービス・商品開発の基本プロセス」・訓練実施時期:平成30年9月~平成31年1月・訓練実施機関:一般社団法人 徳島県中小企業診断士会・受講者数 :8人

訓練を利用した成果

「開発」の定義や目的、進め方などの基本的なことから、企画やコンセプトの立て方、マーケティングなどの実践的な手法を学び、理解することができた

若手従業員のスキルアップが図れただけでなく、ベテラン従業員も改めて学び直すことができた

営業担当も一緒に受講したことで、開発の仕組みと流れが共有化され、日常の相談や打ち合わせがこれまでよりスムーズに行えるようになった

ポリテクセンター徳島事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

21

⑩ 株式会社マルハ物産

・所在地 :徳島県板野郡・従業員数:62名・事業内容:食品加工製造業

1.支援の概要

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株式会社マルハ物産 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当社では商品開発に従事する従業員を増員したことから、この機会に従業員のスキルアップ、並びに新しい開発手法を学べないかと考えていたところ、ポリテクセンターから生産性向上支援訓練の案内があり、受講を決めました。

Q:訓練を利用した感想をお聞かせください。また、今後の抱負をお聞かせください。

A:訓練を利用した結果、「開発」の定義や目的、進め方などの基本的なことから、企画やコンセプトの立て方、マーケティングなどの実践的な手法を学び、理解することができました。

今後は、訓練で学んだ商品開発の手法を確立し、従業員自らが経験を積みスキルアップを図りながら、戦略的に商品開発を行うことで、会社の売上を伸ばしていきたいと考えています。

株式会社マルハ物産 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:私が所属している商品開発課では、新商品や新規格品の開発や、営業で活用できるレシピや有益情報の紹介などを行っています。

取引先や消費者の要望は目まぐるしく変化し、複雑化していることから、臨機応変に応えていくための新しい考え方やノウハウの必要性を感じていました。

今回の訓練では、商品開発の基本から実践的・応用的な手法を教えていただいたことで、若手従業員のスキルアップが図れただけでなく、ベテラン従業員も改めて学び直すことができました。

また、営業担当も一緒に受講したことで、開発の仕組みと流れが共有化され、日常の相談や打ち合わせもこれまでよりスムーズに行えるようになりました。

今後は学んだことを活かし、取引先、消費者のニーズを機敏に捉えた新商品を開発していきたいと考えています。

代表取締役会長 林さま

訓練風景

事業主活用事例

事業主団体活用事例

22

2.利用者の声

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把握した課題と要望

課題・駅間の連携効率アップ・人手不足解消・集客力アップ、従業員満足度アップ

目標・要望・駅間の連携を強め、道の駅事業を点から線、線から面へ強化拡大できるリーダーの養成

提案内容と利用した訓練

提案内容・課題解決の一つとして、生産性向上により時間短縮を推進できるリーダーが必要であ

ることから、リーダーに要求される能力を以下のとおり設定し、能力開発を提案①各駅個別の顧客満足度を向上させることが必要であり、その対策の仕組み作りができる

(各駅個別の組織としての生産性向上)②連携の重要性を理解し、従業員に正しく伝達して駅間の連携を推進することができる

(8駅チームとしての生産性向上)③従業員満足度を向上させるため、経営陣と従業員のコミュニケーションを推進する

(従業員個人の生産性向上とサポート体制構築)

・リーダーのマネジメント力向上と、生産性向上による効果をより早く体感するためのコースを提案

・上記テーマの細分化された課題に対しては駅ごとに事情が異なり、プライオリティーが異なるため、駅単位で課題を抽出し、アクションプランを作成して実行する実践的かつ柔軟なカリキュラムを提案

利用した訓練・訓練コース名:「成果を上げる業務改善」、「組織力強化のための管理」・訓練実施時期:平成30年7月~平成31年3月・訓練実施機関:株式会社エンカレッジ・受講者数 :のべ26人

訓練を利用した成果

リーダーが生産性向上のためには周囲を巻き込んだ仕組み作りが大切であると学び、より実践的な仕組みづくりができるようになったことで、計画の実効性が上がっている

計画の実行の際は、全駅で相互チェックをするようにし、他の駅の取組が共有されることで改革の速度が上がるシナジー効果を生んでいる

ポリテクセンター愛媛事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

23

⑪ 奧伊予街道七駅物語事業推進協議会

・構成企業:道の駅8駅(道の駅・清流の里ひじかわ、道の駅・きなはい屋しろかわ、道の駅・日吉夢産地、道の駅・虹の森公園まつの、道の駅・よって西土佐、道の駅・森の三角ぼうし、道の駅・みま、まちの駅・あさもや)

・事業内容:奥伊予街道(大洲~宇和島までのドライブルート)を設定し、地域に点在する道の駅を回遊してのんびりドライブを楽しんでもらう事業の推進(イベントの開催、オリジナル料理や商品の開発など)

1.支援の概要

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奥伊予街道七駅物語事業推進協議会 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当協議会は、高速道路開通の影響による道の駅の利用者減少の危機に対応するために、2012年に結成しました。高速道路開通以前の来客数を取り戻すだけでなく、危機を好機に変えることを目標に、イベントの開催やオリジナル料理・商品の開発など、さまざまな共同事業に取り組んでいます。また、顧客満足度の向上につなげるため、従業員満足度の向上にも、「働き方改革」を先取りして取り組んでいます。

目標の達成には、従業員を牽引し、他の駅と連携してシナジー効果を上げることができるリーダーが必要不可欠です。また、人手不足の問題も大きくなってきており、リーダーには人手不足の問題を抱えながら従業員満足度を向上させ、顧客満足度を向上させるという難しい能力が求められています。

協議会結成当初からリーダー研修は実施していましたが、そろそろ実際に指導力を発揮して実績につなげる時期で、新たな訓練の必要性を感じていました。そのような折、ポリテクセンター愛媛から生産性向上支援訓練の案内を受け、検討を重ねた結果、当協議会のニーズに十分かつ柔軟に対応できるとわかり、訓練を利用することにしました。

Q:訓練の成果は職場でどのように活かされていますか?

A:訓練を利用した効果が早速現場に表れています。リーダーが、従業員や経営者、他の駅とのコミュニケーションが深まっており、共同イベント開催等の効率アップにつながっています。また、生産性向上のためには人と周りを巻き込んだ仕組み作りが大切であることを学んだことで、実践的な仕組み作りができるようになり、計画の実効性が高まっています。計画の実行の際は全駅で相互チェックするようにしており、他駅の取組や課題等の情報が共有されることで、改革の速度が上がるシナジー効果を生んでいます。

Q:今後の抱負をお聞かせください

A:2017年に高知県の道の駅が協議会に加わったことで、事業の範囲は拡大しました。範囲の拡大は今後も必要ですが、広がれば広がるほど、コミュニケーションは難しくなります。今でも8駅で会議をしようとすると移動に時間がかかり、生産性にとって大きなマイナスとなっています。この課題を解決するために、TV会議システムの導入も視野に入れつつ、まずはIT活用力の向上を目指し、IT活用力セミナーを活用したいと考えています。

奥伊予街道七駅物語事業推進協議会 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:人手不足の問題をどうしたものかと悩んでいたところ、生産性向上支援訓練を受講することができました。

受講を重ねることで、業務内容の「見える化」、明確な「数値設定」、業務内容の「マニュアル化」を学ぶことができました。これらは人手不足という現状の中で非常に重要であり、学んで良かったと思います。また、これまで積み重ねてきた色々な知識を「生産性」というベースで整理でき、どうしたら良いかなと思った時の選択肢が増え、選択のスピードも速くなったと感じています。まだまだ課題はたくさんありますが、考え方や仕事の仕方をひとつ変えるだけで、業務の流れがスムーズになると実感しています。

これからも自発的にいろいろなことに取り組んで仕事の幅を増やし、顧客満足度・従業員満足度の向上を目指して、リーダーとしての役割を果たせるよう頑張りたいと思います。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

25

2.利用者の声

道の駅・きなはい屋しろかわ 菊地さま

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把握した課題と要望

課題・生産管理、品質保証管理、物流分野の部門ではそれぞれ簡単な研修を行っているが、

業務多忙のため業務優先になっており、あまり研修を実施できていない・部門それぞれの方針があり、部門間に壁がある・教育の必要性は分かっているものの、年間経費には限度がある

目標・要望・部門間の壁をなくすことで情報共有・把握を進め、組織力を強化したい・様々な部門から参加が可能なテーマの訓練を実施したい・研修を多く実施していない部門には基本的なところから学ばせたい

提案内容と利用した訓練

提案内容・要望を踏まえ、「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」、「生産現場の問題解

決」、「品質管理基本」、「物流システム設計」の4コースを提案・1日目に学んだことを現場で実践し、その振り返りができるよう各コース2日間で

設定

利用した訓練・訓練コース名:①「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」

②「生産現場の問題解決」③「物流システム設計」④「品質管理基本」(令和2年1月~2月に実施予定)

・訓練実施時期:令和元年5~6月、9月・訓練実施機関:①②③株式会社日本能率協会コンサルティング

④パナソニック株式会社 ナレッジサービス推進室・受講者数 :のべ48人

訓練を利用した成果

作業の改善をするにあたって、漠然としていたことを数値化・見える化することにより、正しい判断・方向性が見えてくることがわかった

部門間のコミュニケーションが構築できつつあり、問題点や改善点の共有もでき始めている

製造ラインにおいて、実際に受講者が提案する改善活動に取り組むことになった

ポリテクセンター福岡事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

25

⑫ 株式会社五十二萬石本舗

・所在地 :福岡県古賀市・従業員数:210名・事業内容:和・洋菓子の製造販売

1.支援の概要

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株式会社五十二萬石本舗 利用事業主の声(上記①、②受講時点での声)

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:社員の知識・能力を底上げし、改善活動を促進するため、全社員の研修受講の必要性を感じていました。一方で、年間教育経費に限度があることや、部門によって繁忙時期・時間帯が異なることなどから、これまでは限られた人員を外部研修に参加させていました。

社員間では目標、部門間では方針にバラツキがあり、それが壁となって改善活動を失速させていたため、その壁を取り払い、組織力の強化を図りたいと考えていたところ、ポリテクセンター福岡から生産性向上支援訓練の提案を受けました。安価な受講料で当社に応じた内容のカリキュラムを編成でき、演習の実施による参加者間のコミュニケーション向上が見込まれる等、課題にマッチする内容であったため、受講を決めました。

Q:訓練を利用した感想をお聞かせください

A:生産性向上支援訓練の受講を機に、部門間のコミュニケーションが構築できつつあり、問題点や改善点の共有もでき始めています。また、演習を通して、把握しきれていなかった各人の能力に気付くことも多く、人材活用の幅も広がりそうです。

生産性向上支援訓練は中小企業にとって経費圧縮につながり、実施したくてもできなかった研修に取り組めるので、費用対効果は大きいと感じています。

Q:訓練の成果は職場でどのように活かされていますか?また、今後の抱負をお聞かせください

A:「ものづくりの仕事のしくみと生産性向上」及び「生産現場の問題解決」のコースを受講し、和・洋菓子の製造に必要なそれぞれの部門の役割や、生産管理の手法を再認識できました。また、製造ラインで仕事をしていると忘れがちなコストについて、原価管理の観点から、現場で削減できるムダとは何かを認識できました。

管理者として必要な知識である、生産現場の改善を具体的に進めていくための手順について学ぶことができ、製造ラインにおいて、実際に各社員が提案する改善活動に取り組むことになりました。従業員間では、今まで他部門の人と仕事の話をする機会があまりなかったのですが、この研修を契機にコミュニケーションが活発になったと感じています。

今回の訓練は始まりと認識し、回を重ねることで従業員のスキルアップを図り、2,3年計画で当社の底上げを行いたいと思います。

株式会社五十二萬石本舗 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:「改善」については、現場の暗黙知としては取り組んでいましたが、訓練で改善手法を理論的に学ぶことができました。訓練自体も楽しい雰囲気で、周りの人も笑顔で目を輝かせながら受講しているのが印象的でした。演習では、普段は口数の少ない従業員が堂々と発表している姿を見て、このような機会の必要性を感じました。

講義では、原価意識を持ちロスを削減することや、問題に気付くことのできる意識改革と解決へ導く手法を、グループワークでは、問題点や情報の共有、コミュニケーションの重要性を学びました。訓練受講後は従業員の意識も高まり、自発的に行動する人が増えたように感じています。

意識が変わると、今まで見えなかった改善点に気付きます。それをチームで共有し、改善、標準化することで、真の生産性向上に努めたいと思います。今後も継続して訓練を受講し、より多くの知識を得ることを希望しています。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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2.利用者の声(上記①、②受講後の時点)

訓練風景

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把握した課題と要望

課題・品質管理についての基本的な教育の機会が少なく、手法や知識にバラツキがある

目標・要望・各工場や間接部署から選出した監督者クラスの社員を対象に訓練を実施したい・PDCAのまわし方については、「なぜなぜ分析」等を盛り込んで基本的な考え方を学ば

せたい、品質管理の考え方については、自社のレベルを再認識できるよう他社の好事例を紹介してほしい

・訓練を通じてそれぞれの現場での互いの悩みや問題点を共有させたい・訓練1日目に現場で使えるような問題を提起して2日目に検証する等、受講者が

当事者意識を持って受講できるような内容にしてほしい

提案内容と利用した訓練

提案内容・要望を踏まえ、「品質管理基本」コースを提案・受講者のレベルに差があるため、講師と協力し事前課題を出した上で訓練を実施・受講者同士が活発な意見交換ができるような演習を設定

利用した訓練・訓練コース名:「品質管理基本」・訓練実施時期:平成30年10月、平成31年1月・訓練実施機関:株式会社MxEコンサルティング・受講者数 :のべ18人

訓練を利用した成果

監督者からの指示内容を、班長クラスが部署内の作業者へ“かみ砕いて”指示するようになったため、情報が末端まで浸透するようになった

これまで感覚的に判断しがちだったことを、数値を分析して判断するようになった

ポリテクセンター大分事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

27

⑬ 豊洋精工株式会社・株式会社豊洋メット

・所在地 :大分県国東市、大分県豊後高田市・従業員数:376名、102名・事業内容:自動車等のプラスチック部品製造

1.支援の概要

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豊洋精工株式会社、株式会社豊洋メット 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当社では、これまで品質管理についての基本的な教育の機会が少なかったため、従業員によって品質管理の手法や知識にバラツキがありました。従業員に対して一斉に同じ内容の教育を行う必要があると感じていたところ、生産性向上支援訓練のことを知り、利用を決めました。

Q:訓練の成果は職場でどのように活かされていますか?また、今後の抱負をお聞かせください

A:受講者はQC手法を学んだことにより、これまで感覚で判断しがちだった事柄を、数値で分析して判断するようになってきています。

また、監督者クラスが正確な情報を上司へ上げて指示を仰ぐ仕組みを定着させて、次期監督者クラスにOJTでQC手法を理解させていくように、品質統括部が中心となって取組を継続していきたいと考えています。

豊洋精工株式会社、株式会社豊洋メット 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:・今回の研修では、現場改善を行う前の基本的なモノの考え方を学びました。

「なぜなぜ分析」は対策書を作成する上で必須項目となっていますが、言葉の使い方次第で相手の受け取り方が変わることを知り、誤解を与えないようにするための手法を学んだことで、伝達に対する認識を改めることができました。「なぜなぜ分析」によって、真因をどのように見いだしていくかを考えさせられ、不具合を根本からなくす足がかりを掴むことができたと感じました。

・品質管理を行う上で、事実に基づいて管理を行うことが大切であると学びました。

今後の業務において分析を行う際は、現場・現物をしっかり見て客観的な事実を捉え、真因を究明することで、生産性を高めていきたいと思います。

事業所外観

訓練風景

事業主活用事例

事業主団体活用事例

28

2.利用者の声

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把握した課題と要望

課題・近年の技術革新に備えて業務改善に取り組み、生産性を向上させたい・社内の連携や一体感に課題がある

目標・要望・中堅層を主な対象としたい・組織力を強化するため、「やる気の向上」や社員自ら率先する「積極性」につなげて

いきたい

提案内容と利用した訓練

提案内容・要望を踏まえ、「組織力強化のための管理」コースを提案・中堅層を対象に10時間(2日間)のコースを設定

利用した訓練・訓練コース名:「組織力強化のための管理」・訓練実施時期:平成31年4月・訓練実施機関:株式会社インソース九州支社・受講者数 :のべ24人

訓練を利用した成果

従業員が積極的になり、訓練で学んだ内容をそれぞれの部署で実践している PDCAサイクルを業務に取り入れ、ミーティングにおいて業務の改善に取り組んでいる

ポリテクセンター沖縄事業主活用事例

事業主活用事例

事業主団体活用事例

29

⑭ 有限会社中の町建材

・所在地 :沖縄県沖縄市・従業員数:24名・事業内容:建設業

1.支援の概要

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有限会社中の町建材 利用事業主の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当社は、金物販売、仮設リース、足場組立などの建設用資材のリースのほか、解体、とび、土木工事、鋼構造物工事、舗装工事、しゅんせつ工事及び水道施設工事を行っている会社です。日頃、生産性向上や人材育成のために、会議・ミーティングを行っていますが、社内の連携や一体感についての課題が挙げられていました。

そんな中、ポリテクカレッジ沖縄とポリテクセンター沖縄から生産性向上支援訓練の案内があり、新人教育の見直しや新しい取組に向けたものの考え方、部下を指導する立場としての考え方、業務改善への取組、職場内でのコミュニケーションの重要性、業務のマニュアル化及び文書化による情報共有など、「組織力強化」にあたっての様々な課題を整理したうえで、訓練を利用しました。

Q:訓練を利用した感想をお聞かせくださいA:訓練では、講師の方の現場で起きた実例の話

が参考になり、興味深かったです。訓練を利用して良かった点は、社員が積極的になり、各部署で取組を実践していくなどの訓練成果が見られたことが大きいと感じています。

Q:訓練の成果は職場でどのように活かされていますか?また、今後の抱負をお聞かせください

A:職場や受講者自身に「やる気の向上」がみられ、社員自ら率先する「積極性」につながっていくことに期待しています。

有限会社中の町建材 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想をお聞かせください

A:私は総務企画(会社全体の運営)を担当していますが、組織の統一化が課題だと感じていました。

今回の訓練は、講師の説明が具体的でわかりやすく、また、講師自身の体験に基づいた話がとてもよかったです。訓練受講後は、社内会議の中で、日頃言えないことや言いにくいことは資料を使いながら仕事に活かすようにしています。また、訓練で学んだPDCAサイクルを業務に取り入れ、定期的にミーティングを開いて業務改善に取り組んでいます。

今後の抱負としては、一つ一つの問題を再確認しながら業務を進め、周りの職員の理解を得て、やる気のある職場づくりに活かしていきたいと思っています。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

30

2.利用者の声

事業所外観

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事業主団体活用事例事業主活用事例

事業主団体活用事例

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ポリテクセンター長野

⑮ NPO法人 諏訪圏ものづくり推進機構

・所在地 :長野県諏訪市・会員企業数:290社

把握した課題と要望

課題・会員企業に対して例年講習会を開催する等、ものづくり力の向上に寄与してきたが、

会員企業の生産性向上に寄与する方法を模索している

目標・要望・会員企業に対して、品質管理、生産管理、組織マネジメントの理論や具体的な進め方

等の手法を学ぶ機会を提供したい・諏訪地域には金属加工・組立の企業が多いため、金属加工・組立分野の実例を取り入

れたい

支援内容と実施した訓練

支援内容・「管理者のための問題解決力向上」を提案・金属加工・組立分野の実例を取り入れたコースを設定

実施した訓練・訓練コース名:「管理者のための問題解決力向上」・訓練実施時期:平成31年1月・受講者数 :16人

訓練を利用した成果

職場でミッションボードを活用して問題点の見える化を図り、職場メンバーと共に改善活動を開始し、成果が出始めている

1.支援の概要

Page 33: 生産性向上支援訓練 活用事例集 vol - JEED · ・顧客満足度の向上を図りたい。 ・消費者の動向を営業に活用したい。 ・インターネットを活用して販売促進を図りたい。

受講企業概要

株式会社長野サンコー・所在地 :長野県諏訪市 ・従業員数:61人・事業内容:精密プレス加工

株式会社長野サンコー 利用事業主の声

Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:当社は創業52期を迎えた金型生産から精密プレス加工までの一貫生産を行っている会社です。特に1枚の板から立体構造にする絞り加工に特化しており、お客様の製品実現に協力させていただいております。訓練を利用するきっかけは、今までの当社の歴史の中において良き社風と悪しき社風が入り混じっている現状があり、今後さらに「自社の強み」を伸ばすために良き社風は継ぎ悪しき社風は取り除くことが必要不可欠であると考えていたことです。

訓練は、自らの職場の問題点抽出をして改善活動を行う社風にしたいとの思いから、管理者を受講させました。実践的な視野を持つ訓練を受けて、管理者の意識に変化が生まれ、職場メンバーを巻き込む社風が吹き始めました。まだまだ定着はしておりませんが、今後も全社員を順次受講させ、共通意識の中成長をしていきたいと考えています。

株式会社長野サンコー 訓練受講者の声

Q:訓練を受講した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:私は製造課の長として工場全体を掌握する立場であり、日々の仕事に追われ毎日を過ごしていました。5S活動や改善活動は実施しなければならないと思いつつも具体的に何を行えば良いか掴めずにいました。

訓練の中で具体的な事案と改善方法を学び、実践的な内容であったためすぐに職場で活用することができました。まずは、問題点の抽出をするためにミッションボードの運用を行い、職場の問題点の見える化を図り、少しずつではありますが、職場メンバーと共に1日のうちの数分を改善活動にあてて、成果が出始めています。

今後も訓練で得たことを忘れずに業務に務めていきたいと思います。

事業主活用事例

事業主団体活用事例

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NPO法人 諏訪圏ものづくり推進機構 利用事業主団体の声

Q:訓練を利用したきっかけについて、教えてください

A:当機構では、「ものづくり基礎セミナー」と題して例年講習会を開催しておりました。「職場活性化」をテーマにしたコースは担当者から管理者まで幅広く多くの方に参加いただいていました。

ものづくり企業の目標は、生産性の向上と利益の創出です。「職場活性化」という切り口を大切にしながら、生産性向上に寄与できる方法を模索し始めていましたが、当機構は企業OBで構成されており、現場経験者が多いため我流の内容でコースを作ることは可能でしたが、どのような視点から解説すると生産性向上に寄与するかは明確ではありませんでした。そのような折、ポリテクセンター長野から生産性向上支援訓練の案内があり、当機構が求めるコースを実施できるため、利用を決めました。

Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:カリキュラムモデルに沿って講義内容を決め、諏訪地方では主として金属加工・組立の企業が多いことを踏まえて実例を取り入れながらコースを設定しました。

多くの方にご参加いただき、コースのねらいが具現化できていたと感じております。今後は広報活動をさらに充実し、多くの企業に参加いただけるようにしていきたいと考えています。

2.利用者の声

取締役 三浦さま

栁平さま

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ポリテクセンター徳島

⑯ 半田手延べそうめん協同組合・所在地 :徳島県美馬郡・会員企業数:23社

把握した課題と要望

課題・地域団体商標の登録がうまくいかず、商標を守るためにはどうすれば良いのか、

改めて考える必要があった

目標・要望・組合員に対し、商標について理解できるような訓練を実施したい・海外販路に本格的に取り組む前に、海外の商標についても学びたい

支援内容と実施した訓練

支援内容・商標に関する知識を習得できるコースとして、「知的財産権トラブルへの対応(2)

を提案し、海外商標(国際商標)について学べるようカスタマイズ

実施した訓練・訓練コース名:「知的財産権トラブルへの対応(2)」・訓練実施時期:平成30年10月~平成31年1月・受講者数 :15人

訓練を利用した成果

地域団体商標の再出願に向けて、団結力が高まった 団結力が高まったことで、販売促進の戦略を試すことができるようになった

1.支援の概要

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受講企業概要

森脇製麺・所在地 :徳島県美馬郡 ・従業員数:4人・事業内容:半田そうめん製造

森脇製麺 利用事業主の声

Q:訓練を利用した感想について、お聞かせください

A:以前「半田手延べそうめん」を地域団体商標に出願して登録が叶わなかったことがあり、いつかもう一度チャレンジしたいと考え、準備を進めていました。その中で、再出願には組合員の商標に対する理解や基礎知識が申請の前の段階で必要不可欠であるということがわかりました。そのような折、ポリテクセンター徳島より生産性向上支援訓練の案内があり、商標に関する知識を学べるということで、利用を決めました。

訓練を受講して、組合員の間に地域団体商標について、再度申請をしてみようという団結力が生まれ、団結力が高まったことで、販売促進の戦略も試すことができるようになりました。

森脇製麺 訓練受講者の声

Q:訓練を利用した感想をお聞かせください

A:これからの産地を支えていく組合員の後継世代が、商標や知的財産について正しい知識を学ぶことができ、海外商標についても知ることができました。

訓練受講後は、あらためて地域団体商標に出願することが決定し、商標取得に向けて意欲が高まりました。また、自社の社名やロゴマークなどの知的財産をどうすればいいのか考える良い機会となり、生産者同士でブランド化に向けて、具体的な将来像を描きながら話すことができ、有意義な訓練であったと思います。

事業主活用事例

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半田手延べそうめん協同組合 利用事業主団体の声

Q:訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください

A:人口減少や高齢化により国内の消費が落ち込むことが予想される2020年代に、国内においてはこれまで以上の知名度の向上を、海外へは新たな販路を求めていかなければならないと考えています。

訓練では、知的財産や商標に関する具体的な知識を学ぶことができました。特に、国内での地域団体商標を取得した後に海外での知的財産権取得を出願するとスムーズであることについては、海外販路の開拓に本格的に取り組む前に知ることができて良かったです。また、地域団体商標について話し合うことは、自分たちと産地の将来を考える良い機会となりました。再出願という挑戦が今の後継世代の生産者の共通のテーマとなり、団結力が生まれたことは大きな収穫です。

これから何をしていくにも力を合わせることが必要となる中で団結力を高めることができたので、販売促進の戦略等、いろいろなことに挑戦したいと考えています。

2.利用者の声

訓練風景

Page 36: 生産性向上支援訓練 活用事例集 vol - JEED · ・顧客満足度の向上を図りたい。 ・消費者の動向を営業に活用したい。 ・インターネットを活用して販売促進を図りたい。

ポリテクセンター○○

※施設名を入れて検索してください。

実施している訓練メニューは施設により異なります。詳しくは各施設までお問い合わせください。

また、各施設のホームページにおいても事業主支援情報を掲載していますので、あわせてご覧ください。

生産性向上人材育成支援センター設置施設一覧

都道府県 施設名(所在地) 電話番号 都道府県 施設名(所在地) 電話番号

ポリテクセンター北海道(札幌市西区) 011-640-8822 ポリテクセンター中部(小牧市) 0568-79-0511

ポリテクセンター旭川(旭川市) 0166-48-2412  〃 名古屋事務所(名古屋市中区) 052-221-8754

ポリテクセンター釧路(釧路市) 0154-57-8114  〃 名古屋港湾労働分所(名古屋市港区) 052-381-2775

ポリテクセンター函館(函館市) 0138-52-0323 ポリテクセンター三重(四日市市) 059-321-3171

北海道ポリテクカレッジ(小樽市) 0134-62-3553 ポリテクセンター伊勢(伊勢市) 0596-37-3121

ポリテクセンター青森(青森市) 017-777-1234 ポリテクセンター滋賀(大津市) 077-537-1164

ポリテクカレッジ青森(五所川原市) 0173-37-3201 ポリテクカレッジ滋賀(近江八幡市) 0748-31-2250

岩手 ポリテクセンター岩手(花巻市) 0198-23-5354 ポリテクセンター京都(長岡京市) 075-951-7391

ポリテクセンター宮城(多賀城市) 022-362-2253 ポリテクカレッジ京都(舞鶴市) 0773-75-4340

東北ポリテクカレッジ(栗原市) 0228-22-2082 ポリテクセンター関西(摂津市) 06-6383-0949

ポリテクセンター秋田(潟上市) 018-873-3177 近畿ポリテクカレッジ(岸和田市) 072-489-2111

ポリテクカレッジ秋田(大館市) 0186-42-5700 ポリテクセンター兵庫(尼崎市) 06-6431-7276

山形 ポリテクセンター山形(山形市) 023-686-2225 ポリテクセンター加古川(加古川市) 079-431-2516

ポリテクセンター福島(福島市) 024-534-3637 ポリテクカレッジ神戸港(神戸市中央区) 078-303-7325

ポリテクセンターいわき(いわき市) 0246-26-1231 奈良 ポリテクセンター奈良(橿原市) 0744-22-5224

ポリテクセンター会津(会津若松市) 0242-26-0515 和歌山 ポリテクセンター和歌山(和歌山市) 073-461-1531

ポリテクセンター茨城(常総市) 0297-22-8800 ポリテクセンター鳥取(鳥取市) 0857-52-8781

 〃 水戸事務所(水戸市) 029-221-1188 ポリテクセンター米子(米子市) 0859-27-0111

ポリテクセンター栃木(宇都宮市) 028-622-9497 ポリテクセンター島根(松江市) 0852-31-2800

関東ポリテクカレッジ(小山市) 0285-31-1711 ポリテクカレッジ島根(江津市) 0855-53-4567

群馬 ポリテクセンター群馬(高崎市) 027-347-3333 ポリテクセンター岡山(岡山市北区) 086-241-0067

埼玉 ポリテクセンター埼玉(さいたま市緑区) 048-882-4079 中国ポリテクカレッジ(倉敷市) 086-526-0321

ポリテクセンター千葉(千葉市稲毛区) 043-422-2224 ポリテクセンター広島(広島市中区) 082-245-0267

ポリテクセンター君津(君津市) 0439-52-0219 ポリテクカレッジ福山(福山市) 0849-23-6391

ポリテクカレッジ千葉(千葉市中央区) 043-242-4166 山口 ポリテクセンター山口(山口市) 083-922-1948

ポリテクカレッジ千葉 成田校(成田市) 0476-22-4351 徳島 ポリテクセンター徳島(徳島市) 088-654-5101

高度ポリテクセンター(千葉市美浜区) 043-296-2580 ポリテクセンター香川(高松市) 087-867-6855

東京 東京支部(墨田区) 03-5638-2280 四国ポリテクカレッジ(丸亀市) 0877-24-6290

ポリテクセンター関東(横浜市旭区) 045-391-2818 愛媛 ポリテクセンター愛媛(松山市) 089-972-0334

ポリテクカレッジ横浜港(横浜市中区) 045-621-5999 ポリテクセンター高知(高知市) 088-833-1085

ポリテクセンター新潟(長岡市) 0258-33-2420 ポリテクカレッジ高知(香南市) 0887-56-4111

ポリテクカレッジ新潟(新発田市) 0254-23-2168 ポリテクセンター福岡(北九州市八幡西区) 093-641-4906

ポリテクセンター富山(高岡市) 0766-22-2738  〃 福岡事務所(福岡市中央区) 092-738-8875

北陸ポリテクカレッジ(魚津市) 0765-24-5552 ポリテクセンター飯塚(飯塚市) 0948-22-4018

ポリテクセンター石川(金沢市) 076-267-0801 九州ポリテクカレッジ(北九州市小倉南区) 093-963-0125

ポリテクカレッジ石川(鳳珠郡穴水町) 0768-52-1323 佐賀 ポリテクセンター佐賀(佐賀市) 0952-26-9497

福井 ポリテクセンター福井(越前市) 0778-23-1010 ポリテクセンター長崎(諫早市) 0957-22-5471

山梨 ポリテクセンター山梨(甲府市) 055-241-3218 ポリテクセンター佐世保(佐世保市) 0956-58-3118

ポリテクセンター長野(長野市) 026-243-1001 ポリテクセンター熊本(合志市) 096-242-0391

ポリテクセンター松本(松本市) 0263-58-2905 ポリテクセンター荒尾(荒尾市) 0968-62-0179

ポリテクセンター岐阜(土岐市) 0572-54-3161 大分 ポリテクセンター大分(大分市) 097-522-2171

 〃 岐阜事務所(岐阜市) 058-265-5801 ポリテクセンター宮崎(宮崎市) 0985-51-1511

東海ポリテクカレッジ(揖斐郡大野町) 0585-34-3600 ポリテクセンター延岡(延岡市) 0982-37-0675

ポリテクセンター静岡(静岡市駿河区) 054-285-7185 ポリテクセンター鹿児島(鹿児島市) 099-254-3752

ポリテクカレッジ浜松(浜松市南区) 053-441-4444 ポリテクカレッジ川内(薩摩川内市) 0996-22-2121

ポリテクセンター沖縄(中頭郡北谷町) 098-936-1755

沖縄ポリテクカレッジ(沖縄市) 098-934-6282

岡山

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