健診業務における注意事項ここでは、健診業務をお願いするにあたり先⽣皆様に
気をつけて頂きたい基本的事項に関してまとめています。
受診者に限らず、現場スタッフの皆様にも気持ちよく挨拶をお願い致します。
受診者の性別、年齢、プライバシーに配慮した問診、診察をお願い致します。
あらかじめ、記⼊済みの問診票がある場合、必ず確認をお願い致します。
診察を始める際には、受診者の⽅に必ずお声掛けをお願い致します。
特に脱⾐が必要な場合や体に触れる必要がある場合にはその必要性に関して簡単な説明をお願い致します。
受診者から質問や説明を求められた場合には、可能な範囲で結構ですのでお答えをお願い致します。
(専⾨外の内容や詳しい説明が必要な場合は、結果説明・健康指導の際にご説明させて頂く旨をお伝え下さい。)
診察に際し、ご不明な点や確認が必要な際は、必ずお近くのスタッフにお声掛けをお願い致します。
挨拶・お声掛け
診察の開始時、終了時には必ず受診者に挨拶をお
願い致します。
問診や診察の際、適宜お声掛け頂くことで、診察
業務を円滑に進めることができます。
問診票のチェック
既に記⼊済みの問診票(既往や⽣活習慣、服⽤薬
の詳細等)がある場合は、診察前・診察時に必ず
⽬を通すようにして下さい。
また、前回のデータがある場合は今回の結果と⽐
較し問題点の有無のご確認をお願い致します。
問診
問診票やチェック表に準じて的確に、かつ効率よ
く問診を⾏いましょう。
業務内容や⾃覚症状の有無、当⽇データの確認を
含めて問診を⾏うとより効果的な問診が可能とな
ります。
視診
肌の⾊、眼瞼結膜、眼球結膜、⽖や指先の⾊、⾝
体的特徴、浮腫の有無、⼝腔内状態、⼿術痕の有
無等健診項⽬に含まれているチェック項⽬を含め
た全⾝の確認をお願い致します。
聴診
⼼雑⾳の存在(各弁領域の雑⾳、病的雑⾳の有
無)を確認することはもちろんのこと、呼吸⾳や
必要に応じて⾎管雑⾳、腹部腸⾳の聴診をお願い
致します。
触診
甲状腺の触診、頚部リンパ節腫脹の有無、脈診、
腹部や下腿の触診などチェック項⽬に⼊っている
部位はもちろんのこと、必要と思われる部位の診
察をお願い致します。
なお、受診者が⼥性の場合、触診の必要性に関し
てご説明頂き、可能な限り⼥性スタッフの⽴会い
のもとお願い致します。
所⾒の記⼊
診察の結果、問診の結果を踏まえて総合判断を受
診者にお伝え下さい。
また、健診結果から得られる今後の⽣活上の注意
点や医療機関受診に関するアドバイス等をお伝え
下さい。
その他
検査結果や問診結果等を踏まえ、必要と思われる
診察があれば、その旨を受診者にお伝えした上で
診察をお願い致します。
なお、健診スタッフにお声掛け頂くとその後の処
理がスムーズに⾏えます。
健診スタッフへの確認
受診者の健康状態や受診時の様⼦等、気になる点
があれば、健診スタッフに必ずお伝え下さい。
また、業務全体を通して気になる点がありました
ら健診スタッフに確認をお願い致します。